【EDH】ゼンディカーの夜明け・伝説のクリーチャー一覧【統率者】

いまふたたびのゼンディカー!
つい最近やってきたと思っていましたが、なんと5年(!)も前の出来事でした。
ゲートウォッチらと地元住民たちの決死の戦いもあり、なんとかエルドラージを退けることに成功しましたが、本エキスパンションではその後の世界が舞台です。
スカイクレイブと呼ばれる、古代のコーの遺跡が突如として空に舞い上がり、それを探検する冒険者たちが主人公です。
懐かしい面々から初出場とバリエーションに富んでおり、ついにオムナスが四色目である白を獲得しました!(5色になることはほぼ確定ですが、一体どうなってしまうのか…)
新しい概念である『パーティ』と、再録メカニズムである『上陸』『キッカー』が特徴となっていますが、今後どのような活躍を見せてくれるでしょうか、楽しみですね!

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<青>

《怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle》

《怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle》
(2)(青)(青)
リバイアサン(Leviathan)カニ(Crab)
対戦相手が怒り狂う島嶼、キャリクスを対象として呪文を唱えるためのコストは(2)多くなる。
(3):ターン終了時まで、怒り狂う島嶼、キャリクスは+X̟/-Xの修整を受ける。Xはあなたがコントロールしている島の総数に等しい。
0/17

特徴

デカぁい! とにかくデカい!
スカイクレイブのマナを食って成長したリバイアサン級のカニですが、なんといっても目に付くのはその驚異的なタフネス。17! ただしパワーは0。
起動能力によってタフネス分をパワーに移し替えられるので、島の数を増やしてパンチする統率者になりそうです。
残念ながら無限起動をしてしまうとタフネスが0になってしまうので、自力でのワンパンマンにはなりえませんが、装備品やオーラなどで強化してあげれば可能性があるので、そういった方向性のデッキもよさそうですね。
常在能力によって多少なりとも除去への耐性があるので、やはりここはカニパンチをお見舞いするべきしょう!

相性の良い戦略・カード

戦略

必殺カニパンチ!

島の数を増やして能力をできるだけ起動、装備品などでパワーを底上げして殴るべし!
二段攻撃などは破壊力抜群なので、そういった能力をもったカードをたくさん放り込むとよさそうです。

ただ、本人になんの回避能力もないので、殴り込みに行くにはいくらかの工夫が必要です。
幸い青には全体バウンスなどの疑似除去が選択肢にあるので、パワーレベルや環境に合わせて選択していきたいですね!

カード

《炎叫びの杖/Fireshrieker》

《審問官のフレイル/Inquisitor’s Flail》

<黒>

《最後の血の長、ドラーナ/Drana, the Last Bloodchief》

《最後の血の長、ドラーナ/Drana, the Last Bloodchief》
(3)(黒)(黒)
吸血鬼(Vampire) クレリック(Cleric)
飛行
最後の血の長、ドラーナが攻撃するたび、防御プレイヤーは、あなたの墓地から伝説でないクリーチャー・カード1枚を選ぶ。あなたはそのカードを、+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に戻す。そのクリーチャーは、それの他のタイプに加えて吸血鬼でもある。
4/4

特徴

三度目のドラーナはリアニメイト能力を持つ最後の血の長として登場しました。
5マナ4/4と若干物足らないボディならがも、殴るたびにアドが稼げるので長期戦に持ち込めばかなりいやらしい動きが期待できます。
強力なCIPを使い回すことでアド+アドを取り、黒らしく全体を絞る戦略なども楽しそうです!
ただし、リアニメイトできるクリーチャーは対戦相手(防御プレイヤー)が選ぶので、中途半端なクリーチャーを入れてしまうとさほど機能しないので、投入クリーチャーの質には十分に注意しましょう。
またリアニされたクリーチャーは吸血鬼になるので、部族シナジーを考慮できるのもグッドですね!

相性の良い戦略・カード

戦略

ビートコントロール系のミッドレンジデッキが相性がよさそうです。
《肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder》や《無慈悲な処刑人/Merciless Executioner》などの優秀なCIP持ちクリーチャーや《精神を刻むもの/Mindslicer》などのPIG持ちクリーチャーを何度も使い回し、盤面を制圧。
ドラーナ本体のパワーを上げて、統率者ダメージで勝利するか、別口で用意した無限コンボを探しにいって決める!

などの戦略が取れそうです。
もちろん吸血鬼に注目して、吸血鬼シナジーを活用するのもよさそうです。
《蟲惑的な吸血鬼/Captivating Vampire》などは、どんなクリーチャーでもドラーナを経由すれば吸血鬼になるので起動条件を満たしやすく、盤面への影響力も強いのでなかなかよさそうですね!

カード

《多勢の兜/Helm of the Host》

《ストリオン共鳴体/Strionic Resonator》

《希望の死、タボラックス/Taborax, Hope’s Demise》

《希望の死、タボラックス/Taborax, Hope’s Demise》
(2)(黒)
デーモン(Demon)クレリック(Cleric)
飛行
希望の死、タボラックスの上に+1/+1カウンターが5個以上置かれているかぎり、これは絆魂を持つ。
他の、あなたがコントロールしていてトークンでないクリーチャーが1体死亡するたび、希望の死、タボラックスの上に+1/+1カウンターを1個置く。そのクリーチャーがクレリックであったなら、あなたはカードを1枚引いてもよい。そうしたなら、あなたは1点のライフを失う。
2/2

特徴

3マナ2/2と貧弱なボディながらも、自軍が死亡するたびに+カウンターを載せてパワーアップしていく伝説のデーモンがタボラックスです。
デーモンではかなり珍しく、クレリックのクリーチャー・タイプが与えられており、また自身の能力にもクレリックに関する要件があるという変わり種。

死亡したクリーチャーがクレリックだった場合、1ドロープラス1ライフルーズといういかにも黒らしい能力で、無限死亡ギミックが搭載できれば、半無限ドローが成立します。(ライフが消し飛ぶのは工夫の必要がありますが)

飛行を持っているので、とにかく味方を死亡させて21点ワンパンマンに成長させるもよし、クレリックをましましにしてアドを稼ぎ、コンボに走るもよしとデッキの構築の方向性に選択肢がある良い能力です!

相性の良い戦略・カード

戦略

ビート&コンボ、クレリックを添えて。
クレリックが死亡すると、+カウンターに加えて1ドローのアドが約束されているので、どんどん死亡させてドローを水増ししていくのが強力そうです。
黒は無限コンボを組み込みやすいカラーなので、序盤中盤はビート、終盤はコンボに走るという、EDHの王道戦略が見える統率者となりそうです。

現行スタンやブロールでは、クレリックの選択肢がかなり絞られますが、EDHの売りである広大なカードプールを見回せば、強力な黒いクレリックがわんさかいるはずです!
とにかくそいつらをぶち込んで、出しちゃあ喰い、喰われれば出し、山札を引き、コンボを叩き込むのだ!

カード

《オゾリス/The Ozolith》

《不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowed》

<赤>

《アクームの怒り、モラウグ/Moraug, Fury of Akoum》

《アクームの怒り、モラウグ/Moraug, Fury of Akoum》
(4)(赤)(赤)
ミノタウルス(Minotaur) 戦士(Warrior)

あなたがコントロールしている各クリーチャーはそれぞれ、このターンにそれが攻撃した回数1回につき+1/+0の修整を受ける。

上陸―土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたのメイン・フェイズ中であった場合、このフェイズの後に、追加の戦闘フェイズを1つ加える。その戦闘の開始時に、あなたがコントロールしているクリーチャーをすべてアンタップする。

6/6

特徴

上陸することにより追加のコンバットを与える伝説のミノタウルスです。
攻撃回数に応じてパンプするため、小粒のクリーチャーであっても何度も追加コンバットをすると馬鹿にならないダメージが。
幸い赤には追加コンバットが豊富に用意されているので、上陸の能力以外にもひたすら追加コンバットを入れまくるのも強そうです!

地味にMTGAのエフェクトがツボなカードです。

相性の良い戦略・カード

戦略

ひたすら追加コンバット!
自身の能力により、土地を置けば追加コンバットが得られますが、緑と違って赤はそれほど土地を1ターンのうちに連続して投げるのが難しいのが実情です。
ただ、追加コンバットカードとなれば話は違う!
赤のカラーパイともいえる追加コンバットをこれでもか、と放り込んであげれば、システムクリーチャーであっても十分な火力をたたき出すことが可能です!

追加コンバットカードでは、組み合わせ次第で無限コンバットも成立するので、戦略に自然と組み込めるのでぜひ採用したいところです!

もちろん上陸で誘発する追加コンバットも非常に強力なので、詰め込めるフェッチランドはすべて投入しましょう!

《嵐の大釜/Storm Cauldron》は、相手への妨害と上陸の種の補充の二つを同時にこなしてくれるので、非常に相性の良いカードです。マストバイ!

カード

《追い討ち/Aggravated Assault》

《嵐の大釜/Storm Cauldron》

<緑>

《野生の魂、アシャヤ/Ashaya, Soul of the Wild》

《野生の魂、アシャヤ/Ashaya, Soul of the Wild》
(3)(緑)(緑)
エレメンタル(Elemental)
野生の魂、アシャヤのパワーとタフネスは、それぞれあなたがコントロールしている土地の総数に等しい。
あなたがコントロールしていてトークンでないクリーチャーは、それらの他のタイプに加えて森・土地である。(それらは依然として召喚酔いの影響を受ける。)
*/*

特徴

かつてニッサが召喚したエレメンタルがカード化!
土地にまつわる能力を持っていますが、今回の上陸との相性は抜群オブ抜群。上陸持ちのクリーチャーが場にでるだけで上陸が誘発するようになるので、上陸デッキはかなり強力な相棒になりうるカードです。

もちろん統率者としての性能も悪くありません。土地の数だけパワーが上がるので、ロングゲームになれば自然とワンパンマンになりますし、すべての自軍クリーチャーが土地になるので「土地以外を対象とする」系の呪文や能力から疑似的に守ってくれるのは非常に強力です。

相性の良い戦略・カード

戦略

ランプランプランプ!
土地イコールパワー(文字通り)なので、とにかく土地をのばすべし!
もちろんクリーチャーを展開してもいいですが、全体除去に巻き込まれるとすべて水の泡になってしまうので、破壊されにくい土地を基準にデッキを構築すると良いでしょう。

前述の通り上陸能力との相性は抜きんでて良いので《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》や《硬鎧の大群/Scute Swarm》などはそれだけでフィニッシャーになりえるポテンシャルを発揮してくれるでしょう!
(ただしトークンは土地にならないので注意)

《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》と2マナ以上が生み出せるクリーチャーが場にあれば、無限マナコンボが成立しますので、ぜひ採用したいところですね!
《造化の紡ぎ手/Ley Weaver》はなんと一枚コンボ!
ただしどちらも無限マナからのフィニッシュ手段はないので別の勝ち筋をしっかり揃えておきましょう!

カード

《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》/《造化の紡ぎ手/Ley Weaver》

《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》

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<赤白>

《恐れなき探査者、アキリ/Akiri, Fearless Voyager》

《恐れなき探査者、アキリ/Akiri, Fearless Voyager》
(1)(赤)(白)
コー(Kor)戦士(Warrior)
あなたが、装備品がついているクリーチャー1体以上でプレイヤー1人を攻撃するたび、カードを1枚引く。
(白):あなたはあなたがコントロールしているクリーチャー1体から装備品1つをはずしてもよい。そうしたなら、そのクリーチャーをタップする。ターン終了時まで、それは破壊不能を得る。
3/3

特徴

『ゼンディカーの夜明け』のストーリーにおける重要人物であり、主人公パーティーの一員であるアキリは都度2回目のカード化になります。
網投げと呼ばれる技術で空をぴょんぴょん飛んでいける彼女ですが、今回の能力は『装備品』に関するもの。
最近になってデザインされるようになりはじめた「アドが稼げる」ボロス(赤白)カラーの伝説となっています。

装備品を装備したクリーチャーが、プレイヤーを殴ると1ドロー。
注意点は、何体で殴ろうとも、一人のプレイヤーであれば1ドローしかできません。
ただし、複数人に向かって装備クリーチャーで殴ればそのプレイヤーの数だけドローできるので、できるだけ多くの相手に殴りかかりたいところです。
しかしながらそれだけ色々な対戦相手に殴るということは、それだけヘイトを稼ぐということにもなります。しかも、ドローまでやらかしやがるので、そのヘイト値は計り知れないものに…!

横に並べる戦略上、もちろん全体除去には脆いのですが、それもサポート済み。
白マナを払い、装備品を外すことで、そのクリーチャーに破壊不能を付与できるのです。至れり尽くせりとはまさにこのこと。
しかしマイナス修整や生け贄には無力なので過信しないようにしましょう!

相性の良い戦略・カード

戦略

生体兵器で殴るべし!
装備先である肉と装備品を同時に与えてくれる『生体兵器』は、今回のアキリの能力と相性抜群! 場に出して殴り、引き、出し、殴る!
たとえ除去されても装備品に付随したおまけみたいなものなので、痛くも痒くもありません。手札を充実させてから、つぎつぎと強力な装備品を展開して、相手のライフをごりごり減らしていきましょう!

赤白という色の関係上、どうしても無限を採用しにくいのですが《迫撃鞘/Mortarpod》は生体兵器でありつつ、無限のパーツにもなりうるので、無限マナ+無限トークンを狙うのもよいでしょう。
キキジキ、霊体の先達などを活用すればこのカラーでも上記無限が成立します!

もちろん入れたい装備品をバンバンに放り込んで、とにかく装備品デッキ、というのも楽しそうです。
その際には、場持ちの良いクリーチャーや、攻撃誘発、戦闘ダメージ誘発のクリーチャーなどを優先すると良いでしょう。
フルブレード(2色剣フル投入)やカルドラシリーズなんかも、浪漫があって良いですね!

カード

『生体兵器』全般

《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》

<黒緑>

《スカイクレイブの荒廃者、グラークマウ/Grakmaw, Skyclave Ravager》

《スカイクレイブの荒廃者、グラークマウ/Grakmaw, Skyclave Ravager》
(1)(黒)(緑)
ハイドラ(Hydra)ホラー(Horror)

スカイクレイブの荒廃者、グラークマウは+1/+1カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。
他の、あなたがコントロールしているクリーチャーが1体死亡するたび、それの上に+1/+1カウンターが置かれていた場合、スカイクレイブの荒廃者、グラークマウの上に+1/+1カウンターを1個置く。

スカイクレイブの荒廃者、グラークマウが死亡したとき、黒であり緑であるX/Xのハイドラ・クリーチャー・トークンを1体生成する。Xはスカイクレイブの荒廃者、グラークマウの上に置かれている+1/+1カウンターの総数に等しい。

0/0

特徴

スカイクレイブに潜んでいた巨大なハイドラが、このグラークマウです。
虫やらなんやらを暗闇で食って生きていたやつですが、スカイクレイブの上昇により表の世界に姿を現してきました。

その能力は、プラスカウンターを参照するもの。最近、黒緑カラーでプラスカウンターを参照する伝説の生き物がめっちゃ多い気がしますね。こいつもその仲間入りです。
もともと緑はプラスカウンターが得意なカラーですが、かなり特化し始めているきらいがあって、その手の愛好家にはたまらん展開です。

もともとプラスカウンター関係の能力は、いくら成長させても、除去られて終わり、というかなしい結末がありましたが、グラークマウの場合はきっちりケアされてます。
プラスカウンターが乗った状態で死亡すると、その個数分のサイズをもったもう一体のハイドラを残していくので、いくら除去っても脅威が去ることがありません。
ただし、マイナスカウンターによる除去や追放除去には無力なので、そういったカードが多いカラーを相手にするときは注意しましょう!

相性の良い戦略・カード

戦略

もちろんプラスカウンター戦略!
《硬化した鱗/Hardened Scales》《巻きつき蛇/Winding Constrictor》などのサポートカードが非常に充実しており、そもそもプラスカウンターが乗って場に出るハイドラなども採用したいところです。
《倍増の季節/Doubling Season》との相性の良さはいうべきにもあらず。
乗るカウンターが倍増! 死亡時のトークン生成も倍増! いえあ!

プラスカウンターが置かれたクリーチャーがつぎつぎ除去されてしまうともったいないので《最後のアブザン、レイハン/Reyhan, Last of the Abzan》や《オゾリス/The Ozolith》などでストックしておくのも重要です。
《巣穴あさり、ニカーラ/Nikara, Lair Scavenger》はアドが稼げるのでぜひとも採用したいカードです!

色として除去が非常に強力ですので、盤面を掃除しつつ、でっかくなっていくグラークマウで殴り込んでいきましょう!

カード

《倍増の季節/Doubling Season》

《グレートヘンジ/The Great Henge》
《狩りに喚ばれしレナータ/Renata, Called to the Hunt》

<青赤>

《乱動追い、カーザ/Kaza, Roil Chaser》

《乱動追い、カーザ/Kaza, Roil Chaser》
(青)(赤)
人間(Human) ウィザード(Wizard)
飛行、速攻
(T):このターンにあなたが次のインスタントやソーサリーである呪文を唱えるためのマナコストは(X)少なくなる。Xはこの能力の解決時にあなたがコントロールしているウィザードの総数に等しい。
1/2

特徴

主人公パーティのウィザード担当は、呪文のコストを下げる能力を持ちます。
ウィザードの数だけ次に唱えるスペルのコストが下がるので、感覚的にはちょっと召集っぽい感じですが、召集と異なるのは、参照するクリーチャーは自由に動けるという点。
横に並べれば並べるほど、強力な呪文が撃てるので、序盤から一気に展開して優位を敷いて、そのまま突き進むタイプのデッキになりそうです。

幸いイゼットカラーには優秀なウィザードが目白押しなので、好みや環境やお財布に合わせてチョイスしていきましょう!
軽くしたい呪文筆頭は、やはり追加ターンですが、昨今のピッチスペル事情から打ちにくいのもまた事実。絶対に通せるようなハンドをキープしつつ、追加ターンを放り込むのはハラハラ感があって楽しそうです!(イゼットカラーだし!)

相性の良い戦略・カード

戦略

ウィザード軍団からのヘヴィ級スペル連打!
感じとしては、前回のイコリアで登場した《眷者の神童、キナン/Kinnan, Bonder Prodigy
》と似たような感触でしょうか。
横に広げて(マナクリorウィザード)、デカいアクション(起動能力or重量級呪文)!

ただしこちらの場合は、採用するウィザードの枚数、質を厳選して、ちょうど良いバランスを探る必要があります。
両方が成立して初めて最大火力がたたき出せるので、このバランスは非常に重要です。
重い呪文ばかり手札にきても撃てませんし、ウィザードばかりきても影響力がさほどありません。厳選するべし!

フリースペルは能力との相性も抜群で、消費したマナよりも戻ってくるマナのほうが多いこともしばしば。《時のらせん/Time Spiral》は能力に相応しい重量級の強力スペルですので是非採用したい呪文ですね!

カード

各種追加ターン

《時のらせん/Time Spiral》

<白黒>

《スカイクレイブの秘儀司祭、オラー/Orah, Skyclave Hierophant》

《スカイクレイブの秘儀司祭、オラー/Orah, Skyclave Hierophant》
(2)(白)(黒)
コー(Kor) クレリック(Cleric)
絆魂
スカイクレイブの秘儀司祭、オラーか、他の、あなたがコントロールしているクレリックが1体死亡するたび、あなたの墓地から点数で見たマナ・コストがその死亡したパーマネントよりも小さいクレリック・カード1枚を対象とする。それを戦場に戻す。
3/3

特徴

主人公パーティのクレリック担当がこちらのオルゾフカラーのオラーです。
4マナ3/3、絆魂とボディはそこそこ。とはいえこのスタッツでは殴りジェネラルとして運用するのは考慮の外。
もちろん注目すべきはその能力です。
いかにも白黒らしいリアニメイト能力ですが、オラーもしくは他のクレリックが死亡した際に、それより小さい(マナコスト)クレリックパーマネントが対象となります。
なんだか不思議な書き方ですが、クリーチャー以外でクレリックのタイプを持つパーマネントが存在するのでしょうか?

なんだか悪用しがいのありそうな能力ですが、ぱっと思いつくのは、無限リアニメイト、無限サクリ台起動が出来そうです。
クリーチャーが死亡してもアドバンテージを喪失しないので、どんどんサクッて、デッキを回していき、最終的にはコンボで決めるデッキが強力そうです!

相性の良い戦略・カード

戦略

クレリックリアニメイト!
白黒というカラー的に、ヘイトベアー能力をもったクレリックがなかなか粒ぞろいですので、これらのクリーチャーを展開し、相手の行動を抑制しましょう。
もし除去されたとしてもオラーの能力により、次のヘイトベア生き物が墓地から蘇ってくるので、相手からすればたまったものではありません。

また積極的に能力を誘発させて、アドバンテージを稼ぐのもよさそうです。
サクリ台などを用意して、どんどんそれの起動コストに使ってあげれば、サクリ台の性質によってさまざまな挙動が可能になります。
ただし色の問題で、火力が取りにくいのがやや難点です。

《アカデミーの学長/Academy Rector》などもクレリックなので、サーチにくわえてリアニメイトと爆アド侍ムーブなども楽しそうです!
クレリックのご多分に漏れず《不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowed》はぜひ採用したい1枚ですね!

カード

《秘宝の薬瓶/Relic Vial》

《不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowed》

<白青>

《海門の擁護者、リンヴァーラ/Linvala, Shield of Sea Gate》

《海門の擁護者、リンヴァーラ/Linvala, Shield of Sea Gate》
(1)(白)(青)
天使(Angel)ウィザード(Wizard)

飛行
あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたのパーティーが全員そろっている場合、対戦相手がコントロールしていて土地でないパーマネント1つを対象とする。あなたの次のターンまで、それは攻撃もブロックもできず、それの起動能力は起動できない。

海門の擁護者、リンヴァーラを生け贄に捧げる:呪禁か破壊不能を選ぶ。ターン終了時まで、あなたがコントロールしているクリーチャーはその能力を得る。

3/3

特徴

3枚目のカード化を果たしたゼンディカーお馴染みの天使はウィザードになりました。
やったねパーティーが組めるよ!

というわけで今回のリンヴァーラはなんとパーティーの守護者であり、自分自身もパーティーの一員になってしまいました。
ならず者、戦士、クレリック、そしてウィザード(リンヴァーラも含む)が場に一緒に存在していれば、かなり強力な誘発能力が発動します。
クリーチャーであれば攻撃にも防御にも参加できなくなるので、呪禁を持たない殴りジェネラルはこれだけで完封されてしまいます。
土地以外のパーマネントも対象にできるので、厄介な置物の起動も封じることができます。
土地は対象に取れないので注意!

パーティーを構築できないと3/3のフライヤーになってしまうので、速攻でパーティーを組もう!

相性の良い戦略・カード

戦略

パーティープチロックによる政治デッキ。陰険ですねぇ。

早々にパーティーを構築し、リンヴァーラの能力を誘発させましょう。
卓でもっとも危険な相手に照準を合わせて、その対戦相手の動きを拘束するのです!
他の対戦相手もそそのかして、できるだけ1人にターゲットが向くようにできれば、あとは悠々自適です。

白青はもともとアドバンテージが稼ぎやすいカラーなので、全体が減速している間にコンボパーツなどを集めて、無限に走りましょう!
起動能力で盤面を維持することは比較的用意なので、致命的な置物やコンボなどを防ぐことにスロットを割くと、安定したプレイが楽しめそうです。
かなり政治色の強い動きになりそうので、やりすぎには注意!

ただし、パーティが一人でも欠ければ能力は誘発しなくなってしまうので、何が何でもパーティーを維持するようにしなければいけません。
ならず者、戦士、クレリックの配分には細心の注意を払いましょう!
幸い、青には優秀な多相持ちの多相の戦士があるので、それらのカードも検討してみると良いでしょう!

カード

《産み落とす太枝/Birthing Boughs》

《勇敢な変わり身/Valiant Changeling》

<赤緑>

《世界を彫る者、ファイラス/Phylath, World Sculptor》

《世界を彫る者、ファイラス/Phylath, World Sculptor》
(4)(赤)(緑)
エレメンタル(Elemental)

世界を彫る者、ファイラスが戦場に出たとき、緑の0/1の植物・クリーチャートークンを、あなたがコントロールしている基本と地1つにつき1体生成する。

上陸―土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたがコントロールしている植物1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンターを4個置く。

5/5

特徴

荒っぽいエレメンタルばかりのゼンディカーの中では特異な穏やかなエレメンタル――というストーリーとは裏腹に、能力はかなり乱暴です!

再録メカニズムである上陸を持った大型クリーチャーで、その能力は《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》に酷似しています。
基本土地と土地の差はあれど、横に植物トークンを生成することや、上陸によりそれらを強化するなど、様々な点で類似しています。
なので利点はほぼ一緒であり、無限に出し入れすれば無限トークン、無限に土地が出せれば無限パワーが成立!
緑赤は生物に由来した無限ギミックが多数搭載できるので、それらを活用していくと良いでしょう!

相性の良い戦略・カード

戦略

無限トークンによるバーラン!
赤緑のお家芸である<フードチェイン>コンボや《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》&《ティムールの剣歯虎/Temur Sabertooth》による無限バウンスコンボなどはすぐに勝利に直結できるポテンシャルがあるので、これらのパーツを採用したコンボデッキなどが良さそうです。

ただし、前述のコンボでは無害な植物トークンがわらわらするだけな上に、速攻もないので無限の壁になるばかりです。
踏み荒らしの王である《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》などを活用して勝利をもぎ取りましょう!
もちろん《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge》を横に置いておいて無限バーンもオッケーです!

カード

《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》

《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge》

<緑青>

《分かたれし水流、ヴェラゾール/Verazol, the Split Current》

《分かたれし水流、ヴェラゾール/Verazol, the Split Current》
(X)(緑)(青)
海蛇(Serpent)
分かたれし水流、ヴェラゾールは、これを唱えるために支払われたマナ1点につき+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
あなたがキッカーされている呪文を唱えるたび、あなたは分かたれし水流、ヴェラゾールの上から+1/+1カウンターを2個取り除いてもよい。そうしたなら、その呪文をコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。(パーマネント・呪文のコピーはトークンになる。)
0/0

特徴

マゴーシに潜む、恐るべき海蛇がこのヴェラゾールです。
キッカー呪文にまつわる能力を持ち、自身のカウンターを取り除くことで、キッカーされた呪文をコピーすることができます。
意外にキッカー呪文はバリエーションが豊富なので、統率者のデッキとして十分に活用することができるメカニズムでしょう。

日本語訳に際してミスがあり、エラッタが発表されているので注意です。
簡単にいえば、払ったマナ分のスタッツになるよ、というもの。
2マナで唱えれば2/2.4マナで唱えれば4/4と、統率者税の支払いが損にならないのが最大の利点です!

相性の良い戦略・カード

戦略

キッカーましましデッキ!
とにかくキッカー呪文を大量に投入しましょう。案外キッカーのプールは広く多重キッカーもキッカーに入ります。

呪文のみならず、生物であってもキッカーされていればコピーされるので、キッカー込みでやや重くなったとしてもテンポロスしなくなります。とはいえ、呪文に比べると有用なキッカー持ち生物は少ないので、厳選して投入し、爆アドを稼ぎましょう!

同じくゼンディカーの夜明けで登場した《荒れ狂う騒音/Maddening Cacophony》は、キッカーを込みで唱えると相手のライブラリーをなんと半分吹き飛ばします。
これをコピーすれば…!
相手のライブラリーの4分の3が吹き飛びます。残念ながらすべては吹き飛ばせませんが、あと一押しです。統率者戦では珍しいライブラリーアウトデッキなんかも面白そうですね!

《海門の嵐呼び/Sea Gate Stormcaller》はヴェラゾールのサポートがなかったとしても、十分に強力なキッカー能力を持っているので、これと何らかの呪文のコピーによってコンボが成立してしまいそうです。
《新生化/Neoform》からの無限パーツが緑青で持ってこれそうです。

  1. 《海門の嵐呼び》を場に出す。《開門の嵐呼び》をコストに《新生化》を唱える。
  2. コピーが生成され(コストはすでに払われているのでそのまま唱えられる)マナコスト3のクリーチャーを2体場に出せる。
  3. 《呪文探求者》と《侵入する生物種》を場に出し、CIPが誘発。
  4. 《呪文探求者》から《輪作》をサーチ。
    《侵入する生物種》で《呪文探求者》をバウンス。
  5. 《輪作》を唱え《ガイアの揺籃の地》を場に出す。
  6. 手札に戻っていた《呪文探求者》を再び唱え《断絶》を手札に加える。
  7. 《呪文探求者》を対象に《断絶》を唱えて手札に戻す。もう一度《呪文探求者》を唱える。
  8. 《緑の太陽の頂点》を手札に加える。
  9. 《緑の太陽の頂点》を唱えて、デッキから《永遠の証人》を場に出す。
    CIPが誘発し《断絶》を手札に戻す。
    ※《ガイアの揺籃の地》と青マナ合計6マナ以上になれば、無限マナが成立。
  10. 無限マナを成立させてから《断絶》を《呪文探求者》へと唱えてふたたび場に出す。《破滅の終焉》をサーチ。
  11. 《破滅の終焉》をX10以上で唱えて《歩行バリスタ》を場に出す。
    この時+10/+10の修整がされているので《歩行バリスタ》は無事着地。
  12. 無限マナから無限バリスタファイアー!

キッカーしていたり、ヴェラゾールなどでコピーするとさらに大量のクリーチャーがデッキからわらわら湧いてきます。
相手の呪文を妨害するクリーチャーなどを同時に並べられると、安全に上記コンボができるのでマナに余裕がある場合にはキッカー込みで唱えてもよさそうですね!

カード

各種キッカー持ち呪文

《海門の嵐呼び/Sea Gate Stormcaller》

<緑白>

《鎮まらぬ大地、ヤシャーン/Yasharn, Implacable Earth》

《鎮まらぬ大地、ヤシャーン/Yasharn, Implacable Earth》
(2)(緑)(白)
エレメンタル(Elemental)猪(Boar)

鎮まらぬ大地、ヤシャーンが戦場に出たとき、あなたのライブラリーから基本森・カード1枚と基本平地・カード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
プレイヤーは、呪文を唱えたり能力を起動したりするために、ライフを支払うことも土地でないパーマネントを生け贄に捧げることもできない。

4/4

特徴

戦士たちが帰ってきたぞ! と叫びそうな見た目の伝説の猪が、緑白のヤシャーンです。
伝説の猪で2体目の彼(彼女?)ですが、カラー的にはいかにもなヘイトベア能力を持っています。
生け贄やライフの支払いをともなう呪文や能力を封じます。ただし土地による能力はこの限りではないので、上陸などの能力はスルーです。
自分で積極的にそういった能力を使えるのは良い反面、止めたい能力が止められない可能性があるので、他のカードでサポートしてあげあたいところです。

CIPによって、次の統率者税の支払いが可能になるので、いくら除去されてもテンポ的にはあまり痛くないのは統率者戦においては非常にグッド。
相手を一方的に苦しめ続けてやりましょう!

相性の良い戦略・カード

戦略

緑白ヘイトベアーで卓を苦しめましょう!
セレズニアカラーは優秀なヘイトベア生き物が目白押しなので、大量投入してとにかく場を遅くしましょう。
横に並べて、ありとあらゆる手を封じ、こちらは悠々と殴り込むのです!

とはいえ本体のスタッツはそれほど高くはないので、統率者ダメージだけで勝とうとするとなかなか骨が折れます。
緑白は生物由来の無限コンボの選択肢が多いので、自分の好みや環境に合わせて採用していきましょう!

緑白を含む統率者を使っている人は、これを統率者にするというよりは、新しいヘイトベア枠として採用するのもよさそうです。
特定の統率者には極めて深くぶっささる能力なので、盤面に合わせてひぃひぃ言わせてやりましょう!

カード

各種ヘイトベアカード

《速足のブーツ//Swiftfoot Boots》などの防御カード

<黒赤>

《鼓動盗み、ザグラスZagras, Thief of Heartbeats》

《鼓動盗み、ザグラスZagras, Thief of Heartbeats》
(4)(黒)(赤)
吸血鬼(Vampire) ならず者(Rogue)
この呪文を唱えるためのコストは、あなたのパーティーを構成しているクリーチャー1体につき(1)少なくなる。
飛行、接死、速攻
他の、あなたがコントロールしているクリーチャーは接死を持つ。
あなたがコントロールしているクリーチャー1体がプレインズウォーカー1体に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレインズウォーカーを破壊する。
4/4

特徴

ドラーナの右捥であり、次の血の長の筆頭候補である吸血鬼がこのザクラスです。
パーティーにつきコストが軽減するため見た目ほど重くなく、飛行・速攻・接死と戦闘にはうってつけのキーワード能力を持つので、機動力の高い殴りジェネラルとして運用できそうですね。

また、自軍のクリーチャーすべてに接死を付与してくれるので、戦闘では無類に強い軍団を作ることができます。またプレインズウォーカーを一発で処せるようになるので、フレンズデッキなどに対して明確に有利をつけられるのはなかなか珍しいポジションです。

相性の良い戦略・カード

戦略

接死ティムデッキ!
赤を含むため、優秀なティム(タップでクリーチャーなどに1点を与える能力)を持つクリーチャーが多く、ザクラスが一緒にいれば必殺の一撃になります。
どれだけボディがデカかろうとも接死ティムの前には無力!
ボードコントロールをして、相手の盤面をぐちゃぐちゃにしてやりましょう!

M21で登場した《頭巾様の荒廃牙/Hooded Blightfang》は非常に相性が良く、自分がコントロールするすべてのクリーチャーが殴るたびにドレインしてくれるようになるので、馬鹿にならないライフを奪い取ることが出来ます。

ただし、ハンドアドバンテージはなんら与えてくれることはなく、除去耐性も持っていないので、全体除去には極めて脆い性質があります。
調子に乗って展開しすぎると痛い目を見るので注意!

カード

《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter》

《頭巾様の荒廃牙/Hooded Blightfang》

<青黒>

《トリックスター、ザレス・サン/Zareth San, the Trickster》

《トリックスター、ザレス・サン/Zareth San, the Trickster》
(3)(青)(黒)
マーフォーク(Merfolk) ならず者(Rogue)

瞬速
(2)(青)(黒):あなたがコントロールしていて攻撃していてブロックされていないならず者1体を手札に戻す。:あなたの手札からトリックスター、ザレス・サンをタップ状態かつ攻撃している状態で戦場に出す。
トリックスター、ザレス・サンがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーの墓地からパーマネント・カード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたのコントロール下で戦場に出してもよい。

4/4

特徴

ドーモ、ザレス・サンです。登場してすぐにネタにされてしまいましたが、まごうことなき主人公パーティーの一員である忍者ならず者がこのザレス・サンです。

ならず者の攻撃が素通りすると、手札から起動能力で殴りかかる能力を持ちますが、かつての忍術のような挙動でトリックスターの名に恥じない奇襲性を誇ります。
ただし、この能力は手札からしか起動できないので、上忍術のように統率領域から姿を現すことはできません。残念。

とはいえ瞬速を持っているので、インスタントタイミングかつ安全な場面で突如として降臨できるので、強力なパーマネントが墓地に落ちているプレイヤーを狙い撃つのもそう難しくないでしょう! ワザマエ!

相性の良い戦略・カード

戦略

切削&パーマネント奪取デッキ!
ディミーアカラーは相手のライブラリーを削るのに長けている色ですので、積極的に相手の墓地を肥やしてやりましょう。
めぼしいパーマネントが落ちればあとはこっちのものです。
色によっては回収が難しいものもあるので、そういった相手から狙い撃ちにするのも良さそうですね。

ただし、相手の統率者によってサポートになりかねないこともしばしば。
しっかりと相手の情報を持ったうえで、墓地対策とのバランスもしっかりと考慮に入れてデッキを構築していきましょう!

《家路/Homeward Path》は超明確なメタカードなので、どうにかこうにかこれを対処しなければなりません。幸い黒には土地に触れるカードが少ないながらも存在するので、環境に合わせて採用していきましょう!

カード

《催眠の宝珠/Mesmeric Orb》

《秘密の王、ザデック/Szadek, Lord of Secrets》

<白青赤緑>

《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》

《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》
(赤)(緑)(白)(青)
エレメンタル(Elemental)

創造の座、オムナスが戦場に出たとき、カードを1枚引く

上陸―土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、このターンで初めてこの能力が解決されるなら、あなたは4点のライフを得る。2度目なら、(赤)(緑)(白)(青)を加える。3度目なら創造の座、オムナスは各対戦相手とあなたがコントロールしていない各プレインズウォーカーに、それぞれ4点のダメージを与える。

4/4

特徴

4度目のオムナスは白の色をゲットしました! 次は待望の5色ですが、どのような姿、能力になるのでしょうか。

登場してすぐに当時のスタンダードで大暴れした性能を持つ本オムナスですが、上陸の回数によってさまざまな恩恵をプレイヤーに与えてくれます。
回復、マナ加速、ダメージと、とにかく詰め込めるだけ詰め込んだといった塩梅です!

非常に強力な能力ですが、3回以降はいくら上陸してもそのターン中では能力が誘発しないので、無限を構築するにはいくらかの工夫が必要になりそうですね。

とはいえ土地を置いているだけでアドバンテージをもたらしてくれるので、これをアド源にしながら、4色の利点を使って別の無限コンボを探しに行くのも良さそうです。
キャントリップがついているので、無限に出し入れできれば、無限ドローが成立するのも多きですね!

相性の良い戦略・カード

戦略

やっぱり<フードチェイン>デッキ!
上述の通り、無限に出し入れすれば無限ドローですので、フードチェインからの無限バリスタが一番丸いコンボのように思われます。

本体は雑に放りなげて、土地を置いてはアドを稼ぎ、アドを稼いでは除去され、また唱えてアドを稼ぐと、周囲にとっては厄介極まりない害悪ムーブをしてやりましょう!

3回目の上陸能力はプレイヤーのみならずプレインズウォーカーにも飛んでいく点も強力です。忘れないようにしましょう!
プレイヤーへのダイレクト火力なので、オムナスに感染をつけると、それだけで非常に極悪な毒砲台になってくれるので、そういったデッキも面白いかもしれません!

カード

《食物連鎖/Food Chain》

《生体融合外骨格/Grafted Exoskeleton》

<5色>

《団結の標、タズリ/Tazri, Beacon of Unity》

《団結の標、タズリ/Tazri, Beacon of Unity》
(4)(白)
人間(Human)戦士(Warrior)
この呪文を唱えるためのコストは、あなたのパーティーを構成しているクリーチャー1体につき(1)少なくなる。
(2/青)(2/黒)(2/赤)(2/緑):あなたのライブラリーの一番上からカードを6枚見る。あなたは「その中からウィザードやクレリックや戦士やならず者や同盟者であるカード最大2枚を公開し、あなたの手札に加える」を選んでもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
4/6

特徴

同盟者の頂点としてかつて登場したタズリ将軍ですが、今回は海門の長、パーティーの元締めとしてデザインされました。

ザクラスと同様に、パーティーの構成員につき軽くなるので、比較的展開しやすいのがグッド。色拘束もゆるく優秀なアドバンテージ源になってくれる存在です。
起動能力でパーティーをデッキから補充できるので、たとえ盤面を更地にされても再展開がしやすく、継戦能力が非常に高いのが特徴です。

また同盟者も手札に加えることができるので、前回のカードと同じく同盟者を使ったコンボギミックが搭載可能となっています。
起動能力は無色マナでも支払えるので、無色無限マナでも無限起動できるのは、コンボの難易度が下がってくれるので非常にありがたいですね!

相性の良い戦略・カード

戦略

パーティー&同盟者デッキ!
以前の《タズリ将軍/General Tazri》と同じく同盟者コンボを採用しつつ、パーティーを含めることで、長期戦に強いデッキを組むのが強そうです。

5色の統率者なので、各種妨害、除去、サーチをすべて積むことができるので、高速コンボというよりかは、中速、低速のじっくりと戦う構築が向いてるでしょう。
ただ、パーティーによってコストが軽減されるので、超高速コンボデッキを目指しても良さそうです。

《秘儀での順応/Arcane Adaptation》を使えば、同盟者&パーティーでなくとも、手札に加えることができるようになるので、また別のコンボルートを考えてみても面白そうです!

カード

《秘儀での順応/Arcane Adaptation》

《タズリ将軍/General Tazri》

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