【EDH・統率者】永遠王、ブレイゴ-北の国から-【デッキリスト】

永遠王、ブレイゴ/Brago, King Eternal
(2)(白)(青)
スピリット(Spirit) 貴族(Noble)
飛行
永遠王、ブレイゴがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたがコントロールする土地でないパーマネントを望む数だけ対象とし、それらを追放する。その後、それらのカードをそれぞれのオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
2/4

権謀術策が渦巻くフィオーラ次元、パリノアの大都市を死してなお統治し続けていた男。
《永遠王、ブレイゴ/Brago, King Eternal》
おなじくフィオーラを出身次元とするセルヴァラとは親友の中であり、二人力を合わせて政治の中枢に進出することに成功しましたが、ブレイゴは若くして病を患ってしまっていたことが発覚します。
「治療」を施したことにより半不死になった彼にどのような心境の変化が訪れたかは想像に余りありますが、いずれにせよ巧言により完全な不死である幽霊となり、高まる権力を振るう暴君のように君臨しました――

というのがブレイゴのストーリーです。
コンスピラシーで登場し、そしてコンスピラシー2で華々しく再登場したら――

死んでました!

公式の発表にさいし、ブレイゴがどんと構えているテーザーイラストが掲げられましたが、その次の日にはなんとマルチェッサに取って代わられているではありませんか!
というのも幽霊殺しの能力を持つプレインズウォーカー、ケイヤによって暗殺されてしまったのです!(死んでんのに!)
悪いことはできませんねぇ。

というわけで幽霊から晴れて完全なる死を遂げたブレイゴですが、統率者界隈でぶいぶい言わせております。
白青といえばブリンクを象徴するカラーではありますが、それをまさしく体現したような能力を持ち、圧倒的なアドバンテージ獲得することが可能!
能力を活かした1枚コンボなどもあるため非常に強力な統率者ですが、今回は『氷雪』をサブテーマに含めたデッキリストをご紹介します。
ではご覧ください!

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デッキリスト

<General:1>
1:《永遠王、ブレイゴ/Brago, King Eternal》

<land:27>
1:《統率の塔/Command Tower》
1:《Tundra》
1:《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
1:《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》
1:《秘教の門/Mystic Gate》
1:《雲海/Sea of Clouds》
1:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1:《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1:《占術の岩床/Scrying Sheets》
1:《ロノムの口/Mouth of Ronom》
11:《冠雪の島/Snow-Covered Island》
6:《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》

<Creature:17>
1:《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir》
1:《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
1:《最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer》
1:《深海住まいのタッサ/Thassa, Deep-Dwelling》
1:《粗石の魔道士/Trinket Mage》
1:《捧げ物の魔道士/Tribute Mage》
1:《呪文探求者/Spellseeker》
1:《古術師/Archaeomancer》
1:《呪文滑り/Spellskite》
1:《船殻破り/Hullbreacher》
1:《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
1:《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》
1:《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》
1:《前兆の壁/Wall of Omens》
1:《反射魔道士/Reflector Mage》
1:《第10管区のラヴィニア/Lavinia of the Tenth》
1:《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》

<Spell:25>
1:《否定の契約/Pact of Negation》
1:《意志の力/Force of Will》
1:《否定の力/Force of Negation》
1:《激情の後見/Fierce Guardianship》
1:《交錯の混乱/Muddle the Mixture》
1:《遅延/Delay》
1:《秘儀の否定/Arcane Denial》
1:《ドビンの拒否権/Dovin’s Veto》
1:《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1:《流刑への道/Path to Exile》
1:《神の怒り/Wrath of God》
1:《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
1:《至高の評決/Supreme Verdict》
1:《神秘の教示者/Mystical Tutor》
1:《商人の巻物/Merchant Scroll》
1:《加工/Fabricate》
1:《発明品の唸り/Whir of Invention》
1:《明日からの引き寄せ/Pull from Tomorrow》
1:《時間操作/Temporal Manipulation》
1:《瞬間の味わい/Savor the Moment》

<Enchantment:7>
1:《当惑させる難題/Confounding Conundrum》
1:《広がりゆく海/Spreading Seas》
1:《停滞/Stasis》
1:《薄氷の上/On Thin Ice》
1:《パララクスの波/Parallax Wave》
1:《鏡細工/Mirrormade》
1:《リスティックの研究/Rhystic Study》

<Artifact:25>
1:《魔力の墓所/Mana Crypt》
1:《オパールのモックス/Mox Opal》
1:《金属モックス/Chrome Mox》
1:《宝石の睡蓮/Jeweled Lotus》

1:《太陽の指輪/Sol Ring》
1:《魔力の櫃/Mana Vault》
1:《厳かなモノリス/Grim Monolith》
1:《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》
1:《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart》
1:《アーカムの天測儀/Arcum’s Astrolabe》
1:《予言のプリズム/Prophetic Prism》
1:《思考の器/Thought Vessel》
1:《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
1:《アゾリウスの印鑑/Azorius Signet》
1:《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
1:《彫り込み鋼/Sculpting Steel》
1:《黄金の卵/Golden Egg》
1:《精神迷わせの秘本/Mazemind Tome》
1:《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
1:《隕石/Meteorite》
1:《イシュ・サーの背骨/Spine of Ish Sah》
1:《ガラスの棺/Glass Casket》
1:《ストリオン共鳴体/Strionic Resonator》
1:《石成エンジン/Lithoform Engine》
1:《写本裁断機/Codex Shredder》

<Planeswalker:2>
1:《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》
1:《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》

ブリンクの王-ブレイゴの能力の特徴とは

永遠王、ブレイゴがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたがコントロールする土地でないパーマネントを望む数だけ対象とし、それらを追放する。その後、それらのカードをそれぞれのオーナーのコントロール下で戦場に戻す。

戦闘ダメージをトリガーとし、ブリンク(一時的に追放してまた戻ってくること)を誘発させる能力ですが、その規模の凄まじさたるや!
すべてをブリンクすることもピンポイントにやらないことも選べるなど、自由度の高さが最大の魅力です。戻る先がオーナーのコントロール下なので、コントロール奪取したパーマネントはブリンクしない、などが出来るのがエライ!
2020年11月現在のスタンダードにおいてティア上位に居座り続ける《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad》の強さを体感している人は、この強さが肌感覚でわかるのではないでしょうか。それが何度も誘発してしまうのだから恐ろしい!

この能力のポテンシャルを最大限に引き出すのに有効なのはやはりCIP持ちのパーマネントとの共存でしょう。繰り返しブリンクすることで、マナコストを支払うことなくアドバンテージを稼ぐことが出来るのです! カードゲーマーにはたまらぬ…!

さらにはあるカードとの組み合わせによって、無限ブリンクを成立させることが可能です。
このコンボがあるがゆえにブレイゴは競技シーンでも十二分に戦える実力を持っているといっても過言ではありません。
今回のリストでも採用しているので、その動きを見ていきましょう!

必殺コンボその1.無限ブリンク

ストリオン共鳴体/Strionic Resonator
(2)
(2),(T):あなたがコントロールする誘発型能力1つを対象とし、それをコピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。(誘発型能力には「~とき」「~たび」「~時に」のいずれかが書かれている。)

 

上記の《ストリオン共鳴体/Strionic Resonator》があれば、任意のパーマネントを無限にブリンクさせることができ、無限CIP誘発と無限マナが成立します!
ただし、いくつかの条件と制約があり、それをクリアしなければ無限からの勝利を得られないという特徴もありますのでしっかりと理解しておくと良いでしょう!

コンボ条件・制約と手順

条件

2マナ以上が出せる土地以外のパーマネントが場にあること。3マナ以上であれば無限マナ。

制約

戦闘中による無限マナなので、メイン2に移行するとマナが消える。
(インスタントタイミングのみの無限マナ)

手順

  1. 場に《ストリオン共鳴体》と2マナ以上のマナが生み出せるパーマネント(土地以外)とCIPがあるパーマネントを場に出しておく。
  2. 《永遠王ブレイゴ》でプレイヤーに戦闘ダメージを与える。ブレイゴの能力が誘発。
  3. その誘発した能力を《ストリオン共鳴体/Strionic Resonator》でコピーする。
    任意のパーマネントを対象とする。これに《ストリオン共鳴体》を必ず含むこと。
  4. コピーされた能力を解決。
    一時的追放されたパーマネントが「アンタップ」した状態で場に戻る。
  5. 場に戻ったパーマネントのCIPが誘発。順次解決する。
    ※《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner》ならパーマネントのバウンス、など。
  6. スタック上のブレイゴの能力を、ふたたび《ストリオン共鳴体》でコピーする。
  7. 以下繰り返しで無限マナと無限CIPが成立。

CIPにドローがあるものなら無限ドローも成立します!
無限マナに無限ドロー、さらには無限CIPともなれば勝ちまでまっしぐらです!
しかしながら、ここで生み出されるマナは前述の通り、戦闘中でしか使えません。そのためソーサリー呪文などを唱えることができず、もちろんクリーチャーを唱えることもできません。
ただ、それらの呪文に瞬速を与えるなどの工夫をすれば問題なし
アーティファクトなどがインスタントタイミングで打てるようになれば《歩行バリスタ/Walking Ballista》を100億パワーで場に出して勝利です!
他にも強力なのがこのカード!

《最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer》

(2)(青)(青)
人間(Human) 工匠(Artificer)
最高工匠卿、ウルザが戦場に出たとき、「このクリーチャーは、あなたがコントロールしているアーティファクト1つにつき+1/+1の修整を受ける。」を持つ無色の0/0の構築物(Construct)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
あなたがコントロールしているアンタップ状態のアーティファクト1つをタップする:(青)を加える。
(5):あなたのライブラリーを切り直し、その後一番上のカードを追放する。ターン終了時まで、あなたはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。
1/4

CIP能力を持ち、さらにはどんなアーティファクトであってもマナファクトに変えてしまう能力、そしてフィニッシュまで持っていける《束の間の開口/Temporal Aperture》能力まで備えており、まさしくブレイゴのために作られたとしか思えないような能力をしています!
このカードが場にあれば、一緒にブリンクして無限マナにし、その後、起動能力を無限起動すればコンボパーツを場に出せるという寸法
フィニッシャーになるのは《写本裁断機/Codex Shredder》です!

写本裁断機/Codex Shredder
(1)
(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚切削する。
(5),(T),写本裁断機を生け贄に捧げる:あなたの墓地にあるカード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。

 

このカードのタップ能力を無限起動することで、すべての対戦相手のデッキを吹き飛びます! 後はターンを返して勝利。いえあ。
(ただしリアニメイトを持つクリーチャーが場にある場合には注意。逆転される可能性もあります)

ブレイゴは基本的には《ストリオン共鳴体》によるコンボを狙っていきます
いくつか条件があるとはいえ、さほど厳しいものではなく、滞留者ヴェンセールさえいれば、無限バウンスが成立するのでほぼ勝ちのような状況まで持っていけます。
そしてゼンディカーの夜明けで登場した以下のカードでも、コンボを成立させられるので、ぜひ投入したいカードです!

石成エンジン/Lithoform Engine
(4)
伝説のアーティファクト
(2),(T):あなたがコントロールしていて起動型か誘発型である能力1つを対象とする。それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。
(3),(T):あなたがコントロールしていてインスタントやソーサリーである呪文1つを対象とする。それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。
(4),(T):あなたがコントロールしているパーマネント呪文1つを対象とする。それをコピーする。(そのコピーはトークンになる。)

第二の《ストリオン共鳴体》として運用できるだけでなく、呪文やパーマネント呪文のコピーもできるため適用範囲は多岐に渡ります。
4マナとやや重いものの、このデッキではマナファクトのブリンクにより通常のデッキよりもマナをちょろまかしてアクション数が稼げるので、このくらいは十分賄える範囲でしょう。

そしてこれ以外にも強力かつ狙っていくコンボがあります。
CIPと青のカラーを活かしたコンボといえば――!

必殺コンボその2.無限ターン

古術師/Archaeomancer
(2)(青)(青)
人間(Human) ウィザード(Wizard)
古術師が戦場に出たとき、あなたの墓地にあるインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。
1/2

やはりこれです。
ブレイゴのブリンクに巻き込むことで、ほぼ毎ターンに渡り、好きな呪文を回収できます。
青で使い回したいカードといえば、そう、追加ターンです。
このリストでは、2枚の追加ターンを採用しています。
その基準は《偏向はたき/Deflecting Swat》でパクられないこと。
追加ターンは非常に強力な能力ですが、全体的にマナコストが重く、そのアクションを妨害されると失うアドバンテージが大きい傾向にあります。
そして最悪なのが、奪われること。
プレイヤーを対象とするタイプの追加ターンでは赤い統率者であればほぼ標準装備になるであろう《偏向はたき/Deflecting Swat》によって捻じ曲げられてしまいます。
これを防ぐために、対象を取らない追加ターンである必要があります。

瞬間の味わい/Savor the Moment
(1)(青)(青)
ソーサリー
このターンに続いて追加の1ターンを行う。そのターンのアンタップ・ステップを飛ばす。

3マナと脅威の軽さを誇りますが、獲得した追加ターンではアンタップステップが発生しないという重いデメリットが追加されています。
しかし!
ブレイゴはマナファクトをブリンクすることで問題なくマナの運用が可能であり、なおかつ他のパーマネントもアンタップさせられるのでこのデメリットはほぼ無視できてしまうのです!
もう一枚採用している《時間操作/Temporal Manipulation》も対象を取らないため安心安全。
もし追加ターンをもっと採用したい! という場合には、対象を取らないものを多めにいれるか、万全のタイミングを見計らう嗅覚を磨きましょう!

上記コンボによる無限ブリンクおよび無限マナ、無限ターンを目指すべく、基本的な立ち回りや重要なパーツについて知っておくと良いでしょう。
逆に対戦する場合、これらのコンボパーツやアドバンテージの稼ぎ方を知っていると対処できるタイミングが分かるため、戦いやすくなります!

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デッキの運用方法や弱点への対処法

CIPを持つパーマネントでアドを稼ごう

戦闘ダメージを与える必要があるとはいえ、何度もパーマネントをブリンクする能力は非常に強力です。
そのパーマネントに付与されている能力を使い回せるため、ほぼノーコストでアドを稼げるという代物。
そしてブリンクされて戻ってきたパーマネントは「アンタップ」状態で戻ってくるので、メイン1で使ったマナファクトが再利用可能! 多少メイン1で大振りに動いたとしても、メイン2でマナが疑似的に回復するので防御の手が薄くなる心配もありません。
まずはアドバンテージを稼げるパーマネントを場に展開しましょう!

予言のプリズム/Prophetic Prism
(2)
アーティファクト
予言のプリズムが戦場に出たとき、カードを1枚引く。
(1),(T):好きな色1色のマナ1点を加える。

キャントリップがついた色変えアーティファクト。
他の統率者でも十分採用可能なカードですが、ブレイゴにとっての有用性は他のそれとはくらべものになりません。無限ブリンクからの無限ドローになろうとは思うまい!
これと同様に《黄金の卵/Golden Egg》も同じ働きをします。
さらに同じような仕事するのが、

アーカムの天測儀/Arcum’s Astrolabe
(氷)
氷雪アーティファクト
((氷)は氷雪パーマネントからのマナ1点で支払える。)
アーカムの天測儀が戦場に出たとき、カードを1枚引く。
(1),(T):好きな色1色のマナ1点を加える。

キャントリップ付き氷雪色変えアーティファクト。
予言のプリズムより軽く展開することができるため非常に重宝します。
しかし氷雪マナでしか支払うことが出来ないので、本デッキリストではかなりの数の氷雪土地を採用しています。
《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart》から発生するマナも氷雪マナになるので支払い可能。
他にも氷雪パーマネントを採用することで、このカードのバリューを高めています。

占術の岩床/Scrying Sheets
氷雪土地
(T):(◇)を加える。
(1)(氷),(T):あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。そのカードが氷雪であるなら、あなたはそれを公開してあなたの手札に加えてもよい。((氷)は氷雪パーマネントからのマナ1点で支払うことができる。)

めくったカードが氷雪パーマネントならハンドに加えられる土地。
氷雪土地をめくれば宇宙!
これらのアドバンテージ源を使い、ハンドを供給しコンボへとつなげていきましょう。
そして自身のアドを稼ぐだけではなく、相手への干渉も忘れてはいけません!

繰り返し使えるパーマネントで妨害するべし

一枚コンボができるジェネラルといえども、いくらかの条件と盤面が整っていないとコンボに入れないブレイゴはコンボジェネラルの中ではそこまで高速とはいえません。
また青黒のような、統率者を中継することなく勝てる高速コンボ<デモクル>のようなコンボもなければ黒ほどのサーチ力もありません。
なので全体の速度を遅くして、その間にアドを稼いでいく動きが必要となります。
とくに打点が出るわけでもなく、横に広げる戦略に対しての回答がマスデスに限るため、緑に高速展開を押しとどめるカードの選択が求められます。

当惑させる難題/Confounding Conundrum
(1)(青)
エンチャント
当惑させる難題が戦場に出たとき、カードを1枚引く。
土地が1つ対戦相手のコントロール下で戦場に出るたび、そのプレイヤーがこのターンに自分のコントロール下で他の土地を戦場に出していた場合、そのプレイヤーは自分がコントロールしている土地1つをオーナーの手札に戻す。

対戦相手が土地によるマナ加速をした場合にそれを咎める効果を持ちます。
エライのはキャントリップがある点。無限の素材にもなり得るので非常に頼りがいのある妨害装置となっています。
それに加えて、古からの土地縛りエンチャントも採用しましょう。

広がりゆく海/Spreading Seas
(1)(青)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(土地)
広がりゆく海が戦場に出たとき、カードを1枚引く。
エンチャントされている土地は島(Island)である。

土地を島に変えてしまうエンチャント。
統率者戦では危険な土地が沢山あるので、それらの機能を封じられるだけでも有用性抜群。
《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》や《Bazaar of Baghdad》などの危険な土地を島にしてやりましょう!

土地だけではなく、厄介なシステムクリーチャーなども対処する必要があります。
とはいえ呪文だけでは使い切りであり、それにスロットを割いてしまうと必要なカードが必要数取れなくなってしまいます。
ここは、CIPでダメージや除去をもたらしてくれるアーティファクトを投入しましょう!

隕石/Meteorite
(5)
隕石が戦場に出たとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。これはそれに2点のダメージを与える。
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。

5マナと重いがCIPで2点ダメージ。使い回せば相手からすればたまらんムーブ。
対象がすべてに及ぶので、無限ブリンクから無限ダメージが発生するので実質フィニッシャー!?
また色マナを加えてくれるのでやや遅いながらもマナファクトとして運用できるのもグッドですね。
除去要因としてはやや範囲が狭いので、汎用的に除去できるカードも入れていきましょう!

イシュ・サーの背骨/Spine of Ish Sah
(7)
イシュ・サーの背骨が戦場に出たとき、パーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
イシュ・サーの背骨が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、イシュ・サーの背骨をオーナーの手札に戻す。

CIPでパーマネントを破壊します。土地であろうとも問答無用なのでかなり強力!
7マナの重さがネックですが、一度出てしまえばあとはすさまじい盤面制圧力を誇ります。
もし墓地に送られたとしても手札に戻ってくるので安心して放りなげられますね!
これも無限ブリンクに巻き込むと土地を根こそぎ吹き飛ばせるので実質勝ち。

薄氷の上/On Thin Ice
(白)
氷雪エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(あなたがコントロールしている氷雪土地)
薄氷の上が戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、薄氷の上が戦場を離れるまでそれを追放する。

上記のカードたちとは異なり、一度離れてしまうと、拘束していたクリーチャーも解放されてしまうものの、1マナという軽さが魅了の一枚。氷雪パーマネントなので《占術の岩床》で捲れると非常に嬉しい。
できるだけ統率者を狙いうちにするといいでしょう!
通常であれば、追放されたのに合わせて統率領域に戻るので、ブリンクすればふたたび使用できますね。
下記カードも同じような運用方法ですが、自分自身のアドバンテージにもつなげられる点で差別化を図ります。

パララクスの波/Parallax Wave
(2)(白)(白)
エンチャント
消散5(このエンチャントは、その上に消散(fade)カウンターが5個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、それから消散カウンターを1個取り除く。できない場合、それを生け贄に捧げる。)
パララクスの波から消散カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体を対象とし、それを追放する。
パララクスの波が戦場を離れたとき、各プレイヤーは、パララクスの波によって追放された、自分がオーナーであるカードを戦場に戻す。

消散カウンターを取り除くことで、対象のクリーチャーを追放するエンチャント。
このカードが場を離れると、追放されていたクリーチャーも戻ってきます。
ブリンクしてしまうと、拘束していたクリーチャーも解放されますが、消散カウンターがふたたび乗った状態で戻るので、再度能力を起動することができます。
また自分のクリーチャーが除去されそうになったとき、能力によって追放することで除去から回避することも可能です!

スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition
(1)(白)(白)
コー(Kor) スピリット(Spirit)
スカイクレイブの亡霊が戦場に出たとき、あなたがコントロールしておらず点数で見たマナ・コストが4以下で土地でもトークンでもないパーマネント最大1つを対象とする。それを追放する。
スカイクレイブの亡霊が戦場を離れたとき、その追放されたカードのオーナーは青のX/Xのイリュージョン(Illusion)・クリーチャー・トークンを1体生成する。Xは、その追放されたカードの点数で見たマナ・コストに等しい。
2/2

条件はあるものの、かなりの範囲を追放できる新顔のクリーチャー。
パーマネントを追放できるという能力は珍しくかなり強力。しかも3マナと重くないラインなので使いやすさが目立ちます。
場を離れるとイリュージョンとして相手にトークンを与えてしまいますが、そんなものより厄介な対象を追放できればまったく問題ありません!

ここまでは相手のパーマネントにピンポイントに対処するカードを紹介してきましたが、以下のカードたちは、より広大な範囲にたいしての抑制能力を持ち、なおかつブレイゴのブリンク能力と相性の良いものをご紹介します。

停滞/Stasis
(1)(青)
エンチャント
プレイヤーは自分のアンタップ・ステップを飛ばす。
あなたのアップキープの開始時に、あなたが(青)を支払わないかぎり、停滞を生け贄に捧げる。

最強のロックカード
アンタップステップを封じることで、土地を封じ、攻撃を封じ、能力起動さえも封じてしまいます。ただし、毎ターンマナによるコストを要求するため、いずれ場からなくなってしまうという塩梅です。
しかし!
ブレイゴの場合は、マナ基盤であるマナファクトをブリンクすることで、一方的にマナ拘束から解放されるというズルが可能です。
ブリンクの対象にブレイゴ自身を含めることで、次のターンも問題なく殴れるというのもありがたいポイント。
トップ目がタップアウトしたタイミングなどを見計らってぶち込むと阿鼻叫喚の地獄絵図の出来上がりです。ふふふ。

第10管区のラヴィニア/Lavinia of the Tenth
(3)(白)(青)
人間(Human) 兵士(Soldier)
プロテクション(赤)
第10管区のラヴィニアが戦場に出たとき、あなたの対戦相手がコントロールする点数で見たマナ・コストが4以下の土地でない各パーマネントを留置する。(あなたの次のターンまで、それらのパーマネントでは攻撃もブロックもできず、それらの起動型能力を起動できない。)
4/4

【留置】という珍しい能力を持ちます。
マナコスト4以下の土地をのぞくパーマネントの攻撃とブロックを禁じ、さらに起動能力も封じてしまいます
マナクリ、マナファクト、サクリ台などのパーマネントは文字通りただの置物になってしまうので、これ一枚で機能不全になってしまう盤面や相手などもいるほどでしょう。
特に緑はマナクリからのマナ供給を軸とし、かつインスタント、ソーサリーはあまり採用せず、クリーチャーの能力で戦う傾向にあるのでぶっささること間違いなし!

注意すべきカードやその対処法

アーティファクトの起動を封じるカード

マナファクトを含むアーティファクトを軸として行動するブレイゴにとって、アーティファクトの起動を封じられるイコール死!
コンボのキーカードもアーティファクトなので、ほとんどの勝ち筋を潰される格好になります。これは困る!
なので、

これらのカードは天敵中の天敵です。
アウフはクリーチャーなので妨害カードなどで対処しやすい方ですが《Null Rod》は置かれてしまうと触る手段もそれほど多くないので、しっかりと弾くなどの対処が必要不可欠です。
アウフについては《ガラスの棺/Glass Casket》などでも対処できるので《発明品の唸り/Whir of Invention》をインスタントタイミングで唱えて、デッキからサーチする動きなども覚えておくと良いでしょう!

《敵対工作員/Opposition Agent》

統率者レジェンズで登場した黒い新妨害カード。
ありとあらゆるサーチを無力化してしまうこれの登場は、ブレイゴにとっても大きな障害となります。サーチを多用し、それを使い回せることが利点の一つでもあるブレイゴにとってアド源を奪われるような恰好となってしまいます。
さらに採用していうアーティファクトは汎用性が高いものもかなりの数含んでいるので、それらを奪われてコンボでもされてしまった日には目も当てられません。
これを対処する手段として採用しているのが《パララクスの波/Parallax Wave》です。
4マナとマナ域が超えてしまっているものの、工作員の性質上、構えている状態でいるため、先んじてこれを置ければ万々歳です! 確殺すべし!

《船殻破り/Hullbreacher》

キャントリップのあるカードを使い回し、そのドロー加速でゲームの流れを作っていくブレイゴにとってドローを盗まれることほど不愉快なことはありません。
《概念泥棒/Notion Thief》よりも1マナ軽く登場してくるこのカードは天敵of天敵。
上記のようにあらかじめ対処できる《パララクスの波/Parallax Wave》を先置きするか、的確に除去をブチ当てましょう!

《ロノムの口/Mouth of Ronom》は、これらの厄介なクリーチャーすべてを薙ぎ払うだけのダメージを与えられるので、しっかりと同卓の色を確認して、怪しい動きには対処できるよう構えておけるようにすると良いですね!

プレイングガイド

プレイングの流れ

  1. マナファクトやキャントリップ付きのカードを展開し、アドを稼ぐ。
  2. 妨害カードで全体の動きを停滞させる。
  3. ブレイゴのブリンク能力でアドを稼ぎ、パーツを探す。
  4. 無限コンボで勝利!

勝ち筋

  • 無限ブリンク
    《永遠王、ブレイゴ/Brago, King Eternal》+《ストリオン共鳴体/Strionic Resonator》/
    《石成エンジン/Lithoform Engine》
    →無限切削
    +《写本裁断機/Codex Shredder》
    →無限ダメージ
    +《隕石/Meteorite》
  • 無限ターン
    《永遠王、ブレイゴ/Brago, King Eternal》+《古術師/Archaeomancer》+追加ターン

苦手

ブレイゴよりも早いコンボデッキや横並び戦略からの一気呵成攻撃。
速度勝負になるとやや分の悪い勝負が多く、クリーチャーのボディの質もさほど高くはないデッキが多いので、それを咎められると厳しい戦いを強いられます。
マスデスを放り込むタイミングやサーチカードを切るタイミングを間違えないようにしましょう!

まとめ

圧政ブリンク幽霊オジさんこと《永遠王、ブレイゴ/Brago, King Eternal》デッキ、いかがだったでしょうか!
アドバンテージをひたすら稼ぐことができる統率者なので、非常にカードゲーマー向けの能力と言えるため一度触ってみて欲しい統率者です。
今回は氷雪をサブテーマに構築しているリストなのでこのような形になっていますが、使い回したいCIPカードによってデッキリストがガラリと変わり、それぞれのプレイヤーによって特色が出るのも楽しいポイントですね。
環境やパワーレベルに合わせて選択してみてください!

ではでは次のジェネラルでお会いしましょう! 素敵な統率者ライフを!

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