【統率者】あると便利なカード集・アーティファクト・クリーチャー編【EDH】

EDH・統率者戦での便利なアーティファクト・クリーチャーをご紹介。
無色ゆえにどの固有色のデッキにも投入できるアーティファクトですが、アーティファクト・クリーチャーもご多分に漏れず便利でありがたい存在で非常に重宝します。
マナ加速からコンボパーツ、ユーティリティー、そしてフィニッシャーまで勤め上げる無色のクリーチャーたちは、デッキに相応しいポジションあればその力を遺憾なく発揮してくれることでしょう!

ここではそんなアーティファクト・クリーチャーたちの中でもEDH・統率者戦で良く使われる、あるいは使いやすいものを抜粋してご紹介しています。
それぞれの機能別にまとめているので、ご自身のデッキタイプやコンセプトに相応しい項目をご参考ください。

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目次

マナ加速

マナ加速に使えるアーティファクト・クリーチャー。
無色マナを生み出すものから、土地をサーチするタイプなど緑のいわゆるマナクリとは少し違った挙動でマナを供給してくれるのがアーティファクト・クリーチャーでのマナ加速になります。
色を固定せずに採用できるので、緑でなくともクリーチャーから加速できる点で有用性が高く、いざとなればクロックになるのも頼もしい点です。
ただし赤や緑、白からのアーティファクト全体除去には滅法弱く、マナエルフよりもさらに脆弱な存在であるため、プレイングや対戦相手の動きにはとくに注意が必要です!

起動能力でマナを生み出すタイプ

マナエルフと同様、タップ能力や起動能力によってマナを生み出すタイプのマナ・アーティファクト・クリーチャー。対象を取らず起動能力によるものなので、これらはマナ能力に該当し、スタックを用いずマナを生み出すなど挙動はマナエルフたちと同じ。
その多くは金属製らしく色マナよりも無色マナを生み出す傾向にあり、マナファクトの展開や不定形マナ、エルドラージのコストなどに充てると良いでしょう!

《マナキン人形/Manakin》

マナキン人形/Manakin

(2)

アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

(T):(◇)を加える。

1/1

どの色でも使えるマナクリの基本的。スタッツは貧弱そのものですが、色を選ばない点ではエライ。構築物のクリーチャー・タイプを持つので(する人がいるかは不明ですが)《魂の洞窟》などで指定してあげるとカウンターされないなどの地味なメリットがあります。(《歩行バリスタ/Walking Ballista》を確定で通したいときには指定するかも?)

《ミリキン人形/Millikin》

ミリキン人形/Millikin
(2)

アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

(T),カードを1枚切削する:(◇)を加える。

0/1

マナキン人形よりもさらにスタッツが低下したマナクリ。しかしながらマナを生み出しつつデッキを切削してくれるので構築によってはかなり強力な能力です。墓地を肥やしつつマナ加速に貢献するため、起動能力コストを持つリアニメイト能力を主体とするデッキでは非常にありがたい構築物となります。

《面晶体の這行器/Hedron Crawler》

面晶体の這行器/Hedron Crawler
(2)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

(T):(◇)を加える。((◇)は無色マナを表す。)

0/1

パワーが1下がったマナキン人形。下位互換ながらも数の水増しには問題なし。
殴り値がないのでダメージ誘発の要員にはなりえないので単純なマナ加速に活用しましょう!

<マナマイア>

金のマイア/Gold Myr
(2)
アーティファクト クリーチャー — マイア(Myr)

(T):(白)を加える。

1/1

マナを生み出しくれるマイアシリーズ。それぞれの色に存在し、

  • 金のマイア/Gold Myr:白
  • 銀のマイア/Silver Myr:青
  • 鉛のマイア/Leaden Myr:黒
  • 鉄のマイア/Iron Myr:赤
  • 銅のマイア/Copper Myr:緑

となっています。マナファクトではなく、クリーチャーによる色加速が必要な場合にはこれらのマイアを投入すると良いでしょう。

《合金のマイア/Alloy Myr》

合金のマイア/Alloy Myr
(3)
アーティファクト クリーチャー — マイア(Myr)

(T):好きな色1色のマナ1点を加える。

2/2

3マナと1マナ重くなったものの何色でも生み出せるようになったマイア。
《極楽鳥/Birds of Paradise》と比べるとマナ効率は悪いやつですが、パワーが2あるため一応の殴りとして機能します。ダメージ誘発の能力の要員としても機能するため、マナ加速兼横並び戦略の選択肢としてどうぞ!

《疫病のマイア/Plague Myr》

疫病のマイア/Plague Myr
(2)
アーティファクト クリーチャー — マイア(Myr)

感染(このクリーチャーは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える。)
(T):(◇)を加える。

1/1

感染を得た代わりに色マナを喪失。増殖を含んだ感染デッキでは序盤の毒カウンター要因として重宝するカードになります。色マナがないものの、アーティファクトの展開や不定形マナには十分使えるので、感染をコンセプトにしたデッキではぜひ!

《パラジウムのマイア/Palladium Myr》

パラジウムのマイア/Palladium Myr
(3)
アーティファクト クリーチャー — マイア(Myr)

(T):(◇)(◇)を加える。

2/2

マナマイアのうち、無色マナを生成するタイプ。3マナと重いもののなんと無色2マナを生み出します。スタッツも2/2と2倍! エルドラージとの相性も良く、無色ゆえにシナジーも発生させやすいのでエルドラージタイタンズを統率者にする際には採用のご検討を!

《金属細工師/Metalworker》

金属細工師/Metalworker
(3)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

(T):あなたの手札にあるアーティファクト・カードを望む枚数だけ公開する。これにより公開されたカード1枚につき(◇)(◇)を加える。

1/2

手札のアーティファクトの数につきなんと無色2マナを生み出すカード。爆発的なマナ加速の可能性を秘めているカードで、アーティファクトであればなんでもオッケーなのも恐ろしい。アーティファクト・土地でももちろんオッケーで、6~8マナをぶっ放すなんてこともしばしば。アンタップギミックと合わせると無限マナ!

《水晶の這行器/Crystalline Crawler》

水晶の這行器/Crystalline Crawler
(4)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

収斂 ― 水晶の這行器は、これを唱えるために支払われたマナの色1色につき+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
水晶の這行器の上から+1/+1カウンターを1個取り除く:好きな色1色のマナ1点を加える。
(T):水晶の這行器の上に+1/+1カウンターを1個置く。

1/1

支払った色マナにつきプラスカウンターが乗った状態で場にでる構築物。最大プラス4で着地し、プラスカウンターを取り除くことで好きな色マナを生み出します。
4マナと通常のマナクリに比べてかなり重いものの、プラスカウンターのギミックを組み合わせることで爆発的にマナを供給できる可能性を秘めているため単純な比較は難しい1枚。多色かつプラスカウンターということでアブザンカラーとの相性は抜群!

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土地によってマナ加速するタイプ

土地を場に出す、あるいは手札に加えるなどによってマナ基盤を安定させてくれるアーティファクト・クリーチャー。場に直接出せれば加速としては嬉しい限りですが、ハンドにもってきてくれるだけでも土地事故を防いでくれたり、ほんのわずかながらも圧縮になるので安定性を求めたり、土地の数が大事な構築では活躍の場がありそうです。

《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》

真面目な身代わり/Solemn Simulacrum
(4)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)

真面目な身代わりが戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから基本土地カード1枚を探し、タップ状態で戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
真面目な身代わりが死亡したとき、あなたはカードを1枚引いてもよい。

2/2

通称ソーレン。4マナ2/2とスタッツは貧弱ながらも、着地で土地加速、退場で1ドローと非常に利便性の高い組み合わせの能力を持っています。なんども場を行ったり来たりするギミックがあれば着実にアドが稼げるのでリアニメイトや使い回し、CIPを重視するアーキタイプなどのデッキでは大活躍すること間違いなし!

《つややかな雄鹿/Burnished Hart》

つややかな雄鹿/Burnished Hart
(3)
アーティファクト クリーチャー — 大鹿(Elk)

(3),つややかな雄鹿を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地カードを最大2枚まで探し、それらをタップ状態で戦場に出す。その後、あなたのライブラリーを切り直す。

2/2

起動能力で土地に変身する鹿。基本土地2枚という条件があるので活躍するのはやはり単色の統率者でしょう。マナ加速と土地加速が苦手な白単などでは重宝するクリーチャーです。起動能力による土地加速かつ、タップを含まないのでチャンプブロッカーや除去に巻き込まれたときに起動するなどして、テンポのロスをカバーすると良いでしょう!

《巡礼者の目/Pilgrim’s Eye》

巡礼者の目/Pilgrim’s Eye
(3)
アーティファクト クリーチャー — 飛行機械(Thopter)

飛行
巡礼者の目が戦場に出たとき、あなたはあなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探してもよい。そうしたなら、それを公開してあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。

1/1

《護民官の道探し/Civic Wayfinder》のアーティファクト・クリーチャー版。一回り小さくなった代わりに飛行を獲得しました。統率者戦において飛行の存在はありがたく、殴りジェネラルには一定の確率で空からぶん殴ってくるタイプのものがあるので、これを防御できるのはとても重要です。手札に基本土地が加わるだけなので加速、とは言い難いものの、土地の安定性や防御力の向上など馬鹿にできない恩恵を与えてくれます。
《這い回る偵察機/Skittering Surveyor》や《彼方見/Farfinder》がほぼ同型として存在。

それ以外のマナを生み出す能力を持つタイプ

上記とは異なる挙動でマナを生み出すタイプをご紹介。死亡誘発や起動能力によるマナを生み出す能力であるため、厳密な意味ではマナ能力ではありません。
ルール処理が変わりスタックが出来たり「マナ能力でない」の抜け道が塞がれてしまうため、妨害置物などからの影響力がやや高いのが難点です。
しかしながら挙動が変わっているがゆえにコンボなどに利用しやすく、特定の組み合わせでは無限コンボへ昇華可能! 知っておくと得するかも!?

《Su-Chi》

Su-Chi
(4)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

Su-Chiが死亡したとき、(◇)(◇)(◇)(◇)を加える。

4/4

死亡誘発で無色4マナを生み出す構築物。画像はビンテージマスターズのため紙のカードでは存在しないので注意です。古絵は牛乳だばぁ
感じとしてはフリースペルのそれに近い性質ですが、死亡誘発というのがちょっとネック。サクリ台があれば即座にマナが戻ってきますが、裏を返せば一手間かかるという意味でもあります。
しかし組み合わせ次第では無限コンボへと大変身。《屍賊の死のマント/Nim Deathmantle》とサクリ台があれば無限に出し入れすることが可能です!

《陰極器/Cathodion》

陰極器/Cathodion
(3)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

陰極器が死亡したとき、(◇)(◇)(◇)を加える。

3/3

《Su-Chi》の小さい版。本体コストが3と取り回しが楽になった印象です。マナコスト3のアーティファクトをサーチできる《戦利品の魔道士/Trophy Mage》の対象範囲になってくれたので、コンボパーツとして運用するのであればこちらのほうが安定してくれそうです。

《マイアの月帯び/Myr Moonvessel》

マイアの月帯び/Myr Moonvessel
(1)
アーティファクト クリーチャー — マイア(Myr)
マイアの月帯びが死亡したとき、(◇)を加える。
1/1

《Su-Chi》の小さい版の《陰極器》の小さい版。マイアでありつつ、他のマイアとは違う挙動でマナを生み出します。《頭蓋骨絞め/Skullclamp》との組み合わせは気持ちよすぎてぶっとぶレベルです。他の2枚に比べてマナの生み出す量はささやかですが、本体のコストがかなり軽いため取り回しの良さは群を抜いています。「ほぞ」でもあるのでサーチしやすく、デッキによっては他の2枚を差し置いて採用したい1枚ですね。

《合成ゴーレム/Composite Golem》

合成ゴーレム/Composite Golem
(6)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)

合成ゴーレムを生け贄に捧げる:(白)(青)(黒)(赤)(緑)を加える。

4/4

支払ったマナにたいして1マナ減るものの、すべての色・フルカラーをねん出してくれる大盤振る舞いゴーレム。
起動能力ゆえに様々なコンボに悪用活用されがちなゴーレムでもあります。
有名なところでは《死体のダンス/Corpse Dance》や《屍賊の死のマント/Nim Deathmantle》との1枚コンボ。5色ジェネラルでしか使用できないコンボですが決まってしまえば有色、しかも5色のコンボなのであとは何でもやり放題。
《永遠の大魔道師、ジョダー/Jodah, Archmage Eternal》とは《合成ゴーレム》そのものと非常に相性がいいので、この統率者ではぜひ採用したいカードですね!

《晶洞ゴーレム/Geode Golem》

晶洞ゴーレム/Geode Golem
(5)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)

トランプル
晶洞ゴーレムがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたは統率領域からあなたの統率者をそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。(追加コストは支払う必要がある。)

5/3

直接的なマナ加速ではありませんが、激重統率者を唱える際にはマナをちょろまかしてるのでマナ加速といえるでしょう!
強力なのは『唱えてる』という点。唱える誘発の能力も問題なく誘発するので、エルドラージタイタンズを統率者にした場合にはぜひとも投入したい1枚です。

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ドロー能力

CIPやPIG、起動能力にてドローできるアーティファクト・クリーチャーをご紹介。
赤や白はカラーパイとしてドローが非常に苦手なので、これらのカードでサポートしてあげるとデッキにスムーズに運用できたりします。どちらともアーティファクトは得意な色なので使い回しなどのサポートをしてあげるとさらにアドがましまし!

《空中走査器/Skyscanner》

空中走査器/Skyscanner
(3)
アーティファクト クリーチャー — 飛行機械(Thopter)

飛行
空中走査器が戦場に出たとき、カードを1枚引く。

1/1

CIPで1ドロー。シンプルイズベスト。3マナと若干重さを感じなくはないものの、飛行を持つチャンパーとしても役に立つためまずまず及第点といったところ。コストを軽減したりするとあっという間に爆アド感が増すのでアーティファクトを軽減するタイプのデッキであれば採用の余地あり。

《金線の使い魔/Filigree Familiar》

金線の使い魔/Filigree Familiar
(3)

アーティファクト クリーチャー — 狐(Fox)

金線の使い魔が戦場に出たとき、あなたは2点のライフを得る。
金線の使い魔が死亡したとき、カードを1枚引く。

2/2

《真面目な身代わり》に似たような感じの使い魔。狐!
2点ゲインはささやかな回復量ながらも、回復をトリガーとする誘発をさせるには十分。とくに《太陽冠のヘリオッド》などでは重宝しそうです。死亡すると1ドローするので壊れやすいアーティファクトはむしろメリット。

《砂岩の予言者/Sandstone Oracle》

砂岩の予言者/Sandstone Oracle
(7)
アーティファクト クリーチャー — スフィンクス(Sphinx)

飛行
砂岩の予言者が戦場に出たとき、対戦相手を1人選ぶ。そのプレイヤーの手札のカードの枚数があなたより多いなら、その差に等しい枚数のカードを引く。

4/4

《力の均衡/Balance of Power》に似た能力を持つスフィンクス。7マナと重いものの、一気に手札を厚くする可能性があり、コスト軽減タイプの能力との組み合わせは非常に強力。
《暴動の長、ラクドス/Rakdos, Lord of Riots》の能力は相性抜群で、コストを軽減して場に出しつつ、後続を連れてきてくれるためぜひとも採用したい1枚です。

《刻まれた巫女/Etched Oracle》

刻まれた巫女/Etched Oracle
(4)
アーティファクト クリーチャー — ウィザード(Wizard)

烈日(これはその上に、それを唱えるために使われたマナの色1色につき+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。)
(1),刻まれた巫女から+1/+1カウンターを4個取り除く:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚引く。

0/0

烈日を持つ巫女さん。巫女? 5色デッキでは最高パワーで利用できるドローソースになり得るカードです。唱えたときの色の種類に応じてプラスカウンターが置かれ、起動能力でプラスカウンターを4つ取り除くと3ドローさせてくれます。ただしプレイヤーを対象とするため、能力を捻じ曲げられてしまうとすさまじいアド損になるので注意!

《愚鈍な自動人形/Mindless Automaton》

愚鈍な自動人形/Mindless Automaton
(4)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

愚鈍な自動人形は、その上に+1/+1カウンターが2個置かれた状態で戦場に出る。
(1),カードを1枚捨てる:愚鈍な自動人形の上に+1/+1カウンターを1個置く。
愚鈍な自動人形から+1/+1カウンターを2個取り除く:カードを1枚引く。

0/0

こちらも起動能力でプラスカウンターを取り除くとドローできるアーティファクト・クリーチャー。和名がけっこうな悪口。4マナ1ドローとマナ効率は悪いものの、起動能力で手札を捨てつつプラスカウンターを乗せられるので、疑似的なルーティングとして運用するのも良し。プチ共鳴者といったところ。プラスカウンターを別口で載せてもアドアドしいですね。

妨害能力

常在能力により対戦相手に限らず盤面すべてに悪影響を与えるものから、CIPや起動能力によって妨害するタイプのものを紹介。
アーティファクト破壊に巻き込まれる関係上、通常のクリーチャー以上に退場してしまう危険性が高いものの、色事故とは無縁かつマナファクトから高速展開することも可能なので、卓全体を遅くしたい意図がある場合には重宝します。
対戦相手に限らず自分自身にも影響を及ぼすものが多いため、首を絞めないように構築を配慮したりプレイのタイミングを考えたりすると良いでしょう!

《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》

ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker
(2)
アーティファクト クリーチャー — ホラー(Horror)

ファイレクシアの破棄者が戦場に出るに際し、土地でないカード名を1つ選ぶ。
選ばれた名前の発生源の起動型能力は起動できない。

2/1

歌って踊れる《真髄の針》。タフネスが1のため何かのはずみで壊されやすく信頼性は若干低いものの、役割や適用範囲が違うため使い勝手がことなります。マナファクトを指定するとマナを生み出せなくなります。対象の筆頭になるのはやはり統率者。さっさと場に出して見えている統率者を指定することで相手の動きを大きく乱すことが出来ます!
後だしでも起動能力であれば封じることができるので、強力な起動能力持ち相手にはかなりの抑止力になります!

《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》

磁石のゴーレム/Lodestone Golem
(4)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)

アーティファクトでない呪文は、それを唱えるためのコストが(1)多くなる。

5/3

アーティファクト以外の《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》を持つゴーレム。4マナでパワーが5もあるので、妨害しながら無抵抗な相手をぶん殴るに十分なボディを持ちます。
ただしアーティファクトを拘束できない関係上、マナファクトを縛れないのが痛手。マナ加速を止めることが妨害の役割としては非常に重要なので、どちらかというと軽量なスペルへの対抗策として運用すると良いでしょう! 似たような効果を持つものでプレイアブルなカードが沢山あるので重ね掛けして悲鳴を上げさせてもいいですね、ふふふ。

《白金の天使/Platinum Angel》

白金の天使/Platinum Angel
(7)
アーティファクト クリーチャー — 天使(Angel)

飛行
あなたはゲームに敗北することはなく、あなたの対戦相手はゲームに勝利することはない。

4/4

ルールを根本的に書き換えてしまう驚異の能力! 7マナと重いながらもその改変っぷりは類を見ないタイプの代物です。昨今の勝ち筋である《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》への明確なメタカードになり得る存在ですが、そのネックは重さ。墓地に送っておき、インスタントタイミングでリアニするなどの工夫があれば対抗手段として使えるかも?
主な役割としてはコンボの相方。莫大なライフロスと引き換えになにか恩恵を与えるタイプのカードとの相性は抜群で、ほぼ無限大なメリットを享受できます。破壊されると目も当てられないので立ち回りには注意!

《白金の帝像/Platinum Emperion》

白金の帝像/Platinum Emperion

(8)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)

あなたのライフの総量は変化しない。(あなたはライフを得ることも失うこともできない。あなたはライフを0点以外支払うことができない。)

8/8

ライフが変動しない能力を持つゴーレム。《白金の天使》に比べると改変の範囲が狭いものの、ライフを支払うなにがしかについては同様に活用可能。パワーが高いため殴り続けると馬鹿にならないダメージを叩き出すことも可能なので、差別化を図るならばそこか。
《地震》などすべてのプレイヤーにダメージを叩き出すカードを連発するようなデッキであればライフに関係なしでぶっ放せるようになるため重宝するかもしれません。

《呪文滑り/Spellskite》

呪文滑り/Spellskite
(2)
アーティファクト クリーチャー — ホラー(Horror)

(青/Φ):呪文1つか能力1つを対象とし、それの対象を呪文滑りに変更する。((青/Φ)は(青)でも2点のライフでも支払うことができる。)

0/4

呪文や能力をひん曲げるアーティファクト。Φマナに青を含んでいるので固有色が青い統率者にしか投入できないので注意です! 主な用途はやはり防御。統率者への単体除去をこのカードにひん曲げるなどをして防御します。あるいはパンプ呪文などを奪ってメリットを享受するなどの使い方もあるのでなかなか味のあるカードです。フルタップでも能力が起動できるのもグッドポイント。

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除去能力

パーマネントへの除去能力を持つアーティファクト・クリーチャー。
繰り返し使えるものからCIPによる除去などの種類があります。無色ゆえにどのデッキでも採用できるのでパーマネントの除去が苦手なカラーを持つ統率者の場合には採用の余地があります。スペルではないので、なんらか使い回すギミックなどがあると強力です!

《隕石ゴーレム/Meteor Golem》

隕石ゴーレム/Meteor Golem
(7)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)

隕石ゴーレムが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしていて土地でないパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。

3/3

上から降ってきてほとんどのものをぶっ壊した上に参戦してくるゴーレム。プチ《イシュ・サーの背骨/Spine of Ish Sah》といった雰囲気ですが自分自身のパーマネントを対象に含まず、クリーチャーという点で結構な差があります。ボディそのものは7マナ3/3なので大したことはありませんが、ブリンクなどの悪だくみを考えると些末!

《映し身人形/Duplicant》

映し身人形/Duplicant
(6)
アーティファクト クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
刻印 ― 映し身人形が戦場に出たとき、トークンでないクリーチャー1体を対象とする。あなたはそれを追放してもよい。
映し身人形によって追放されているカードがクリーチャー・カードであるかぎり、映し身人形はそれによって最後に追放されたクリーチャー・カードのパワー、タフネス、クリーチャー・タイプを持つ。それは多相の戦士(Shapeshifter)でもある。
2/4

クリーチャーの姿かたちを奪い取り移し替えるクリーチャー。破壊不能などの防御能力を乗り越えて確定で除去できる能力であり、使い回しができると非常に強力。能力はコピーできないので、やはり役割は除去。呪禁には無力なので注意です。
6マナとやや重い部類であり、クリーチャーゆえにインスタントタイミングでの除去は不可能なので使い方はやや工夫の必要があります。

《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite》

鋼のヘルカイト/Steel Hellkite
(6)
アーティファクト クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行
(2):鋼のヘルカイトはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
(X):このターン、鋼のヘルカイトによって戦闘ダメージを与えられたプレイヤーがコントロールする、点数で見たマナ・コストがXの土地でない各パーマネントを破壊する。この能力は、各ターンに1回のみ起動できる。

5/5

ドラゴンらしいブレス能力と、戦闘ダメージを与えた対戦相手の土地以外のパーマネントをぶっ壊す能力を持ちます。踏んだり蹴ったりとはまさにこのこと。
点数で見たマナコストXの土地以外のパーマネントを破壊できますが、起動できるのは1回のみ。できるだけたくさんのパーマネントをいっぺんにぶち壊せるようにしたいですね!

コピー能力

コピーといえば青のカラーパイですが、アーティファクト・クリーチャーの中にもわずかばかりコピーする能力を持つものがあります。アーティファクトでは結構な数が存在しますが、まだまだ薄いプールなので今後に期待!

《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》

ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph
(3)(青/Φ)
アーティファクト クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)

((青/Φ)は(青)でも2点のライフでも支払うことができる。)
あなたは「ファイレクシアの変形者は、これが他のタイプに加えてアーティファクトであることを除き、戦場に出ているいずれかのクリーチャーかアーティファクトのコピーとして戦場に出る」ことを選んでもよい。

0/0

クリーチャーおよびアーティファクトのコピーとして戦場に出られる金属生物。Φマナが青のため固有色が青い統率者のみ投入可能です。5マナ以上のクリーチャー、アーティファクトをコピーできるとテンポ点でアドを稼げるので積極的に狙いたいところ。
自分のコントロールするものに限らず、対戦相手の場も対象にできるので、より得できるカードを狙いましょう! コンボパーツに変身できると爆アド!

《歯車組立工/Cogwork Assembler》

歯車組立工/Cogwork Assembler
(3)
アーティファクト クリーチャー — 組立作業員(Assembly-Worker)

(7):アーティファクト1つを対象とし、それのコピーであるトークンを1つ生成する。そのトークンは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。

2/3

珍しい組立作業員のカードタイプを持つカード。起動能力でアーティファクトのコピー・トークンを生成しますが、ターンをまたぐと追放されてしまうので、そのターン中に活用しなければなりません。ただそのコストが激重。7マナはさすがに重い。
しかし無色マナのみでタップコストも必要としないので、無色無限マナさえ用意できれば、無限にアーティファクトトークンを生み出せます。このカードそのものでも問題ないので、速攻がつくため無限トークンパンチで勝ち!

サーチ能力

広義的には土地を呼び出すカードもサーチカードに違いないですが、ここでは他のパーマネントをサーチするものを紹介します。やはり金属同士相性がいいのか、アーティファクトを呼び出すタイプのものが多い印象です。
サーチカードは100枚デッキである統率者戦では非常に重きが置かれるので、アーティファクトを主体とするデッキであれば、これらを活用することでデッキの滑らかさに貢献してくれるかもしれません。

《カルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster》

カルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster
(5)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

(T),アーティファクトを3つ生け贄に捧げる:あなたのライブラリーからアーティファクト・カードを1枚探し、それを戦場に出す。その後、あなたのライブラリーを切り直す。

3/5

アーティファクト3つから任意のアーティファクトを錬成するアーティファクト。タップ能力とはいえ、繰り返し使える無条件サーチ能力は非常に強力。戦場に出すためコストが下回れば、テンポ面でもアドが稼げます。ただし3つの生け贄はコストとしてかなり重い部類なので、アーティファクト・トークンをぶんまく呪文やパーマネントと組み合わせると良いでしょう!

《屑鉄場の再構成機/Scrapyard Recombiner》

屑鉄場の再構成機/Scrapyard Recombiner
(3)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

接合2(このクリーチャーは+1/+1カウンターが2個置かれた状態で戦場に出る。これが死亡したとき、アーティファクト・クリーチャー1体を対象とする。あなたはこれの+1/+1カウンターをすべてそれの上に置いてもよい。)
(T),アーティファクト1つを生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから構築物(Construct)カード1枚を探し、それを公開してあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。

0/0

構築物をサーチする構築物。コストは自分自身でももちろんオッケー。他のアーティファクト・クリーチャーに接合されるので無駄なくエコ。
やはり対象の筆頭になるのは《歩行バリスタ/Walking Ballista》でしょう。実質2枚体制になるようなものなので、このカードをフィニッシャーにしたデッキであれば無理なく採用できる1枚です。白単とかいいかもしれませんね!

《自己組立機械/Self-Assembler》

自己組立機械/Self-Assembler
(5)
アーティファクト クリーチャー — 組立作業員(Assembly-Worker)

自己組立機械が戦場に出たとき、あなたはあなたのライブラリーから組立作業員(Assembly-Worker)クリーチャー・カード1枚を探してもよい。そうしたなら、それを公開してあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。

4/4

組立作業員をサーチする組立作業員。無条件でサーチできるものの、現状ではさほど強力な組立作業員カードは存在しないので、今後のカードプールの拡大に期待したい1枚です。
ただ、このカードを筆頭にどういうわけかちょっとずつ新しいカードが生まれてきているので、フィニッシャークラスの組立作業員が誕生したときにはかなりの有用性を持つカードに変身してくれることでしょう! 5マナと重いのがちょっと懸念点ではありますが…

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0マナクリーチャー

0マナで唱えられるクリーチャーをご紹介。無限コンボのお供や生け贄要員などにぴったりなのが0マナクリーチャーです。もちろんスタッツやマナレシオにはなんにも期待しておりません!
マナコストの性質上”ほぞ”に該当するので、1マナ以下のサーチや起動コストでマナコストを参照してサーチする能力などの場合、マナを支払わずに探し出すことが出来るのでサーチのときも負荷がかかりません。

《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》

羽ばたき飛行機械/Ornithopter
(0)
アーティファクト クリーチャー — 飛行機械(Thopter)

飛行

0/2

0マナクリーチャーの基本形。パワーはないけど飛行はある。装備品をつけてぶん殴ってもオッケーです。飛行がある殴りジェネラルにたいしては貴重なチャンプブロッカーとなるのでコンボパーツ以外にも思わぬ活躍の場が出てくることがあったりなかったり。
様々な次元に存在し、マジック世界の機械文明を象徴するカードとして機能する側面も。

《ファイレクシアの歩行機械/Phyrexian Walker》

ファイレクシアの歩行機械/Phyrexian Walker
(0)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
以前、黒い雨が降り、大地は焼けただれ、鋼が悲鳴を上げるという、恐ろしい場所の話を聞いたことがあった。そのときは、熱に浮かされた誰かの作り話だろうと考えて、自分を元気づけることにしたのだが、今日になって、歩行機械をこの目で見てしまった ――― 今となっては、真実を恐れるばかりだ。
― カシーブ・イブン・ナジー「書簡集」
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《はばたき飛行機械》の地上版。タフネスが3にアップしたもののやはり飛行の恩恵の方が大きい印象です。ただし《トレストの密偵長、エドリック》や《織り手のティムナ》などの戦闘ダメージによって誘発する統率者を相手にした場合、立ちはだかる壁として機能してくれるので一気に頼もしい存在になります。マナエルフでは超えられんのだよ!

《メムナイト/Memnite》

メムナイト/Memnite
(0)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
メムナークの名残は、その力は無いものの姿を暗示させる形で、いまだにミラディン中に残っている。

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なんとパワーを持った0マナクリーチャー。しかもタフネスが1であるため《頭蓋骨絞め/Skullclamp》で絞めることもできるようになりました。
パワーが0の場合《狂気の祭壇/Altar of Dementia》とのコンボが成立しませんが、これであれば無限ループを形成することが可能です。またダメージ誘発要員としても活用できるので他とは違った側面をもつ0マナクリーチャーとして機能します。

《Shield Sphere》

Shield Sphere
(0)
アーティファクト クリーチャー — 壁(Wall)

防衛(このクリーチャーは攻撃できない。)
Shield Sphereがブロックするたび、その上に-0/-1カウンターを1個置く。

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なんとタフネスが6もある0マナクリーチャー。ただしブロックするたび0/-1という珍しいカウンターが置かれて行きます。
壁であり防衛をもつため戦闘には参加できませんが、最序盤であればかなりの回数ブロックに回すことができます。戦闘ダメージ誘発や毒カウンターからも守ってくれると考えるとなかなか頼もしい壁ですね。
《策略の龍、アルカデス/Arcades, the Strategist》では驚異の0マナパワー6生物として大暴れすることが出来るためぜひとも採用したい1枚ですね!

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Xコストクリーチャー

マナコストがXで構成されているクリーチャー。そのほとんどが唱えたマナコストに応じたパワーやタフネスを獲得することになります。X=0で唱えることも可能ですが場に出た瞬間に溶けてしまいます。それを利用して「唱えた」や「死亡した」ときを誘発させる小技などもあります。ストーム稼ぎや死亡起因誘発などに貢献してもらいましょう!

《歩行バリスタ/Walking Ballista》

歩行バリスタ/Walking Ballista
(X)(X)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

歩行バリスタは、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
(4):歩行バリスタの上に+1/+1カウンターを1個置く。
歩行バリスタの上から+1/+1カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。歩行バリスタはそれに1点のダメージを与える。

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マナクリの露払い、プレインズウォーカーへのけん制、そしてフィニッシャーと八面六臂の活躍を見せる化物構築物。登場してからありとあらゆるフォーマットで大暴れし、プレイされない日などあるのだろうか、というほど蔓延っているXマナクリーチャーです。
統率者戦でもそのご多分に漏れずちょっとした組み合わせですぐに無限バーンを繰り出してくる恐ろしいやつ。無色無限マナや無限リアニギミック、プラスカウンター上乗せと強力なシナジーを形成できるギミックがごちゃまんとあるので本当にどこへでも出張ります。

《搭載歩行機械/Hangarback Walker》

搭載歩行機械/Hangarback Walker
(X)(X)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

搭載歩行機械は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
搭載歩行機械が死亡したとき、これの上に置かれている+1/+1カウンター1個につき、飛行を持つ無色の1/1の飛行機械(Thopter)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
(1),(T):搭載歩行機械の上に+1/+1カウンターを1個置く。

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最初に唱えるときは決してマナ効率の良いクリーチャーではありませんが、一度盤面に着地してしまうと、各種プラスカウンターとの抜群の相性や起動能力による成長効率の良さ、そしてなにより破壊されたときに生成されるトークンによって、極めて損失を少なく抑えられる点などが非常に優秀。プラスカウンターをメイン戦略とするアーキタイプであればぜひとも採用したい1枚です。

《庁舎の歩哨/Chamber Sentry》

庁舎の歩哨/Chamber Sentry
(X)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

庁舎の歩哨は、これを唱えるために支払われたマナの色1色につき+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
(X),(T),庁舎の歩哨の上から+1/+1カウンターをX個取り除く:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。庁舎の歩哨はそれにX点のダメージを与える。
(白)(青)(黒)(赤)(緑):あなたの墓地から庁舎の歩哨をあなたの手札に戻す。

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烈日によく似たコスト条件を持ち、プラスカウンターを射出する起動能力を持ちます。
《歩行バリスタ/Walking Ballista》があまりにも強力すぎたのか、タップを含む起動能力となっており繰り返し使うのが難しいデザインとなってしまっています。しかし5色フルカラーを支払えば墓地から手札に戻せるため、速攻付与と有色無限マナさえ用意できれば無限射出が可能です!(無茶苦茶手間がかかりますが……素直にバリスタを撃とう!)

コンボパーツ

特殊な挙動やコンボのフィニッシュによく用いられるクリーチャーをご紹介。
無限コンボに投入されたり、その間の潤滑油として活用されます。回収やサーチ、CIPで何らかの悪さをするのでしっかりとルールや挙動を知っておきましょう! どのような対策が苦手なのかを理解しておくとコンボの成功確率もぐっと上がるので注意しておくと良いですね!

《トリスケリオン/Triskelion》

トリスケリオン/Triskelion
(6)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

トリスケリオンはその上に+1/+1カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。
トリスケリオンから+1/+1カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。トリスケリオンは、それに1点のダメージを与える。

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超有名なコンボパーツのひとつ。6マナ1/1と極めて貧弱なボディですが、実際にはプラスカウンターが3つ乗って出てくるので4/4.ぎりぎり殴るのにも及第点なボディですがその真価はやはり起動能力にあります。プラスカウンターを取り除くことで任意の対象に1点のダメージを与えることが出来ます。
このカードを何度も出し入れすることで無限バーンを狙うのが<トリミケコンボ>です。
《不浄なる者、ミケウス》により不死を得た《トリスケリオン》で対戦相手を焼き尽くします!

《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》

電結の荒廃者/Arcbound Ravager
(2)
アーティファクト クリーチャー — ビースト(Beast)

アーティファクト1つを生け贄に捧げる:電結の荒廃者の上に+1/+1カウンターを1個置く。
接合1(このクリーチャーは+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。これが死亡したとき、アーティファクト・クリーチャー1体を対象とする。あなたはこれの+1/+1カウンターをすべてそれの上に置いてもよい。)

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単体でも超強力なスペックを誇るサクリ台。当時のスタンでもその強さを遺憾なく発揮し、環境を席捲した1枚です。モダンでも親和のキーカードとして活躍していましたが《オパールのモックス/Mox Opal》の禁止によりやや活躍の場を減らしましたが、統率者戦ではどの色でも採用できるアーティファクトサクリ台として重宝します。
無限サクリギミックが成立すればこのカードの無限パワーはもちろんのこと、他のアーティファクトクリーチャー――上記の《トリスケリオン》や《歩行バリスタ》などにプラスカウンターを移し替えることで無限バーンが実現可能! アーティファクトを主体とするだけでなく、サクリを求めるデッキにはベストな1枚です。

《屑鉄さらい/Scrap Trawler》

屑鉄さらい/Scrap Trawler
(3)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

屑鉄さらいかあなたがコントロールする他のアーティファクトが1つ戦場から墓地に置かれるたび、あなたの墓地から点数で見たマナ・コストがそれより小さいアーティファクト・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。

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アーティファクトをちょっと変わった条件で回収できるアーティファクト。モダンのアイアンワークスを一線級に押し上げた立役者。(そのせいで別のパーツが禁止の憂き目にあいましたが…)その本領はサクリ台との連携プレイ。このカードがある状態でアーティファクトをサクるとカード如何によってはループを形成することが可能です。このカード自身が戦場から墓地に行っても誘発するため妨害に対応して逃がすことでうまくループを継続させられる柔軟性も持ち合わせています。白単の強力ジェネラルである《祖神の使徒、テシャール》では非常に重要なポジションを担っています。

《祖先の像/Ancestral Statue》

祖先の像/Ancestral Statue
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アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)

祖先の像が戦場に出たとき、あなたがコントロールする土地でないパーマネントを1つオーナーの手札に戻す。

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場に出たときにコントロールする土地以外のパーマネントを手札に戻さないといけないデメリット能力をもつゴーレム。一見デメリットに見えるこの能力も見方を変えればストーム稼ぎに打ってつけ! なんらかの手段でコストを0にできれば、無限にこのカードを出し入れできるため無限ストームが成立します! 唱えたとき誘発やなどの能力を無限に誘発させられたりと見た目以上にトリッキーかつ柔軟性のある能力です。

《鋳造所の検査官/Foundry Inspector》

鋳造所の検査官/Foundry Inspector
(3)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

あなたがアーティファクト呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる。

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アーティファクトのコストを軽減する構築物。単体ではマナファクトの展開のサポートなどが主な仕事になりますが《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》と組み合わせると無限へのルートが開かれます。トップを唱えられるパーマネントや能力がそばにあれば無限ドローが成立! これ以外にも《エーテリウムの彫刻家/Etherium Sculptor》や《ジョイラの使い魔/Jhoira’s Familiar》などでも同じ挙動が可能です。

《絵描きの召使い/Painter’s Servant》

絵描きの召使い/Painter’s Servant
(2)
アーティファクト クリーチャー — カカシ(Scarecrow)

絵描きの召使いが戦場に出るに際し、色を1色選ぶ。
戦場に出ていないすべてのカード、呪文、パーマネントはそれの他の色に加えて選ばれた色である。

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イオナのBANと入れ替わりで解禁された案山子。場に出た際にすべての呪文、パーマネント、そして場に出ていないカードに”色”を付与する特殊な能力を持ちます。
プロテクション(色)を持つ統率者では非常に強力な相棒となります。プロテクションの色を指定してあげると、ほぼすべての呪文や能力が統率者に効かなくなるという寸法です!

《金属ミミック/Metallic Mimic》

金属ミミック/Metallic Mimic
(2)
アーティファクト クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)

金属ミミックが戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプ1つを選ぶ。
金属ミミックは、他のタイプに加えてその選ばれたタイプでもある。
あなたがコントロールする選ばれたタイプを持つ他の各クリーチャーは、それぞれ+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出る。

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部族に化けて出てきたうえにそれらを強化してくれる多相の戦士。
プラスカウンターで強化してくれるので恒常的な打点アップが魅力です。そしてコンボにも利用できてしまうという便利っぷり。【頑強】を持つクリーチャーのクリーチャー・タイプを選択していると、死亡後の復活にさいしてカウンター同士が相殺されるので無限に出し入れすることが可能!

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フィニッシャー級

コンボではなく殴り値が高いがゆえにフィニッシャーになり得るアーティファクト・クリーチャーをご紹介。暴力はすべてを解決する……
カジュアルなゲームであればあるほどパンチ力はモノを言います。アーティファクトはどんなデッキでも採用できるので、なんだか一撃の重さに欠けるなぁ、と心配な方はこれらのヘビー級に出張ってもらい、デッキのパンチ力を底上げしてあげましょう!

《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus》

荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus
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アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)

トランプル、感染、破壊不能
荒廃鋼の巨像がいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれる場合、代わりに荒廃鋼の巨像を公開し、それをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。

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《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》の闇落ちした姿。感染の一撃必殺力に加えてかつての能力である破壊不能、そしてトランプルによるチャンプさえ許さない突破力!
いずれかの領域から墓地に置かれるとデッキに帰ってしまうので、リアニメイトできないのが残念なところ。ただし他の踏み倒しでは問題なく踏み倒されるので、手札などから放り投げてやりましょう!

《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》

ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine
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アーティファクト クリーチャー — ワーム(Wurm)

接死、絆魂
ワームとぐろエンジンが死亡したとき、接死を持つ無色の3/3のワーム(Wurm)・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体と、絆魂を持つ無色の3/3のワーム・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。

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通称ワムコ。接死と絆魂というライフレースにおける有用なキーワード能力を持つだけでなく、死亡したときにそれぞれの能力を持つ3/3のトークンを生成するという大盤振る舞いっぷり。むしろ防ぎにくくなるためさらに厄介。
追放されると能力はもちろん誘発しないので、サクリ台などでケアしてあげるとバンバン暴れ回れるので吉。自分からマスデスを放り投げて、損失を薄くするというのもありですね。

《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere》

マイアの戦闘球/Myr Battlesphere
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アーティファクト クリーチャー — マイア(Myr) 構築物(Construct)

マイアの戦闘球が戦場に出たとき、無色の1/1のマイア(Myr)・アーティファクト・クリーチャー・トークンを4体生成する。
マイアの戦闘球が攻撃するたび、あなたはあなたがコントロールするアンタップ状態のマイアをX体タップしてもよい。そうしたなら、ターン終了時までマイアの戦闘球は+X/+0の修整を受けるとともに、それが攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーにX点のダメージを与える。

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CIPでマイアをばら撒き、攻撃の際にそれらをタップすることでパンプおよび直接ダメージを与える能力を持ちます。7マナと重いものの一発でも通れば、パワーの4点にパンプの4点さらにダメージの4点の合計12点ものダメージを叩き出すことが可能です。
他にもマイアがいればさらにダメージが加速するので、マナマイアや《起源室/Genesis Chamber》を採用しているデッキでは十分フィニッシャークラスの役割を果たしてくれます。

クリーチャー以外のアーティファクト

アーティファクト・クリーチャー以外の有用なアーティファクトのまとめについては以下の記事をご覧ください。マナファクトなどを中心にご紹介しています。

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