【統率者】あると便利なカード集・アーティファクト編【EDH】

統率者戦では、マジックに存在するほぼすべてのカードを使うことができます。
どんなカードを使おうか選ぶ時間はとても楽しい!
だがしかし、マジックの歴史は長く、すべてを網羅することはおおよそ不可能、やはり使いやすいカードというものが存在します。
ここでは使いやすいアーティファクトをご紹介します。
デッキ構築の参考になれば幸いです!

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目次

マナファクト

統率者戦ではほぼ必須のカード達。マナ加速からのビッグアクションは統率者戦ならではの醍醐味ですね!
ここでは代表的なものをピックアップしていきますが、これ以外にもたくさんあるので面白いものが見つかったら随時紹介していきます!

《太陽の指輪/Sol Ring》

《太陽の指輪/Sol Ring》
(1)
(T):あなたのマナ・プールに(◇)(◇)を加える。

いわずとしれた1マナファクト。
構築済みでも定番。
入手しやすさナンバーワン。

《魔力の櫃/Mana Vault》

《魔力の櫃/Mana Vault》
(1)
魔力の櫃はあなたのアンタップ・ステップにアンタップしない。
あなたのアップキープの開始時に、あなたは(4)を支払ってもよい。そうしたなら、魔力の櫃をアンタップする。
あなたのドロー・ステップの開始時に、魔力の櫃がタップ状態である場合、それはあなたに1点のダメージを与える。
(T):(◇)(◇)(◇)を加える。

1マナで3マナを生み出す破格の生産能力。
ただしアンタップせず、タップ状態ではダメージをとばしてきます。

《厳かなモノリス/Grim Monolith》

《厳かなモノリス/Grim Monolith》
(2)
厳かなモノリスは、あなたのアンタップ・ステップにアンタップしない。
(T):(◇)(◇)(◇)を加える。
(4):厳かなモノリスをアンタップする。

こちらも3マナを生み出すファクト。
ただし生み出す以上のマナを消費しなければアンタップできません。

《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》

Basalt Monolith

《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》

(3)

玄武岩のモノリスはあなたのアンタップ・ステップにアンタップしない。
(T):(◇)(◇)(◇)を加える。
(3):玄武岩のモノリスをアンタップする。

3マナ捻出Artifactその3.生み出したマナと同等のマナを消費してアンタップ可能。

《魔力の墓所/Mana Crypt》

Mana Crypt
《魔力の墓所/Mana Crypt》
(0)
あなたのアップキープの開始時に、コインを1枚投げる。あなたがコイン投げに負けたなら、魔力の墓所はあなたに3点のダメージを与える。
(T):(◇)(◇)を加える。

0マナファクトの王様。
ダメージも意外と馬鹿にならないので追加ターンなどではご注意を。日頃の行いを改めるのだ!

《水蓮の花びら/Lotus Petal》

LotusPetal
《水蓮の花びら/Lotus Petal》
(0)
(T),水蓮の花びらを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。

生け贄にささげることで色マナを生み出す0マナファクト。妖怪1足らない撃退装置。

《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》

Mox Diamond
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
(0)
モックス・ダイアモンドが戦場に出るなら、あなたは代わりに土地カードを1枚捨ててもよい。そうしたなら、モックス・ダイアモンドは戦場に出る。そうでないなら、それをオーナーの墓地に置く。
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。

手札から土地を追放することで好きなマナを生み出す0マナファクト。選ぶ土地は慎重に。

《金属モックス/Chrome Mox》

Chrome Mox
《金属モックス/Chrome Mox》
(0)
刻印 ― 金属モックスが戦場に出たとき、あなたの手札にあるアーティファクトでも土地でもないカードを1枚、追放してもよい。
(T):その追放されたカードと共通する好きな色のマナ1点を加える。

上記とは異なり土地とアーティファクト以外のカードを追放し、その色マナを生み出す。

《オパールのモックス/Mox Opal》

Mox Opal
《オパールのモックス/Mox Opal》
(0)
金属術 ― (T):好きな色1色のマナ1点を加える。この能力は、あなたがアーティファクトを3つ以上コントロールしているときにのみ起動できる。

伝説のアーティファクト。
追放や刻印はいらないが、3つアーティファクトがないとマナが出ない。然るべきデッキなら場にないこと滅多にないけどね!

《モックス・アンバー/Mox Amber》

《モックス・アンバー/Mox Amber》
(0)
(T):あなたがコントロールしている伝説のクリーチャーとプレインズウォーカーの中の好きな色1色のマナ1点を加える。

伝説のアーティファクト。
統率者へのマナの支払いには使いにくいものの、0マナの恩恵はデカい!

《宝石の睡蓮/Jeweled Lotus》

《宝石の睡蓮/Jeweled Lotus》
(0)
宝石の睡蓮を生贄に捧げる:好きな色1色のマナ3点を加える。このマナは、あなたの統率者を唱えるためにのみ使用できる。

令和のブラックロータス。
単色の統率者への福音。

《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》

 
 
 
 
《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
(0)
あなたの手札を捨てる,ライオンの瞳のダイアモンドを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ3点を加える。この能力は、あなたがインスタントを唱えられるときにのみ起動できる。

手札が捨てられるうえに3マナもくれる! 色マナなのも強力。値段も強力…

《金粉の水蓮/Gilded Lotus》

Gilded Lotus
《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
(5)
(T):好きな色1色のマナ3点を加える。

ブラックロータスが延々と使えるマナファクト。5マナと重いが場に出してからのテンポは圧巻。

《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》

《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》
(0)
多重キッカー(2)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(2)を望む回数支払ってもよい。)
永遠溢れの杯は、それがキッカーされている1回につき蓄積(charge)カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
(T):永遠溢れの杯の上に置かれている蓄積カウンター1個につき(◇)を加える。

蓄積カウンターの数だけ無色マナを生み出してくれます。地味に増殖との相性グッド。

《友なる石/Fellwar Stone》

Fellwar Stone
《友なる石/Fellwar Stone》
(2)
(T):対戦相手1人がコントロールする土地が生み出すことのできる好きな色1色のマナ1点を加える。

対戦相手が出せる色マナが生み出せます。
多色デッキのお供に!

《秘儀の印鑑/Arcane Signet》

《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
(2)
(T):あなたの統率者の固有色のうち1色の色のマナ1点を加える。

《統率の塔/Command Tower》と同じ能力を持つ置物。ブロールセット限定商品。この商売上手め!

《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart》

《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart》
(2)
冷鉄の心臓はタップ状態で戦場に出る。
冷鉄の心臓が戦場に出るに際し、色を1色選ぶ。
(T):選ばれた色のマナ1点を加える。

氷雪アーティファクト。
生み出すマナも氷雪マナになります。

《統率者の宝球/Commander’s Sphere》

Commander's Sphere
《統率者の宝球/Commander’s Sphere》
(3)
(T):あなたの統率者の固有色のうち1色の色のマナ1点を加える。
統率者の宝球を生け贄に捧げる:カードを1枚引く。

構築済みにも入っているマナファクト。
統率者の塔と同じ効果で非常に使いやすい手に入れやすい。

《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot》

Darksteel Ingot
《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot》
(3)
破壊不能
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。

破壊不能を持ったマナファクト。
これが地味に助かったり。

《連合の秘宝/Coalition Relic》

Coalition Relic
《連合の秘宝/Coalition Relic》
(3)
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。
(T):連合の秘宝の上に蓄積(charge)カウンターを1個置く。
あなたの戦闘前メイン・フェイズの開始時に、連合の秘宝からすべての蓄積カウンターを取り除く。これにより取り除かれた蓄積カウンター1個につき、好きな色1色のマナ1点を加える。

多色デッキにはぜひ採用したい1枚。
一時的なマナブーストにも最適。

《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》

Chromatic Lantern
《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》
(3)
あなたがコントロールする土地は「(T):好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ。
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。

多色デッキにはぜひ採用したい1枚その2.
色事故からの解放! 《血染めの月》の対策にも。

《精神石/Mind Stone》

Mind Stone
《精神石/Mind Stone》
(2)
(T):(◇)を加える。
(1),(T),精神石を生け贄に捧げる:カードを1枚引く。

2マナファクトの定番。ドローもあるので後半引いても腐らないのがエライ。

《面晶体の記録庫/Hedron Archive》

Hedron Archive
《面晶体の記録庫/Hedron Archive》
(4)
(T):(◇)(◇)を加える。
(2),(T),面晶体の記録庫を生け贄に捧げる:カードを2枚引く。

ちょうど2倍の《精神石/Mind Stone》

《夢石の面晶体/Dreamstone Hedron》

《夢石の面晶体/Dreamstone Hedron》
(6)
(T):(◇)(◇)(◇)を加える。
(3),(T),夢石の面晶体を生け贄に捧げる:カードを3枚引く。

ちょうど3倍の《精神石/Mind Stone》

《摩滅したパワーストーン/Worn Powerstone》

《摩滅したパワーストーン/Worn Powerstone》
(3)

摩滅したパワーストーンはタップ状態で戦場に出る。
(T):(◇)(◇)を加える。

調性版の《太陽の指輪/Sol Ring》
ソルリンの強さが分かる1枚…

《火想者の器/Firemind Vessel》

《火想者の器/Firemind Vessel》
(4)
火想者の器はタップ状態で戦場に出る。
(T):異なる色のマナ2点を加える。

色の異なる2点のマナを生み出すマナファクト。ミゼットの圧凄いぃ。

《虹色のレンズ/Prismatic Lens》

Prismatic Lens
《虹色のレンズ/Prismatic Lens》
(2)
(T):(◇)を加える。
(1),(T):好きな色1色のマナ1点を加える。

無色マナのマナファクトであり、マナフィルターでもある。単体でもマナがでるので使いやすい。

《アーカムの天測儀/Arcum’s Astrolabe》

《アーカムの天測儀/Arcum’s Astrolabe》
(氷)
((氷)は氷雪パーマネントからのマナ1点で支払える。)
アーカムの天測儀が戦場に出たとき、カードを1枚引く。
(1),(T):好きな色1色のマナ1点を加える。

欲張りマナフィルター。マナは増えないけどドローと氷雪がエライ!

《探検の地図/Expedition Map》

《探検の地図/Expedition Map》
(1)
(2),(T),探検の地図を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから土地カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加える。その後、あなたのライブラリーを切り直す。

ファクト版の《森の占術/Sylvan Scrying》。
モダンではトロンの屋台骨。

《旅人のガラクタ/Wayfarer’s Bauble》

《旅人のガラクタ/Wayfarer’s Bauble》
(1)
(2),(T),旅人のガラクタを生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、そのカードをタップ状態で戦場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。

ウニ。すべての色で使える《不屈の自然/Rampant Growth》

《スランの発電機/Thran Dynamo》

Thran Dynamo
《スランの発電機/Thran Dynamo》
(4)
(T):(◇)(◇)(◇)を加える。

無色マナを3マナ生み出してくれる重たいマナファクト。《通電式キー》のお供でもある。

《Jeweled Amulet》

《Jeweled Amulet》
(0)
(1),(T):Jeweled Amuletの上に蓄積(charge)カウンターを1個置く。この起動コストとして支払ったマナのタイプを記録しておく。この能力は、Jeweled Amuletの上に蓄積カウンターが置かれていないときにのみ起動できる。
(T),Jeweled Amuletから蓄積カウンターを1個取り除く:最後に記録されたタイプのマナ1点を加える。

ややクセのあるマナファクト。加速というよりかは補助といったところ。

<メダリオン>

《真珠の大メダル/Pearl Medallion
(2)
あなたが唱える白の呪文は、それを唱えるためのコストが(1)少なくなる。

その色のコストを(1)減らしてくれるメダル。
各色に存在します。単色系統は積んでも良さげ。特に青はその恩恵が大きく強し。

<印鑑>

《~の印鑑》

(2)
(1),(T):(X)(Y)を加える。

ギルドの名前と同じ色を生み出す印鑑。
種火に1マナいるので加速とは言い難いが、まあ加速です!
全10種類。

<タリスマン>

《~のタリスマン》
(2)

(T):(◇)を加える。
(T):(X)か(Y)を加える。発展のタリスマンはあなたに1点のダメージを与える。

タリスマンシリーズ。
ダメージランドと同じような能力。ついに対抗色も登場!
全10種類。

《魔力の篭手/Gauntlet of Power》

《魔力の篭手/Gauntlet of Power》
(5)
魔力の篭手が戦場に出るに際し、色を1色選ぶ。
選ばれた色のクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
選ばれた色のマナを出す目的で基本土地がタップされるたび、それのコントローラーは追加でその色のマナ1点を加える。

実質マナが倍。
他のプレイヤーにも影響を及ぼすので色の選択には注意!

《かごの中の太陽/Caged Sun》

《かごの中の太陽/Caged Sun》
(6)
かごの中の太陽が戦場に出るに際し、色を1色選ぶ。
あなたがコントロールする、その選ばれた色のクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
いずれかの土地の能力によりあなたのマナ・プールにその選ばれた色のマナが1点以上加えられるたび、その色のマナ1点を追加で加える。

上記カードのリメイク的カード。
自分だけに限定された分だけ重い。

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サクリ台

コンボパーツとして引っ張りだこであるサクリ台をご紹介。
アーティファクトは色を選ばないので、ありとあらゆるデッキの無限で活躍します。起動するためにマナを要求しないところが素晴らしい!
有名どころをおさえておくと、自分のコンボのアイデアにも使えますし、相手が使ってきた際に警戒することもできます。
起動能力を含んでいるので、起動能力を禁じる妨害置物によって封じられる点も覚えておくと良いでしょう!

アーティファクト以外のサクリ台などのまとめについては以下のページをご参考ください。

関連記事

特定のパーマネントをサクる――生け贄に捧げることで能力を起動するパーマネントのことを俗にサクリ台と呼びます。この用途は多岐に渡り、起動能力を起動するだけではなく、無限トークンのためであったり、無限死亡を誘発させたり、無限ドローの要因にな[…]

《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》

《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》

(3)
クリーチャー1体を生け贄に捧げる:(◇)(◇)を加える。

超優秀なサクリ台の1つ。
2マナが生み出せるのがエライ。

《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》

《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》
(3)
クリーチャー1体を生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。

超優秀サクリ台の1つ。
生き物を好きな色マナに変換!

《クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks》

《クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks》
(4)
アーティファクトを1つ生け贄に捧げる:(◇)(◇)を加える。

アーティファクト版の《アシュノッドの供犠台》
モダンでも活躍しました!

《狂気の祭壇/Altar of Dementia》

《狂気の祭壇/Altar of Dementia》
(2)
クリーチャー1体を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、その生け贄に捧げたクリーチャーのパワーに等しい枚数のカードを切削する。

クリーチャーをサクると好きなプレイヤーのライブラリーを削る。ノーコストサクリ台!

《爆破基地//Blasting Station》

《爆破基地//Blasting Station》
(3)
(T),クリーチャーを1体、生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。爆破基地は、それに1点のダメージを与える。
クリーチャーが1体戦場に出るたび、あなたは爆破基地をアンタップしてもよい。

お手軽サクリ台。
無限トークンからの無限バーンのお供にぜひ。

コンボパーツ

アーティファクトはその用途の多様性からしばしばコンボパーツに用いられます。
クリーチャーではなされないような効果の組み合わせから一撃必殺の技が繰り出されます!
統率者の能力によっては、独自のシナジーを形成するものなどもあり、定番を知っておくことで新しいコンボなどを開発する助けにもなります。
厳しい統率者戦を勝ち抜くためにもマスカンの見極めは必須、使われやすいコンボパーツはぜひ知っておきましょう!

《雲石の工芸品/Cloudstone Curio》

《雲石の工芸品/Cloudstone Curio》
(3)
アーティファクトでないパーマネントが1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、そのパーマネントと同じパーマネント・タイプを持つ、あなたがコントロールする他のパーマネント1つをオーナーの手札に戻してもよい。

ちょっと変わった挙動のバウンス装置。出し入れするだけで勝てるアクションで使われます。

《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》

《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》
(3)
あなたが能力を起動するたび、それがマナ能力でない場合、あなたは(2)を支払ってもよい。そうした場合、その能力をコピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。

起動能力をコピーする置物。
色々なコンボパーツに利用されます。ややクセ強し。

《ストリオン共鳴体/Strionic Resonator》

ストリオン共鳴体/Strionic Resonator
(2)
(2),(T):あなたがコントロールする誘発型能力1つを対象とし、それをコピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。(誘発型能力には「~とき」「~たび」「~時に」のいずれかが書かれている。)

誘発能力をコピーする置物。こちらもコンボパーツとして利用されます。

《等時の王笏/Isochron Scepter》

《等時の王笏/Isochron Scepter》
(2)
刻印 ― 等時の王笏が戦場に出たとき、あなたはあなたの手札にある点数で見たマナ・コストが2以下のインスタント・カードを1枚、追放してもよい。
(2),(T):あなたは、その追放されたカードをコピーしてもよい。そうした場合、あなたはそのコピーを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。

読みにくいカード三銃士のひとつ。
『とうじのおうじゃく』。刻印したスペルを2マナで使いまわす。コンボパーツの1つ。

《威圧の杖/Staff of Domination》

《威圧の杖/Staff of Domination》
(3)
(1):威圧の杖をアンタップする。
(2),(T):あなたは1点のライフを得る。
(3),(T):クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。
(4),(T):クリーチャー1体を対象とし、それをタップする。
(5),(T):カードを1枚引く。

あれこれ搭載された七つ道具のような杖。以前は禁止されていましたが今では解禁!

《写本裁断機/Codex Shredder》

《写本裁断機/Codex Shredder》
(1)
(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚切削する。
(5),(T),写本裁断機を生け贄に捧げる:あなたの墓地にあるカード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。

小型の石臼。良くコンボでフィニッシャーとして使われます。

《霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir》

《霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir》
(4)
あなたが呪文を1つ唱えるたび、このターンにあなたが唱えた呪文1つにつき1点のライフを得る。
50点のライフを支払う:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。霊気貯蔵器はそれに50点のダメージを与える。

ストーム系デッキの最終兵器。50点ビームの快感を味わうべし。

《パラドックス装置/Paradox Engine》

《パラドックス装置/Paradox Engine》
(5)
あなたが呪文を1つ唱えるたび、あなたがコントロールするすべての土地でないパーマネントをアンタップする。

伝説のアーティファクト。
統率者戦における最終兵器のひとつ。主にマナクリ、マナファクトを幾度となく起こします。
※2019年7月12日より禁止推奨カードに選出されました。使用の際には注意して下さい。

便利アーティファクト

ユーティリティーの高いアーティファクトをご紹介。
色を選ばずに入れられるのがアーティファクトの良いところですね。
デッキを滑らかにするカードやコンボパーツなどに使われることが多いのが特徴です。
マジックの歴史上、極悪でぶっ壊れたアーティファクトがいくつもあるので、それらを使える統率者でももちろん大暴れします。アーティファクト対策は大事!
得意な色は青、対抗できる色は緑と赤で、文明を嫌う赤はこのアーティファクトを目の仇にします。

《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》

師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
(1)
(1):あなたのライブラリーのカードを上から3枚見る。その後それらを望む順番で戻す。
(T):カードを1枚引き、その後師範の占い独楽をオーナーのライブラリーの一番上に置く。

みんな大好き先生! あらかじめ欲しいカードをイメージしてから回しましょう。

《巻物棚/Scroll Rack》

巻物棚/Scroll Rack
(2)
(1),(T):あなたの手札のカードを望む枚数だけ裏向きのまま追放する。あなたのライブラリーのカードを上から同じ枚数だけあなたの手札に加える。その後、その追放されたカードを見てそれらをあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。

疑似的なドローカード。トップ操作とも相性が抜群。個人的にはかなり好き。

《千年霊薬/Thousand-Year Elixir》

千年霊薬/Thousand-Year Elixir
(3)
あなたは、あなたがコントロールしているクリーチャーの能力を、それらのクリーチャーが速攻を持っているかのように起動してもよい。
(1),(T):クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。

疑似的な速攻を与える置物。1マナタップで生物をアンタップできます。マナクリが受ける恩恵は絶大。

《通電式キー/Voltaic Key》

Voltaic Key
通電式キー/Voltaic Key
(1)
(1),(T):アーティファクト1つを対象とし、それをアンタップする。

マナファクトじゃないが、もうほとんどマナファクトみたいなもん。

《巻き戻しの時計/Unwinding Clock》

巻き戻しの時計/Unwinding Clock
(4)
他の各プレイヤーのアンタップ・ステップの間に、あなたがコントロールするすべてのアーティファクトをアンタップする。

アーティファクト限定の《覚醒/Awakening》のようなカード。マナ加速やコンボに。

《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》

世界のるつぼ/Crucible of Worlds
(3)
あなたは、あなたの墓地から土地をプレイしてもよい。

墓地から土地がプレイできるようになる置物。非緑デッキでのマナ加速や【上陸】系の相棒!

《ニンの杖/Staff of Nin》

ニンの杖/Staff of Nin
(6)
あなたのアップキープの開始時にカードを1枚引く。
(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ニンの杖はそれに1点のダメージを与える。

継続的アドバンテージ装置。
6マナと重いものの、タップ能力でダメージを飛ばせる優れもの。無限起動で勝ち!

《彫り込み鋼/Sculpting Steel》

彫り込み鋼/Sculpting Steel
(3)
あなたは、彫り込み鋼が、戦場に出ているいずれかのアーティファクトのコピーとして戦場に出ることを選んでもよい。

アーティファクトをコピーするアーティファクト。マナファクト倍増! 人のでもオッケー。

《前兆の時計/Clock of Omens》

前兆の時計/Clock of Omens
(4)
あなたがコントロールするアンタップ状態のアーティファクトを2つタップする:アーティファクト1つを対象とし、それをアンタップする。

アーティファクト2つをタップすると、1つをアンタップできる装置。ファクトデッキに!

《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》

バネ葉の太鼓/Springleaf Drum
(1)
(T),あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャーを1体タップする:好きな色1色のマナ1点を加える。

なんでもクリーチャーを《極楽鳥》にするようなアーティファクト。

《無限の日時計/Sundial of the Infinite》

無限の日時計/Sundial of the Infinite
(2)
(1),(T):ターンを終了する。この能力は、あなたのターンの間にのみ起動できる。(スタックからすべての呪文と能力を追放する。あなたの手札の枚数の最大値になるまで手札を捨てる。ダメージは取り除かれ、「このターン」と「ターン終了時まで」の効果は終了する。)

自分のターンを終了させるという変わった置物。”終了ステップ”を経由せずに…

《精神隷属器/Mindslaver》

精神隷属器/Mindslaver
(6)

(4),(T),精神隷属器を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。あなたはそのプレイヤーの次のターンの間、そのプレイヤーをコントロールする。(あなたはそのプレイヤーが見ることのできるすべてのカードを見て、そのプレイヤーのすべての決定を行う。)

なんと相手そのもののコントロールを奪ってしまうカード。再利用すれば…

全体強化

場にあるクリーチャーをすべて強化するアーティファクト。
色としては白や緑が得意ですが、アーティファクトであればどんな色のデッキでも採用可能。トークンデッキの必殺技などに複数枚刺しておくと、あっという間に殴り倒せますよ!

《旗印/Coat of Arms》

旗印/Coat of Arms
(5)
各クリーチャーは、それと共通のクリーチャー・タイプを少なくとも1つ持つ、戦場に出ている他のクリーチャー1体につき+1/+1の修整を受ける。(例えば、2つのゴブリン(Goblin)・戦士(Warrior)と1つのゴブリン・シャーマン(Shaman)が戦場に出ている場合、それらはそれぞれ+2/+2の修整を受ける。)

部族サポートの全体強化。並べば並ぶほど強くなる。トークン系統にもオススメ。

《今田の旗印/Konda’s Banner》

今田の旗印/Konda’s Banner
(2)
今田の旗印は伝説のクリーチャーにのみつけることができる。
装備しているクリーチャーと共通の色を持つクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
装備しているクリーチャーと共通のクリーチャー・タイプを持つクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
装備(2)

伝説のアーティファクト。
伝説のクリーチャーに装備するタイプの全体強化。部族+色のバックアップ。

《勝者の戦旗/Vanquisher’s Banner》

勝者の戦旗/Vanquisher’s Banner
(5)
勝者の戦旗が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプ1つを選ぶ。
あなたがコントロールしているその選ばれたタイプを持つクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
あなたがその選ばれたタイプのクリーチャー呪文を唱えるたび、カードを1枚引く。

アドバンテージまで稼げる全体強化。やや重いが、展開しまくれば爆アド!

《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》

エルドラージの碑/Eldrazi Monument
(5)
あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+1の修整を受けるとともに飛行と破壊不能を持つ。
あなたのアップキープの開始時に、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。それができない場合、エルドラージの碑を生け贄に捧げる。

プチエルドラージに変身できる置物。継続的にトークンなどが生成できるデッキにオススメ。

《アクローマの記念碑/Akroma’s Memorial》

アクローマの記念碑/Akroma’s Memorial
(7)
あなたがコントロールするクリーチャーは飛行、先制攻撃、警戒、トランプル、速攻、プロテクション(黒)とプロテクション(赤)を持つ。

伝説のアーティファクト。
アクローマに大変身。ぶち切れ散らかしてますねぇ。

《戦の角笛/War Horn》

戦の角笛/War Horn
(3)
あなたがコントロールする攻撃クリーチャーは+1/+0の修整を受ける。

アーティファクト版の《オークの軍旗/Orcish Oriflamme》
殴れ殴れ!

《ウルドのオベリスク/Obelisk of Urd》

ウルドのオベリスク/Obelisk of Urd
(6)
召集(あなたのクリーチャーが、この呪文を唱える助けとなる。この呪文を唱えるに際しあなたがタップしたクリーチャー1体で、(1)かそのクリーチャーの色のマナ1点を支払う。)
ウルドのオベリスクが戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
あなたがコントロールする、その選ばれたタイプを持つクリーチャーは+2/+2の修整を受ける。

やや重めの全体強化。修正値が大きいのが利点。
横並び戦略と召集がかみ合うので見た目ほど重くないのもグッド。

《運命の扉/Door of Destinies》

運命の扉/Door of Destinies
(4)
運命の扉が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
あなたが選ばれたタイプの呪文を唱えるたび、運命の扉の上に蓄積(charge)カウンターを1個置く。
あなたがコントロールする選ばれたタイプのクリーチャーは、運命の扉の上に置かれた蓄積カウンター1個につき+1/+1の修整を受ける。

カウンターの数によって修正値が変わる強化置物。部族デッキではかなりの打点に!

コスト軽減

アーティファクトの中には呪文や特定のパーマメントのコストを下げる能力を持つものがあります。展開のサポートやコンボなどの利用価値があります。
ただし、その能力から危険なものであることは周知の事実。除去の対象になりがちであり、まったく機能することなくぶち壊されてしまうことも良くあります。
これだけではなんら効果はなく、すぐに破壊されてしまうとテンポを失うだけなので、場に出す瞬間はきちんと見極めましょう!

《覚醒の兜/Helm of Awakening》

覚醒の兜/Helm of Awakening
(2)
呪文は、それを唱えるためのコストが(1)少なくなる。

すべてのコストが-1になる置物。対戦相手も恩恵を受けるので注意!

《雲の鍵/Cloud Key》

雲の鍵/Cloud Key
(3)
雲の鍵が戦場に出るに際し、アーティファクトかクリーチャーかエンチャントかインスタントかソーサリーから1つを選ぶ。
あなたが唱える選ばれたタイプの呪文は、それを唱えるためのコストが(1)少なくなる。

選んだカードタイプのコストを下げてくれる。色マナは影響しないので注意!

《類似の金床/Semblance Anvil》

類似の金床/Semblance Anvil
(3)
刻印 ― 類似の金床が戦場に出たとき、あなたはあなたの手札にある土地でないカードを1枚追放してもよい。
あなたが唱える、その追放されているカードと共通のカード・タイプを持つ呪文は、それを唱えるためのコストが(2)少なくなる。

刻印でハンドアドを失うものの、コストが-2.

《不滅の太陽/The Immortal Sun》

不滅の太陽/The Immortal Sun
(6)
プレイヤーはプレインズウォーカーの忠誠度能力を起動できない。
あなたのドロー・ステップの開始時に、カードを追加で1枚引く。
あなたが呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる。
あなたがコントロールしているクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。

PWを封じ、ドローさせてくれる上に、すべての呪文のコストを①下げてくれるコスト軽減界の幕の内弁当。

《ウルザの保育器/Urza’s Incubator》

ウルザの保育器/Urza’s Incubator
(3)
ウルザの保育器が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
選ばれたタイプのクリーチャー呪文は、それを唱えるためのコストが(2)少なくなる。

選んだクリーチャータイプのコストを②も少なくなります。テンポ爆上げ!

《ハートストーン/Heartstone》

ハートストーン/Heartstone
(3)

クリーチャーの起動型能力は、それを起動するためのコストが(1)少なくなる。この効果は、そのコストに含まれるマナの点数を1点未満に減らせない。

クリーチャーの起動能力のコストを-1してくれる珍しい置物。コンボパーツになりがち。

《流転の護符/Quicksilver Amulet》

流転の護符/Quicksilver Amulet
(4)
(4),(T):あなたは、あなたの手札にあるクリーチャー・カードを1枚戦場に出してもよい。

どんなに重いクリーチャーでも4コストで場にだせる! 厳密にはコスト軽減ではないけどね。

《ドラゴンの門/Dragon Arch》

ドラゴンの門/Dragon Arch
(5)

(2),(T):あなたは、あなたの手札から多色のクリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。

上記カードの多色版。より重い多色クリーチャーを呼び出そう!

装備品

統率者でも御用達な装備品。
構築戦においてもしばしば大暴れし、環境を壊したカードタイプですが、それらは統率者戦においても心強いアイテムです。
デッキの潤滑剤になり、相手への制圧力にもなるこれらのカードを知っておくことで、デッキ構築やプレイングへの理解につながることでしょう!

装備品の機能別の紹介や詳細は以下のページをご参考下さい。

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妨害

高速コンボが飛び交い、生き馬の目を抜くcEDH(競技系統率者)界。
そんな魔界の中で生き抜くには、相手の足を引っ張るっきゃない!
相手の行動を制限し、拘束し、ロックし、屈服させている間に自分の勝ち筋を叩きこむのだ!
カジュアル卓でこれらのカードを大量に詰め込んだデッキを持ち込むのはあまりお勧めしませんが!

詳細については以下のページをご参考ください。

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アーティファクトクリーチャー

色を選ばずに投入できるアーティファクトクリーチャーの中には、当時の環境をぶち壊すほどの性能を持つものがしばしば存在します。
構築では使用を禁止されたり制限されたりしますが、統率者戦では好きなだけ使うことができます! マナ加速、妨害、ユーティリティーとさまざまな用途のある金属製の生き物を使いこなし、統率者戦を優位に進めましょう!

詳細についてのまとめ記事はこちら!

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