【統率者】あると便利なカード集・赤編【EDH】

ここでは統率者戦で使える赤い便利なカードをご紹介いたします。
赤のカラーパイとしては、荒れ狂う炎と溢れる感情を役目としており、本体火力を代表とする攻撃性が特徴です。
反面、アドバンテージを獲得するのはあまり得意ではなく、なんらかの条件や一枚劣る性能のものも散見されます。
ただ、それを補って余りある瞬発力、圧力が赤の最大の魅力でしょう!
瞬間最大火力は他の追随を許さず、いまその瞬間に賭けてこその赤の輝き!
そのためか対抗色である赤を露骨にメタったカードも多く、青およびアーティファクトを目の仇にしたい方はぜひこの色を中心に組むとよいでしょう!

スポンサーリンク

火力

赤と言えばこれ。クリーチャーにたいしての火力のみならず、本体を焼ける火力は勝ちに直結するため非常に重要です。
面倒かつ危険なシステムクリーチャーを除去するためにも使い勝手の良い火力は積んでおきたいところですね。
X火力は赤の必殺技。無限マナを注ぎ込めばすべてのプレイヤーをまるこげの灰にできます!

単体火力

構築ほど重要度は高くありませんが、小回りの利く火力は統率者でも有用です。
とはいえ範囲が限定されているとなかなか使いにくいので、できるだけすべてを対象に取れるものを採用すると良いでしょう。


《稲妻/Lightning Bolt》
いわずと知れた最強カード。構築ではどのフォーマットでも引っ張りだこ。


《ぶどう弾/Grapeshot》

ストームつきの1点火力。単体火力ですけど?


《削剥/Abrade》

わがままテキストここにあり。3点火力は厄介な統率者に放りましょう!

全体火力

リセットボタンほどではなく、システムクリーチャーやマナクリを焼き尽くす丁度いい範囲のカードです。緑などのウィニー系にひき殺されないようにちょっと散らしておきましょう。


《紅蓮地獄/Pyroclasm》

端的かつ効果抜群なデザイン。シンプルな文字列が美しい。


《焦熱の合流点/Fiery Confluence》

有用なモードを搭載した火力。いまや高額カードの仲間入り…


《ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars》

ミジウムの迫撃砲・オーバーロードは声に出して読みたい日本語。


《デアリガズの息/Breath of Darigaaz》

小回りの利く全体火力。本体に飛ぶのも優秀。キッカーすればさらにお得!

X火力

赤のフィニッシュカード。無限マナでゲームエンドに持ち込めますが、序盤・中盤のスイーパーとしても十分使えます。状況に応じて選べる手段の幅広さが魅力ですね。


《地震/Earthquake》

飛んでない生物とプレイヤーすべてにダメージ。自分自身も含まれるのでご注意を。


《横揺れの地震/Rolling Earthquake》

ポータル版の《地震》。馬術とかインクの染みやろ、とか思ってると意外なところで痛い目をみるので覚えておきましょう!


《赤の太陽の頂点/Red Sun’s Zenith》

繰り返し使えるX火力。任意の対象なので使い勝手は良し!


《彗星の嵐/Comet Storm》

無限マナからの決め技としてしばしば使われます。コメットストームの響きの良さよ。

パーマネント

置物や生物から火力が飛んでくるものをご紹介。
とはいえ能力で持っているクリーチャーは山のようにあるので、ここでは使いやすいもの、良く使われるもの、有名なコンボパーツなどに絞ってあります。


《ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment》

サクリ台として一級品の性能を持つ置物。コンボパーツとしても有名ですね。


《モグの狂信者/Mogg Fanatic》

起動でサクれて1点飛ばせる小回りの良さ。デッキによっては重宝します。

クリーチャーが1体戦場に出るたび、そのクリーチャーのコントローラーが選んだクリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは「このクリーチャーは、それに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える」ことを選んでもよい。
《伏魔殿/Pandemonium》

場に出す生物に火力を搭載させる置物。相手プレイヤーも付与されるので注意!


《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge》

上記とことなり固定火力になったものの自分だけ。無限トークン・無限ループのお供。


《龍の大嵐/Dragon Tempest》

ドラゴン限定になったパフォのようなもの。速攻付与が地味に強い!


《ヴァルカスの災い魔/Scourge of Valkas》

上記のようにドラゴンが着地で火力を飛ばします。喜んでるってこと?

速攻

赤のカラーパイとしてはもっとも有名なキーワード能力。速攻。
これをすべての生物に付与することは赤の得意とするところです。
速攻は思わぬタイミングでゲームエンドに持ち込める可能性があるので上手く活用して勝利をもぎとりましょう!


《熱情/Fervor》
もっともスタンダードなタイプの速攻付与。素早く殴れ!


《憤怒/Anger》
墓地に埋まっているかぎりすべての生物に速攻を付与。墓地追放は簡便な!


《隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden》
本人は速攻をもっていないが、能力ですべてに付与する。相手はタップイン。なんというテンポ差。


《パーフォロスの槌/Hammer of Purphoros》
速攻を付与する伝説の置物。トークン生成能力もありますが、コストが重い!

マナ加速

瞬間的なマナ加速は赤の得意とするところです。古から黒とこの機能を分け合っていましたが、最近ではあまり見かけませんね。
ストーム稼ぎや早い段階でのビッグアクションなどにも貢献します!


《業火への突入/Infernal Plunge》

サクれる上にマナまでくれる! 黒にもっと強いのがあるのは内緒。


《捨て身の儀式/Desperate Ritual》

調整版ダリチュー。キーワード能力があるので悪用できそう、ぎひひ。


《発熱の儀式/Pyretic Ritual》

上記の弱いバージョン。とはいえストーム稼ぎにはひと役買いますよ。


《煮えたぎる歌/Seething Song》

大盤振る舞いなマナ加速。これを打つと特殊な脳内物質が出る気がします。


《内なる火/Inner Fire》

デッキによっては膨大なマナを生み出してくるちょっと特殊なカード。


《戦いの賛歌/Battle Hymn》

赤い《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》一時的だけどね。


《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》
統率者19で登場した凄いやつ。マナ加速どころの騒ぎでない! 赤を一気にトップ層へ押し上げた張本人。


《ウラブラスクの僧侶/Priest of Urabrask》

フリースペルのような動きをする疑似マナクリ。フィルター効果もあり。


《発生器の召使い/Generator Servant》

マナ加速にはならないが、速攻を付与できる疑似マナクリ。

ルーティング

手札入替は赤の役割のひとつです。ドローの色である青にも存在する上、そちらの方が使い勝手が良いのは公然の秘密。
赤は捨ててから引く。青は引いてから捨てる。うーん。まぁね。

とはいえ少ないマナで短期的に手札を入れ替えるのは赤の得意領域ですので、デッキの動きを滑らかにしたい、とにかく特定のカードを弾きこみたいなどの用途では非常に頼りになりますよ!


《信仰無き物あさり/Faithless Looting》

赤のルーティングの顔! 赤の《渦まく知識/Brainstorm》と呼んでも差支えないほどの性能です。差支えあるか。


《Wheel of Fortune》

ぶっちぎり最強ルーティングカード。赤を握る、タッチする理由にさえなります。高いけど!


《命運の輪/Wheel of Fate》

待機つきの《Wheel of Fortune》。やや悠長ながらもお得に唱えられます。待機のルール処理には注意。


《魂の再鍛/Reforge the Soul》

奇跡つきの《Wheel of Fortune》奇蹟は起こすものです。


《ドラゴン魔道士/Dragon Mage》

歌って踊れる《Wheel of Fortune》しかも殴るたびに誘発! ひゃっほう!


《輪の大魔術師/Magus of the Wheel》

歌って踊れる《Wheel of Fortune》Mark2.こちらは一度切りですが、軽いのがエライ。


《ゴブリンの知識/Goblin Lore》

手札増えてねーじゃん! でも意味があるんだよなぁ。


《燃え立つ調査/Burning Inquiry》

手札減ってんじゃん! でも意味があるんだよなぁ。チューターを狙い撃ちにすると楽しい。

サーチ

サーチは非常に弱い赤。カードプールにほとんど存在しません。
ですがないものは仕方がない! 使えるものは使い尽くすべし!


《ギャンブル/Gamble》
数少ない赤のサーチカード。引っ張ってきたカードが落ちるまでがテンプレです。


《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》
三国志出身のサーチカード。高額カードでしたが再録で少し手を出しやすくなりました。

アーティファクト破壊

赤は文明を憎み、その象徴であるアーティファクトをひたすら粉砕・悪用したがります。
統率者戦においてアーティファクトはマナ加速、装備品、コンボパーツと有用な働きをするものがほとんどです。それらの対策としては赤は最高の色なので、それらのカードを知っておくのが非常に大事です!


《汚損破/Vandalblast》

オーバーロードで全破壊。ピン除去もできるので交渉の材料にもなり得ますね。


《破壊放題/Shattering Spree》

複製を持つファクト除去。赤マナでしか支払えないので注意!


《グレムリン解放/Release the Gremlins》

X個のアーティファクトを破壊したうえで、X体のグレムリン・トークンを生成。お得!


《力ずく/By Force》

シンプルなXアーティファクト破壊呪文。

アーティファクト回収


《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》
デメリットなしで場と墓地のアーティファクトを入れ替えられる器用なゴブリン。


《屑鉄の学者、ダレッティ/Daretti, Scrap Savant》

-2能力で上記カードと能力(自分限定)を起動できます。PWなので守りには要注意。

妨害

赤は土地にまつわるカラーパイを持っています。そのため土地に由来する妨害カードがいくつか存在します。特に特殊土地を封じる能力は有能で統率者戦でしばしば使われるぶっ壊れた土地を抑制することができます。

また青を嫌っているのか露骨に青対策のカードが散見されますが、青は許さないので赤を触っている人はかならず投入しましょう!


《締め付け/Stranglehold》

サーチと追加ターンを封じることができます。青許すまじ。


《血染めの月/Blood Moon》

基本でない土地を憎むすべてのプレイヤーに捧ぐ。


《月の大魔術師/Magus of the Moon》

歌って踊れる《血染めの月》熊相当のスタッツがあるので巻き添えが少ないのがエライ。


《血染めの太陽/Blood Sun》

土地の非マナ能力を封じる置物。ドローなんぞさせぬ。


《赤霊破/Red Elemental Blast》

“あかれいは”後述の《紅蓮破》とは非常に似たテキストですので《紅蓮破》を参照。


《紅蓮破/Pyroblast》

“ぐれんは”上記の《赤霊破》とは非常に似たテキストですので《赤霊破》を参照。


《混沌のねじれChaos Warp》
赤には珍しい万能除去。ただしトップからもっと強いパーマネントが出てくるのもご愛敬。

土地破壊

混乱と衝動をつかさどる赤は、マジックの根幹たる土地にまで破壊的衝動を叩きつけます。
土地を破壊されれば、どれだけ強力な呪文であろうとも唱えることはできません。
マナファクトと土地をすべて根こそぎ吹き飛ばしてやれば、あとは煮るなり焼くなり好き放題!(グダるのでさっさと勝ちましょう)


《燎原の火/Wildfire》

土地を破壊し、ダメージまで飛ばす。早いターンでは強烈な妨害、遅いターンではライフレースに貢献。


《破壊的な力/Destructive Force》

上記カードの上位種。マナ加速からぶち込むと卓が荒れます。


《破滅/Ruination》

特殊土地をすべて破壊しつくす呪文。特殊土地に恨みがある方にはぜひ。


《灰からの再興/From the Ashes》

特殊土地をぶち壊し、かわりに基本土地をプレゼントするカード。基本土地愛好家の仕業。

すべてのクリーチャーとすべての土地を破壊する。
《壊滅/Devastation》
赤いリセットボタン。すべてを灰燼に帰すべし!


《ジョークルホープス/Jokulhaups》

上記のパワーアップバージョン。ぺんぺん草も残りません。《大渦の放浪者》から飛んでくることも。


《抹消/Obliterate》

打ち消されなくなった《ジョークルホープス》ストーリーは涙なしには見れません…

連続攻撃

しばしば暴徒化する赤いカードたちですが、その風情を反映したようなカードがこれらの連続攻撃・追加コンバット系のカードです。
特定のジェネラルではこれをエンドカードにした構築ができるほど強力な能力で、もし相性が良いジェネラルならば積極的に積んでいきましょう。また逆に対戦相手がこれらのカードを張ってきたら要注意です!


《連続突撃/Relentless Assault》

一回きりの追加コンバット。殴りジェネラル、コンボジェネラルでも使われることがあります。


《追い討ち/Aggravated Assault》

マナを払えばなんどでも《連続突撃》できる夢のようなカード。いけいけ!


《憤怒の息吹/Breath of Fury》

生け贄を要求してくる追加コンバットオーラ。殴るたびにトークンを生成するような統率者にぜひ!


《玉座の災い魔/Scourge of the Throne》

廃位をもつ連続突撃ヤツ。コンスピラシー初出ですが地味高カード…


《ヘルカイトの突撃者/Hellkite Charger》

歌って踊れる《追い討ち》ドラゴンは連続攻撃したがるんでしょうか?


《戦闘の祝賀者/Combat Celebrant》

と思いきや人間でも実現! ただし督励の条件付き。工夫の余地がありますねぇ。

追加ターン

なにも追加ターンは青の専売特許じゃあねぇっ!
赤にもきちんと存在します。ただし勝ち切れなかった代償は…お前の命だ!


《最後の賭け/Final Fortune》

赤い追加ターン。もし仕損じれば敗北します。潔し!


《最後のチャンス/Last Chance》

ポータル版の《最後の賭け》勝つべし!


《戦士の誓言/Warrior’s Oath》

《最後のチャンス》の同型再録。

コピー

スタック上にある呪文をコピーする呪文。自分自身が唱えた呪文を複製しても良いですし、相手からのカウンターをコピーしてはじき返すも良し。スタックやコピーについてはかなり難しいルールになるのでしっかり勉強してから使用しましょう!
クリーチャーをコピーするタイプのものも存在します。これらは青とは違い、そのターン中に消滅ないし追放されるパターンがほとんど。それでも速攻が付与されているなどのケアがあるので、バンバン使いましょう!


《余韻/Reverberate》

もっともスタンダードな赤コピー呪文。使い手のセンスが問われます。


《反復/Reiterate》

バイバック付きのコピー呪文。潤沢なマナがあれば何度でも使ってアドを稼ごう!


《野生の跳ね返り/Wild Ricochet》

コピー元の呪文を捻じ曲げつつ、自分は好きにコピーするというワガママ呪文。


《ボーナスラウンド/Bonus Round》

そのターン中に唱えられるスペルをコピーする豪快な呪文。


《二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage》

歌って踊れる《余韻》。赤を横目にカウンター合戦をしている青の横っ面をはっ倒せ!


《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》

クリーチャーをコピーしてくれる伝説のクリーチャー。コンボパーツとして超有名。

踏み倒し

瞬間的な火力を上げる、というフレーバーから、赤にはクリチャーのマナコストを支払わずに場に出す、いわゆる踏み倒し系のカードがいくつか存在します。
統率者戦では驚異的なファッティを多数使えるので、これらのカードでバンバン活躍させてあげましょう!


《騙し討ち/Sneak Attack》
赤マナひとつでファッティを呼び出せる置物。生け贄に捧げなければならないので注意。


《裂け目の突破/Through the Breach》
上記カードのインスタント版。秘儀呪文なので悪用のし甲斐があります。うひひ。


《青銅血のパーフォロス/Purphoros, Bronze-Blooded》
神である《騙し討ち》マナコストが重いものの、破壊不能が有能。


《雷電支配/Electrodominance》
ダメージと踏み倒しを同時にこなすトリッキーなカード。インスタントがエライ。

特殊カード

混沌と混乱を象徴する赤。それらをもたらすような能力を体現しているカードがいくつか存在します。ここでは赤らしい変わった動きをするカードをご紹介します。


《吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm》

混沌系カード代表格。場が荒れに荒れまくるけど、楽しい! いえあ!


《前哨地の包囲/Outpost Siege》

衝動的ドローと呼ばれる赤の数少ないアドバンテージ獲得手段。


《死の国からの脱出/Underworld Breach》

さながら赤い《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》。悪用必至!


《ラースの灼熱洞/Furnace of Rath》
元祖ダメージ倍加系のエンチャント。火力マシマシ、黒焦げにしてやるぜ!


《双子神の指図/Dictate of the Twin Gods》
瞬速付きの《ラースの灼熱洞/Furnace of Rath》。相手の計算を狂わせろ!


《アングラスの匪賊/Angrath’s Marauders》
歌って踊れる《ラースの灼熱洞/Furnace of Rath》。重いもののスタッツも良好。


《地盤改変/Tectonic Reformation》
手札の土地にすべてサイクリングを付与するエンチャ。潤滑油にどうぞ。

 

スポンサーリンク

※当サイトはファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。cWizards of the Coast LLC.

 

最新情報をチェックしよう!