【EDH】統率者2020・伝説のクリーチャー一覧【統率者】

構築済みデッキ統率者2020で登場した伝説のクリーチャー一覧です。
楔三色のサイクルを形成した新しい伝説のクリーチャーたちであり、久々に共闘を持ったペアが登場しました。
どのクリーチャーも方向性が非常に分かりやすく、構築済みのままでもかなり楽しく遊べそうな印象が強いですね。専用デッキにすればかなりのデッキパワーを誇るデッキも組めそうです。既存の上位層に食い込めるほどの統率者は現れるでしょうか。楽しみですね!

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目次

単体

新たに登場した楔3色の伝説のクリーチャーたちです。
イコリア次元らしく、複合した特徴のあるクリーチャー・タイプを持ち、それと対峙する人間タイプの伝説のクリーチャーが存在します。
スタンダードとは異なり【変容】を持つものは少なく、自己完結した能力が多い印象です。
どれもオモシロイ挙動をし、新しいデッキタイプを構築できるような能力を持っているので、既存のプレイヤーも新規のプレイヤーも楽しめるようなデザインなのはグッドですね!

<赤緑白>

《飛翔する風、アキーム/Akim, the Soaring Wind》

《飛翔する風、アキーム/Akim, the Soaring Wind》
(2)(青)(赤)(白)
鳥(Bird) 恐竜(Dinosaur)
飛行
各ターン内で初めてあなたがトークンを1つ以上生成するたび、飛行を持つ白の1/1の鳥・クリーチャー・トークンを1つ生成する。
(3)(青)(赤)(白):ターン終了時まで、あなたがコントロールしているクリーチャー・トークンは二段攻撃を得る。
3/4

特徴

トークンを生成するとオマケで鳥トークンを増やしてくれる伝説の鳥です。
5マナを支払うことで自軍のトークンに二段攻撃を付与する起動能力もあり、トークン戦略を強く推し進めるようなデザインになっています。

とはいえ本人は能動的にトークンを生み出すことができないので、なんらかのサポートによってトークンを生成しなければなりません。赤や白は比較的トークンを生み出しやすい色なので、厳選して投入していきたいところですね!

相性の良い戦略・カード

戦略

二段攻撃トークン軍団。
出来る限り毎ターントークンを生成し(可能ならば相手ターンでも)、マナに余裕が出来れば二段攻撃を付与してパンチ!
ひたすらしつこく上から殴り続けて、相手のライフをゼロにしましょう!

おまけで出てくるトークンのスタッツは貧弱の極みなので、全体強化も欲しいところ。
あるいは《頭蓋骨絞め》などを使い、アドバンテージ源にしてしまっても良いですね。

カード

《多勢の兜Helm of the Host》

《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》

《巣守り、ガヴィ/Gavi, Nest Warden》

《巣守り、ガヴィ/Gavi, Nest Warden》
(2)(青)(赤)(白)
人間(Human) シャーマン(Shaman)
あなたは、各ターン内で初めてあなたがサイクリングするカードのサイクリング・コストを支払うのではなく(0)を支払っても良い。
あなたが各ターンのあなたの2枚目のカードを引くたび、赤であり白である2/2の恐竜・猫・クリーチャー・トークンを1体生成する。
2/5

特徴

サイクリングサポートを備えた恐竜・猫たちの母。
《波動機/Fluctuator》よりも強力で、命令サイクルのような重いサイクリング誘発能力のコストでさえも0にすることができます。
ただし、それぞれのターンの内で1度しか0にしてくれないので、サイクリングする呪文は良く選んで実行しましょう!

ドローをしやすいカラーなので、意図しなくても下段の誘発能力は誘発してくれそうなので、頑張ってこれを使うというよりかは、サイクリングやドローをしているうちに勝手に盤面が出来てくる、といった方向性が良さそうですね。

相性の良い戦略・カード

戦略

サイクリングマシマシ戦略。
とくに激重なコストである命令サイクルを気兼ねなく積めるのは楽しそうです!

各ターンに1度しか0にしてくれないので、状況の見極めが重要になります。
青を含んでいるので、カウンターを構えつつ、アドバンテージを稼いでいく、ヘビーコントロールのような動きが実現できそうなので、そうしたアーキタイプが好みの方にはベストマッチ!

カード

《見捨てられた石棺/Abandoned Sarcophagus》

《霊体の地滑り/Astral Slide》

<緑青赤>

《嵐呼びのカラマックス/Kalamax, the Stormsire》

《嵐呼びのカラマックス/Kalamax, the Stormsire》
(1)(緑)(青)(赤)
エレメンタル(Elemental) 恐竜(Dinosaur)
各ターン内で初めてあなたがインスタント・呪文を唱えるたび、嵐呼びのカラマックスがタップ状態である場合、その呪文をコピーする。あなたはそのコピーを新しい対象を選んでもよい。
あなたがインスタント・呪文を1つコピーするたび、嵐呼びのカラマックスの上に+1/+1カウンターを1個置く。
4/4

特徴

タップ状態であれば、一番最初のインスタント呪文をコピーする伝説の恐竜。
条件として殴っていれば自然とコピーできる状態になるので、主なコピータイミングはメイン2になるようにデザインされています。
【搭乗】などで強引にタップ状態にしてあげればコピーモードになるので、どうしてもメイン1でコピーしたいんじゃ! という方はそういったギミックも一考の余地ありといったところ。

コピーのたびにデカくなるので、カラマックス以外にもコピー呪文やサポートをましましにして、統率者ダメージを積極的に狙って言っても強そうですね!

相性の良い戦略・カード

戦略

インスタント詰め込みデッキ!
とにかくインスタントを大量に詰め込み、ぶん殴ってからスペルを唱えてアドを稼いでいこう。とりあえず殴ってから考えます!

インスタント呪文でデカくなる呪文などを詰め込みとにかく統率者ダメージを狙うのも面白そうです!

カード

《嵐の伝導者、ラル/Ral, Storm Conduit》

《発展+発破/Expansion+Explosion》

《千年嵐/Thousand-Year Storm》

《のたうつ嵐、ザイリス/Xyris, the Writhing Storm》

《のたうつ嵐、ザイリス/Xyris, the Writhing Storm》
(2)(緑)(青)(赤)
蛇(Snake) リバイアサン(Leviathan)

飛行
対戦相手が自分の各ドロー・ステップ内で初めて引くカード以外のカードを1枚引くたび、あなたは緑の1/1の蛇・クリーチャー・トークンを1体生成する。
のたうつ嵐、ザイリスがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたとそのプレイヤーはそれぞれその点数に等しい枚数のカードを引く。

3/5

特徴

相手をぶん殴るたび、自分と殴られた相手にパワー分のドローをさせてくれる博愛主義者(?)な伝説の蛇・リバイアサンです。
白を含んでいないわりに公平性を重んじている能力をしており、自分だけではなく相手にもドローさせる点が非常にオモシロイ。
といっても上段の誘発能力によって、殴るたびに盤面が強化されていくので、実質自分の方が得をしているというほくほく設計。

ドローできるから! 引けるから! 3点だし!
みたいなことを言ってだまくらかし、気づいたときには凄まじい盤面。
なんてプレイングが頻発しそうな統率者になりそうですね!

相性の良い戦略・カード

戦略

政治力でライフレースを制する、殴りジェネラル。
殴るたびに基本でも3枚のドローをさせてくれるので、アドバンテージ獲得能力としてはかなりの破格性能。
殴る相手さえ気をつければどんどん引くことができるため、恐れずに呪文や盤面を広げることができます。
しかも青を含んでいるため防御の面では申し分ありません。赤で除去をしつつ、青で弾く。沢山引きたくなったら緑でパワーアップ! とすべてが噛み合っている、非常に優秀な統率者なので、割と雑に組んでもかなり戦えそうです!

ちなみに《憤怒の息吹/Breath of Fury》を適当なトークンにつけて、がら空きの所に殴り込むと無限パンチ、無限ドローが成立しますよ!

カード

《怨恨/Rancor》

《憤怒の息吹/Breath of Fury》

<黒緑青>

《永遠の陽気もの、オツリーミ/Otrimi, the Ever-Playful》

《永遠の陽気もの、オツリーミ/Otrimi, the Ever-Playful》
(3)(黒)(緑)(青)
ナイトメア(Nightmare) ビースト(Beast)

変容(1)(黒)(緑)(青) (あなたがこの呪文をこれの変容コストで唱えるなら、あなたがオーナーであり人間でないクリーチャー1体を対象とし、これをそれの上か下に置く。これらは、一番上のクリチャーに、その下にある能力すべてを加えたものに変容する。)

トランプル
このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたの墓地から変容を持つクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。

6/6

特徴

イラストが愛嬌満点な変容サポートをしてくれる伝説のナイトメア・ビースト
自分自身も変容を持ち、殴るたびに変容カードを回収できるサボタージュ能力を持ちます。
強力な変容カードを詰め込み、それを使い回すだけでもアドバンテージをかなり稼げそうです。

ただし、変容カードは今回が初めての登場なので、どうしてもプールが狭くそれほど大量の有能カードがあるかは不透明。
トランプルの補助があるものの、戦闘ダメージがなければ誘発しないのもややハードルが高く、構築難易度はなかなか高そうです。

相性の良い戦略・カード

戦略

変容ましましデッキ!
今回のエキスパンションをとことんまで味わい尽くせるデッキになりそうですね!
開発的にはベストなのでは!?

オツリーミ自身の変容コストがかなり軽いため、軽量クリーチャーにさくっと乗せてあげてボコボコにぶん殴るのも雑に強そうです。
回避能力を持つ合同クリーチャーとなれば、パワー6が良い仕事をしてくれる…はず!

変容はクリーチャー呪文なので、クリーチャーのコストを軽減してくれるカードとの相性は抜群です!

カード

《両生共生体/Pollywog Symbiote》

《心なき召喚/Heartless Summoning》

《警告となるもの、ザクサラ/Zaxara, the Exemplary》

《警告となるもの、ザクサラ/Zaxara, the Exemplary》
(1)(黒)(緑)(青)
ナイトメア(Nightmare) ハイドラ(Hydra)

接死
(T):好きな色1色のマナ2点を加える。
あなたがマナ・コストに(X)を含む呪文を唱えるたび、緑の0/0のハイドラ・クリーチャー・トークンを1体生成し、その後それの上に+1/+1カウンターをX個置く。

2/3

特徴

最近よく見かけるハイドラの新しい伝説のクリーチャーです。
ハイドラの割りにスタッツが可愛らしいサイズですが、注目すべきはその能力。
マナ能力も魅力的ですが、なんといってもすべてのX呪文をハイドラにしてしまうという、まさにハイドラ界のスーパースター。

雑にハイドラを唱えても、オマケのハイドラが出てきますし、緑得意のXパーマネント展開呪文などを唱えてもハイドラが生成されます。ハイドラが好きで好きでたまらん! というかたには垂涎のカードではないでしょうか!

惜しむらくは色に赤が含まれていないこと。ハイドラデッキにしたければどうしても赤が必要になりますが、まぁX呪文がハイドラになるから良いでしょう!

相性の良い戦略・カード

戦略

1.ハイドラデッキ

とにかくハイドラを詰め込むハイドラデッキが第一候補。
《凶暴な見張り、ガーゴス/Gargos, Vicious Watcher》と似たような形にはなってしますが、どっこいこちらは色が強い!
黒、青とサポートには最適なカードがあり、上記ガーゴスではマスデスに泣いていたところを完璧にカバーすることができます!

2.X呪文デッキ

ハイドラはほとんど投入せず、ひたすらX呪文を積みまくったデッキも楽しそうです。
黒、緑、青のいずれの色にも強力なX呪文があるので、それを撃ちまくる!
そしてまけにハイドラが出まくる!
といった呪文+横並び戦略もザクサラならではになりそうです。
また好きな色を生み出すマナクリなので《ペミンのオーラ/Pemmin’s Aura》で無限マナを発生。これをX呪文に注ぎ込めば、無限パワーの超巨大ハイドラが爆誕します! わお!

カード

《倍増の季節/Doubling Season》

《ペミンのオーラ/Pemmin’s Aura》

<白黒赤>

《ジリーナ・クードロJirina Kudro》

《ジリーナ・クードロJirina Kudro》
(1)(赤)(白)(黒)
人間(Human) 兵士(Soldier)
ジリーナ・クードロが戦場に出たとき、このゲームであなたが統率領域から統率者を唱えた回数1回につき、白の1/1の人間・兵士・クリーチャー・トークンを1体生成する。
他の、あなたがコントロールしている人間は+2/+0の修整を受ける。
3/3

特徴

統率領域から唱えた数だけ兵士の仲間を連れてくる人間のロードが登場です。
唱えるだけで仕事をするのは過去の例を見ても非常に強力。
しかもいくら除去されても、それがむしろアドバンテージになるような設計ですので、敵に回すと非常に厄介な印象を受けますね。

自軍の人間をすべてパワー+2する能力も噛み合っており、1/1の貧弱な人間でさえも、3/1とバカにならないパンチ力へと底上げされます。
タフネスが上がらない点はやや頼りないところですが、これも《頭蓋骨絞め》との相性を考えるとむしろメリット。

ただし、本人には何の回避能力も除去耐性のないので、返り討ちを分かっていて殴りに行く、なんてちょっとマヌケな盤面が見られるかもしれませんね!

相性の良い戦略・カード

戦略

人間ウィニー!
これが本寸法でしょう。ロードですし。
採用したいカードはやはり殴るたびに人間を生み出すようなカードたち。
物量で押し込むタイプなので、白の全体強化カラーもありがたいですね。動きとしては同じカラーである《エドガー・マルコフ/Edgar Markov》に似たようなものになりそうです。

しかし上記カードとは異なり、工夫次第では本人を利用したコンボも搭載できそうです。
部族、唱えたら誘発、ということを活かして《マナの残響/Mana Echoes》などは悪いことをしてくれそうです、うふふ。

カード

《共同の功績/Shared Triumph》

《サリアの副官/Thalia’s Lieutenant》

《マナの残響/Mana Echoes》

《疫病をもたらす者、ケルシン/Kelsien, the Plague》

《疫病をもたらす者、ケルシン/Kelsien, the Plague》
(赤)(白)(黒)
人間(Human) 暗殺者(Assassin)
警戒、速攻
疫病をもたらす者、ケルシンは、あなたが持っている経験カウンター1個につき+1/+1の修整を受ける。
(T):あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。疫病をもたらす者、ケルシンはそれに1点のダメージを与える。このターン、そのクリーチャーが死亡したとき、あなたは経験カウンターを1個得る。
2/2

特徴

いまふたたびの【経験カウンター】!
思い出したように復活したシステムですが、他のプレイヤーには絶対に妨害、破壊されない能力として非常に優秀です。まさかの復活!
経験カウンターの数だけ巨大化する能力になっているので、2/2を地道に育てて化物級のサイズにする戦法は楽しそうです!

本人は暗殺者らしくティム能力が備わっており、そのダメージが与えられたクリーチャーが死亡すると、そのたび経験カウンターが得られるという仕様。毒みたいな印象がありますね。相手プレイヤーも選べればなお良かったのですが…

相性の良い戦略・カード

戦略

マナクリターミネーター!
とにかく緑には滅法強い能力です。ほとんどのマナクリはタフが1なので、さっさとケルシンを場に出し、マナクリをぷちぷち潰していきましょう。
少なくとも卓には緑がいるはずなのでとにかく目の仇にします。
そうしているうちに対処不能なくらい巨大化した本人が、さまざまなプレイヤー殴り倒す、といったゲームプランが強力そうです。

接死を付与できれば、ほとんどのクリーチャーを暗殺してしまえるので、そういったカードを積極的に採用しましょう!
なんらかのアンタップギミックがあれば、無限にダメージを投げられるので、クリーチャーを完封するなんて芸当もあるかもしれません。(《侵入警報》がこの色にあれば…!)

カード

《バジリスクの首輪/Basilisk Collar》

《ゴルゴンのフレイル/Gorgon Flail》

《ハグラへの撤退/Retreat to Hagra》

<白黒緑>

《様相ねじり、カスリル/Kathril, Aspect Warper》

《様相ねじり、カスリル/Kathril, Aspect Warper》
(2)(白)(黒)(緑)
ナイトメア(Nightmare) 昆虫(Insect)
様相ねじり、カスリルが戦場に出たとき、あなたの墓地にあるクリーチャー・カードが飛行を持っているなら、あなたがコントロールしているクリーチャー1体の上に飛行カウンターを1個置く。先制攻撃、二段攻撃、接死、呪禁、破壊不能、絆魂、威迫、到達、トランプル、警戒について、この手順を繰り返す。その後、これによりクリーチャーの上に置かれたカウンター1個につき、様相ねじり、カスリルの上に+1/+1カウンターを1個置く。
3/3

特徴

墓地にある常盤木キーワード能力を自軍にばらまき、さらには自分も巨大化する伝説の虫!
キーワード能力もりもりは一定のファンがいる根強い人気能力ですが、それの最新版といえるでしょう。こちらは本人がそれらの能力を得るのではなく、自分に割り振るというスタイルが取られていますね。

強力なのはただ場に出れば良いという点。
こういったカードのデザインとしては、それらの能力をもつクリーチャーを追放してしまうケースがほとんどでしたが、カスリルはそんなことしません。
場に出るだけで付与するので、ぽん置きするだけで十分な仕事をしてくれます!

相性の良い戦略・カード

戦略

常盤木もりもりデッキが最有力。
1枚のカードでより多くのキーワード能力を持ったカードを採用し、すぐにカスリルを着地させ、自軍をパワーアップさせましょう。
数が多ければ多いほどカスリルもサイズアップするので、統率者ダメージを狙える範囲にまで成長させたいところ。

墓地肥しが重要になりますが、それは黒と緑の得意分野。
ばすばす墓地に送ってやり、もりもりキーワードを食ってやりましょう!

ただし、パワーやタフネスを強化するのは本人だけなので、自軍が貧弱だと能力もさほど意味をなさなくなってしまうので全体強化はお忘れなく。
もちろん自分自身にすべての能力カウンターを置いてしまってもオッケーです。
スーパームキムキごりごりマッチョ虫を爆誕させてワンパン狙いも脅威的!

カード

《生き埋め/Buried Alive》

《原初の夜明け、ゼタルパ/Zetalpa, Primal Dawn》

《光明の不可思議、タヤム/Tayam, Luminous Enigma》

《光明の不可思議、タヤム/Tayam, Luminous Enigma》
(1)(白)(黒)(緑)
ナイトメア(Nightmare) ビースト(Beast)
他の、あなたがコントロールしている各クリーチャーは、それぞれ警戒カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出る。
(3),あなたがコントロールしている望む数のクリーチャーの上からカウンター合計3個を取り除く:あなたのライブラリーの一番上からカードを3枚あなたの墓地に置き、その後あなたの墓地から点数で見たマナ・コストが3以下のパーマネント・カード1枚を戦場に戻す。
3/3

特徴

自軍に警戒を付与し、カウンターをコストに墓地肥しとパーマネントのリアニメイトをする伝説のナイトメア・ビースト。
すべての能力が有機的に噛み合っており、自己完結している独立型。
方向性も分かりやすく墓地肥しからリアニメイトまで全部自分でやってくれるという優等生です。

カウンター主体にしなくとも、常在能力でカウンターを追加してくれるので、横並びにしたクリーチャーからむんずと取ってやれば、それだけで能力が起動できるのも使いやすくてグッド。
ただしリアニメイトできるカードがマナコスト3以下なので、よくよく厳選しないといけませんね。デッキビルダーの腕の見せ所ですよ!

相性の良い戦略・カード

戦略

パーマネントリアニメイトからのコンボデッキが強力そうですね。
能力がすべて自己完結しているので、それに全ツッパしたデッキが一番滑らかに動きそうです。

もちろん、さまざまなカウンターを利用した、ビート+アドバンテージデッキの運用も楽しそうで(そもそもそうやって組むようにデザインされているくらい)、上記のレジェンド《様相ねじり、カスリル/Kathril, Aspect Warper》とはシナジーを形成します。

コンボに走る場合には、コンボパーツをコスト3以下にしなければならないので、候補としてあげられるのはやはり《動く死体/Animate Dead》でしょう!
『3マナ以下のパーマネント』なので土地もコンボパーツになるのでそういったルートも探りたいですね。

カード

《隠遁ドルイド/Hermit Druid》

《動く死体/Animate Dead》

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共闘

2つの統率者を組み合わせることができるシステム【共闘】がふたたび帰ってきました!
最初期では、色の組み合わせを自由にできるデザインでしたが、最近では特定のクリーチャーとの組み合わせとなっていますね。
ストーリーが垣間見えるような能力になっていて非常に楽しい!
また相互が能力をカバーしあうようになっているので、方向性も分かりやすく組みやすい点も良いですね。

<赤・緑白>

《空鮫の乗り手、ブラーリン/Brallin, Skyshark Rider》&《空鮫、シャーブラズ/Shabraz, the Skyshark》

《空鮫の乗り手、ブラーリン/Brallin, Skyshark Rider》
(3)(赤)
人間(Human) シャーマン(Shaman)

空鮫、シャーブラズとの共闘(このクリーチャーが戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは「自分のライブラリーから空鮫、シャーブラズを自分の手札に加え、その後切り直す。」を選んでもよい。)

あなたがカードを1枚捨てるたび、空鮫の乗り手、ブラーリンの上に+1/+1カウンターを1個置き、これは対戦相手にそれぞれ1点のダメージを与える。
(赤):サメ1体を対象とする。ターン終了時まで、それはトランプルを得る。

3/3
《空鮫、シャーブラズ/Shabraz, the Skyshark》
(3)(白)(青)
サメ(Shark) 鳥(Bird)

空鮫の乗り手、ブラーリンとの共闘
飛行
あなたがカードを1枚引くたび、空鮫、シャーブラズの上に+1/+1カウンターを1個置き、あなたは1点のライフを得る。
(白/青):人間1体を対象とする。ターン終了時まで、それは飛行を得る。

3/3

特徴

共闘サイクルの青赤白、ジェスカイカラーは人間と鮫のコンビです。
赤単色の《空鮫の乗り手、ブラーリン/Brallin, Skyshark Rider》と白青の《空鮫、シャーブラズShabraz, the Skyshark》の組み合わせになっています。

両者ドローまわりに関する能力を持っており、相互にキーワード能力を与える起動能力を有しています。”シャークネード”やんけ! と各地でツッコミを受けていた鮫周りのカードですが、まさかの共闘サイクルでも驚きの登場です!

《空鮫の乗り手、ブラーリン》はディスカードにたいしての誘発能力を持ち、恒久的なサイズアップとプレイヤーへの火力を搭載しています。捨てればオッケーなので、コストなどでのディスカードでももちろん誘発。ルーティング呪文がはかどりますね!

《空鮫、シャーブラズ》はドロー誘発によるパンプとライフ回復。
能力そのものは大人しいものの、飛行を持っているのでアタッカーとして期待できます。
早いターンに唱えておけば、通常ドローだけでかなりのサイズまで育てることができるので、統率者ダメージによる勝利も検討できます。

相性の良い戦略・カード

戦略

ドロー&ディスカードギミックを搭載した無限コンボデッキが考えられます。
<モマベル>コンボであれば、どちらの能力であっても誘発させることが可能で《空鮫の乗り手、ブラーリン》ならそのまま無限バーンで勝利、《空鮫、シャーブラズ》なら無限ライフが成立します!

構築するパーツとしては、青、赤両方が得意とするルーティングカードを大量に詰め込み、パンプアップとコンボパーツを探しにいく一挙両得戦法を取ると良いでしょう!

どちらかというと《空鮫、シャーブラズ》を先に唱えておく方が良さそうです。
というのも通常のドローをするだけで能力が誘発し、パンプアップとライフ回復が発生するためです。ディスカードは専用のギミック、カードがないと難しいですからね!

カード

《精神力/Mind Over Matter》

《寺院の鐘/Temple Bell》

<青・赤緑>

《熱心な秘儀術師、ハルダン/Haldan, Avid Arcanist》&《秘儀を運ぶもの、パコ/Pako, Arcane Retriever》

《熱心な秘儀術師、ハルダン/Haldan, Avid Arcanist》
(2)(青)
人間(Human) ウィザード(Wizard)

秘儀を運ぶもの、パコとの共闘(このクリーチャーが戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは「自分のライブラリーから秘儀を運ぶもの、パコを自分の手札に加え、その後切り直す。」を選んでもよい。)
あなたは、あなたが追放した、取得カウンターが置かれていてクリーチャーでないカードを追放領域からプレイしてもよく、その呪文を唱えるために任意のマナを望む色のマナであるかのように支払ってもよい。

1/4
《秘儀を運ぶもの、パコ/Pako, Arcane Retriever》
(3)(赤)(緑)
エレメンタル(Elemental) 猟犬(Hound)
熱心な秘儀術師、ハルダンとの共闘
速攻
秘儀を運ぶもの、パコが攻撃するたび、各プレイヤーのライブラリーの一番上のカードを追放し、それらの上に取得カウンターをそれぞれ1個置く。これにより追放されたクリーチャーでないカード1枚につき、秘儀を運ぶもの、パコの上に+1/+1カウンターを1個置く。
3/3

特徴

共闘サイクル、緑青赤・ティムールからは、人間の《熱心な秘儀術師、ハルダン/Haldan, Avid Arcanist》とその猟犬《秘儀を運ぶもの、パコ/Pako, Arcane Retriever》のコンビです。
《秘儀を運ぶもの、パコ》が攻撃するたび、取得カウンターを相手のデッキにばら撒き《熱心な秘儀術師、ハルダン》が唱えられるようになるというギミックを有しています。
秘儀=スペルという意味で使用されており、運ぶというより盗んでいる気がしなくもありません…

《秘儀を運ぶもの、パコ》の攻撃時誘発能力は、その相手のみならず、すべてのプレイヤーのカードも追放するのでゲームへの影響力はかなり高く、特定のコンボパーツに頼っているデッキにとっては致命的な一発になり得る能力となっています。

《熱心な秘儀術師、ハルダン》は、せっせとパコが集めてくれた取得カウンターを好き勝手に使うような能力です。クリーチャーでない呪文であれば、追放されたカードをさながら手札のように唱えることが可能です。

相性の良い戦略・カード

戦略

《秘儀を運ぶもの、パコ》ビート!
とにかくパコでひたすら殴りましょう。デッキトップを追放しまくり、アドを稼いでいきます。取得カウンターさえ乗っていれば、ハルダンの能力はあとでも使えます。
自分のトップも追放されるので、出来るだけクリーチャー以外の呪文を沢山詰め込みたいですね!

カード

《ストリオン共鳴体/Strionic Resonator》

《追い討ち/Aggravated Assault》

<緑・青黒>

《無情な追跡者、カズル/Cazur, Ruthless Stalker》&《追跡する影、ウキーマ/Ukkima, Stalking Shadow》

《無情な追跡者、カズル/Cazur, Ruthless Stalker》
(3)(緑)
人間(Human) 戦士(Warrior)

追跡する影、ウキーマとの共闘(このクリーチャーが戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは「自分のライブラリーから追跡する影、ウキーマを自分の手札に加え、その後切り直す。」を選んでもよい。)

あなたがコントロールしているクリーチャー1体かプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。

3/3
《追跡する影、ウキーマ/Ukkima, Stalking Shadow》
(1)(青)(黒)
 鯨(Whale) 狼(Wolf)

無情な追跡者、カズルとの共闘(このクリーチャーが戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは「自分のライブラリーから無情な追跡者、カズルを自分の手札に加え、その後切り直す。」を選んでもよい。)

追跡する影、ウキーマはブロックされない。
追跡する影、ウキーマが戦場を離れたとき、プレイヤー1人を対象とする。これはそのプレイヤーにX点のダメージを与え、あなたはX点のライフを得る。Xはこれのパワーに等しい。

2/2

特徴

共闘サイクル、緑青黒・スゥルタイカラーは《無情な追跡者、カズル/Cazur, Ruthless Stalker》《追跡する影、ウキーマ/Ukkima, Stalking Shadow》のコンビです。

《無情な追跡者、カズル》はダメージを与えた自軍クリーチャーを成長させる能力を備えており、統率者ダメージを底上げするのに最適な能力と言えます。
序盤にがら空きになりやすい青を狙ったり、全体除去から最速で復帰し、片っ端から殴って行けばかなりのパワーアップを施すことができるでしょう。トークン戦略も良き!

《追跡する影、ウキーマ》は上記カズルのサポートを受けるに最適な能力、つまりアンブロッカブル能力を持っています! これはエライ!
カズルを横に立たせておいて、雑にウキーマで殴っていれば、いつの間にか退場しているという算段ですね。
しかも場を離れたら、ウキーマのパワー分だけドレインが誘発。これはコンボにも使える能力で、無限に唱えてサクリつづければそれだけで無限ドレイン!

相性の良い戦略・カード

戦略

殴りを第一戦略とし、無限キャストコンボを隠し技をするべし!
ウキーマが殴り始めると、それを阻止するのは至難の技。チャンプブロックさえ許さない、完全アンブロッカブルクリーチャーです。しかも軽い。

とにかくウキーマを最速で唱え、殴りましょう!
マナとヘイトに余裕があれば、カズルを唱えてパンチ力の底上げ。
ただし、とにかくヘイトが分かりやすく上昇するので政治力には注意ですよ。

無限コンボは<食物連鎖>コンボがオススメ。
無限にウキーマを出し入れしているだけで無限ドレインが成立します!

カード

《巻きつき蛇/Winding Constrictor》

《食物連鎖/Food Chain》

<白・黒赤>

《自由の勇者、トリン/Trynn, Champion of Freedom》&《自由を貪るもの、シルヴァー/Silvar, Devourer of the Free》

《自由の勇者、トリン/Trynn, Champion of Freedom》
(3)(白)
人間(Human) 兵士(Soldier)

自由を貪るもの、シルヴァーとの共闘(このクリーチャーが戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは「自分のライブラリーから自由を貪るもの、シルヴァーを自分の手札に加え、その後切り直す。」を選んでもよい。)

あなたの終了ステップ開始時に、このターンにあなたが攻撃していた場合、白の1/1の人間・兵士・クリーチャー・トークンを1体生成する。

3/3
《自由を貪るもの、シルヴァー/Silvar, Devourer of the Free》
(3)(黒)(赤)
猫(Cat) ナイトメア(Nightmare)

自由の勇者、トリンとの共闘(このクリーチャーが戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは「自分のライブラリーから自由の勇者、トリンを自分の手札に加え、その後切り直す。」を選んでもよい。)

威迫
人間1体を生け贄に捧げる:自由を貪るもの、シルヴァーの上に+1/+1カウンターを1個置く。ターン終了時まで、これは破壊不能を得る。

4/2

特徴

共闘サイクル、白黒赤・マルドゥカラーの《自由の勇者、トリン/Trynn, Champion of Freedom》《自由を貪るもの、シルヴァー/Silvar, Devourer of the Free》のコンビです。

《自由の勇者、トリン》はこのターン中に勇敢にも誰かが攻撃していれば、終了ステップに仲間の人間を呼び寄せてくれます。スタッツは貧相ですが、マナも支払うことなくトークンを生成してくれるのは非常にありがたい。一度でもトークンが生成されれば、それらに殴らせれば継続的に生成されるので自己完結性が高いのもグッド。

《自由を貪るもの、シルヴァー》はなかなか物騒な能力で、相棒が集めてくれた人間を食います。食ったらムキムキになった上に破壊不能まで付いてくる! フレーバーに富んだ能力でありながら、相互に補完し合っている良能力です。はたして自由とは…

相性の良い戦略・カード

戦略

《自由を貪るもの、シルヴァー》ビートが有力そうですが、メインは人間部族デッキになりそうです。
シルヴァーの起動能力のコストが人間に限定されている関係上、どうしてもデッキの中の人間率は高まりそう。同タイミングで登場した人間ロード《ジリーナ・クードロ》との差別化が必要になりそうです。

あちらは”横”に強化するので、こちらは”縦”に強化するのが筋が良さそうです。
色的にはリアニメイトも得意分野なので、人間を無限リアニできるギミックが搭載できれば、無限パンプからの統率者パンチが狙えそうです!

カード

《選定された行進/Anointed Procession》

《栄光の目覚めの天使/Angel of Glory’s Rise》

<黒・緑白>

《巣穴あさり、ニカーラ/Nikara, Lair Scavenger》&《物あさりの見張り役、ヤーンニック/Yannik, Scavenging Sentinel》

《巣穴あさり、ニカーラ/Nikara, Lair Scavenger》
(2)(黒)
人間(Human) クレリック(Cleric)

物あさりの見張り役、ヤーンニックとの共闘(このクリーチャーが戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは「自分のライブラリーから物あさりの見張り役、ヤーンニックを自分の手札に加え、その後切り直す。」を選んでもよい。)

威迫
他の、あなたがコントロールしているクリーチャーが1体以上戦場を離れるたび、それの上にカウンターが1個以上置かれていた場合、あなたはカードを1枚引き、あなたは1点のライフを失う。

2/2
《物あさりの見張り役、ヤーンニック/Yannik, Scavenging Sentinel》
(2)(緑)(白)
ハイエナ(Hyena) ビースト(Beast)
巣穴あさり、ニカーラとの共闘
警戒
物あさりの見張り役、ヤーンニックが戦場に出たとき、物あさりの見張り役、ヤーンニックが戦場を離れるまで、他の、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を追放する。そうしたとき、望む数のクリーチャーを対象とし、それらの上に+1/+1カウンターX個を望むように割り振って置く。Xはその追放されたクリーチャーのパワーに等しい。
3/3

特徴

共闘サイクル、白黒緑・アブザンカラーのコンビは《巣穴あさり、ニカーラ/Nikara, Lair Scavenger》《物あさりの見張り役、ヤーンニック/Yannik, Scavenging Sentinel》の二人です!

《巣穴あさり、ニカーラ》は、場を離れたら誘発のアドバンテージ源。
もちろん死亡も含むので、無限頑強などのループが形成できれば、無限ドロー(ただし自分への無限ダメージ)が成立します!
といっても、そんなコンボやギミックを搭載しなくとも、ハイドラ軍団などが死亡しても雑にドローできるので、新しいハイドラのドンとして組んでみても楽しそうですね。

《物あさりの見張り役、ヤーンニック》は、自軍への一時的追放にオマケが付いているというちょっと変わり種。追放したクリーチャーのパワー分の+1/+1カウンターをばら撒いてくれるので、上記のニカーラとの強烈なシナジーを形成します。
無限ブリンク、無限キャストなどが成立すれば、無限パンプ!
<サッフィーコンボ>などは色も合致しており採用しやすそうですね!

相性の良い戦略・カード

戦略

+1/+1カウンター戦略が有力な戦い方でしょう!
色的にもこの戦略はやりやすく、ニカーラのおかげでアドバンテージの確保も容易です。
全体にばら撒けるヤーンニックはコンボパーツとしても悪用の方法は沢山ありそうでワクワクしますね!

ニカーラ、ヤーンニックの2体が揃えば、マナクリとてなかなかの圧力がかけられそうです。
しかも全体除去を食らったとしてもニカーラがその損失を回復してくれるという親切設計!
とにかく横並びにして+1/+1カウンターをばら撒きてぇんだ! という方には最適なコンビでしょう!

また一時的に追放をするクリチャーが2体いれば、ヤーンニックと組み合わせて無限ブリンクが成立します! ニカーラが傍にいれば無限ドロー! ただし無限バーンダメージはどうにかしましょう、負けます!

カード

《ガヴォニーの居住区/Gavony Township》

《敬慕されるロクソドン/Venerated Loxodon》

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