《乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roil》 |
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(1)(緑)(青)(赤) |
エレメンタル(Elemental) |
乱動の座、オムナスが戦場に出たとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。これはそれに、あなたがコントロールしているエレメンタル(Elemental)の総数に等しい点数のダメージを与える。 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたがコントロールしているエレメンタル1体を対象とし、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。あなたが土地を8つ以上コントロールしているなら、カードを1枚引く。 |
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ついに三色目を獲得したゼンディカー次元のむにむにエレメンタル《乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roil》をご紹介します!
Act.1のオムナスはマナのダムのような能力、Act.2は上陸のような条件でエレメンタルを生成する能力。
そしてAct.3は着地による火力と土地起因のドローを能力を獲得しました!
次はおそらく4色を得ることでしょう。白あたり?
ゼンディカー次元を訪れるたびに楽しみになりますねぇ。
さてこのティムールオムナスですが、なんと本体火力を搭載しています!
今回はこれを活かしてデッキを構築していきましょう!
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デッキリスト
<General:1>
1:《乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roil》
<Land:34>
1:《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1:《統率の塔/Command Tower》
1:《真鍮の都/City of Brass》
1:《マナの合流点/Mana Confluence》
1:《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》
1:《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》
1:《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1:《反射池/Reflecting Pool》
1:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1:《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1:《汚染された三角州/Polluted Delta》
1:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
1:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1:《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1:《虹色の眺望/Prismatic Vista》
1:《Volcanic Island》
1:《Taiga》
1:《Tropical Island》
1:《蒸気孔/Steam Vents》
1:《繁殖池/Breeding Pool》
1:《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
1:《冠水樹林帯/Waterlogged Grove》
1:《焦熱島嶼域/Fiery Islet》
1:《硫黄の滝/Sulfur Falls》
1:《根縛りの岩山/Rootbound Crag》
1:《内陸の湾港/Hinterland Harbor》
1:《尖塔の庭/Spire Garden》
1:《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
1:《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》
1:《トレイリア西部/Tolaria West》
1:《森/Forest》
1:《山/Mountain》
1:《島/Island》
<Creature:23>
1:《極楽鳥/Birds of Paradise》
1:《爪鳴らしの神秘家/Rattleclaw Mystic》
1:《煙束ね/Smokebraider》
1:《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
1:《発現する浅瀬/Risen Reef》
1:《春花のドルイド/Springbloom Druid》
1:《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》
1:《むら気な長剣歯/Wayward Swordtooth》
1:《イリーシア木立のドライアド/Dryad of the Ilysian Grove》
1:《迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seeking》
1:《ウッド・エルフ/Wood Elves》
1:《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》
1:《ラムナプの採掘者/Ramunap Excavato》
1:《炎族の先触れ/Flamekin Harbinger》
1:《幻の漂い/Drift of Phantasms》
1:《呪文探求者/Spellseeker》
1:《変幻の大男/Protean Hulk》
1:《不死身、スクイー/Squee, the Immortal》
1:《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》
1:《流浪のドレイク/Peregrine Drake》
1:《ティムールの剣歯虎/Temur Sabertooth》
1:《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》
1:《歩行バリスタ/Walking Ballista》
<Spell:27>
1:《成長のらせん/Growth Spiral》
1:《不屈の自然/Rampant Growth》
1:《自然の知識/Nature’s Lore》
1:《三顧の礼/Three Visits》
1:《自然の要求/Nature’s Claim》
1:《活性の力/Force of Vigor》
1:《壊れた絆/Broken Bond》
1:《赤霊破/Red Elemental Blast》
1:《紅蓮破/Pyroblast》
1:《否定の契約/Pact of Negation》
1:《白鳥の歌/Swan Song》
1:《狼狽の嵐/Flusterstorm》
1:《交錯の混乱/Muddle the Mixture》
1:《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
1:《有毒の蘇生/Noxious Revival》
1:《俗世の教示者/Worldly Tutor》
1:《新生化/Neoform》
1:《異界の進化/Eldritch Evolution》
1:《歯と爪/Tooth and Nail》
1:《破滅の終焉/Finale of Devastation》
1:《神秘の教示者/Mystical Tutor》
1;《商人の巻物/Merchant Scroll》
1:《ギャンブル/Gamble》
1:《Wheel of Fortune》
1:《意外な授かり物/Windfall》
1:《大あわての捜索/Frantic Search》
<Enchantment:10>
1:《繁茂/Wild Growth》
1:《楽園の拡散/Utopia Sprawl》
1:《踏査/Exploration》
1:《イトリモクの成長儀式/Growing Rites of Itlimoc》
1:《適者生存/Survival of the Fittest》
1:《進化の飛躍/Evolutionary Leap》
1:《Mystic Remora》
1:《リスティックの研究/Rhystic Study》
1:《森の知恵/Sylvan Library》
1:《秘儀での順応/Arcane Adaptation》
1:《食物連鎖/Food Chain》
<Artifact:3>
1:《魔力の墓所/Mana Crypt》
1:《太陽の指輪/Sol Ring》
1:《水蓮の花びら/Lotus Petal》
<Planeswalker:1>
1:《レンと六番/Wrenn and Six》
灼熱の狂宴
乱動の座、オムナスが戦場に出たとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。これはそれに、あなたがコントロールしているエレメンタル(Elemental)の総数に等しい点数のダメージを与える。
ついにむにむにエレメンタルが盤面を触る能力を手に入れました!
いままではマナ加速や盤面の強化しかなく、他の手段で対戦相手に干渉するしかありませんでした。(それはそれで強力な能力ではありましたが)
ですがオムナスAct3は違います。
火力は火力でも、すべてを対象に取れるもっとも使い勝手の良い火力を放ることができるのです…!
なので構築の方向性としてはこれを活かしていきたい所。
しかし、生き馬の目を抜く統率者戦においてプレイアブルなエレメンタルがそこまでいるかと言われれば、まぁそうでもありません。
《炎呼び、チャンドラ/Chandra, Flamecaller》や《炎の侍祭、チャンドラ/Chandra, Acolyte of Flame》を駆使してやや強引に横並びさせる戦術もありそうですが、ここでは厳選したエリートエレメンタルのみを投入していきましょう!
《煙束ね/Smokebraider》
エレメンタル限定のマナクリ。好きな色2つの組み合わせのワガママ仕様。
《発現する浅瀬/Risen Reef》
新顔のエレメンタル。《とぐろ巻きの巫女》と同じような能力で非常に便利。
《炎族の先触れ/Flamekin Harbinger》
上記エレメンタルをサーチしてこれる万能チューター。ハンドならなお良かったのだが…それでも強いか!
その他に色があるところでは《精霊の魂、アニマー/Animar, Soul of Elements》や《大渦の放浪者/Maelstrom Wanderer》なども非常に強力。
しかし、残念ながら今回のデッキのコンセプトにはあまり合致しません。
マナクリや土地加速系などのユーティリティの高いクリーチャーを大量に投入したい…
なので、ここは彼らに無理やりエレメンタルになってもらいましょう!
《秘儀での順応/Arcane Adaptation》
デッキすべての生物を1つの種族に統一できる置物。目がイっちゃってんねぇ!
これによりデッキすべてのクリーチャーがエレメンタルに!(指定はもちろんエレメンタルですよ)
《炎族の先触れ/Flamekin Harbinger》が完全なる万能生物サーチにもなるためとても便利です。
これらのカードを駆使してエレメンタル(仮)をどんどん横に並べていきましょう!
オムナスの火力をあげてやり、厄介なプレインズウォーカーに退場いただくも良し、鬱陶しいシステムクリチャーを焼くも良し!
愛の伝道師
土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたがコントロールしているエレメンタル1体を対象とし、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。あなたが土地を8つ以上コントロールしているなら、カードを1枚引く。
オムナスAct2の面影を感じる【上陸】のようなテキストの能力です。
エレメンタルを強化し、かつドローをするチャンスまで与えてくれるアドアドしい新能力、活かさない手はありませんね。
なのでどんどん土地を伸ばしましょう!
《イリーシア木立のドライアド/Dryad of the Ilysian Grove》
土地追加系の新顔。すべての土地タイプを加える能力も非常に強力。
《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》
超アドアド生き物。一時のマナ加速でも良し、さっさと【脱出】させて恒常的アドを稼ぐも良し!
これらの土地加速系カードをどんどん盤面に展開していくことで、ひたすらにアドを稼いでいきましょう。
土地が8枚以上にならないかぎりドローをさせてくれないので、まずは土地8枚を目指します。
これは今デッキの絶対条件!
ティムールカラー(緑、赤、青)は非常に強力な色の組み合わせですが、黒を含まないためサーチにやや難ありです。
緑は生物のサーチに特化しているため、それ以外のパーツを集めたい場合には、ドロー加速による自力での引きこみが必要になります。
コンボパーツがエンチャントになってしまう場合、割と運任せ、ドロー力勝負になることもしばしば。
なので、これらのカードを使い青の万能サーチとして利用するべし!
《幻の漂い/Drift of Phantasms》
【変成】持ちの生き物。場に出ることはありません。
《トレイリア西部/Tolaria West》
【変成】持ちの土地。場に出ることは、まぁあります。
3マナのマナコストを持つカードをこれにより手札に加えることができます。(トレイリアは別)
ただし、インスタントタイミングで使えないため、次の行動にたいして他のプレイヤーに妨害の機会を与えてしまうこともあります。
そこは青の強みを生かしてカウンターを構えておきましょう!
では、これらのカードを使ってなにをサーチするのかというと…
太陽の化身
《食物連鎖/Food Chain》
緑系極悪コンボパーツ代表格。これ1枚で勝負が決まるようなコンボが多数存在します。
はい、いつもの。
生物系無限マナのコンボといえば、やっぱりこれ“フードチェイン”。
しかもこのカードの登場により、さらに強化されています!
《不死身、スクイー/Squee, the Immortal》
フードチェインの新しい相棒。墓地からも唱えられるためマジで不死身。
新しく登場したスクイー。このカードの登場により赤緑を含んだカラーが“フードチェイン”を決めやすくなりました!
しかもこのスクイー、なんと墓地からも唱えられるためありとあらゆる除去に対して耐性があります。
いままでの面子ではなんらかの手段で直に墓地に送られると無理にでも墓地追放しなければなりませんでしたが、こいつは違う!
墓地からも唱えられるためあらゆる妨害を無効化! えらい!
【食物連鎖コンボ】
- 場に《食物連鎖》を出しておく。
- スクイーを手札・墓地・追放領域のいずれかに送っておく。
- 《食物連鎖》の能力起動。スクイーを追放し赤4マナを生み出す。
- 生み出した4マナから3マナを消費し、スクイーを追放領域から唱える。
- ふたたび《食物連鎖》を起動し、4マナを生み出す。以下繰り返し。
これにより生物に使えるマナを無限に生み出します。
3色を好きな分だけ生み出し、最後は《乱動の座、オムナス》を無限に唱えます。
するとあら不思議! プレイヤーが焼き尽くされてしまいました!
スクイーは緑御用達のサーチ軍団で易々と探しあてられるので、すぐにサーチしましょう。
あとはひたすら《食物連鎖/Food Chain》を探しにいきましょう!
とはいえ《食物連鎖/Food Chain》は恐ろしく知名度の高いコンボですので、これ以外の勝ち筋も用意したいところ。
幸いにして今回はティムールカラー。
これらのコンボで対戦相手を焼き尽くすのです!
《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》
重婚疑惑あり。非常に優秀なコンボパーツで今回のエンドカードでもある。
《流浪のドレイク/Peregrine Drake》
フリースペルの丁度いい生き物。重すぎず軽すぎず、土地を丁度いい塩梅で戻してくれるいぶし銀。
【航海士コンボ】
- 《狙い澄ましの航海士》と《流浪のドレイク》を場に揃え【結魂】しておく。
- 《狙い澄ましの航海士》の能力を起動。《流浪のドレイク》をブリンク。
- 戻ってきた《流浪のドレイク》のCIP能力が誘発。土地が5つアンタップする。
- ふたたび《狙い澄ましの航海士》の能力を起動。以下繰り返し。
これで無限マナが発生します。
その後《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》の【結魂】相手を《乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roil》へ変更。
無限マナで無限にブリンクをします。
するとあら不思議! プレイヤーが焼き尽くされてしまいました!
この2枚は同じクリーチャーですので《歯と爪/Tooth and Nail》を使えば一発成立!
ちなみに以下のコンボも同様に成立させられますよ!
《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》
置物の数だけ宝物トークンを生成してくれるゴブリン。悪用しがいがあるぜ!
《ティムールの剣歯虎/Temur Sabertooth》
いつもの。
【恐喝者コンボ】
- 対戦相手がコントロールするマナファクト・エンチャントが5つ以上の状況を祈る。
- 《波止場の恐喝者》を場に出し、5つ以上の宝物トークンを生成する。
- 《ティムールの剣歯虎》を場に出す。
- 《波止場の恐喝者》を対象とし、《ティムールの剣歯虎》の能力を起動し、手札に戻す。
- 以下繰り返し。
無限マナが成立したら《ティムールの剣歯虎/Temur Sabertooth》の対象を《乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roil》にしましょう。
手札から《乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roil》を無限に唱えれば――
するとあら不思議! プレイヤーが焼き尽くされてしまいました!
プレイングガイド
プレイングの流れ
- マナクリ、エレメンタルを並べる。
- 状況に応じてオムナスを場に出し、邪魔な相手を焼く。
- 土地を伸ばしてアドを稼ぐ。8枚を目指す。
- ドローやサーチを駆使してコンボパーツを探す。
- タイミングを見てコンボ!
勝ち筋
- どつく
《乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roil》への+カウンターましまし - 無限コンボ
《食物連鎖/Food Chain》コンボ
《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》コンボ
《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》コンボ
苦手
勝ち筋をコンボに頼っているので、サーチカードを封じられるとかなりキツイことになります。
《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》は天敵of天敵ですので、オムナスで焼き尽くしてやりましょう!
サーチカードの数を減らしてアーティファクト・エンチャントの除去カードを増やすのも吉。
《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》
《無のロッド/Null Rod》
《汚損破/Vandalblast》
などを駆使して相手のスピードを遅らせるのも重要です。
サーチ性能が思っている以上に低いので、低速コンボデッキとしてプレイングすると良いでしょう!
まとめ
むにむにエレメンタルAct.3こと《乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roil》デッキ、いかがでしたでしょうか!
今回はコンボに重点を置いた構築になりましたが、エレメンタルましましデッキでも楽しそうですね。いくつかの方向性が取れるジェネラルは構築しがいがあるので、色々試して遊び尽くしてやりましょう!
またオムナスは”次”が楽しみなジェネラルですので、次のゼンディカー次元が待ち遠しいですね!
ではでは次のジェネラルでお会いしましょう!
素敵な統率者ライフを!
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