【EDH】統率者レジェンズ・伝説のクリーチャー一覧【統率者】

統率者レジェンズで新しく登場した伝説のクリーチャー一覧です。
なんと統率者戦をリミテッドでやってしまおうという意欲作であり、過去最大の新規伝説のクリーチャーが登場する、統率者プレイヤーには待望の特殊セットです!
再録メカニズムとしては、お馴染みとなった【共闘】、そして久々の登場となる【続唱】、多人数戦でこそヒリヒリと楽しい【統治者】が挙げられます。
【続唱】はシステムそのものが非常に強力なので新しいティア上位勢が登場するのでしょうか。楽しみですね!

また、ドラフトを面白くするための工夫として、単色の【共闘】持ち統率者が多数収録されており、様々な色の組み合わせを試すことが可能です。
もちろん単色なので、単色同士の統率者で共闘させてより強烈なシナジーを形成させるようなデッキを組んでみても面白そうですね!
単色をサポートするカードも多数登場しているので、統率者界の環境が激変すること間違いなし!
新たな相棒を見つけるもよし、己の愛用デッキを強化するもよし、いろいろな楽しみ方で統率者レジェンズを遊びつくしましょう!

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目次

単体

共闘を持たない伝説のクリーチャー一覧です。
単体の新統率者はすべて多色となっており、2色では2体ずつ、3色では1枚ずつが登場しました。アンコモンでも十分に強力な能力などがあるので侮れませんね!

【続唱】を参照するものや、過去のフレーバーに登場していた人物のカード化、そしてマナバーンを誘発させる能力(!)を持ったものなど多種多様な新規カードが登場しました。
どれもこれも一癖あり、なかなか組み甲斐のある連中ばかりです!
現状で思いつく限りの無限コンボなどもご紹介しますので、ぜひご参考ください!

<白青・アゾリウス>

《巡歴の干渉者、クウェイン/Kwain, Itinerant Meddler》

巡歴の干渉者、クウェイン/Kwain, Itinerant Meddler
(白)(青)
兎(Rabbit) ウィザード(Wizard)
(T):各プレイヤーはそれぞれ、「カードを1枚引く。その後、1点のライフを得る。」を選んでもよい。
1/3

特徴

珍しい兎のクリーチャーですが、能力もなかなか珍しい1枚。
青系にはすべてのプレイヤーにドローをさせる能力を持つものがしばしば登場しますが、そのほとんどは常在能力なので、起動能力はそう多くない印象です。
ライフゲインは微々たるものですが、ライフレースになったとき、ゲームの趨勢に影響を及ぼしそうでいかにも統率者戦らしい感じが出てますね!

ドロー+ゲインが任意になるためコンボの妨害などには使えませんが、政治的な立ち回りとなんらかの無限コンボの両方が平行できそうな能力なので、クウェインを中心としたデッキも十分に構築できそうです!

相性の良い戦略・カード

戦略

<セプターコンボ>による無限ドローコンボデッキ! ただし相手も引きます。

《劇的な逆転/Dramatic Reversal》を刻印した《等時の王笏/Isochron Scepter》を無限起動すると、クウェインの能力も無限に起動可能!
ということは無限ドローが成立するという寸法です。
ただし、対戦相手もドローする権利を得るので、コンボを妨害される恐れがあります。
そこは白のお家芸である『呪文や能力は自分のターンにしか使えない』系の妨害カードをふんだんに突っ込んで、安全にコンボに走りましょう!
無限ドローから《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》で勝つも良し、無限マナから何らかのアクションをしてもオッケーです!

上記コンボは、《精神力/Mind Over Matter》1枚でも実現可能です!
ただしパーツそのものが非常に重いので、なんらかの踏み倒しなどを絡めると良さそうです!

カード

《等時の王笏/Isochron Scepter》+《劇的な逆転/Dramatic Reversal》

《精神力/Mind Over Matter》

《空の管理者、カンジー/Kangee, Sky Warden》

空の管理者、カンジー/Kangee, Sky Warden
(3)(白)(青)
鳥(Bird) ウィザード(Wizard)
飛行、警戒
空の管理者、カンジーが攻撃するたび、ターン終了時まで、飛行を持つ攻撃クリーチャーは+2/+0の修整を受ける。
空の管理者、カンジーがブロックするたび、ターン終了時まで、飛行を持つブロック・クリーチャーは+0/+2の修整を受ける。
3/3

特徴

飛行クリーチャーの変則ロード。5マナ3/3と素のスタッツはやや頼りないものの、殴ると5/3、守ると3/5と急にしっかりした骨格になってくれるナイスな鳥です。

昨今ではどうやら白青は飛行をサポートに傾いているようで、Jumpstartでも飛行にまつわる能力を持った伝説のクリーチャーが登場していましたね。飛行を起因とするアドバンテージ源などが登場すると一気に強化されそうなので、今の内に研究するのも良さそうです!

相性の良い戦略・カード

戦略

飛行軍団! ただし、カンジーではないクリーチャーでも良さげ…?

《強風の力、イニアス/Inniaz, the Gale Force》の能力が比較的カンジーと似ていますが、向こうは無限マナで無限パンプが成立するのに対し、マナは必要ありませんが、+3と固定という差があります。
またイニアスの場合、パーマネントのコントロールを変更するという能力により疑似的にアドバンテージを獲得できるため、横並び殴る戦略との相性も抜群。
カンジーがイニアスよりも優れている点では、
・本体打点が若干高い。
・マナを支払わずに強化が可能。
・警戒による戦闘の優位性。
などが挙げられるでしょう。
細かく優秀な飛行クロックを大量生産することで、早期に相手を殴り倒すプランを取りたい場合には、このカンジーを統率者にすると良さそうです!

カード

《Moat》/《濠の大魔術師/Magus of the Moat》

《順風/Favorable Winds》/《天穹の鷲/Empyrean Eagle》

《空召喚士ターランド/Talrand, Sky Summoner》

<青黒・ディミーア>

《ウーナのトリックスター、ニムリス/Nymris, Oona’s Trickster》

ウーナのトリックスター、ニムリス/Nymris, Oona’s Trickster
(3)(青)(黒)
フェアリー(Faerie) 騎士(Knight)
瞬速
飛行
対戦対手の各ターン内で初めてあなたが呪文を唱えるたび、あなたのライブラリーの一番上からカードを2枚見る。それらのカードのうち1枚をあなたの手札に、他をあなたの墓地に置く。
1/6

特徴

5マナのフェアリーとなかなか重めのクリーチャーですが、瞬速があるため見た目以上にフレキシブルに運用できそうな統率者となりそうです。
ボディも1/6とどっしりしており、ブロッカーとしても優秀。とはいえ平均以上の殴りジェネラルはパワー6程度は軽々と突破してくるので頼りすぎると危険でしょう。

対戦相手のターンで呪文を唱えるとアドバンテージをもたらしてくれる能力は、この色として非常に頼もしく、カウンターや除去などのディスアドをかなりの範囲で補填してくれるためコントロールデッキの構築が楽しそうです!

相性の良い戦略・カード

戦略

カウンターと除去による古典的パーミッション戦略。コンボを添えて。

相手ターンでの呪文にキャントリップがつく、といったイメージなので、自ターンではまったく動かず、相手ターンで対応する形が理想的な動きとなりそうです。
カウンターや除去のみならず、瞬速を持ったクリーチャーを多めに採用することでムラなく能力を誘発させられるでしょう!
ただしインスタントタイミングを封じるようなカードが天敵になるので、それらの除去やカウンターの見極めが大切となりそうです!

能力が誘発すると自然と墓地が肥えていくので、なんらかのリアニメイトギミックを搭載しても面白そうですね!

カード

各種カウンターカード
各種除去カード
各種フラッシュバック持ちカード

《死の波のアラウミ/Araumi of the Dead Tide》

死の波のアラウミ/Araumi of the Dead Tide
(1)(青)(黒)
マーフォーク(Merfolk) ウィザード(Wizard)
(T),あなたの墓地からカードを、あなたの対戦相手の人数に等しい枚数追放する:あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。ターン終了時までそれは再演を得る。その再演コストは、それのマナ・コストに等しい。(そのクリーチャー・カードを追放し、それのマナ・コストを支払う:各対戦相手につきそれぞれ、このカードのコピーであり、このターン可能ならそのプレイヤーを攻撃するトークンを1体生成する。それらは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それらを生け贄に捧げる。この能力はソーサリーとしてのみ起動できる。)
1/4

特徴

かなり長いテキストで一瞬、面食らいますが、簡単に言えば新能力【再演】が何度もできるよ! といった能力です。

自分の墓地のクリーチャーに【再演】を付与する能力ですが、対戦相手が多ければ多いほどコストが重いので、数が少なくなると乗ってくるスロースタータータイプのようにも見えます。ただ、脱出があれほどの強さを誇っているところを見ると、このくらいのコストはさほど問題なく運用できそうですし、それを考慮した構築にすれば十分ケア可能な範囲な気もします。

墓地からクリーチャーを再利用するギミックは古今東西強力ですが、再演はその性質上、一度しか使用できないので(対象のカードを追放するため)使いどころを間違えると勝ち筋がなくなってしまう危険性あり! 見極めに磨きをかけましょう!

相性の良い戦略・カード

戦略

切削+リアニメイト(再演)戦略!

自分のデッキをごりごりと削り、目当てのクリーチャーカードまで掘りまくりましょう!
墓地の準備が整えばあとはリアニメイトするだけ。
黒は<ウーズコンボ>などの墓地を利用したクリーチャーコンボが非常に優秀なので、これらのコンボパーツを早急に墓地を送り込みましょう!

再演は対戦相手の数だけクリーチャートークンが生成されるので、複数体生まれることによるコンボがある、かも…!

カード

<壊死のウーズ/Necrotic Ooze>

<黒赤・ラクドス>

《喜劇の天才、ブリム/Blim, Comedic Genius》

喜劇の天才、ブリム/Blim, Comedic Genius
(2)(黒)(赤)
インプ(Imp)
飛行
喜劇の天才、ブリムがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたがコントロールしているパーマネントを1つを対象とする。そのプレイヤーはそれのコントロールを得る。その後、各プレイヤーはそれぞれ、自分がコントロールしていいるがオーナーではないパーマネントに等しい点数のライフを失い、それに等しい枚数のカードを捨てる。
4/3

特徴

戦闘ダメージを与えるたび、自分のパーマネントを相手に押し付け、その枚数につきライフルーズとハンデスを誘発させる能力を持つ、インプの統率者です。

インプというのも珍しいですが、その能力も珍しいタイプ。
相手のパーマネントのコントロールを奪ったりするのは割とスタンダードですが、相手に押し付けるというのはそう多くありません。
ジェスカイカラーの《寛大なるゼドルー/Zedruu the Greathearted》などもこれに類する能力を持ちますが、こちらは使っている側がアドバンテージを得るタイプ。
ブリムの場合にはデメリットを押し付けるタイプなので、赤黒という色を活かして相手の嫌がるパーマネントばかりを押し付けてやりましょう!

相性の良い戦略・カード

戦略

敗北条件カード押し付けデッキ!

《悪魔の契約/Demonic Pact》などの「敗北する」能力があるパーマネントを対戦相手に送り付け、相手に「負けて」もらいましょう!

《Lich》系の敗北条件を書き換えてしまう系のカードも有力で、これらのカードは基本的に対応するようにデッキが組まれていないと機能不全になるカードなので、出しては送り付け、また出しては送り付けを繰り返し、負けていってもらいましょう!

ただし、これらのカードを唱えてから、ブリムそのものを除去されてしまったり、戦闘ダメージが与えられない状況にされてしまうと自分自身が負けてしまうので注意です!

カード

《悪魔の契約/Demonic Pact》

《Lich》系のカード

《一座の支配人、ジョーリ/Juri, Master of the Revue》

一座の支配人、ジョーリ/Juri, Master of the Revue
(黒)(赤)
人間(Human) シャーマン(Shaman)
あなたが他のパーマネントを1つ生け贄に捧げるたび、一座の支配人、ジョーリの上に+1/+1カウンターを1個置く。
一座の支配人、ジョーリが死亡したとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。これはそれに、自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。
1/1

特徴

フェッチランドを切るだけでもモリモリ大きくなっていくラクドス教団のシャーマン、ジョーリはアンコモンながらも非常に強力な統率者になりうる1枚です。
無限サクリギミックがあれば無限パワーからの無限ダメージ。
無限マナの途中経過でサクリギミックが仲介されていれば、そのまま勝利することが可能です!

幸いにして黒赤はサクリギミックが優秀ですので、これに寄ったデッキを構築することは十分に可能でしょう!

相性の良い戦略・カード

戦略

無限サクリコンボデッキ!

サクリを何度も繰り返すギミックやアリストクラッツ戦略はラクドスカラーのお家芸。
無限マナの中継ギミックにサクリがあればそのまま勝てるコンボへと早変わりです!

《臓物の予見者/Viscera Seer》などの優秀なサクリ台も多数擁する黒を含んでいるので、アリストクラッツ戦略を進めているだけでも馬鹿にならないサイズになってくれそうです。
こっちの戦法に寄せて、殴りジェネラルとして運用するのも面白そうですね!

カード

各種サクリ台

<ミケウス無限頑強コンボ>

<赤緑・グルール>

《ハンス・エリクソン/Hans Eriksson》

ハンス・エリクソン/Hans Eriksson
(2)(赤)(緑)
人間(Human) スカウト(Scout)
ハンス・エリクソンが攻撃するたび、あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それがクリーチャー・カードであるなら、それをタップ状態かつ、防御プレイヤーかそのプレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカー1体を攻撃している状態で戦場に出す。そうでないなら、そのカードをあなたの手札に加える。これによりあなたがクリーチャー・カードを戦場に出したとき、それはハンス・エリクソンと格闘を行う。
1/4

特徴

ルアゴイフのフレーバーテキストで有名なハンスがついにカード化!
昨今のグルールらしくアドアドしい能力を有していますが、本体のパワーが低く、殴りジェネラルとしての運用は難しそうな印象です。
ただし、攻撃するたびに手札が1枚増えるか盤面が強化されるので、いずれにせよ殴りを起点としたデッキ構築となるため、グルールのカラーを活かした動きが期待できます。

ハンスの能力によりクリーチャーが着地した場合、ハンスと強制的に格闘しなければなりませんが、破壊不能などをあらかじめ付与しておけば無問題!

相性の良い戦略・カード

戦略

クリーチャーめくりまくりデッキorクリーチャーを絞った手札アドデッキ。

赤緑の優秀なクリーチャーをふんだんに盛り込んだデッキにし、ハンスの踏み倒し能力でボードアドを稼いでいくスタイルがひとつ考えられます。
前述の通り、破壊不能をハンスにつけておけばどんな巨大なクリーチャーが出てきたとしても無事ですので毎ターンアドを稼ぐことが可能です。
赤緑には質の高いファッティを多数擁しているのでそれらの中から好みのカードを採用するもよし、コンボパーツを多めにして確立を上げるのも良いでしょう!
《俗世の教示者/Worldly Tutor》などはタイムラグなしに展開させられるカードと化すので、また違った使用感を楽しむことができそうです!

もうひとつのスタイルが考えられるのは、ほとんどクリーチャーを投入することなく、ひたすらハンドアドを厚くしていくタイプでしょう。
クリーチャー以外がめくれた場合にはハンドに加わるので、いずれにせよアド!
赤い除去や妨害カードを多めに採用し、ハンドアドを稼いでいくロングスタイルも考慮に入れてもまた違った角度から楽しむことができそうですね!

カード

《不吉な狩猟のニース/Neyith of the Dire Hunt》

《熊爪のトゥーヤ/Tuya Bearclaw》

熊爪のトゥーヤ/Tuya Bearclaw
(1)(赤)(緑)
人間(Human) 戦士(Warrior)
熊爪のトゥーヤが攻撃するたび、ターン終了時まで、これは+X/+Xの修整を受ける。Xは他の、あなたがコントロールしているクリーチャーの中で最大のパワーに等しい。
2/2

特徴

こちらのグルールはかつてのスタイルらしく殴りジェネラルとしての運用が適した能力となっています。
3マナと軽く、早いターンに着地させてどかどかと殴り込むとバカにならない速度でライフを削ることが出来そうな印象です。

パワー4の相方と二段攻撃をつければ2ターンで一人沈めることができるので、特化した構築ならばかなりの速度をたたき出すことができるのではないでしょうか!

相性の良い戦略・カード

戦略

ツーパンマンデッキ!

上記のようにパワー4の他のクリーチャーと二段攻撃を付与することができれば、わずか2ターンで相手を殴り倒せるので、これを真正面から狙いに行くデッキが良さそうです。
他の赤緑殴りジェネラルに比べて本体が圧倒的に軽いため、フットワークの良さを生かしてがら空きの対戦相手を一人ずつ落としていきましょう!

ただし、回避能力もトランプルもなにもないので、長期戦になってチャンプブロッカーを用意され始めると非常に苦しい勝負を強いられそうです。
速効が出来なくなったときのために回避能力を付与するカードや、全体除去などを盛り込んでおくと安定して戦えるデッキに仕上がりそうですね!

カード

《殺戮の化身/Avatar of Slaughter》/《狂戦士たちの猛攻/Berserkers’ Onslaught》

<緑白・セレズニア>

《寛大な夜明け、ラシエル/Lathiel, the Bounteous Dawn》

寛大な夜明け、ラシエル/Lathiel, the Bounteous Dawn
(2)(緑)(白)
ユニコーン(Unicorn)
絆魂
各終了ステップの開始時に、このターンにあなたがライフを得ていた場合、他の望む数のクリーチャーを対象とする。その得たライフの点数以下の数の+1/+1カウンターを、それらの上に臨むように割り振って置く。
2/2

特徴

ライフゲインを条件とするカウンターによる強化をもたらすユニコーン。
すっかりお馴染みとなったプラスカウンター由来のセレズニアカラーの統率者ですが、今回のラシエルは絆魂があることで自己完結した能力となっています。
ただし、自身の能力では本体にプラスカウンターを載せることができないため必然的に横並び戦略を取る必要があるのがややもやっとポイント。

ただしおなじく絆魂を持つクリーチャーを並べることができれば倍々ゲームの容量でどんどん巨大化していくので、それはそれで楽しそうではあります!

相性の良い戦略・カード

戦略

絆魂軍団による蹂躙戦法!

カラーパイとして絆魂をもらっているクリーチャーが多い色なので、これらの生物を横にならべて殴り、そのライフゲインをトリガーとして全体強化を施していく戦法が強力そうです。
コンボではなくウィニーからミッドレンジ寄りの戦法になるので、ヘイトベアを投入して卓全体を遅くすることで殴るターンを稼ぎだしましょう!

《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》は中長期戦においてかなりの威力を発揮するカードとなりそうです。ライフゲインと強化という能力のラインがかぶっているため、違和感なく活躍してくれるでしょう!

カード

《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》

《アラシンの守護者、ハムザ/Hamza, Guardian of Arashin》

アラシンの守護者、ハムザ/Hamza, Guardian of Arashin
(4)(緑)(白)
象(Elephant) 戦士(Warrior)
この呪文を唱えるためのコストは、あなたがコントロールしている+1/+1カウンターが置かれているクリーチャー1体につき(1)少なくなる。
あなたがクリーチャー・呪文を唱えるためのコストは、あなたがコントロールしていて+1/+1カウンターが置かれているクリーチャー1体につき(1)少なくなる。
5/5

特徴

アラシンをその堅固な肉体で守っていた象の戦士。運命再編により……

こちらもプラスカウンターを要件とした能力を持っていますが、強化ではなくなんとコスト軽減をもたらします!
イメージでは《精霊の魂、アニマー/Animar, Soul of Elements》に似た運用になりそうです。不定形マナコストがプラスカウンターが乗っているクリーチャー分だけ軽減されるので、エルドラージとの相性は抜群!

コンボも良し、ファッティたたきつけも良しとジョニーにはうってつけの統率者になってくれそうですね!

相性の良い戦略・カード

戦略

コスト軽減を利用したコンボデッキ!

《精霊の魂、アニマー/Animar, Soul of Elements》を参考に、エルドラージを反復横跳びさせるデッキが強力なプランとなりそうです。
プラスカウンターが乗ったクリーチャーを6体並べられれば《忘却蒔き/Oblivion Sower》が無料で唱えられるようになるので《雲石の工芸品/Cloudstone Curio》があれば無限キャストからのデッキ破壊で勝利です!

アニマーと異なる点としては、青を含まないためフリースペルなどの使い勝手の良いクリーチャーが採用できない点やサーチの数が少ないなど、いくつかありますが、ハムザの場合には白を含んでいるため妨害カードを多く採用できるメリットなどがあります。
また、本体のコストを軽減させることができるので、除去からの現場復帰の速度はこちらに軍配があがるでしょう。
厄介な能力と知られて除去られてもしつこく唱えなおし、対戦相手に圧をかけ続けましょう!

カード

《狩りに喚ばれしレナータ/Renata, Called to the Hunt》

《ガヴォニーの居住区/Gavony Township》

<白黒・オルゾフ>

《薄暮の埋葬布、リーサ/Liesa, Shroud of Dusk》

薄暮の埋葬布、リーサ/Liesa, Shroud of Dusk
(2)(白)(白)(黒)
天使(Angel)
このゲームで統率領域からこの呪文をこれ以前に唱えていた回数1回につき(2)を支払うのではなく、2点のライフをそれに等しい回数分支払う。
飛行、絆魂
プレイヤーが呪文を唱えるたび、そのプレイヤーは2点のライフを失う。
5/5

特徴

イニストラードの天使四姉妹の最後の一人がついにカード化!
化物の味方をするという性質のため、アヴァシンによって葬られてしまった可哀そうなリーサでしたが、ついにカード化を果たしました。

特徴的なのがそのコスト代替能力。
いわゆる統率者税をライフで支払うことが可能であり、戦線復帰しやすいデザインになっています。また、ルーリクサーのような感触の呪文に反応するライフロス能力は、無限キャストなどにたいしての抑止効果もあります。

ただ、個人的な意見としては、もっと「怪物にとっての天使」という側面を能力に落とし込んでもらいたいところでした。天使と人間以外をリアニうんぬん、のような!

相性の良い戦略・カード

戦略

純正のスタックスデッキ!

白黒というカラーをいかしてヘイトベア+スタックスのぎちぎち拘束デッキが良さそうです。常在能力は自分自身をも含むので、呪文の連発は禁物。無限キャストなんてもってのほかです。
とにかく相手の動きを束縛、拘束するようなパーマネントを展開して、空から殴り続けましょう!
絆魂があるのでライフレースに強く、パワー5をもうちょっとだけ底上げして3パンマンくらいにしてあげると圧力がまして勝負をかけやすくなりそうです。装備品を使うのじゃ!

カード

各種妨害カード

《恭しき霊能者、サリズ/Thalisse, Reverent Medium》

恭しき霊能者、サリズ/Thalisse, Reverent Medium
(3)(白)(黒)
人間(Human) クレリック(Cleric)
各終了ステップの開始時に、飛行を持つ白の1/1のスピリット・クリーチャー・トークンをX体生成する。Xはこのターンにあなたが生成したトークンの総数に等しい。
3/4

特徴

トークンを変わった挙動で疑似的に倍増させる能力を持つ記憶喪失の人物です。
相手ターンにトークンを生み出すことができれば、それも倍増(スピリット・トークンではありますが)させてくれます!

白黒はトークン戦術を得意とするカラーなので、全力で傾ければかなりの数のトークンを一気に生み出すことも可能です。ただ、相手ターンにトークンを生成できるカードはそう多くないので、構えにくいという弱点もあります。
さらに終了ステップに生成するため一気呵成に攻め切ることは難しいので、じっくりと戦力を拡大し、相手の動きにブレーキをかけるギミックが必要になりそうですね!

相性の良い戦略・カード

戦略

白黒トークンデッキ!

全体強化とトークン生成をカラーパイとする白の優秀なカードたちをふんだんに詰め込み、黒の除去やサーチ、妨害などでじょじょにアドバンテージ差をつけていくデッキが有力な印象です。

《選定された行進/Anointed Procession》はサリズの能力との相性は抜群であり、一気にとんでもない数のトークンで戦場を埋め尽くすことも可能です。(例:なんらかの効果でトークン2体生成→《行進》で2倍になるので4体→サリズの能力で4体が生成→《行進》で2倍になるので8対→合計12体!)

《無形の美徳/Intangible Virtue》などの全体強化を施してあげれば、上記例であればなんと24点クロックが爆誕!
コンボによる一撃必殺でなくとも、十分殴り倒せるだけの戦力を生み出すことも可能です!

《墓石の階段/Tombstone Stairwell》は維持コストがかかるものの、相手ターンでもトークンを生成できるため相性は抜群!
相手にトークンを渡してしまいますが、サリズが生き残っている限り数ではこちらが圧倒的な優位を作れるため弱点をカバーしてくれています。
《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》などで維持コストを支払えば実質無料!

カード

《選定された行進/Anointed Procession》

《美徳の力/Force of Virtue》

<赤青・イゼット>

《改革派の勧誘者、ザラ/Zara, Renegade Recruiter》

改革派の勧誘者、ザラ/Zara, Renegade Recruiter
(3)(青)(赤)
人間(Human) 海賊(Pirate)
飛行
改革派の勧誘者、ザラが攻撃するたび、防御プレイヤーの手札を見る。あなたはその中からクリーチャー・カード1枚を、あなたのコントロール下でタップ状態かつ、そのプレイヤーかそのプレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカー1体を攻撃している状態で戦場に出してもよい。次の終了ステップ開始時に、そのクリーチャーをオーナーの手札に戻す。
4/3

特徴

説得上手なイゼットカラーの海賊。

相手の手札から強引にクリーチャーを引っ張りだし、一緒になって殴り込む能力を持つのはカラデシュの海賊、ザラです。
5マナ4/3とサイズとしてはそれほど脅威にはなりませんが、回避能力である飛行があるため比較的安全に能力を誘発させることが可能であり、同卓に緑でもいようものならそのポテンシャルは跳ね上がります。エルドラージとかめくれると宇宙が見える。

ただし、対戦相手が呪文を主体にするデッキばかりだと能力が完全に腐ってしまうので、そういった弱点をどのように補うのかがデッキ構築の腕の見せ所ですね!

相性の良い戦略・カード

戦略

テンポ&パクリ&パンチ!

イゼットカラーにはカウンターを含めた優秀な妨害カードが多数存在するので、それらのカードでザラを守りながら、積極的に能力を誘発させていきましょう!
自分のデッキにはあまりクリーチャーを投入せず、相手の手札から強いやつを引っ張ってきて、その能力でアドバンテージを稼ぐのが吉。

ターン終了時に相手の手札に戻ってしまうので、ターンを強引に終了させるとその効果をすっとばして永久にコントロールを奪うことが可能です!
《無限の日時計/Sundial of the Infinite》などを設置すると急に極悪な能力に変貌します。ふふふ。
生け贄に捧げるギミックなどを搭載しても相手へのプレッシャーが高まるので良いですね。ふふふ。

カード

《無限の日時計/Sundial of the Infinite》

《憤怒船長バーガス/Captain Vargus Wrath》

憤怒船長バーガス/Captain Vargus Wrath
(青)(赤)
オーク(Orc) 海賊(Pirate)
憤怒船長バーガスが攻撃するたび、ターン終了時まで、あなたがコントロールしている海賊は、このゲームであなたが統率領域から統率者を唱えた回数1回につき+1/+1の修整を受ける。
1/1

特徴

こちらも海賊の新統率者。ただししっかり略奪する方。
統率者を唱えた回数に応じて、海賊をパンプさせる能力を持ちます。この手の能力でありがちなパワーだけアップ、ではなくパワー、タフネスの両方が上がってくれるので回数次第ではかなりの圧力になりそうです。

ただ、このカードを統率者に据えるというよりかは、他の海賊統率者のサポートカードとして投入するほうが戦いやすそうな気もしますがどうでしょう?

相性の良い戦略・カード

戦略

海賊軍団圧殺デッキ!

とにかく軽量かつ優秀な海賊を並べて、パンプして殴る! 単純!
たとえ除去されたとしても次のパンチ力が上がるだけなので、バーガスが対処されても問題ない、どころか嬉しいくらいなのでアグロデッキとしてはストレスレスに運用できるのがいいですね。

ただし1回唱えただけでは全体を1点ずつしか挙げてくれないのでさほど戦力として貢献してくれないのが難点。複数回、できれば3回くらい唱えたいところです。
しかし、よくある展開として考えられるのは、横並びしたタイミングで全体除去を放られて戦線が瓦解。それを再度展開したところでもういっちょ、と横並び戦略の弱点をなんら克服できていない点も難しいポイントです。

カード

各種全体強化カード

<黒緑・ゴルガリ>

《邪悪な選督使、ベルベイ/Belbe, Corrupted Observer》

邪悪な選督使、ベルベイ/Belbe, Corrupted Observer
(黒)(緑)
ゾンビ(Zombie) エルフ(Elf)
各プレイヤーの戦闘後メイン・フェイズの開始時に、そのプレイヤーはこのターンにライフを失ったあなたの対戦相手1人につき、(◇)(◇)を加える。(ダメージによりライフは失われる。)
2/2

特徴

なんだかこんがらがるようなテキストですが、感触としては無色マナ限定を生み出すエドリックのような能力と解釈できそうな能力を持つゾンビ・エルフのベルベイ。
他の対戦相手にも影響を与えつつ、自分自身(ベルベイをコントロールするプレイヤー)を殴っても得をしないデザインはやはりエドリックっぽさを感じます。

自分が他のプレイヤーすべてのライフを削った場合、最大で無色6マナを得ることができます。使い道がやや限定されるものの、アーティファクトの展開やエルドラージを唱える助けになるなど決して弱くはありません。
ただし、得られるのはマナアドバンテージだけなので、他のアド源をべつに用意してあげる必要があるため構築の際にはそういった点に注意すると良さそうです!

相性の良い戦略・カード

戦略

土地攻め戦略!

プレイヤーのライフを削ることで無色マナが発生するので、他のプレイヤーの土地を破壊することで一人だけ多くのマナアドバンテージを獲得しながら、相手の行動を阻害していくプレンなどが考えられます。

《悪疫/Pox》や《死の雲/Death Cloud》などはライフを奪いつつ、土地も削れるナイスカード。これによって発生した無色マナを使い、アーティファクトなどでアドバンテージを取っていくと一人得状態!
ただし、土地攻め戦略は適切なフィニッシュ手段を用意しておかないとひたすらグダり嫌われるので注意!

カード

《死の雲/Death Cloud》

《ラノワールの異形/Abomination of Llanowar》

ラノワールの異形/Abomination of Llanowar
(1)(黒)(緑)
エルフ(Elf) ホラー(Horror)
警戒、威迫
ラノワールの異形のパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールしているエルフの総数にあなたの墓地にあるエルフ・カードの総数を足した数に等しい。
*/*

特徴

数多のプレイヤーによって焼き払われたエルフたちの怨霊の集合体――というのは冗談ですが、まさしくそのような姿かたちと能力を有しています。

エルフの数を参照とし、パワーが上がっていき、その参照範囲は墓地にまで及びます。マナクリの弱点は後半引いたときのバリューの低さが挙げられますが、ラノワールの異形の場合はパワーアップに貢献してくれるのでお得!

警戒、威迫と殴りジェネラルが欲しい攻撃的なキーワード能力が標準装備なのもうれしいポイント。ただ、除去耐性が皆無でありアドバンテージをもたらす能力もなにもないので、デッキ全体でバックアップしてあげる必要がありそうです。

相性の良い戦略・カード

戦略

横でも縦でも攻められる黒緑エルフデッキ!

エルフの守備範囲は緑だけでなく黒にもおよび、その中でも優秀なものがいくつも存在します。お家芸であるマナ加速からそれらのエルフクリーチャーを大量に展開し、圧力をかけ、相手が怯んでマスデスを放り込んできたら、満を持して統率者の登場です!

更地に着地したファッティを対処するのに苦慮している間に、ハンドアドバンテージを稼ぐカードを放出してあげれば勝ちはすぐそこです!
黒緑エルフは古今東西に優秀なものがあるので、アドバンテージ型、バーラン型、ハンデス型などいろいろなタイプで構築できるのも魅力ですね!

また統率者の性質は殴りジェネラルに該当するので、攻撃を押し通すカードを多めに採用すると安定した打撃力を持たせることが出来そうです。
《街の鍵/Key to the City》は手札のエルフを捨てパンプアップしつつ、殴り込みにいけるため採用したいカードですね!

カード

《街の鍵/Key to the City》

<赤白・ボロス>

《幽体の兵長、ベル・ボルカ/Bell Borca, Spectral Sergeant》

幽体の兵長、ベル・ボルカ/Bell Borca, Spectral Sergeant
(2)(赤)(白)
スピリット(Spirit) 兵士(Soldier)
各カードが追放領域に置かれるに際し、それの点数で見たマナ・コストをそれぞれ記録する。
幽体の兵長、ベル・ボルカのパワーは、このターンにこれによって記録された最大の数値に等しい。
あなたのアップキープ開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。このターン、あなたはそのカードをプレイしてもよい。
*/5

特徴

いままで例を見ない特殊なテキストをしてる伝説のスピリットが登場しました。
追放しているカードをマナコストを参照し、パワーが変動するというタイプですが、記録しておく、というかなり珍しいテキストが書かれています。

また衝動的ドローともいえる常在能力を有しており、アドバンテージを(ちょっとだけ)稼げるデザインにもなっており、単体での運用も可能な自己完結型となっていますね。
ただし殴りジェネラルとして運用するには回避能力がなにもないので、いくつか工夫が必要となります。

相性の良い戦略・カード

戦略

衝動的ドローましましデッキ!

《エルキンの壷/Elkin Bottle》を始祖とする、デッキトップを追放し、それを唱えても良い能力を持つカードを山盛り入れて、パンプアップとアドバンテージを両方成立させてやりましょう!

《姥の仮面/Uba Mask》は相手への妨害とベル・ボルカのパワーアップ貢献の両方に対応しているためぜひとも投入したい1枚です。
このカードが場にある状態で《ドラニスの判事/Drannith Magistrate》が自分の戦場にあると、対戦相手は追放されているカードを唱えることができず、自分の手札のみで勝負しなければならなくなります! かなり強力なロック状態になるのでぜひとも組み合わせたいカードです!

ただし、対戦相手が場に《ドラニスの判事》がいると、こちらのベル・ボルカの能力によって追放されたカードも唱えられなくなります…除去は多めに積むとヨシ!

カード

《姥の仮面/Uba Mask》

《練達の職人、レヤブ/Reyav, Master Smith》

練達の職人、レヤブ/Reyav, Master Smith
(赤)(白)
ドワーフ(Dwarf) 工匠(Artificer)
あなたがコントロールしていて、オーラや装備品がついているクリーチャー1体が攻撃するたび、ターン終了時まで、そのクリーチャーは二段攻撃を得る。
2/2

特徴

ドワーフにしばしば登場する、オーラや装備品に関連した能力ですが、今回は二段攻撃を付与するタイプが登場しました。

レヤブ本人は2/2と物足らないスタッツですが、他の優秀なボディを持つクリーチャーにオーラや装備品をぺたぺた張り付けてやればすぐに暴力的な脅威が育成できますので、質の高い強化カードを厳選して入れていきたいところですね!

相性の良い戦略・カード

戦略

オーラ&装備品デッキ!

赤白には前のめりな攻撃的強化カードが目白押しなので、それらの中からできるだけマナ効率の良いものを厳選して投入していきましょう!
どちらも装備させる先が途切れてしまうと攻め手が切れてしまうので、置物やプレインズウォーカーなどでつねに場に展開できるように盤面を構築していくのがポイントになりそうです。

《上級建設官、スラム/Sram, Senior Edificer》はいなきゃ始まらないくらいの相性抜群のカードです。初手に来たら絶対にキープしたいカード!

また装備先、オーラのつけ先は、
・除去耐性がある。
・回避能力がある。
・装備品やオーラをつけると特になる。
ようなカードを優先すると良いでしょう。
パウパーにそのアーキタイプが存在する【英雄的】を持つカードなども面白そうです!

《オーラ掠りの魔道士/Auratouched Mage》から《エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription》につなげると、13/13、滅殺2、トランプル、二段攻撃を持つ化物が生まれるのでぜひ採用したいところです!

カード

《模範となる者、ダニサ・キャパシェン/Danitha Capashen, Paragon》

<緑青・シミック>

《アンフィン学者、ゴー・ムルドラク/Gor Muldrak, Amphinologist》

アンフィン学者、ゴー・ムルドラク/Gor Muldrak, Amphinologist
(1)(緑)(青)
人間(Human) スカウト(Scout)
あなたとあなたがコントロールしているパーマネントはプロテクション(サラマンダー)を持つ。
あなたの終了ステップ開始時に、コントロールしているクリーチャーが最も少ない各プレイヤーはそれぞれ、青の4/3のサラマンダー・戦士・クリーチャー・トークンを1体生成する。
3/2

特徴

いくつかのフレーバーテキストに登場していた人物ですが、突如としてカード化!
自身の研究対象であるアンフィン――サラマンダーをばら撒くという能力ですが、一体全体どういった経緯でそのような状況になってしまったのでしょうか?

とはいえいかにも多人数戦らしい能力ですが、安定して誘発させるにはかなりの工夫が必要であり、これを百パーセント活かしきる構築というのは、ぱっとは思いつかないくらい難しい能力です。こういった変な奴が使いたかったんだよ! というチャレンジングな方はぜひ挑戦してほしい統率者です!

相性の良い戦略・カード

戦略

オースデッキ!

能力の条件に《ドルイドの誓い/Oath of Druids》のような匂いを感じたので、これに類するようなデッキ構築、あるいはいっそのことオースをぶち込むなども考慮に入ります。
《新緑の触感/Verdant Touch》や《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》を使い、相手にクリーチャーをプレゼントし、発動条件を満たしつつ、自分のデッキにはそれより圧倒的に強いクリーチャーを満載にして《ドルイドの誓い》を誘発させましょう!

自分自身はゴー・ムルドラクをコントロールしている限りサラマンダーたちからの攻撃は怖くないので、対戦相手同士でもちもちやっててもらい、その隙をつけると理想的です。
しかしながらトークンを生成するだけ生成して、満を持してゴー・ムルドラクを除去されると目も当てられないので、守るカードは多めに採用すると良さそうです!

カード

《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》

《報奨の祝賀者、イモーティ/Imoti, Celebrant of Bounty》

報奨の祝賀者、イモーティ/Imoti, Celebrant of Bounty
(3)(緑)(青)
ナーガ(Naga) ドルイド(Druid)

続唱(あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが追放されるまで追放する。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。追放されたカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。)

あなたが唱える点数で見たマナ・コストが6以上の呪文は続唱を持つ。

3/1

特徴

自身にも続唱があり、なおかつマナ・コストが6以上の呪文すべてに続唱を付与するという、続唱スキーにはたまらん能力を持っています。
ただし、本体は5マナ3/1とかなり貧弱なボディをしているので、どうしても運用はコンボデッキ寄りにならざるを得ません。
とはいえ、無限に出し入れする、無限に唱えるなどのギミックがあれば、デッキのマナコスト4以下のカードをすべて唱えることが可能!

現行最強のコンボギミックである<デモクル>に似たような挙動が再現できるので、これを活かした構築が良さそうですね!

相性の良い戦略・カード

戦略

無限キャストからの《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》による特殊勝利!

<食物連鎖コンボ>からの無限キャストでデッキすべての4マナ以下カードが唱えられるので、4マナ以下で揃えられる無限ドローギミックを同時に展開しておけば、神託者で勝利!(ただ4マナ以下の無限ドローギミックがぱっとでないので出来るかどうかわかりませんが…《新生化/Neoform》で強引にマナコストが上のカードを場に出しても良さそうですね!)

と上記の《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》がなくともデッキすべての4マナ以下が唱えられる状況ならば勝ちの目は濃厚でしょう!

カード

<食物連鎖コンボ>

<緑白青・バント>

《映し光るもの、アマレス/Amareth, the Lustrous》

映し光るもの、アマレス/Amareth, the Lustrous
(3)(緑)(白)(青)
ドラゴン(Dragon)
飛行
他のパーマネントが1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。それがそのパーマネントと共通のカード・タイプを持っているなら、あなたは、「そのカードを公開し、あなたの手札に加える。」を選んでもよい。
6/6

特徴

コレクター気質なドラゴンであり、住処にやってきた相手が無害だとわかると延々とコレクションを自慢するという茶目っ気のある人物(?)が統率者として登場しました。

発表当時から《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》とのコンボが話題になっていますが、それを除いてもなかなか強力な能力です。
バントカラーなので特異なパーマネントタイプが多岐に渡るため、自分の好みに調整、構築できるのも魅力的です!

本体もパワー6と飛行を持つためいざとなれば殴りにいける頑強さも良いですね。6マナと思い部類の統率者になりますがマナ加速が得意な緑を含んでいるため、さほど苦労しなくても早いターンに唱ええることもできそうです。

相性の良い戦略・カード

戦略

センセイセンセイコンボ!(無限コマ)

アーティファクトのコスト軽減カードが場にあれば《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》を唱えるだけで無限ドローが可能! 処理としては――

  1. アーティファクトのコスト軽減カードを場に出しておく。
    (《覚醒の兜/Helm of Awakening》や《雲の鍵/Cloud Key》など)
  2. 《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》を唱える。
    アマレスの能力が誘発。これにスタックし《師範の占い独楽》のドロー能力を起動する。
  3. ワンドローし《師範の占い独楽》がデッキトップに置かれる。
  4. アマレスの誘発能力を解決。デッキトップに置かれた《師範の占い独楽》をハンドに加える。
  5. 以下繰り返しで無限ドローが成立。

デッキをすべて引き切ることができるので《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》や《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》で即座に勝利です!
バントカラーということもありコンボパーツを探し当てる方法はたくさんあるので、かなり安定してコンボを狙うことができそうです!

ただ、アマレス本体が6マナと重いため、コンボジェネラルとしてはやや遅いコンボの部類に入ります。そのため他の高速コンボに負けないよう妨害や捌く手段などを多めに採用すると安定するでしょう!

カード

アーティファクトのコスト軽減カード

《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》

<白青黒・エスパー>

《アーボーグの暴君、ネビニラル/Nevinyrral, Urborg Tyrant》

アーボーグの暴君、ネビニラル/Nevinyrral, Urborg Tyrant
(3)(白)(青)(黒)
ゾンビ(Zombie) ウィザード(Wizard)
アーティファクトとクリーチャーとエンチャントからの呪禁
アーボーグの暴君、ネビニラルが戦場に出たとき、黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークンを、このターンに死亡したクリーチャー1体につき1体タップ状態で生成する。
アーボーグの暴君、ネビニラルが死亡したとき、あなたは(1)を支払ってもよい。そうしたとき、アーティファクトとクリーチャーとエンチャントをすべて破壊する。
3/6

特徴

《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk》で有名なネビニラルがカード化!
円盤そのものの能力を有し、さらには大量のゾンビを引き連れるCIP能力までも持っています。さらにスペル以外のほとんどのカードからの呪禁を持つため《金粉のドレイク/Gilded Drake》などの厄介なクリーチャーへの態勢も十分という贅沢な性能をしています!

6マナとやや重いのが難点ですが、除去もしにくいし盤面は横に強化してくるし、と相手にするとなかなか厄介な統率者となってくれそうです。

サクリ台などを経由すると無限コンボが出来そうな感じのCIP能なのでこれを活かしたコンボを組み込むのも良さそうですね!

相性の良い戦略・カード

戦略

マスデスボードコントロールorCIPコンボデッキ!

一つの案としては、サクリ台もしくは生け贄をコストとする呪文を多めに採用し、ひたすら盤面を掃除しつづけ、再度唱えたときに引き連れてくるゾンビ軍団で圧殺するデッキが構築できそうです。
本体の能力に加えて、白、黒ともにマスデスに秀でたカラーなので、多めに採用してとにかく更地にしつづけるデッキもいやらしくて面白そうですね。ふふふ。
ただしマナ加速をマナファクトに頼っていると自分自身の首も絞めることになるので注意が必要です!

もう一つの案が、CIPを活かした無限コンボデッキです。
2体以上死亡している状態で《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》と《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》が場にあれば、無色無限マナ+無限トークンが成立します!

  1. 2体以上が死亡している状態で《アーボーグの暴君、ネビニラル》を場に出す。
  2. CIPが誘発。ゾンビ・トークンを2体生成する。
  3. 《アシュノッドの供犠台》を起動する。ゾンビ・トークン2体を生け贄に捧げ、(◇)(◇)(◇)(◇)を生み出す。
  4. 生み出したマナを使い《変位エルドラージ》の能力を起動する。対象は《アーボーグの暴君、ネビニラル》
    ※無色マナ4-起動コスト3マナ=(◇)が残る。
  5. ブリンクで戻ってきた《アーボーグの暴君、ネビニラル》のCIPがふたたび誘発する。死亡したクリーチャーが2体増えているので、4体のゾンビ・トークンが生成される。
  6. 以下繰り返しで無色無限マナ+無限ゾンビトークンが成立。

《ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat》や《死体騎士/Corpse Knight》が同じく場にあれば無限ドレイン、ダメージが成立するので勝利です!
《肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder》などの布告内蔵生物は、これ1枚で上記の死亡条件を満たすため非常に便利。単体で強力な殴りジェネラルなども狙いうちにできるので多めに採用しても良さそうですね!

カード

《肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder》などの布告生物

<青黒赤・グリクシス>

《粗暴な年代学者、オベカ/Obeka, Brute Chronologist》

粗暴な年代学者、オベカ/Obeka, Brute Chronologist
(1)(青)(黒)(赤)
オーガ(Ogre) ウィザード(Wizard)
(T):現在のターンを進行しているプレイヤーは、ターンを終了してもよい。(スタックから、このカードを含むすべての呪文と能力を追放する。現在のターンを進行しているプレイヤーは、自分の手札の上限までカードを捨てる。ダメージは消え、「このターン」と「ターン終了時まで」の効果は終わる。)
3/4

特徴

ターンを消し飛ばしてしまうという珍しい能力を持っているオーガが登場!
伝説のオーガはそれだけで珍しい部類ですが、さらに能力も珍しい。
《時間停止/Time Stop》などに類する能力ですが、相手を対象にした場合、そのプレイヤーが拒否してしまうと能力が成立しないのがオモシロいポイントです。

妨害のための能力というよりかはむしろ、自分のデメリットを帳消しにしたり、自分のターンに相手が妨害してきたのを無効化するなどの用途がメインになりそうですね!

相性の良い戦略・カード

戦略

デメリット帳消しデッキ!

オベカの能力を自分のターンで起動すると、任意のタイミングでターンを終了させられます。ということはつまり、
「終了ステップ開始時に~」
というデメリット処理をすべて無効にすることが可能!

あげられるデメリットは、
・これを生け贄に捧げる。
・ターン終了時まで、それのコントロールを得る。
などがぱっと思いつきます。

今回で登場したメカニズム【再演】も終了ステップ開始時に生け贄に捧げられるので、オベカの能力を起動すればあら不思議、その場に残り続けます!

また、赤は一時的コントロール奪取の色でもあるので、それらを使ってからオベカの能力を起動すると永久にコントロール奪取! 青も真っ青!
《暴動/Insurrection》などはかなり重いものの、すべてのクリーチャーのコントロールを奪えるので必殺技に相応しい1枚になりそうです!
《騙し討ち/Sneak Attack》もこのデメリットを無効化できるのでかなり使いやすいカードとして採用したいカードですね。

カード

ターン終了時にデメリット処理をするカード全般

<黒赤緑・ジャンド>

《焦熱団のユルロック/Yurlok of Scorch Thrash》

焦熱団のユルロック/Yurlok of Scorch Thrash
(1)(黒)(赤)(緑)
ヴィーアシーノ(Viashino) シャーマン(Shaman)
警戒
プレイヤーが未消費のマナを失うと、そのプレイヤーはそれに等しい点数のライフを失う。
(1),(T):各プレイヤーはそれぞれ(黒)(赤)(緑)を加える。
4/4

特徴

なんと廃止されたルールであるマナバーンを現代に蘇らせる能力(!)を持つ伝説のヴィーアシーノが登場しました!

過去のルールとして、未使用のマナが消えてしまうと、それに等しいダメージを受けるというルール処理が存在しました。フレーバーに満ちた、個人的にはかなり好きなルールでしたが煩雑さなどの問題もあり残念ながら廃止……

しかしユルロックがいればそんな過去のルールを体験できる!
さらにはマナバーンを前提にしてデザインされたカードを採用することで、それらを往年の強さで使用することが可能です!
強いかどうかはさておいて、マジックのオモシロさを体験できる、という意味ではかなり優秀な能力でありワクワクするカードです!

相性の良い戦略・カード

戦略

マナ送り付け戦略!

往年のマナ・バーンカード《エラダムリーのぶどう園/Eladamri’s Vineyard》や《幽体の照明灯/Spectral Searchlight》を並べて相手にマナを送り付けましょう。
ユルロックによりマナ・バーンが発生して、放っておくだけでちくちくとダメージが蓄積していきます。
ダメージ倍増カードを置いておけるとそのダメージ量はシャレになりません! いえあ!

また《二重詠唱/Dual Casting》と《みなぎる活力/Vitalize》があれば無限起動+無限マナ・バーンが成立します!

  1. 召喚酔いしていない《焦熱団のユルロック》と他のクリーチャー1体を場に用意する。
  2. 《二重詠唱/Dual Casting》を他のクリーチャーにエンチャントする。
  3. 《焦熱団のユルロック》の能力を起動し(黒)(赤)(緑)を生み出す。
  4. 《みなぎる活力》を唱える。
    ※(黒)(赤)(緑)-(緑)=(黒)(赤)
  5. 《みなぎる活力》に対応して《二重詠唱》で付与された能力を起動し、コピーする。
    ※(黒)(赤)-(赤)=(黒)
  6. コピーした《みなぎる活力》を解決。
    エンチャントされたクリーチャーと《焦熱団のユルロック》がアンタップする。
  7. 《焦熱団のユルロック》からマナを出す。
    ※残った黒マナを消費しコストにする。
    エンチャントされたクリーチャーでふたたび《みなぎる活力》をコピーする。
  8. 以下繰り返しで無限起動と無限マナバーン

タップ能力のクリーチャーがいれば、それらの能力を無限起動可能なのもポイントですね。
ただし、このコンボの場合、緑マナがあふれてしまうので自分自身もマナバーンで焼かれてしまいます!
無限マナの注ぎ先などを用意しておく必要がありますが、もちろん無限マナコンボとして運用できるのでマナを消費するカードは多めに採用すると良いでしょう!

カード

《二重詠唱/Dual Casting》

《みなぎる活力/Vitalize》

<赤緑白・ナヤ>

《真の後継者、ジャレッド・カルサリオン/Jared Carthalion, True Heir》

真の後継者、ジャレッド・カルサリオン/Jared Carthalion, True Heir
(赤)(緑)(白)
人間(Human) 戦士(Warrior)
真の後継者、ジャレッド・カルサリオンが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーが統治者になる。このターン、あなたは統治者になれない。
あなたが統治者である間に真の後継者、ジャレッド・カルサリオンがダメージを受けるなら、そのダメージを軽減し、その点数に等しい数の+1/+1カウンターをこれの上に置く。
3/3

特徴

かつての主人公を務めたジャレッド・カルサリオンがカード化!

統治者にさせるCIP能力と、自身が統率者であるとダメージを軽減し、その分だけ強化する能力を持ちます。
CIPで対戦相手を統治者にさせると、そのターンには統治者を奪い返せないため少なくとも1ターンのラグがあるのが弱点になります。
その間にダメージを受けてしまうと軽減できず普通に死亡してしまうので、除去をかいくぐる工夫が必要になりそうです。

相性の良い戦略・カード

戦略

X全体火力によるボードコントロールからの殴りプラン!

全体火力の弱点は、自分のクリーチャーも巻き込んでしまう点です。
しかしながら統治者である限り、ジャレッドに与えられるダメージは霞のように消えてむしろ強化されてしまうという仕様!
ということは、ひたすらX火力をぶち込み続ければ、邪魔なチャンプブロッカーを薙ぎ払いながら巨大化したジャレッドで殴り込めるというシナジーを形成できるのです!

統治者は戦闘ダメージでのみ移り変わるので、X火力を叩き込み続けることでその目をあらかじめ摘むことができるのも戦略に噛み合っています。
ただし、CIPや呪文の能力で統治者になることを防ぐことはできないので、こちらもできるだけ統治者になれるようなカードを投入しておくと安心できますね!

カード

《地震/Earthquake》

<赤白黒・マルドゥ>

《秘儀の織り手、ゲン/Ghen, Arcanum Weaver》

秘儀の織り手、ゲン/Ghen, Arcanum Weaver
(赤)(白)(黒)
人間(Human) ウィザード(Wizard)
(赤)(白)(黒),(T),エンチャント1つを生け贄に捧げる:あなたの墓地からエンチャント・カード1枚を対象とする。それを戦場に戻す。
2/3

特徴

ヒトの魔法をパクッて自分の魔法にしてしまう嫌なやつ、ゲン…

マルドゥカラーには珍しく、トリッキーないかにもコンボで使ってね、といったデザインの統率者です。
起動能力で場と墓地のエンチャントを入れ替えることが可能なので、軽いエンチャントを種に、墓地にある重いエンチャントを踏み倒す形でテンポを取っていくのが基本的な戦略になりそうです!

相性の良い戦略・カード

戦略

<補充>デッキ!

墓地に落ちているエンチャントをすべて場に戻すという豪快なスペルである《補充/Replenish》をキーカードとしたデッキが有力な気配がします。
妨害や追放系のエンチャントで相手の挙動を阻害しつつ、デッキを掘ったりルーティングしてコンボパーツを揃えていきます。

《忘却の輪/Oblivion Ring》は場に出たときの能力にスタックしてゲンの能力を起動すると永久追放となります。こういった小技を利用してボードコントロールに徹するべし!

《パララクスの波/Parallax Wave》は非常に相性が良く《オパール色の輝き/Opalescence》と合わせるとすべてのクリーチャーを永久追放!

カード

《パララクスの波/Parallax Wave》

<緑青赤・ティムール>

《混沌の花、アヴェルナ/Averna, the Chaos Bloom》

混沌の花、アヴェルナ/Averna, the Chaos Bloom
(緑)(青)(赤)
エレメンタル(Elemental) シャーマン(Shaman)
あなたが続唱を行うに際し、あなたはその追放されたカードの中から土地・カード1枚をタップ状態で戦場に出してもよい。(この処理は、最後のカードが追放された後、土地でないカードをを唱えるかどうかを決定する前に行う。)
4/2

特徴

強力なメカニズムである続唱を参照し、捲れたカードから土地を場に出せる能力を持つエレメンタルが登場。

今回登場した《報奨の祝賀者、イモーティ/Imoti, Celebrant of Bounty》との相性は抜群で、続唱を持つ呪文を打つことで土地が増え、マナ・コスト6以上のカードを打ちやすくなり、さらに土地がめくれて呪文が唱えやすくなる、と良い循環が形成できます。

相性の良い戦略・カード

戦略

軽量続唱からのマナ加速からのビッグマナ戦略!

上記のように《報奨の祝賀者、イモーティ/Imoti, Celebrant of Bounty》がいれば重い呪文に続唱が付与されるので、積極的に続唱を打ち土地を加速させて、重くて強い呪文を打ちまくりましょう!

最終的には追加ターンなどがめくれて次の追加ターンにつながるようになると非常に強力です。《報奨の祝賀者、イモーティ》が非常に重要になるので、緑が得意な生物サーチを多めに積んでおくと安定してデッキを回せるようになりそうです!

カード

《報奨の祝賀者、イモーティ/Imoti, Celebrant of Bounty》

<白黒緑・アブザン>

《最後のイチイ、コルフェノール/Colfenor, the Last Yew》

最後のイチイ、コルフェノール/Colfenor, the Last Yew
(3)(白)(黒)(緑)
ツリーフォーク(Treefolk) シャーマン(Shaman)
警戒、到達
最後のイチイ、コルフェノールか、他の、あなたがコントロールしているクリーチャーが1体死亡するたび、あなたの墓地から他のタフネスがそれよりも小さいクリーチャー・カード最大1枚を対象とする。それをあなたの手札に戻す。
3/7

特徴

アシュリングの暴走によって燃えつくされてしまったコルフェノールがカードとして登場!
ちなみに《コルフェノールの若木/Sapling of Colfenor》は燃えがらから新に生まれたコルフェノールとのこと。

ツリーフォークらしくタフネスを参照する能力を持ち、死亡をトリガーとした墓地からの回収能力を持ちます。
タフネスを上げることで戻す対象を拡大させたりすることができるので、なんらかの無限ループコンボを搭載することが出来そうです!

相性の良い戦略・カード

戦略

ペブルスライク無限ループコンボ!

「死亡したときにクリーチャーを手札に戻す」というのは《永劫の輪廻/Enduring Renewal》に非常によく似た挙動です。
なのでこれを参考にしたコンボを搭載すると良さそうです。
考えられるコンボは《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》+Xコストで唱えられるクリーチャー+《メムナイト/Memnite》で無限ループが可能です!

  1. 《メムナイト》を場に、
    「Xで唱えられるクリーチャー」(ここでは《果てしなきもの/Endless One》とする)を手札に揃える。
  2. 《アシュノッドの供犠台》を起動。《メムナイト》を生け贄にし、(◇)(◇)を生み出す。
  3. 発生したマナを使用し《果てしなきもの》をタフネス2の状態で唱える。
  4. 《アシュノッドの供犠台》を起動。《果てしなきもの》を生け贄にし、(◇)(◇)を生み出す。
  5. 《最後のイチイ、コルフェノール》の能力が誘発。墓地の《メムナイト》を手札に加える。
  6. 手札に戻った《メムナイト》を唱え、ふたたび生け贄に捧げる。
    《最後のイチイ、コルフェノール》の能力が誘発。墓地の《果てしなきもの》を手札に加える。
  7. 以下繰り返しで無色無限マナ+無限ループ。

全体のタフネスを上げるパーマネントがあれば別のカードでも上記のようなコンボが可能です!
黒の得意技であるドレイン生き物がそばにいれば、無限ループしているだけで勝利!

墓地を利用するデッキの宿命ですが、墓地対策対策をしっかりと取っておかないと、完封の危険性あり。しっかりケアしましょう!

カード

<青赤白・ジェスカイ>

《岩山の声、ノストロ/Gnostro, Voice of the Crags》

岩山の声、ノストロ/Gnostro, Voice of the Crags
(1)(青)(赤)(白)
キマイラ(Chimera)

(T):以下から1つを選ぶ。Xはこのターンにあなたが唱えた呪文の総数に等しい。
・占術Xを行う。
・クリーチャー1体を対象とする。岩山の声、ノストロはそれにX点のダメージを与える。
・あなたはX点のライフを得る。

3/3

特徴

三つのモードを備えた伝説のキマイラの登場!
ザカマと同じくそれぞれの頭がそれぞれの能力を担当していそうな雰囲気です。

呪文を唱えた総数に応じてパワーアップするので、感覚的にはストームに近いんでしょうか。無限キャストからのビームで勝ち! と言いたいところですが、本体に飛ばないのでビームでは勝てない仕様です。残念…

とはいえ無限起動ができれば無限ライフなのでそれを利用したコンボなどを組み込んでも良さそうですね!

相性の良い戦略・カード

戦略

<セプターコンボ>による無限起動!

《等時の王笏/Isochron Scepter》+《劇的な逆転/Dramatic Reversal》+土地以外のパーマネントで2マナ以上が揃っていればノストロの能力を無限に起動できます!
無限ライフは確定し、好きなカードをトップに仕込むことが出来、クリーチャーを一掃!
しかし、そのまま勝ちに直結しない能力なので、他のカードと組み合わせて勝利しましょう。

《霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir》をトップに仕込んでなんらかのドロー呪文を唱えて手札に加えられれば50点ビーム連続掃射で勝利!
自分の場に破壊不能をつけた《ボロスの反攻者/Boros Reckoner》や《無作法な挑発者/Brash Taunter》などがいると無限ダメージを対戦相手に置換して勝利!

カード

<セプターコンボ>

《無作法な挑発者/Brash Taunter》

<黒緑青・スゥルタイ>

《ラグーンの神秘家、アーチェロス/Archelos, Lagoon Mystic》

ラグーンの神秘家、アーチェロス/Archelos, Lagoon Mystic
(1)(黒)(緑)(青)
海亀(Turtle) シャーマン(Shaman)
ラグーンの神秘家、アーチェロスがタップ状態であるかぎり、他のパーマネントはタップ状態で戦場に出る。
ラグーンの神秘家、アーチェロスがアンタップ状態である限り、他のパーマネントはアンタップ状態で戦場に出る。
2/4

特徴

珍しい海亀の伝説のクリーチャーですが、能力もまた珍しい。
スゥルタイは墓地などを参照する能力が多い印象ですが、今回は盤面への変則的な干渉能力を有しています。

アーチェロスがアンタップだと他のパーマネントが場に出るときはアンタップ。
逆にタップ状態だとタップ状態で戦場に出るという制約を強いるというもので、後者の能力はかなり厄介です。
無限トークンで勝とうという相手にたいして劇的な抑止効果があり、それでなくとも土地やマナファクトもタップインさせられるので大幅なテンポロスを強いられます。

逆にアンタップインを強要する能力は、タップイン土地のデメリットをすべて無効化してくれるため、こちらだけ一方的なテンポを得ることが可能です!

相性の良い戦略・カード

戦略

ごりごりのロックデッキ!

《停滞/Stasis》との相性は言わずもがな、つねにアーチェロスがタップ状態であれば、対戦相手は手も足もでません。最速で着地させ、相手の土地をつねにタップインさせられれば恒久的に土地を拘束することができます!

ただしそのためにはアーチェロスがタップ状態でなければいけません。殴るのが一番簡単かつマナいらずではありますが、戦闘を経由すると討ち取られてしまう危険もあります。
なので《対立/Opposition》や《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》などを中継してタップ状態を維持すると良さそうです!

また上記ロック状態でも《種子生まれの詩神/Seedborn Muse》や《荒野の再生/Wilderness Reclamation》があれば自分だけマナを使うことができるのでオススメです! ふふふ。

カード

《停滞/Stasis》

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共闘

昨今では、「~との共闘」が多い【共闘】メカニズムですが、今回はその縛りはなし!
自由にいくらでも組み合わせることが可能! さらには過去の多色【共闘】持ちクリーチャーとの組み合わせもできるので可能性は無限大!
しかし、あまりにも数が多いのでどれとどれを組み合わせるか迷ってしまうのも事実です……
トライアル&エラーで自分だけの最高の組み合わせを発見しましょう!
ここでは相性の良さそうなパートナーも一緒にご紹介しますので、構築の参考にしてください!
※紹介している相性の良い共闘持ちは、それぞれの統率者の下部にテキスト確認用のリンクがありますので、能力が分からない場合にはそちらをご確認ください。

<白>

《イクシドールの理想、アクローマ/Akroma, Vision of Ixidor》

イクシドールの理想、アクローマ/Akroma, Vision of Ixidor
(5)(白)(白)
天使(Angel)

飛行、先制攻撃、警戒、トランプル
各戦闘の開始時に、ターン終了時まで、他の、あなたがコントロールしているクリーチャーはそれぞれ、飛行、先制攻撃、二段攻撃、接死、速攻、呪禁、破壊不能、絆魂、威迫、プロテクション、到達、トランプル、警戒、共闘のうち、自身が持つ能力1種類につき+1/+1の修整を受ける。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

6/6

特徴

イクシドールが作り上げたアクローマ、その究極の形。
何度かカード化されたアクローマですが、今回は常盤木能力を徹底的に強化する代物です。

常盤木能力を持っていれば持っているほどパワーアップさせてくれるので、ここはとにかく能力を持ったクリーチャーを大量投入すると良さそうです!

相性の良い戦略・共闘

戦略

キーワード能力ましまし軍団!<(白)(黒)(緑)>

【共闘】《簒奪者、イクラ・シディーキ/Ikra Shidiqi, the Usurper》

キーワード能力を持っていれば持っているほど強化されるので、それが得意なカラーと組み合わせると良いでしょう。
特に緑には《威厳ある万卒隊長/Majestic Myriarch》があり、キーワード能力を横に広げることが可能です。
黒に《魂剥ぎ/Soulflayer》があるので、究極完全体魂剥ぎと組み合わせると、シャレにならないダメージをたたき出すことが可能!
フレーバー的にも能力的にもベストマッチな《アクローマの記念碑/Akroma’s Memorial》はぜひ採用したいですね!

共闘相手であるイクラ・シディーキはクリーチャーが殴るたびにタフネス分だけ回復させてくれるので、ライフレースでは無類の強さを誇ります。
空中戦には構造上あまり関われないので、こちらから積極的に仕掛けて圧倒するスタイルで臨むと良いでしょう!

共闘

《簒奪者、イクラ・シディーキ/Ikra Shidiqi, the Usurper》 <(黒)(緑)>

《誓いを立てた歩哨、リヴィオ/Livio, Oathsworn Sntinel》

誓いを立てた歩哨、リヴィオ/Livio, Oathsworn Sntinel
(1)(白)
人間(Human) 騎士(Knight)

(1)(白):他のクリーチャー1体を対象とする。それのコントローラーはそれを、それの上に神盾カウンターが1個置かれた状態で追放してもよい。
(2)(白).(T):神盾カウンターが置かれた状態で追放されているカードをすべて、オーナーのコントローラー下で戦場に戻す。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

2/2

特徴

ブリンクをする能力ですが、相手のクリーチャーを対象とする場合には相手の了承がなければ追放されないという、なんとも交渉向きな伝説の戦士です。

特定のプレイヤーと協力して、守りたいクリーチャーを追放して守るなどのプレイが可能です。政治力の高いプレイヤーが使うと非常に楽しそうです。双頭巨人戦などでもいい仕事をしてくれるでしょう。
タップを含む起動能力で、追放されていたクリーチャーが場に戻るので、CIPの使い回しなどのトリッキーかつコンボめいた動きも可能なのでそれを活かした構築を目指したいですね!

相性の良い戦略・共闘

戦略

無限ブリンク+無限マナ=勝ち!<(緑)(白)(青)>

【共闘】《トリトンの英雄、トラシオス/Thrasios, Triton Hero》

起動能力によってクリーチャーを明滅させられるので工夫次第で無限にブリンクすることが可能です。
筆頭に挙げられるのはやはりフリースペルのクリーチャーでしょう。
追放し、戻してあげることでマナがどんどんと増えていきます。
しかし戻す能力はタップをコストとするので、何度も使うことが出来ません。
そこで、CIPでアンタップさせるクリーチャーも一緒に明滅させてやりましょう!
《やっかい児/Pestermite》などの《ぐるぐる/Twiddle》内蔵のクリーチャーと《パリンクロン/Palinchron》が一緒に場に揃えば無限ブリンク。
土地7枚から8マナ以上が出る状態であれば無限マナが成立します!
無限マナ状態であれば、クリーチャーのCIPを無制限に無限回数誘発させられるので、盤面によってはそのまま勝利!
共闘であるトラシオスの能力を無限に起動すれば無限ドロー、勝ち!

  1. 土地から8マナ(白白白を含む状態)が出せるようにしておく。
  2. 《やっかい児》と《パリンクロン》を起動能力で追放する。
    ※8マナ-4マナ=4マナが残る。
  3. 下の起動能力で上記2体を場に戻す。
    ※4マナ-3マナ=1マナが残る。
  4. 《やっかい児》の能力が誘発。《誓いを立てた歩哨、リヴィオ》をアンタップする。
    《パリンクロン》の能力が誘発。土地7つをアンタップする。
    残っていた1マナ+8マナ=9マナが生み出せる状態になる。
  5. 以下繰り返しで無限マナ+無限プリンクが成立。

共闘

《トリトンの英雄、トラシオス/Thrasios, Triton Hero》 <(緑)(青)>

《剛胆な考古学者、アーデン/Ardenn, Intrepid Archaeologist》

剛胆な考古学者、アーデン/Ardenn, Intrepid Archaeologist
(2)(白)
コー(Kor) スカウト(Scout)

あなたのターンの戦闘の開始時に、パーマネント1つかプレイヤー1人を対象とする。あなたは、望む数の、あなたがコントロールしているオーラや装備品をそれにつけてもよい。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

2/2

特徴

オーラや装備品を任意のプレイヤーやパーマネントに付け替えることができる能力を持つコーの新伝説。

「戦闘の開始時」に自動で付け替えが可能なので、危険をかいくぐって殴る必要がないのはグッドポイント。昨今では場に出たときは自動でついてくれる装備品が多いので、アーデンにとりあえずつけておいて、他の本命が場に出たらそこに付け替えるのが一番素直な運用方法になりそうです。

しかしせっかくプレイヤーをも指定できるので、ここはちょっと遊び心――”呪い”を加えてあげるのも良いでしょう!

相性の良い戦略・共闘

戦略

①呪禁オーラ・装備品デッキ<(緑)(白)(青)>

【共闘】《クルフィックスに選ばれし者、キデール/Kydele, Chosen of Kruphix》

優秀な回避持ち、呪禁、感染などを多く擁するシミックカラーの生物に、オーラ、装備品のサポートが充実している白で補助する戦い方。
共闘になるキデールはドローをすればするほどマナを生み出してくれるので、装備品のコストに充てられるなどのシナジーもばっちりです!

②呪いデッキ<(赤)(白)(黒)>

【共闘】《激情の薬瓶砕き/Vial Smasher the Fierce》

プレイヤーを対象にとるオーラ――『呪い』を積極的に使っていく戦い方。
恒久的にダメージを与えたり、とんでもないデメリット状態を強要したりとド派手な能力を持つ『呪い』をばんすか唱えて、相手プレイヤーを苦しめよう!
卓でもっとも危険な相手に照準を定めて呪いを与え、あとは政治や口プレイで卓全体をコントロールすれば楽しさマッハ!
『呪い』は得てして重いカードですので、共闘となる薬瓶砕きの能力も強く使えます!
《不幸の呪い/Curse of Misfortunes》はキーカードになるのでぜひ採用したいところです!
脅威が移り変わった場合には、アーデンの能力でそのプレイヤーに呪いを移し替えてやりましょう。ふふふ。

共闘

《クルフィックスに選ばれし者、キデール/Kydele, Chosen of Kruphix》 <(緑)(青)>

《激情の薬瓶砕き/Vial Smasher the Fierce》 <(黒)(赤)>

《陽光たてがみの使い魔、ケレス/Keleth, Sunmane Familiar》

陽光たてがみの使い魔、ケレス/Keleth, Sunmane Familiar
(1)(白)
馬(Horse)

あなたがコントロールしている統率者が1体攻撃するたび、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

1/1

特徴

攻撃するたびに+カウンターの形で強化してく伝説の馬。

本体のサイズは貧弱ながらも、何発か殴っているうちに対処が困難なサイズにまで成長できる可能性を秘めています。
特に緑と絡むことで+カウンターのサポートが充実し、みるみる内に大きくなっていくことでしょう。共闘相手には同じく+カウンターを使用するタイプが望ましいですね!
軽さを活かして速攻をしかけるべし!

相性の良い戦略・共闘

戦略

+カウンターによる強化からの統率者ダメージ!<(白)(黒)(緑)>

【共闘】《最後のアブザン、レイハン/Reyhan, Last of the Abzan》

アブザンカラーはこれでもかというくらい+カウンターのサポートが充実しているので、使わない手はありません。サクリ台も優秀なものが多いので、取り入れられるのなら無限頑強なども採用できると尚よさそうです!

レイハンは+カウンターが乗った状態で出る上に、プラスカウンターを持ったまま死亡したクリーチャーのカウンターを”継承”させる能力を持っています。
二人してどかどか殴っているだけで+カウンターが乗り、対処されても別の脅威を残してくれるので非常に厄介なコンビになるでしょう!
《オゾリス/The Ozolith》はこの戦略に大きく貢献してくれるカードですのでぜひ採用したいところ。

共闘

《最後のアブザン、レイハン/Reyhan, Last of the Abzan》 <(黒)(緑)>

《鋼軍団のプラヴァ/Prava of the Steel Legion》

鋼軍団のプラヴァ/Prava of the Steel Legion
(2)(白)
猫(Cat) 兵士(Soldier)

あなたのターンであるかぎり、あなたがコントロールしているクリーチャー・トークンは+1/+4の修整を受ける。
(3)(白):白の1/1の兵士・クリーチャー・トークンを1体生成する。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

1/4

特徴

クリーチャートークンをサポートしてくれる上に、トークン生成能力まで備えた自己完結型の凄い猫。

修整値が珍しく+1/+4(!)とかなりのケツデカになってくれます。雑な火力や《毒の濁流/Toxic Deluge》などに巻き込まれにくくなるのが良いですね!
無限マナを出せれば無限トークンなのでこれを狙った構築が良さそうです!

相性の良い戦略・共闘

戦略

①テンポ型無限トークンデッキ<(白)(青)(黒)>

【共闘】《求道の達人、サイラス・レン/Silas Renn, Seeker Adept》

黒と白黒の優秀なトークン生成装置を利用しつつ、青の妨害能力を備えた戦い方。サーチと除去、カウンターをバランスよくデッキに投入できるので軸足のしっかりした戦略を取るには良いカラーです。
《苦花/Bitterblossom》などの優秀なトークン生成置物が採用できるのも利点のひとつ。
アーティファクトを多く投入することで、サイラス・レンの能力を積極的に使用できるようになり、アドバンテージ面でも後れを取らなくなりそうです。
どちらかいうと前のめりなプレイヤーにオススメの組み合わせです。

②リアクション型無限トークンデッキ<(青)(赤)(白)>

【共闘】《ルーデヴィックの名作、クラム/Kraum, Ludevic’s Opus》

青のトークン生成装置と防御カード、そして近代EDHにおける優秀な赤いカードを採用できる点が魅力となります。
赤を含むため《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》や《偏向はたき/Deflecting Swat》、《死の国からの脱出/Underworld Breach》などの強烈なカードを投入できる点がアドバンテージとなります。
無限マナのルートも若干こちらの方が多く採用できるので、より無限によせる場合にはクラムを相方にすると良いでしょう。
クラムを早々に着地させられればかなりの確率でアドバンテージを供給してくれるのでリアクティブなカードを多く使いたいプレイヤーにはもってこいです。

どちらのパターンでも、無限コンボは<セプターコンボ>を採用すると良いでしょう。
またクラム型では<恐喝者コンボ>でも無限マナが可能です!

共闘

《求道の達人、サイラス・レン/Silas Renn, Seeker Adept》 <(青)(黒)>

《ルーデヴィックの名作、クラム/Kraum, Ludevic's Opus》 <(青)(赤)>

《セラの大天使、レイディアント/Radiant, Serra Archangel》

セラの大天使、レイディアント/Radiant, Serra Archangel
(6)(白)
天使(Angel)

飛行
他の、あなたがコントロールしていて飛行を持ちアンタップ状態のクリーチャー1体をタップする:色1色を選ぶ。ターン終了時まで、セラの大天使、レイディアントはプロテクション(その選ばれた色)を得る。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

6/4

特徴

セラによって創造された天使がふたたびのカード化!

以前は飛行を持つクリーチャーにつきパンプする能力でしたが、今度は飛行クリーチャーをコストとするプロテクション付与能力を得ました。
ハイパワーかつ飛行クロックなので、これを活かして殴りジェネラルとして運用するのが良さそうです。
除去されてしまうと猛烈にテンポをロスしてしまうので、できるだけ守ってあげられるように工夫――飛行クロックを多めに採用すると良いでしょう!

相性の良い戦略・共闘

戦略

レイディアントコピー軍団!<(白)(青)>

【共闘】《千の顔の逆嶋/Sakashima of a Thousand Faces》

レイディアントを守るならばおなじくレイディアントが最適!
ということでコピーしましょう。今回登場した逆嶋はレジェンドルールをなくす焼失させながらコピーする能力を持つので、場にあらかじめ出しておいたレイディアントをコピーすればお互いにプロテクションで守り合うことが可能!

レジェンドルールがなくなったことを活かして、青が得意とするコピーカードを大量に投入することで、無数のレイディアント軍団を作り上げましょう!
《我々の刃/Blade of Selves》などはかなりの打点になるのでオススメです。

ただし調子に乗って広げすぎたところで逆嶋が除去されてしまうと、レジェンドルールが戻りすべてのレイディアント軍団が消えてしまうので注意です!

共闘

《千の顔の逆嶋/Sakashima of a Thousand Faces》 <青>

《登る建築家、レベック/Rebbec, Architect of Ascension》

登る建築家、レベック/Rebbec, Architect of Ascension
(3)(白)
人間(Human) 工匠(Artificer)

あなたがコントロールしているアーティファクトは、あなたがコントロールしているアーティファクトの中の点数で見たマナ・コストにつきそれぞれ、プロテクション(点数で見たマナ・コストがその数である)を得る。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

3/4

特徴

スラン帝国出身のヨーグモスの愛人がカード化!
最終的にはヨーグモスを裏切りポータルを破壊。彼をファイレクシアに閉じ込めることに成功しました。

ぱっと見るだけでは何を言ってるかよく分からないテキストですが、自分の場にあるアーティファクトが、そのマナコストに等しい数からのプロテクションを獲得するというもの(だよね?)です。
マナファクトによってマナを安定させることが多い統率者戦において、少しでもマナファクトが守りやすくなるのは嬉しいところ。
しかしそれでは積極性に欠けるので、ここはアーティファクト・クリーチャーをメイン戦略にすると良いでしょう!

相性の良い戦略・共闘

戦略

アーティファクト・クリーチャー軍団!<(白)(青)(黒)>

【共闘】《求道の達人、サイラス・レン/Silas Renn, Seeker Adept》

白はアドバンテージを獲得するのがひっじょうに苦手な色なので、それを補う青黒と、アーティファクトに関係する能力を保有するサイラス・レンはこの戦略にぴったりの共闘相手です。
アーティファクト・クリーチャーをメインの戦力とし、それらにレベックでプロテクションを付与。戦闘などを介して優位になるような呪文やパーマネントでアドバンテージを獲得していきましょう!

《機械の行進/March of the Machines》は無害だったはずのマナファクトが突如として脅威に変貌するので、不意をついた一撃必殺にはうってつけ!
《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》はレベックの能力で自軍すべてのパーマネントにプロテクションが付与されるので安全な範囲がぐっと広がります。
上記カードが2枚揃うと、すべての土地がアーティファクトになり、かつ生物化し、パワーとタフネスが0になるので、変則的な土地破壊が成立!
盤面を固めてからぶっぱなせば、あとはアドバンテージ差で勝利まで突っ走りましょう!

共闘

《求道の達人、サイラス・レン/Silas Renn, Seeker Adept》 <(青)(黒)>

《真面目な祭儀師、アルハール/Alharu, Solemn Ritualist》

真面目な祭儀師、アルハール/Alharu, Solemn Ritualist
(4)(白)
人間(Human) モンク(Monk)

真面目な祭儀師、アルハールが戦場に出たとき、他のクリーチャー最大2体を対象とする。それらの上に+1/+1カウンダ―をそれぞれ1個置く。
あなたがコントロールしていた+1/+1カウンターが置かれていてトークンでないクリーチャーが1体死亡するたび、飛行を持つ白の1/1のスピリット・クリーチャー・トークンを1体生成する。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

3/3

特徴

幼いころから死者の声が聞こえたというアルハールですが、恐怖を乗り越え熟達した祭儀師となったという非常にまじめな人物。

CIPで+カウンターを配り、+カウンダ―が乗ったクリーチャーが死亡するとスピリットに変身させるというもの。
M21で登場した《バスリの侍祭/Basri’s Acolyte》と《バスリの副官/Basri’s Lieutenant》の能力を組み合わせたような感じですね。
横並び戦略に+カウンターで底上げしてあげるような構築が良さそうです!

相性の良い戦略・共闘

戦略

トークン&+カウンター戦略!《(赤)(緑)(白)》

【共闘】《血を蒔く者、ターナ/Tana, the Bloodsower》

アルハールが場にいれば、+カウンターさせ乗っていればアドバンテージの損失を抑えられるので、できるだけ横に広げて圧力をかけていきましょう。
序盤はマナクリを展開し、そこに+カウンターを載せまくって殴る。
アルハールを出しておいて、除去られても戦線を維持し、ターナなどを使ってトークンを横並びに。
生物横並び→トークン横並びの二段構えで全体除去などの妨害からいち早く復帰することで、つねに殴り続けられる盤面を構築しましょう!

《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》+《祝福されたエミエル/Emiel the Blessed》の無限マナ・無限ブリンクコンボも採用すると良いでしょう!
アルハールを無限にブリンクすれば、無限パワーが成立しますので、対戦相手のブロッカー以上の戦略が場にあればそのまま勝利です!

共闘

《血を蒔く者、ターナ/Tana, the Bloodsower》 <(赤)(緑)>

<青>

《千の顔の逆嶋/Sakashima of a Thousand Faces》

千の顔の逆嶋/Sakashima of a Thousand Faces
(3)(青)
人間(Human) ならず者(Rogue)

あなたは千の顔の逆嶋を、これが千の顔の逆嶋が持つ他の能力を持つことを除き、他の、あなたがコントロールしているクリーチャーのコピーとして戦場に出しても良い。
あなたがコントロールしているパーマネントには「レジェンド・ルール」は適用されない。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

3/1

特徴

2枚目の逆嶋はレジェンド・ルールをぶっ壊す能力を持って登場!

以前のカードはコピー能力を繰り返し使える能力としてデザインされましたが、今回はなんとレジェンド・ルールを壊す能力を持っています。
ということは、自分のデッキをコピー能力を持つものばかりにすれば、枚数が増えてうれしいカードを量産できるということ!
ハイランダールールである統率者ではほぼありえない、同じ場に複数枚のカードが並ぶ、という状況を作り出せるので、それを活かした構築が望ましいですね!

相性の良い戦略・共闘

戦略

コピコピジャイルーダ!<(青)(黒)>

【共闘】《冒涜する者、トーモッド/Tormod, the Desecrator》

イコリアで登場した相棒持ちクリーチャーである《深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths》の能力を最大限に生かした構築が楽しそうです!

ジャイルーダはデッキに採用するカードを偶数に統一しなければならない制限がかかるものの、デッキから偶数のカードを踏み倒して場に出せる可能性がある、非常に強力な能力を持っています。
いくつもの構築フォーマットでその猛威を振るってきましたが、こと統率者戦となると鳴りを潜めてしまっています。
その最大の理由はやはりレジェンドルール。
コピーを繰り返すことでデッキを大量に掘り込み、一気に大軍団を作り出すことを目的とするデッキですが、レジェンドルールを回避しつつコピーできるカードはそう多くありません。
しかし!
新・逆嶋がいれば心配ご無用!
とにかくコピー可能なクリーチャーが捲れれば、そのままジャイルーダに変身。
後続のコピーやつを呼び出してさらにドン! を繰り返すだけで、圧倒的な盤面を構築することが可能です!
さらにデッキを強引に掘り進めるため、回収の薄いカラーであればそれだけでプランを崩すこともできてしまいます。
リアニメイトなどを利用することで、さらに戦線を拡大できるので構築の方向性としてプラスするのも良さそうです。

今回共闘で良さそうなのが《冒涜する者、トーモッド》であり、中長期的な戦略を見るリアニメイトとの相性は抜群です!

共闘

《冒涜する者、トーモッド/Tormod, the Desecrator》 <黒>

《岐路の占い師、エリゲス/Eligeth, Crossroads Augur》

岐路の占い師、エリゲス/Eligeth, Crossroads Augur
(4)(青)(青)
スフィンクス(Sphinx)

飛行
あなたが占術を行うなら、代わりにその枚数に等しい枚数のカードを引く。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

5/6

特徴

数秒先の未来の時間軸に生きるスフィンクスが伝説のクリーチャーとして登場。

多次元世界の秘密を解き明かすことを生きがいとするスフィンクスの中でも、エリゲスは時間に関しての熟達した知識や技量を持つといいます。
占術、つまり少し先の未来を見る行為を、ドロー=確定した知識として変換する、というのは非常にフレーバーに満ちており、カードとしての強さも担保しているかなりの良デザインです!

エリゲス本人が6マナと重いため、緑を足して安定して早く唱えられるようにするか、占術をとにかく大量に詰め込んでアドを稼ぎまくるか、などの方向性が考えられます。

相性の良い戦略・共闘

戦略

①青単占術デッキ!

【共闘】《嵐の目、シアーニ/Siani, Eye of the Storm》

今回一緒に登場したシアーニは、攻撃するたびに、飛行クロックの数だけ占術を行うことが可能です。ということはつまり、飛行クロックを並べて殴るだけで手札がみるみる増える!

青は単色だけでも十分使いやすい占術付きカードがあるので、無理に色を足すことなく、安定して運用が望めます。
《定業/Preordain》は《Ancestral Recall》に大変身!

マナ加速にはマナファクトを多めに採用すればよく、青はそのサポート体制も十分。
飛行は青のカラーパイでもあるので、プレイアブルな飛行クロックを適宜採用していくと良いでしょう!

②エスパーヘビーコントロール<(白)(青)(黒)>

【共闘】《魂の守護者、ラーボス/Ravos, Soultender》

青は場に出ているパーマネントを触る能力が低く、一度場に出されたり大量展開されると対処しづらいのが弱点です。
それを補う白、黒を合わせることで対応力を高めつつ、優秀な占術装置を広いカラープールから採用することが可能です。
除去やカウンターはアドバンテージを喪失してしまいますが、エリゲスの能力によってその損失を補填、全体除去などで巻き込んでしまった自軍は、ラーボスの能力で補填とつねにアドバンテージを維持し続ける戦い方を目指しましょう!
青黒を含むため、現行最速コンボである<デモクル>コンボが採用できるのも良い点ですね!

共闘

《嵐の目、シアーニ/Siani, Eye of the Storm》 <青>

《魂の守護者、ラーボス/Ravos, Soultender》 <白黒>

《月のクラーケン、ブリネリン/Brinelin,the Moon Kraken》

月のクラーケン、ブリネリン/Brinelin,the Moon Kraken
(6)(青)(青)
クラーケン(Kraken)

月のクラーケン、ブリネリンが戦場に出たときや、あなたが点数で見たマナ・コストが6以上の呪文を唱えるたび、土地でないパーマネント1つを対象とする。あなたはそれをオーナーの手札に戻してもよい。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

6/8

特徴

ビックアクションの反応して土地以外のパーマネントをバウンスする伝説のクラーケン。

自分自身が着地した際にも能力が誘発するので、悪用もとい工夫すれば無限マナや無限バウンスが成立しそうな能力です!
能力は相手のパーマネントも対象にできるので、土地以外のすべての脅威を無害化することもできます。しかしさすがに土地は触れないので、呪文に対しては無力…
そこは青のカウンターや他の色のサポートで安全にコンボを通していきましょう!

相性の良い戦略・共闘

戦略

<パリンクロンコンボ>+アルファ!

7枚の土地から青マナ4点を含む合計12マナ以上出る状況であれば無限マナ!
そして《パリンクロン/Palinchron》は6マナ以上の呪文なので、ブリネリンの能力が無限に誘発します!
邪魔になりそうなパーマネントをすべてオーナーの手札に戻すことができるので、あとは殴り込むもよし、本命のコンボを通すも良しです!

そのまま勝ちに直結しないコンボなので、他の共闘相手を活かして無限コンボを決めると良いでしょう!

【共闘】《愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット/Tevesh Szat, Doom of Fools》

無限マナコンボからの無限ドローが成立します。

  1. 上記<パリンクロンコンボ>による無限マナで好きなだけ色マナを生み出しておく。
  2. 《愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット》を唱え、二番目の能力を起動。
    生け贄に捧げる対象は《月のクラーケン、ブリネリン》
    これにより3ドローが発生。
  3. 無限マナからふたたび《月のクラーケン、ブリネリン》を唱える。
    CIPが誘発。対象は《愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット》
  4. 手札に戻った《愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット》を再び唱えて、二番目の能力を起動。
  5. 以下繰り返しで無限ドローが成立。

【共闘】《三度の再誕、ジェスカ/Jeska, Thrice Reborn》

  1. 上記<パリンクロンコンボ>による無限マナで好きなだけ色マナを生み出しておく。
  2. ループの最後に《パリンクロン》を唱えた際、ブリネリンの能力の対象をブリネリン自身にし、統率領域に戻す。
  3. 無限マナからブリネリンを唱え、再度能力により統率領域へと戻す。
  4. これを対戦相手の最大のライフと同じになるまで繰り返す。
    ※A:25点、B:17点、C:58点の場合、58回。
  5. 《三度の再誕、ジェスカ》を唱える。
    ※上記例の場合、忠誠度カウンターが58個以上乗った状態で場に出る。
  6. 《三度の再誕、ジェスカ》の三番目の能力を起動。
    A,B,Cプレイヤーを対象に58点以上のダメージを与えて勝利。

今回で登場した共闘持ちと組み合わせる場合には、上記の2体ですぐに勝てるルートが存在します。
クリーチャーとビッグマナを利用したコンボなので緑を含んでいるとさらにコンボに辿りつきやすくなりますが、黒は万能サーチ、赤には《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》などもいるので上記例のいずれの統率者であってもコンボはやりやすい部類に入るでしょう。もちろん《トリトンの英雄、トラシオス》も十分強力!
どのようなカラーの組み合わせてデッキを構築したいかを基準に共闘相手を選ぶと良いでしょう!

共闘

《愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット/Tevesh Szat, Doom of Fools》 <黒>

《三度の再誕、ジェスカ/Jeska, Thrice Reborn》 <赤>

《ラミレス・ディピエトロの幽霊/Ghost of Ramirez DePietr》

ラミレス・ディピエトロの幽霊/Ghost of Ramirez DePietr
(2)(青)
スピリット(Spirit) 海賊(Pirate)

ラミレス・ディビエトロの幽霊は、タフネスが3以上のクリーチャーによってはブロックされない。
ラミレス・ディピエトロの幽霊がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、墓地にあり、このターンに捨てられたかライブラリーからそこに置かれたカード1枚を対象とする。そのカードをオーナーの手札に加える。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

2/3

特徴

あることないことを吹聴しまくる幽霊の海賊が伝説のカードとして登場。

タフネスが3以上のクリーチャーにはブロックされない能力を持ち、やや変則的なアドバンテージ回収手段を誘発能力として持っています。
このターン中に、
・手札から捨てられる。
・ライブラリーから墓地に置かれる。
のいずれかが発生し、なおかつ墓地に残っているカード(追放されたり、すでに別の領域に移動しているものは除く)を手札に戻すことが出来ます。
ぱっと思いつくシナジーとしては、
・サイクリング
・【諜報】
・追加コストで手札を捨てる能力orスペル
が挙げられます。なので共闘相手に選ぶのは、手札コストを持つ誘発、起動能力を持つものが良さそうです!

相性の良い戦略・共闘

戦略

アーティファクト回収アドバンテージデッキ!<(青)(黒)>

【共闘】《金線の打破者、アーミクス/Armix, Filigree Thrasher》

今回登場した新顔アーミクスは、攻撃した際に手札からアーティファクトを捨てることにより、場と墓地のアーティファクトの数だけクリーチャーを縮めることが出来ます。
ラミレス・ディピエトロの幽霊のブロック制限能力との相性も抜群であり、捨てたカードも回収できるというこれで組めよ! と言わんばかりのグッドシナジーです。

同じく黒を含む《求道の達人、サイラス・レン/Silas Renn, Seeker Adept》も墓地のアーティファクトをアドバンテージに変換できるタイプの共闘持ちですが、手札に回収するということを考慮すると、やはりアーミクスと組み合わせるほうがより強固なシナジーが発生する印象です。

ディミーアカラーには【諜報】を持つ呪文や能力が多く存在するので、ユーティリティカードとして採用しやすいのもグッドですね!

共闘

《金線の打破者、アーミクス/Armix, Filigree Thrasher》 <黒>

《鋭い目の航海士、マルコム/Malcolm, Keen-Eyed Navigator》

鋭い目の航海士、マルコム/Malcolm, Keen-Eyed Navigator
(2)(青)
セイレーン(Siren) 海賊(Pirate)

飛行
あなたがコントロールしている海賊1体以上が対戦相手1人以上にダメージを与えるたび、ダメージを受けた対戦相手1人につき宝物・トークンを1つ生成する。(それは、「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つアーティファクトである。)

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

2/2

特徴

鉄面連合の船員の一人であり、今回登場したブリーチェスの相棒のセイレーン。

海賊1体が対戦相手にダメージを与えるたび、宝物トークンを生成するという、相手から宝物を強奪するような挙動をイメージした能力です。
マルコム本人に飛行がついているので毎ターン1回程度は誘発させられそうなイメージですが、戦闘ダメージではなく”ダメージ”でいいという点を活かしたコンボを採用したいですね!

相性の良い戦略・共闘

戦略

《光り角の海賊/Glint-Horn Buccaneer》無限バーンコンボデッキ!

M20で登場した赤い海賊《光り角の海賊》の能力を利用すると、無限ルーティングと無限ダメージが成立します!

  1. 《鋭い目の航海士、マルコム》と《光り角の海賊》を場に揃える。
  2. 《光り角の海賊》でいずれかのプレイヤーを攻撃する。
  3. 戦闘中《光り角の海賊》の能力を起動。(1)(赤)を支払い、ルーティングをする。
  4. 手札を捨てたため《光り角の海賊》の能力が誘発。
    すべてのプレイヤーに1点ずつのダメージが発生。
  5. 海賊によるダメージのため《鋭い目の航海士、マルコム》の能力が誘発。
    3人にダメージが発生したため宝物トークンを三つ生成する。
  6. 生成した宝物トークンを利用して、ふたたび《光り角の海賊》の能力を起動。
  7. 以下繰り返しで無限ルーティングと無限ダメージが成立。
    ※ただしプレイヤーの数が減ると生成できるマナが減るため、最後の1人の際には無限は途切れる。

最初の起動にマナが必要なため、唱えてから起動するまでマルコムを除けば赤含む5マナが必要ですが、あらかじめマルコムを唱えて置き、能力を何度か誘発させておけば、宝物トークンによるマナの備蓄があるのでそれほど重いコンボではなさそうです。
《光り角の海賊》が赤いため、共闘には赤を含むものを選ぶと良いでしょう!

①ストーリーシナジーおよび疑似ライブラリーアウト戦略!<(青)(赤)>

【共闘】《鉄面連合の略取者、ブリーチェス/Breeches, Brazen Plunderer》

ストーリー上でも相棒であるブリーチェスを共闘相手にするのがフレーバー的にも一番しっくりきますね!
上記コンボをブリーチェスが一緒に場にある状態で行うと、ライブラリーをその都度追放してくれるのでライブラリーアウトも平行して行われます。(ただ結局ダメージで倒すのでさほど意味があるかはわかりませんが…)

②対応力アップ+勝ち筋アップの丸い構築!<(青)(黒)(赤)>

【共闘】《激情の薬瓶砕き/Vial Smasher the Fierce》

固有色が青黒赤となるため、現状の統率者において超強力なカードのほとんどが採用可能となります。
サーチ最強色である黒を取れる恩恵も大きく、盤面に対しての干渉力もアップします!
ただし多色化するためマナ妨害への態勢がぐっと下がり、色事故のリスクも必然的に上がるので、安定性と勝ちやすさのどちらを取るかは、好みや環境に合わせると良いでしょう!

共闘

《鉄面連合の略取者、ブリーチェス/Breeches, Brazen Plunderer》 <赤>

《激情の薬瓶砕き/Vial Smasher the Fierce》 <(黒)(赤)>

《嵐の目、シアーニ/Siani, Eye of the Storm》

嵐の目、シアーニ/Siani, Eye of the Storm
(3)(青)
ジン(Djinn) モンク(Monk)

飛行
嵐の目、シアーニが攻撃するたび、占術Xを行う。Xは飛行を持つ攻撃クリーチャーの総数に等しい。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

3/2

特徴

ジェスカイ道の修行僧であり、ジェスカイ道らしいポーズを披露してくれている伝説のモンク。

攻撃するたび、一緒に攻撃している飛行クロックの数だけ占術できる能力を持ちます。
徹底的に飛行クロックで染めることで安定したデッキの運用やゲームプランが立てられる一方、直接的なアドバンテージを獲得することはできません。

前述している《岐路の占い師、エリゲス/Eligeth, Crossroads Augur》との組み合わせは非常に強力で、飛行クロックの数だけドローに変換されるため莫大なアドバンテージをもたらしてくれます。

相性の良い戦略・共闘

戦略

エスパーフライング軍団!<(白)(青)(黒)>

【共闘】《織り手のティムナ/Tymna the Weaver》

前述の通り、エリゲスを共闘相手に指定し、莫大なドローと青単の安定感を両立させる戦略はかなり有効です。
しかしやはり対処できるパーネントの種類には不安が残ります。
そこで共闘相手に選ぶのは、最強クラスの共闘持ちである、ティムナです。
エスパーカラーとなることで、除去、サーチ、勝ち筋などの要素を追加でき、ティムナのアドバンテージ能力によりデッキの安定化も図れます。

採用するクロックのほとんどを飛行持ちにすることで、シアーニで占術しトップを積み込んでからティムナのドローという流れで毎ターン有効牌を手札に加えていくことも可能です!
白青を含むため、飛行へのバックアップ体制も充実!
統率者を絡めたコンボは採用できませんが、安定性とアドバンテージでそれを埋めてあげましょう!

カード

《織り手のティムナ/Tymna the Weaver》 <(白)(黒)>

《守り翼の使い魔、エシオル/Esior, Wardwing Familiar》

守り翼の使い魔、エシオル/Esior, Wardwing Familiar
(1)(青)
鳥(Bird)

飛行
対戦相手があなたがコントロールしている統率者を対象として呪文を唱えるためのコストは(3)多くなる。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

1/3

特徴

使い魔サイクルの青は、統率者を疑似的に守ってくれる能力です。

統率者を対象とする呪文のコストを(3)してくれるので、システムクリーチャーなどが除去されにくかったり、殴りジェネラルへのピンポイント除去を躊躇わせる効果があります。

2マナ飛行1/3と序盤を支えるボディとしては悪くないため、能力はさほど気にしないけど青をタッチしたいな、という場合には選択肢に入ってきそうな共闘持ちですね。

相性の良い戦略・共闘

戦略

ジェスカイスタックス!<(青)(赤)(白)>

【共闘】《綱投げ、アキリ/Akiri, Line-Slinger》

単体除去だけではなくすべての呪文を重くすることで、卓全体の動きを抑制して自分は一方的に殴りかかったり、本命を通したりする戦略が考えられます。

エシオルの性質上、積極的に殴りかかるジェネラルを共闘相手にしたほうがより能力をいやらしく、もとい有効に使える気がするので、ここは殴り値の高い統率者を据えるのが良さそうです。

《綱投げ、アキリ》は、先制攻撃と警戒という戦闘向きの能力かつ、自軍のアーティファクト1つにつきパワーが上がるのでこの条件にぴったり。
さらにはデッキに妨害系のアーティファクトを大量投入することで、アキリの打点を挙げつつスタックス戦略を両立させてあげれば、あとは一人ずつ殴り倒していくだけです!

ジェスカイカラーにはヘイトベア的なパーマネントカードが山のようにあるので、自分がメインにしている環境やレベルに合わせて採用していくと良いですね!

色的に採用できる勝ちコンボは、
<サヒーリコンボ>
<キキジキコンボ>
などが挙げられますので、勝ち筋の一つとしてぶっこむと良いでしょう!

共闘

《綱投げ、アキリ/Akiri, Line-Slinger》 <(赤)(白)>

《パワーストーンの技師、グレイシャン/Glacian, Powerstone Engineer》

パワーストーンの技師、グレイシャン/Glacian, Powerstone Engineer
(5)(青)
人間(Human) 工匠(Artificer)

(T),あなたがコントロールしていてアンタップ状態のアーティファクトX個をタップする:あなたのライブラリーの一番上からカードをX枚見る。それらのカードのうち1枚をあなたの手札に、残りをあなたの墓地に置く。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

3/6

特徴

スランの技術者であり、あのパワーストーンを開発した天才的工匠がカード化!
彼が作り上げたパワーストーンは後の世でウルザ、ミシュラ兄弟の手に渡るのですが、その後の出来事は――

と、マジックストーリーにおける影の主要人物であるグレインシャンですが、非常に強力なアドバンテージ獲得能力を持っています。
アーティファクトを望む数だけタップし、その枚数だけトップから確認。任意のカードを手札に加えられるというもの。
アーティファクトに熟達した人物らしい能力ですが、その有用性はあるコンボとの組み合わせにあります!

相性の良い戦略・共闘

戦略

<セプターコンボ>からの勝利の方程式!

《等時の王笏/Isochron Scepter》を利用した無限マナ、無限起動コンボにより、完璧な形でコンボパーツを手札に加えることが可能です!

  1. 土地以外から3マナ以上がでる状態にしておく。
  2. 1枚上、アンタップ状態のアーティファクトを用意しておく。
  3. 《等時の王笏》に《劇的な逆転》を刻印する。
  4. 《パワーストーンの技師、グレイシャン》の能力を起動。
    デッキトップからカードを手札に加える。
  5. あらかじめ土地以外のパーマネントから3マナ以上を生み出しておく。
    2マナを支払い《等時の王笏》を起動。
    《劇的な逆転》の能力により、土地以外のすべてのパーマネントがアンタップする。
    ※3マナ-2マナ=1マナ残る。
  6. これを繰り返すことで無限ドローと無限マナが成立。

ただ無限ドローをするだけであれば、土地以外のパーマネントから2マナが出る状態にすればいいだけ(グレイシャンの能力を起動するための1つは必要)なので、非常に決めやすいコンボとなっています。
グレイシャンは6マナとかなり重い統率者ではありますが<セプターコンボ>が決まればマナの心配はご無用。あとは好きなだけデッキを引き、コンボパーツを見つけるだけです!

サーチと除去の観点から、共闘にするのは黒を含んでいるものがいいでしょう。
マナ基盤とマナファクトだけではなくマナクリも採用したければゴルガリカラー
ルーティングや火力、《偏向はたき》などのパワーカードが欲しければラクドスカラー
妨害やアーティファクト寄りの構築を目指すならオルゾフカラー
のいずれかを共闘相手にすると良いでしょう!

共闘

《最後のアブザン、レイハン/Reyhan, Last of the Abzan》 <(黒)(緑)>

《激情の薬瓶砕き/Vial Smasher the Fierce》 <(黒)(赤)>

《織り手のティムナ/Tymna the Weaver》 <(白)(黒)>

<黒>

《愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット/Tevesh Szat, Doom of Fools》

愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット/Tevesh Szat, Doom of Fools
(4)(黒)
伝説のプレインズウォーカー ザット

[+2]:黒の0/1の/ル・クリーチャー・トークンを2体生成する。
[+1]:あなたは他の、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を生け贄に捧げてもよい。そうしたなら、カードを2枚引き、その後、その生け贄に捧げたパーマネントが統率者であったなら、カードをもう1枚引く。
[-10]:統率者すべてのコントロールを得る。統率領域からすべての統率者をあなたのコントロール下で戦場に出す。

愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザットは統率者として使用できる。
共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

4

特徴

新たな統率者として使用できるプレインズウォーカーは、かのナインタイタンズの一人であるテヴェシュ・ザット!

古のプレインズウォーカーであり強力な魔術をいくつも使いこなせる人物ですが、最愛の妹の死によって狂気に陥り、あちこちで大暴れ。
ファイレクシアを撃滅するためのプレインズウォーカー集団である、ナイン・タイタンズに所属することになるものの、作戦途中で仲間を裏切ってしまう――が、ウルザは予見していたためその魂を砲撃の材料に使われて、長きに渡る人生に幕を閉じることに。

と、ストーリーはなかなか救いのない結末を迎えてしまいますが、その悪役的強力さを象徴するように使いやすく、奥義は極めて豪快です。
ただプレインズウォーカーにも関わらず《倍増の季節/Doubling Season》1枚から奥義に持っていけない点についてはもやっとポイントです。

相性の良い戦略・共闘

戦略

ドロー水増し計画!<(黒)(赤)>

【共闘】《ロフガフフの息子、ログラクフ/Rograkh, Son of Rohgahh》

ザットの能力でもっとも強力なものはやはり小プラスのドロー能力でしょう。
クリーチャーを生け贄に捧げることで2枚ドロー、それが統率者だった場合にはさらに1枚追加でドロー、合計3枚を引くことができます。
手札補充能力として一度に3枚はかなりの枚数であり非常に強力な能力となります。
これをもっとも楽かつ安定して可能なのは驚異のゼロマナ統率者であるロブラクフです。
マナと手札を使うことなく3ドローをもたらしてくれる上に、強力な赤いカードを採用できるのは腰が抜けるほど強力です!

大量のドローから目当てのコンボパーツを引きに行くもよし、ボードコントロールに使ったハンドを回復するもよし!

共闘

《ロフガフフの息子、ログラクフ/Rograkh, Son of Rohgahh》 <赤>

《闇の男爵、センギア/Sengir, the Dark Baron》

闇の男爵、センギア/Sengir, the Dark Baron
(4)(黒)(黒)
吸血鬼(Vampire) 貴族(Noble)

飛行
他のクリーチャーが1体死亡するたび、闇の男爵、センギアの上に+1/+1カウンターを2個置く。
他のプレイヤーが1人このゲームに敗北するたび、あなたは、このターンの開始時のそのプレイヤーのライフに等しい点数のライフを得る。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

4/4

特徴

太古の強力な吸血鬼がついにカード化!

センギアの吸血鬼など、その一族の名前は登場していましたが、本人は未カードでしたがようやく姿を現しました。プレインズウォーカーでないにも関わらず多次元宇宙について理解しており、その力を借りるべく魔術師に召喚された過去を持ちます。
その土地すべての血を吸いつくした、という伝説が残されるほど強力かつ無慈悲なセンギアですが、その能力は吸血鬼らしいデザインにまとめられています。

クリーチャーが死亡するたびに力を増し、さらにはプレイヤーが退場すると、その初期ライフを吸い上げるという豪快なライフゲイン能力です。
一気に40点のライフゲインが起こるということは、あのカードと組み合わせることで一撃必殺のコンボになる――!

相性の良い戦略・共闘

戦略

《血なまぐさい結合》コンボデッキ!<(白)(黒)(緑)>

【共闘】《ジャムーラのシダー・コンド/Sidar Kondo of Jamuraa》

《血なまぐさい結合/Sanguine Bond》は、ライフゲインをするたび、その得たライフに等しい点数だけ対戦相手からライフルーズさせる能力を持つエンチャントです。
ということはつまり、一人脱落した瞬間にこのエンチャントが場にあれば、その瞬間別のプレイヤーが40点のライフルーズで退場。
そしてまたその退場がトリガーとなり、ライフゲインからのライフルーズが発生するため、一人でも脱落すれば、即座に勝ちが決まってしまうというスペシャルなコンボです!

この《血なまぐさい結合》はエンチャントですが、これ以外にも同じ能力を持つものが存在し、そのほとんどがクリーチャーとなっています。
《ジャムーラのシダー・コンド》は能力こそシナジーはほとんどないものの、緑白という固有色を足すことによって、クリーチャーへのアクセスする選択肢を増やし、マナ加速からの着地のスピードを速めることを目的とします。
もちろん、安定性、防御力、他の勝ち筋につながるという理由から青と白を含む統率者を共闘相手にしてもいいですね!
白を優先したい理由としては、
・白のチューターがエンチャントをサーチできる。
・プラスカウンターシナジーを組み込める。
・《ヴィズコーパのギルド魔道士/Vizkopa Guildmage》が採用できる。
などが挙げられます!

共闘

《ジャムーラのシダー・コンド/Sidar Kondo of Jamuraa》 <(緑)(白)>

《金線の打破者、アーミクス/Armix, Filigree Thrasher》

金線の打破者、アーミクス/Armix, Filigree Thrasher
(2)(黒)
アーティファクト・クリーチャー ゴーレム(Golem)

金線の打破者、アーミクスが攻撃するたび、あなたはカード1枚を捨ててもよい。そうしたとき、防御プレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-X/-Xの修整を受ける。Xは、あなたがコントロールしているアーティファクトの総数に、あなたの墓地にあるアーティファクト・カードの枚数を足した数に等しい。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

3/2

特徴

ブレイヤによって作り上げられた新しいエーテリウムのゴーレム。

なかなか粗暴なやつでコントロールが効かないやつとのことですが、能力は殴るたびに相手を縮めてしまうというもの。
ハンドアドバンテージを失う代わりに、相手への圧力を掛けられるというもので、防御プレイヤー側がエルフなどの小粒のクリーチャーを並べるタイプのデッキだと、かなりの制圧力を持ってくれそうです。

自分自身を強化する能力がないので、殴りジェネラルとしての運用はかなり難しいですが、戦闘を補助したり、サボタージュ能力を付与してあげたりすると活躍の幅が広げられそうですね!

相性の良い戦略・共闘

戦略

①ヘイトベア+ボードコントロールデッキ<(白)(黒)(緑)>

【共闘】《ジャムーラのシダー・コンド/Sidar Kondo of Jamuraa》

打点よりもコントロール力をアップしようとする場合、シダー・コンドは丁度良い共闘相手になりそうです。
側面攻撃により防御クリーチャーは強制的にサイズダウンさせられる上に、飛行や到達を持たない小粒クリーチャーはそもそも防御に参加できなくなります。アーミクスの縮める効果との相性は抜群です。
緑白を含むので、ヘイトベア生き物によって相手の足を引っ張り、その隙にボード制圧に力を入れましょう!
ただし、色的にハンドアドバンテージを稼ぎにくいので、それを補うユーティリティカードの選別には力を入れると良いでしょう!

今回登場した《回収の接合者、イチ=テキク/Ich-Tekik, Salvage Splicer》も能力としては相性がいい共闘持ちになります。
積極的にアーティファクトを墓地に送る(コストで生け贄に捧げる起動能力やサクリ)ことでにょきにょき大きくなり、殴りジェネラルとしてのパワーが高まります!

②パンチ力重視の一点突破デッキ!<(赤)(白)(黒)>

【共闘】《粗野な牧人、ブルース・タール/Bruse Tarl, Boorish Herder》

着地と攻撃するたび、二段攻撃&絆魂を付与してくれる統率者、ブルース・タールは、おなじく攻撃するたびを持つアーミクスとの相性が非常に良い共闘相手です。
アーミクスそのものの戦闘能力はそれほど高くないので、殴り込むのにある程度のリスクが発生します。しかし二段攻撃がつけば話は別。
サイズダウンされた上に、二段攻撃ともなれば相手はそうそうブロックすることはできません。たとえチャンプブロックされたとしても絆魂があるためダメージレースでは圧倒的優位に立つことが出来ます。

装備品やオーラなどの戦闘サポートを多めに採用するとさらに打点を稼ぐことが出来るようになり、殴りジェネラルとしての運用も可能になりそうです!
黒と白を含んでいるので、リアニメイト戦略も念頭に入れておくとアドバンテージの喪失が抑えられるので、中長期戦にも強い構築にできますね!

共闘

《ジャムーラのシダー・コンド/Sidar Kondo of Jamuraa》 <(緑)(白)>

《粗野な牧人、ブルース・タール/Bruse Tarl, Boorish Herder》 <(赤)(白)>

《影猫の使い魔、ファルティス/Falthis, Shadowcat Familiar》

影猫の使い魔、ファルティス/Falthis, Shadowcat Familiar
(2)(黒)
ナイトメア(Nightmare) 猫(Cat)

あなたがコントロールしている統率者は威迫と接死を持つ。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

2/2

特徴

黒の使い魔は猫、ナイトメアのファルティス。

非常にシンプルな能力で、統率者に威迫と接死を与えるというもの。
攻撃誘発やダメージ誘発などの確率を引き上げたり、タフネスが高い統率者をどんと構えて殴られにくくするなどの用法が挙げられます。
接死や威迫をサポートするカードも存在するので、積極的に採用して戦闘で優位に立つ戦法も面白そうです!

相性の良い戦略・共闘

戦略

①トークンましまし戦法!<(黒)(赤)(緑)>

【共闘】《血を蒔く者、ターナ/Tana, the Bloodsower》

戦闘ダメージ誘発により、トークンを生成する能力を持つターナを共闘相手にし、その能力を誘発させやすくする戦法が考えられます。
戦闘補助のシナジーはあるものの、打点を上げることはできないので、他の能力やパーマネントによって底上げしてあげると良いでしょう。
緑を含んでいるのでアドバンテージは稼ぎやすく、コンボの幅の大きいので自分好みに調整できるのもグッドポイント!

②装備品ワンパンマン!<(赤)(白)(黒)>

【共闘】《綱投げ、アキリ/Akiri, Line-Slinger》

アーティファクトの数に応じて巨大化するアキリを威迫、接死でサポートする戦い方。
マナファクトや装備品で自然と大きくなるので、あとは隙のあるところに殴り込むだけ!
マルドゥカラーは妨害と除去の選択肢が多く、最近では装備品もこのカラーに寄ってきているので、使いやすいものをチョイスすると良いでしょう!
上記組み合わせに比べるとややコンボに入りにくい印象がありますが、そこはアキリのパンチ力で圧力をかけてゲームをコントロールしていきましょう!

共闘

《血を蒔く者、ターナ/Tana, the Bloodsower》 <(赤)(緑)>

《綱投げ、アキリ/Akiri, Line-Slinger》 <(赤)(白)>

《肉体彫刻家、ケスキット/Keskit, the Flesh Sculptor》

肉体彫刻家、ケスキット/Keskit, the Flesh Sculptor
(2)(黒)
人間(Human) 工匠(Artificer)

(T),他の、アーティファクトやクリーチャー合計3つを生け贄に捧げる:あなたのライブラリーの一番上からカードを3枚見る。そのうち2枚をあなたの手札に、他の1枚をあなたの墓地に置く。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

1/3

特徴

シェオルドレッドの信奉者であり、”完成”させることに血道あげている新ファイレクシア人。

シェオルドレッドファンクラブの会員であり助手。アーティファクトやクリーチャーで実験を繰り返すことで新たな知見を獲得する、といったフレーバーが能力化されており、一回の起動で2枚ハンドが増えるのはかなりのアドアドっぷり。

トークンを生け贄に捧げてもオッケーなので、ノーコストでトークンを生成するような置物を配置できれば、かなりのアドバンテージをもたらしてくれそうです!

相性の良い戦略・共闘

戦略

トークン喰い散らかしてアドを稼ごう作戦!<(黒)(赤)(緑)>

【共闘】《血を蒔く者、ターナ/Tana, the Bloodsower》

ターナによる戦闘ダメージが与えられると、そのダメージに等しいトークンが生成されるので、ケスキットの能力の種がどんどんと湧いてくるようになります。
ターナの打点が1でも上がれば、毎ターンアドバンテージを稼げるようになるので、出来る限りパワーを3以上にしてあげると良いでしょう!

無限アンタップギミックや無限トークンなどのコンボが入れられれば無限ドローにまでつながる可能性があるので、そのコンボをやりやすいカラーにしても面白そうですね!

今回で登場した《ゴブリンの武器職人、トッゴ/Toggo, Goblin Weaponsmith》は土地を出すだけでサクリ代になるアーティファクトを生成できるので、こちらもまた相性の良い共闘持ちになります。

共闘

《血を蒔く者、ターナ/Tana, the Bloodsower》 <(赤)(緑)>

《ダスキネルの工作員、ネイディア/Nadier, Going Through A Phase》

ダスキネルの工作員、ネイディア/Nadier, Going Through A Phase
(5)(黒)
エルフ(Elf) 戦士(Warrior)

あなたがコントロールしているトークンが1つ戦場を離れるたび、ダスキネルの工作員、ネイディアの上に+1/+1カウンターを1個置く。
ダスキネルの工作員、ネイディアが戦場を離れたとき、緑の1/1のエルフ・戦士・クリーチャー・トークンを、これのパワーに等しい数生成する。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

3/3

特徴

外交官として皆に信頼されるがその真の姿は暗殺者のエルフ。

6マナ3/3と、エルフにしては重量級なネイディアですが、その真価はトークン生成能力にあります。
《食物連鎖/Food Chain》1枚でコンボがほぼ成立するので、これに突っ張ったデッキがもっともシンプルに価値を目指せる構築になりそうです。

相性の良い戦略・共闘

戦略

<フードチェインコンボ>デッキ!<(黒)(赤)(緑)>

【共闘】《血を蒔く者、ターナ/Tana, the Bloodsower》

あらかじめ2体以上のトークンを生成しておけば、あとは《食物連鎖/Food Chain》で生け贄に捧げ続けることで、無限に出し入れすることが可能です!

  1. 《食物連鎖》、トークン2体以上、ネイディアを場に揃えておく。
  2. トークン2体を《食物連鎖》で追放し、任意の色2マナを生み出す。
  3. ネイディアの能力が誘発。+1/+1カウンターが2つ乗りパワー5になる。
  4. ネイディアを《食物連鎖》で追放し、任意の色7マナを生み出す。
  5. ネイディアの能力が誘発。パワー5の状態で場を離れたためエルフ・戦士・トークンを5体生成する。
  6. 《食物連鎖》によって生み出された9マナを使い、ふたたびネイディアを唱える。
  7. 以下繰り返しで無限キャスト

このままの状態で繰り返すとトークンの数は増えませんが、《倍増の季節/Doubling Season》などがあれば無限トークンが成立します!
最初の状態にするにはトークンを2体以上生成しておかなければいけませんが、グルールカラーにお誂え向きな《血を蒔く者、ターナ》がいるので共闘相手にしない手はありません!

しかも固有色に赤が含まれるので、
《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge》や《峰の恐怖/Terror of the Peaks》があれば無限バーンによって勝利です!

共闘

《血を蒔く者、ターナ/Tana, the Bloodsower》 <(赤)(緑)>

《冒涜する者、トーモッド/Tormod, the Desecrator》

冒涜する者、トーモッド/Tormod, the Desecrator
(3)(黒)
ゾンビ(Zombie) ウィザード(Wizard)

カードが1枚以上あなたの墓地を離れるたび、黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークン1体をタップ状態で生成する。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

4/2

特徴

《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》で有名なトーモッドがカード化!

墓地からカードが離れるたびなので、リアニメイトでも墓地追放でもデッキに戻るでもどの条件であってもトークンが生成されるので条件としてはかなり緩い部類に入ります。

墓地からの反復横跳びをすれば無限トークンになるので、それを活かした構築が一番この能力にマッチしてくれそうです!

相性の良い戦略・共闘

戦略

《墓所這い/Gravecrawler》反復横跳び!<(青)(黒)(赤)>

【共闘】《ルーデヴィックの名作、クラム/Kraum, Ludevic’s Opus》

《墓所這い/Gravecrawler》と《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》が場に揃えばそのまま無限トークンが成立します!
《冒涜する者、トーモッド》がゾンビなので、墓地にある《墓所這い》がつねに唱えられる状態になります。
《ファイレクシアの供犠台》で《墓所這い》をサクリ、黒マナを発生させ、ふたたびその黒マナで唱え直すことで、墓地と場を行ったり来たりを繰り返すことになります。
そのつどトーモッドの能力が誘発し、無限トークンが成立!

《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge》、《峰の恐怖/Terror of the Peaks》があれば無限バーンで勝利!
《ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat》などのドレインクリーチャーがいれば無限ドレインで勝利です!

持ってきたいカードタイプが、アーティファクトとクリーチャーなので、青緑である《トリトンの英雄、トラシオス/Thrasios, Triton Hero》も相性が良さそうです!

共闘

《ルーデヴィックの名作、クラム/Kraum, Ludevic's Opus》 <(青)(赤)>

《林間の茨、ミアーラ/Miara, Thorn of the Glade》

林間の茨、ミアーラ/Miara, Thorn of the Glade
(1)(黒)
エルフ(Elf) スカウト(Scout)

林間の茨、ミアーラか、他の、あなたがコントロールするエルフが1体死亡するたび、あなたは(1)と1点のライフを支払ってもよい。そうしたなら、カードを1枚引く。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

1/2

特徴

完全者からも一目置かれているエルフの殺し屋的存在。

仲間であるエルフが死亡するたびライフとマナを代償に手札を供給してくれます。2マナと軽く、システムクリーチャーとして小回りが利くのが良いですね!
自分自身が巻き込まれてもマナさえ支払えば損失が補填できるのもグッド。
無限ドローをしようとすると、無限にライフロスしてしまうので、ほどほどにするかライフを高水準に保っておくなどの必要がありますが、かなりのアド供給能力なのでそれを活かしていきたいですね!

相性の良い戦略・共闘

戦略

ミケウス無限頑強デッキ!<(白)(黒)(緑)>

【共闘】《ジャムーラのシダー・コンド/Sidar Kondo of Jamuraa》

パーツは多くなってしまいますが《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》か《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》がある状態で無限頑強をすると、半無限ドローが成立します!

  1. 《不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowed》と《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》と《アシュノッドの供犠台》を場に揃える。
  2. 《アシュノッドの供犠台》で《安寧砦の精鋭》を生け贄に捧げ、(◇)(◇)を生み出す。
  3. 《林間の茨、ミアーラ》が誘発。(1)を支払い、1ライフルーズと1ドローをする。
    ※《アシュノッドの供犠台》の能力が解決する前に誘発するので、別に1マナを用意する必要あり。ただし一番最初だけ。
  4. 《安寧砦の精鋭》が死亡したことにより-1/-1カウンターが乗った状態で場に戻る。
  5. 《不浄なる者、ミケウス》の能力により不死が与えられているため+1/+1カウンターが乗った状態になるため、カウンター同士を相殺。
  6. 以下繰り返しで半無限ドローが成立。

頑強のカウンターを相殺する手段としては他にも、
・マイナスカウンターを乗せない、
《シルヴォクののけ者、メリーラ/Melira, Sylvok Outcast》
《療治の侍臣/Vizier of Remedies》

・クリーチャーが着地したときに+カウンターを付与するパーマネント、
《聖戦士の進軍/Cathars’ Crusade》
《狩りに喚ばれしレナータ/Renata, Called to the Hunt》

などでも成立します!
ライフロスの痛手を補完するために、頑強持ちに《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
》などを採用しても良さそうですね!
無限ドローが成立すれば、あとはドレイン生物などを探して場に出してあげれば勝利です!

共闘

《ジャムーラのシダー・コンド/Sidar Kondo of Jamuraa》 <(緑)(白)>

<赤>

《三度の再誕、ジェスカ/Jeska, Thrice Reborn》

三度の再誕、ジェスカ/Jeska, Thrice Reborn
(2)(赤)
伝説のプレインズウォーカー -ジェスカ

三度の再誕、ジェスカは、このゲームであなたが統率領域から統率者を唱えた回数1回につき忠誠カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。

[0]:クリーチャー1体を対象とする。あなたの次のターンまで、そのクリーチャーがあなたの対戦相手1人に戦闘ダメージを与えるなら、代わりに、それはそのプレイヤーにその3倍のダメージを与える。
[-X]:クリーチャーかプレインズウォーカーやプレイヤー合わせて最大3つを対象とする。三度の再誕、ジェスカはそれらにそれぞれX点のダメージを与える。

三度の再誕、ジェスカは統率者として使用できる。
共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

0

特徴

カマールの妹であり、波乱万丈の人生の中でプレインズウォーカーの灯が宿った人物。

一度死んでしまったり、フェイジになったり、さらには融合して邪神になったりととんでもない目に逢いまくった人物ですが、ついにプレインズウォーカーバージョンがカード化されました。

統率者を唱えた回数につき忠誠度カウンターが乗るという面白いギミックに加えて、クリーチャーが与える戦闘ダメージを三倍(やけくそ感があって好き)にしたり、奥義で他のプレイヤーをも焼いたりといかにも赤いプレインズウォーカーらしい能力を備えています。

奥義で40点バーンができればそのまま勝ちになるので、それを目指した構築も面白そうですね!

相性の良い戦略・共闘

戦略

統率者無限キャストからの無限ダメージ!<赤単>

【共闘】《ロフガフフの息子、ログラクフ/Rograkh, Son of Rohgahh》

ジェスカの忠誠度カウンターは、そのゲーム中で唱えた統率者の回数に応じて増えていきます。ということはつまり、無限に統率者を唱えることができれば、無限忠誠度!
奥義の能力で他のプレイヤーを対象にしてあげれば無限ダメージで勝利です!

それを実現するためにもっともスピーディーなのが今回登場した驚異の0マナ統率者である《ロフガフフの息子、ログラクフ/Rograkh, Son of Rohgahh》です。
ログラクフは0マナなので、手札に戻すギミックさえあれば何度も唱えることが可能!
そしてそれは、
《雲石の工芸品/Cloudstone Curio》
たったの1枚で実現可能です!
雲石の能力が誘発したときに、唱えたログラクフを手札に戻せば無限キャスト!

※上記コンボは間違えていました!
ジェスカの条件が、
「統率者領域から唱えた回数」
なので、これだと条件を満たせません! ただの無限ストームです!
誤った情報を記載してしまい申し訳ございません!
下記共闘とのコンボで無限キャストが可能です!

【共闘】《船壊し、ダーゴ/Dargo, the Shipwrecker》

  1. 三体以上生け贄(クリーチャーorアーティファクト)に捧げている状態にしておき、ダーゴを場に出す。
  2. 《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》を場に出す。
  3. 《ファイレクシアの供犠台》を起動。コストはダーゴ。(赤)を生み出す。
  4. ダーゴは死亡し、墓地に行き、その後、統率領域に戻す。
  5. 生け贄に捧げられたクリーチャーが1体増えたので、さらにダーゴのコストが(2)軽くなるため(赤)で唱えられる。
  6. 統率領域からダーゴを唱える。
  7. 以下繰り返しで無限キャストが成立。

コスト軽減状態にするには、アーティファクトかクリーチャーを生け贄に捧げている必要がありますが、宝物トークンなど使いやすい要素が沢山あるので見た目以上に楽に成立するコンボでしょう!
そのターン中にダーゴのキャスト時の能力によって3体以上生け贄に捧げていればいいので、ゴブリンなど横に広げやすいカードなどを多めに採用してもオッケー!
一番楽かつ強力なのが《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》で、場に出して宝物トークンをサクリ、それからダーゴをキャスト!
あとは上記コンボで勝ち!
どこにでもいるな恐喝者よ!

共闘

《船壊し、ダーゴ/Dargo, the Shipwrecker》 <赤>

《親指なしのクラーク/Krark, the Thumbless》

親指なしのクラーク/Krark, the Thumbless
(1)(赤)
ゴブリン(Goblin) ウィザード(Wizard)

あなたがインスタントやソーサリーである呪文を唱えるたび、コイン投げを行う。あなたがそのコイン投げに負けたなら、その呪文をオーナーの手札に戻す。あなたがそのコイン投げに勝ったなら、その呪文をコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

2/2

特徴

《クラークの親指/Krark’s Thumb》で有名なクラーク本人がカード化!

コイン投げデッキを考案したことがある人なら誰でも知っているクラークですが、なんとついに本人が登場しました!
コイン投げを象徴するだけあって、本人の能力もやはりコイン投げが絡むものになっています。スペルを唱えたときに、成功すればコピー、失敗すれば手札に戻してセカンドチャンスといかにもなデザインです!
《クラークの親指/Krark’s Thumb》も使ってあげれば確率はぐっと上がりますし、せっかくのご本人登場なので、ばんすかコイン投げ能力を使うカードを投入したいですね!

相性の良い戦略・共闘

戦略

コイン投げストームデッキ!<(青)(赤)>

【共闘】《千の顔の逆嶋/Sakashima of a Thousand Faces》

クラークはコイン投げの成否によって呪文を水増し出来るので、頭数は多いに越したことはありません。なので今回登場した逆嶋をクラークのコピーとして出してあげると、もう一度遊べるドン状態が作れてしまいます!

さらにこのカラーには《知恵の目、ゼンドスプルト/Zndrsplt, Eye of Wisdom》と《混沌の目、オカウン/Okaun, Eye of Chaos》のコイン投げ統率者が存在するので、そちらも採用するとさらに楽しくなりそうです!

呪文をたくさん唱え、ストーム呪文を唱え、それをクラーク&クラークでコピーすることでアドバンテージや勝利へと繋げましょう。またもしコイン投げに負けたとしても、呪文そのものは唱えられているのでストームそのものは溜まっているので損失がありません。ふふふ。
青を含むのでキーカードである《クラークの親指/Krark’s Thumb》にアクセスしやすくなるのもグッドですね!

共闘

《千の顔の逆嶋/Sakashima of a Thousand Faces》 <青>

《ケッシグの罠師、アレイナ/Alena, Kessig Trapper》

ケッシグの罠師、アレイナ/Alena, Kessig Trapper
(4)(赤)
人間(Human) スカウト(Scout)

先制攻撃
(T):あなたがコントロールしていてこのターンに戦場に出たクリーチャーの中で最大のパワーに等しい点数の(赤)を加える。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

4/3

特徴

イニストラードで人外ハンターを生業としている人物であり、今回登場した《ケッシグのレインジャー、ハラナ/Halana, Kessig Ranger》とはパートナーの関係。

クリーチャーが巨大であればあるほど、より多くの赤マナを生み出してくれる能力を持ちます。そのターン中に自分に場に出ていれば良いので、踏み倒したクリーチャーであってもなんら問題ありません。
《騙し討ち/Sneak Attack》などで無理やり引っ張りだしてやっても面白そうですね!

相性の良い戦略・共闘

戦略

ファッティーましまし軍団! 無限を添えて<(赤)(緑)>

【共闘】《ケッシグのレインジャー、ハラナ/Halana, Kessig Ranger》

《騙し討ち/Sneak Attack》や《猪の祟神、イルハグ/Ilharg, the Raze-Boar》、《青銅血のパーフォロス/Purphoros, Bronze-Blooded》などを使い、パワーの高いクリーチャーを踏み倒し《ケッシグの罠師、アレイナ》の能力でマナアドバンテージを獲得していきましょう!
せっかくなので共闘相手は《ケッシグのレインジャー、ハラナ》が良いでしょう!

このターンに出たパワーが2以上のクリーチャーと《二重詠唱/Dual Casting》と《みなぎる活力/Vitalize》があれば無限マナです!

  1. 酔っていない《ケッシグの罠師、アレイナ》と《二重詠唱》をエンチャントしたクリーチャー、このターンに出たパワー2以上のクリーチャーを揃える。
  2. 《ケッシグの罠師、アレイナ》の能力を起動。赤マナ2点以上を生み出す。
  3. 《みなぎる活力》を唱える。それに対応して《二重詠唱》の能力を起動し、コピーする。
  4. コピーされた《みなぎる活力》を解決。自分の場のすべてのクリーチャーがアンタップする。
    ふたたびアレイナの能力を起動。赤マナ2点以上を生み出す。
  5. 以下繰り返しで無限アンタップと赤無限マナが成立。

生み出した赤マナでX火力を叩き込んでも良し、クリーチャーサーチなどで任意のクリーチャーを場に出しても良しと、あとはやりたい放題!

共闘

《ケッシグのレインジャー、ハラナ/Halana, Kessig Ranger》 <緑>

《鉄面連合の略取者、ブリーチェス/Breeches, Brazen Plunderer》

鉄面連合の略取者、ブリーチェス/Breeches, Brazen Plunderer
(3)(赤)
ゴブリン(Goblin) 海賊(Pirate)

威迫
あなたがコントロールしている海賊1体以上が対戦相手1人以上にダメージを与えるたび、それらの対戦相手の各ライブラリーの一番上のカードをそれぞれ追放する。このターン、あなたはそれらのカードをプレイしてもよく、あなたはそれらの呪文を唱えるたびに任意のマナを望む色のマナであるかのように支払ってもよい。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

3/3

特徴

鉄面連合の一員であり、今回登場した青の海賊、マルコムの相棒。

海賊がダメージを与えるたび、ダメージを与えられた対戦相手のライブラリートップを奪い取る能力を持ちます。
感触的には《原初の嵐、エターリ/Etali, Primal Storm》や《豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury》といったイメージです。エターリのように踏み倒すことはできずちゃんと自分で支払わなければいけないのでやや豪快さには欠けますが、うまくいけば毎ターンアドバンテージを稼ぐことが可能であり、相手のプランをも潰せる優秀な能力です。

相性の良い戦略・共闘

戦略

無限ルーティングバーンデッキ!<(青)(赤)>

【共闘】《鋭い目の航海士、マルコム/Malcolm, Keen-Eyed Navigator》

前述のマルコムと同様に、無限バーンギミックを搭載したデッキとしての運用が考えられます。能力の基盤となる宝物トークン生成能力がマルコムにあるので、やはりここは彼を共闘相手にするのがベスト!
今後、海賊の共闘が増えた場合には別の組み合わせも検討できますが、現状ではブリーチェスにとってはマルコムがベストパートナーでしょう!
コンボについてはマルコムの欄をご参考ください!

共闘

《鋭い目の航海士、マルコム/Malcolm, Keen-Eyed Navigator》 <青>

《船壊し、ダーゴ/Dargo, the Shipwrecker》

船壊し、ダーゴ/Dargo, the Shipwrecker
(6)(赤)
巨人(Giant) 海賊(Pirate)

この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたは望む数の、アーティファクトやクリーチャーを生け贄に捧げてもよい。この呪文を唱えるためのコストは、これにより生け贄に捧げたパーマネント1つにつき(2)少なくなり、他の、あなたがこのターンに生け贄に捧げたアーティファクトやクリーチャー1つについても(2)少なくなる。
トランプル

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

7/5

特徴

海賊になりたくて海賊船に乗り込んだはいいが、巨体過ぎて船を沈めてしまった巨人。

7マナとかなりの重量級の統率者ですが、唱える際にアーティファクトやクリーチャーを生け贄に捧げるたび2マナ軽くなります。テキストではわかりにくい感じですが、ダーゴの処理以外でも他にアーティファクトやクリーチャーが生け贄に捧げられるとさらに2マナ減らすことができます。
海賊が得意とする宝物トークンなどをサクッても軽減能力がついてくるので、比較的軽いマナで唱えることが可能でしょう!

パワーが7あるのでナチュラル3パンマン!
赤以外の色を足すことでさらにパンチ力、一撃必殺力を高めましょう!

相性の良い戦略・共闘

戦略

①ひたすらパンチマン!<(赤)(白)>

【共闘】《粗野な牧人、ブルース・タール/Bruse Tarl, Boorish Herder》

パワー7というのは、統率者ダメージによる勝利21点を3回で届くため殴りジェネラルとして運用するにはちょうどいい数字です。
ボロスカラーの共闘であるブルース・タールは攻撃するたび2段攻撃と絆魂を付与してくれるため、そのダメージ量をかなり加速するうえに、ダメージレースを大きく引き離してくれます。
パワーを4プラスしてくれる装備品やオーラがあれば、ブルース・タールとの共闘パンチで一撃必殺です!
《逆刺の戦具/Barbed Battlegear》などの装備品は白を含んでいるためサーチしやすく、素早く装備さえできればかなりの圧力がかけられそうですね!

②墓地から統率領域移動コンボ!<(黒)(赤)>

【共闘】《冒涜する者、トーモッド/Tormod, the Desecrator》

ダーゴは唱えるときのみならず、そのターン中にクリーチャーないしアーティファクトが生け贄に捧げられていた場合、コストが軽減される能力を持ちます。
ということは、3体以上の生け贄があれば、赤マナ1で唱えることが可能!
なので新顔のトーモッドと特定の条件さえそろえば、無限に唱えることが可能です!

  1. 三体以上生け贄(クリーチャーorアーティファクト)に捧げている状態にしておき、ダーゴを場に出す。
  2. 《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》と《冒涜する者、トーモッド》を場に揃える。
  3. 《ファイレクシアの供犠台》を起動。コストはダーゴ。(赤)を生み出す。
  4. ダーゴは死亡し、墓地に行き、その後、統率領域に戻す。
  5. 上記の領域移動により、トーモッドの能力が誘発。
    ゾンビ・トークンを生成する。
  6. 生け贄に捧げられたクリーチャーが1体増えたので、さらにダーゴのコストが(2)軽くなるため(赤)で唱えられる。
  7. 統率領域からダーゴを唱える。
  8. 以下繰り返しで無限トークンと無限マナが成立。
    ※無限トークンを生け贄に捧げれば無限マナ。

あとはX火力でも、死亡誘発でも、着地火力でもなんでもよし!
無限に生成されるトークンはタップ状態かつ、召喚酔いなのでそのターン中に殴り倒すことは難しいため、別の勝ち筋を用意したほうが楽に勝負を決められます!

共闘

《ジャムーラのシダー・コンド/Sidar Kondo of Jamuraa》 <(赤)(白)>

《冒涜する者、トーモッド/Tormod, the Desecrator》 <黒>

《燃えさし爪の使い魔、ケディス/Kediss, Emberclaw Familiar》

燃えさし爪の使い魔、ケディス/Kediss, Emberclaw Familiar
(1)(赤)
エレメンタル(Elemental) トカゲ(Lizard)

あなたがコントロールしている統率者1体が対戦相手1人に戦闘ダメージを与えるたび、それは他の各対戦相手にそれぞれ、それに等しい点数のダメージを与える。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

1/1

特徴

赤の使い魔サイクルは、殴りジェネラルをサポートするような能力を持っています。

統率者が戦闘ダメージを与えると、他の対戦相手にも同じだけのダメージを放り込んでくれます。なので積極的に統率者ダメージを与えて、いっぺんに全員を殴り倒してやりましょう!

相性の良い戦略・共闘

戦略

カウンター殴り戦法!<(青)(赤)(白)>

【共闘】《オジュタイの龍語り、イーシャイ/Ishai, Ojutai Dragonspeaker》

イーシャイは場にいると、対戦相手が呪文を唱えるたびに+カウンターが乗っていきます。
早いターンに着地させられれば、2,3巡もすれば10点近いパワーを持つことも十分可能です。
そうすればあとは二段攻撃などを付与してあげればワンパンマン!

当然大きくなれば、ケディスの能力によって対戦相手すべてに圧力がかかるので処理しようと動いてくるでしょう。そこはジェスカイカラーを活かしてしっかりと守ってあげましょう!

共闘

《オジュタイの龍語り、イーシャイ/Ishai, Ojutai Dragonspeaker》 <(白)(青)>

《ロフガフフの息子、ログラクフ/Rograkh, Son of Rohgahh》

ロフガフフの息子、ログラクフ/Rograkh, Son of Rohgahh
(0)
コボルド(Kobold) 戦士(Warrior)

先制攻撃、威迫、トランプル

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

0/1

特徴

プローシュに仕えるコボルド一族の長、その息子がログラクフです。

傲慢にも道を逸れてしまった父親を正すために奮起したログラクフですが、驚くべきは唱えるためのマナコスと0(!)という点!
必ず唱えらる場所に0マナのカードがあるというのは恐るべきことで、いくつものコンボに悪用されそうな予感をビシビシ感じますね!

パワー0ではありますが、先制攻撃、威迫、トランプルというキーワード能力もりもりなので、これを活かして装備品やオーラで強化しまくるのも面白そうです!

相性の良い戦略・共闘

戦略

コボルドストーム!<(青)(黒)(赤)>

【共闘】《求道の達人、サイラス・レン/Silas Renn, Seeker Adept》

ゼロマナのカードということを活かして思いつくコンボとしては、やはりコボルドストームでしょう!
なんと《雲石の工芸品/Cloudstone Curio》1枚で無限キャストが成立します!
無限にログラクフを出し入れしてから、
《ぶどう弾/Grapeshot》=無限ダメージ
《巣穴からの総出/Empty the Warrens》=無限ダメージ
《思考停止/Brain Freeze》=ライブラリーアウト
《苦悶の触手/Tendrils of Agony》=無限ドレイン

のいずれかのストーム呪文をぶっ放せば勝利です!

デッキの基本戦略としては、サイラス・レンを活かしたアーティファクトによるアドバンテージを獲得していくと良いでしょう。
《ミシュラのガラクタ/Mishra’s Bauble》などのドローやキャントリップを使い、ハンドを充実させ、空いている場所を殴ってさらにアドを稼いでいきましょう!
黒の万能サーチ、青はアーティファクトサーチに長けているので、アドバンテージを稼ぎながら《雲石の工芸品/Cloudstone Curio》を探していきましょう!

共闘

《求道の達人、サイラス・レン/Silas Renn, Seeker Adept》 <(青)(黒)>

《ゴブリンの武器職人、トッゴ/Toggo, Goblin Weaponsmith》

ゴブリンの武器職人、トッゴ/Toggo, Goblin Weaponsmith
(2)(赤)
ゴブリン(Goblin) 工匠(Artificer)

土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、「岩」という名前で、「装備しているクリーチャーは、『(1),(T),岩を生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このクリーチャーはそれに2点のダメージを与える。』を持つ」と装備(1)を持つ無色の装備品・アーティファクト・トークンを1つ生成する。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

2/2

特徴

完璧な武器を見つけ出したゴブリンの工匠、トッゴ――彼が開発した最高の武器は、岩でした。

上陸と同じ条件で「岩」というアーティファクトを生成する能力を持ち、これを生け贄に捧げることで《ショック/Shock》相当のダメージを与えることができます!
土地を置くたび、なので毎ターン雑に土地をプレイしているだけでもどんどん岩がたまっていくので、何の気なしにダメージソースを備蓄していくことになります。

無限土地プレイと無限マナが成立すれば、岩による無限ダメージが成立します!

相性の良い戦略・共闘

戦略

無限土地往復コンボ!<(赤)(緑)(白)>

【共闘】《ジャムーラのシダー・コンド/Sidar Kondo of Jamuraa》

《野生の魂、アシャヤ/Ashaya, Soul of the Wild》が場にいる状態で《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》による無限コンボを成立させると、無限土地プレイと無限マナが同時に成立します!

  1. 《野生の魂、アシャヤ》と《祝福されたエミエル/Emiel the Blessed》を場に揃える。
  2. 対戦相手の場にアーティファクトかエンチャントが4つ以上ある状態で《波止場の恐喝者》を場に出す。
  3. 《波止場の恐喝者》の能力が誘発。宝物トークンを4つ生成する。
  4. 《祝福されたエミエル》の能力を起動。対象は《波止場の恐喝者》
    能力を解決し《波止場の恐喝者》を場に戻す。
  5. 能力がふたたび誘発し、宝物トークンが生成される。
  6. これらすべてのクリーチャーは《野生の魂、アシャヤ》により土地としてカウントされるため《ゴブリンの武器職人、トッゴ》の能力が誘発。
  7. 以下繰り返しで無限岩と無限マナが成立。

すべてクリーチャーを絡めたコンボなので、緑のサーチ能力を最大限に活かす構築をすると良いでしょう!
また土地の追加プレイなどを利用して、トッゴの能力をあらかじめ誘発させておくのも大事です。マナクリやシステムクリーチャーに牽制を入れておき、自分はちゃくちゃくとコンボの準備を進めていきましょう!

共闘

《ジャムーラのシダー・コンド/Sidar Kondo of Jamuraa》 <(緑)(白)>

<緑>

《クローサの心胆、カマール/Kamahl, Heart of Krosa》

クローサの心胆、カマール/Kamahl, Heart of Krosa
(6)(緑)(緑)
人間(Human) ドルイド(Druid)

あなたのターンの戦闘開始時に、ターン終了時まで、あなたがコントロールしている各クリーチャーは+3/+3の修整を受けトランプルを得る。
(1)(緑):あなたがコントロールしている土地1つを対象とする。ターン終了時まで、それは警戒と破壊不能と速攻を持つ1/1のエレメンタル・クリーチャーになる。それは土地でもある。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

5/5

特徴

カマールがなんと3枚目のカード化!
実は最初のデザイン案では赤い短髪という容姿だったけど、上がってきたイラストが良すぎて禿になったという逸話が……

赤から緑に色が変わりかつては土地を生物化させる能力を持っていましたが、今回も土地を生き物に変化させる起動能力を持ちます。
しかし特筆すべきは毎自ターンで発生するバーラン! 豪快だ!
防御が間に合わないほどのトークンを広げてあげて殴り込むだけでもかなりの圧力になるので、できるだけ横に広げる戦略が取れる共闘相手が良さそうですね!

相性の良い戦略・共闘

戦略

トークン&パーラン戦略!<(赤)(緑)(白)>

【共闘】《粗野な牧人、ブルース・タール/Bruse Tarl, Boorish Herder》

緑はもともとエレメンタルなどがトークンを生成しやすく《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》の強力なフィニッシャーが存在します。
最近登場した《世界を彫る者、ファイラス/Phylath, World Sculptor》なども優秀なトークン生成能力を持ち、かつ土地を広げることが戦力となる新カマールとの相性は抜群!
赤を含むことによってパワーカードを採用できることに加えて、白があるおかげで対戦相手の速度を落とすこともできます!

最近ではシミックカラー(緑青)も土地加速が強いカラーになってきているので、そちらを共闘相手にするのも良さそうです。

ブルース・タールを共闘相手にすることのメリットは、やはりその圧倒的な打点です。
カマールが殴り込めば、パワー5に加えて、能力による3点のパンプアップ+二段攻撃により、なんと16点の統率者ダメージを与えることができます!(素通りなら)
装備品・オーラなどでパワーをさらに3上げてあげれば、なんとワンパン!
(《大薙刀/O-Naginata》などは軽くてオススメ)

ただし、カマールが8マナと最上級クラスに重いので、マナ基盤の安定と妨害による速度コントロールは必須です!

共闘

《粗野な牧人、ブルース・タール/Bruse Tarl, Boorish Herder》 <(赤)(白)>

《東の樹の木霊/Kodama of the East Tree》

東の樹の木霊/Kodama of the East Tree
(4)(緑)(緑)
スピリット(Spirit)

到達
他のパーマネントが1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、それがこの能力によって戦場に出たのではなかった場合、あなたはあなたの手札から点数で見たマナ・コストがそれ以下であるパーマネント・カード1枚を戦場に出してもよい。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

6/6

特徴

神河に存在する東、西、南、北、中の五本の樹のうちの一体。
『東の樹』の登場により、未登場は西だけになりました。いずれ登場する?

「神の乱」で変質してしまったこのスピリットですが、6マナ6/6到達となかなかのボディ。
空から素通りされないというのはかなり嬉しいメリットです。
さらにアドアドしいのが誘発能力。パーマネントが出ると、そのパーマネントの点数で見たマナ・コスト以下のカードを無償で場に出すことが出来ます! なんとジョニー向きの能力!
ただしもちろん、その能力で場に出たカードについては適応されないので、1枚から1枚、さらに1枚と手札で連鎖することはありません。

とはいえかなりの強力な能力なので、これを活かした組み合わせ、構築を目指していきたいですね!

相性の良い戦略・共闘

戦略

とにかく踏み倒しからの究極踏み倒し戦略!<(緑)(青)(赤)>

【共闘】《屍錬金術師、ルーデヴィック/Ludevic, Necro-Alchemist》

東の手の木霊の能力、手札続唱のようなこれは、続唱とは異なりとにかく場に出ることを要件としています。
ということは踏み倒しで場に出たとしても、なんら問題なく能力が誘発するということ!
瞬間最大風速を高めて、一気に盤面を強化することにおいて赤に勝るものはありません。
《騙し討ち/Sneak Attack》は設置さえしてしまえば、あとは赤1マナのみで手札のファッティ―を場に出せるため能力との相性は抜群。
たとえ場に出したそれがターン終了時にいなくなったとしても、木霊の能力によって無傷の後続が場に出ているため損失はほぼなし!

青を含めることで最強の踏み倒しである《全知/Omniscience》を採用することができます!
これさえ場にでてしまえば、あとは煮るなり焼くなり好き放題!
マナ加速を多めに積んでおいて、追加ターンなども採用しておくと全知からのバリューも高くなるので採用を検討しても良さそうですね!

共闘相手となる《屍錬金術師、ルーデヴィック》はカツカツになるであろう手札を補充する役目を持ちます。
色としてはもう一体《ルーデヴィックの名作、クラム/Kraum, Ludevic’s Opus》も候補となりますが、ルーデヴィックに比べて重いのと、自分しか得をしないデザインなので、ただでさえヤバげな能力を持っている木霊と一緒に並べるにはいささかヘイト値が高すぎる印象です。
対戦相手同士でもちゃもちゃやっている間に、自分はゆうゆうとファッティ―を放り込み、コンボパーツを集めていきましょう!

共闘

《屍錬金術師、ルーデヴィック/Ludevic, Necro-Alchemist》 <(青)(赤)>

《尊狼の使い魔、アナーラ/Anara, Fabulous Familiar》

尊狼の使い魔、アナーラ/Anara, Fabulous Familiar
(3)(緑)
狼(Wolf) ビースト(Beast)

あなたのターンであるかぎり、あなたがコントロールしている統率者は破壊不能を持つ。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

4/4

特徴

緑の共闘サイクルは、凄まじく立派な角を持つ狼のアナーラです。

きわめてシンプルな能力であり、自分のターンなら統率者(アナーラを含む)は破壊不能を持つというもの。
やはりここは殴りジェネラルを共闘したいところです。
アドバンテージジェネラルやシステム能力を持つものでも良さそうですが、自分のターンより対戦相手のターンが長い統率者戦において、自分のターンしか守れないとなれば、それらを守る機能としては相応しくないでしょう!

とにかく打点の高いもの、あるいはこのアナーラを強化できるような組み合わせを目指していきたいですね!

相性の良い戦略・共闘

戦略

①装備品・オーラましまし殴りデッキ!<(赤)(緑)(白)>

【共闘】《綱投げ、アキリ/Akiri, Line-Slinger》

アーティファクトの力を借り、アキリをムキムキにしよう大作戦!
アキリは打点を作りだすことにおいて有能さを発揮しますが、その弱点はやはりタフネスの低さ。回避能力についてはサポートしやすいのですが、タフネスを殴りジェネラルとして確立するほどアップさせるのは結構骨が折れます。

そこでアナーラの出番です!
殴りジェネラルにとって重要なのは、殴るときに安全かどうか、除去への耐性がつくかどうかです。他のターンなぞどうでも良かろうなのだ!
回避能力を装備品などでフォローし、あとはむきむきアキリが殴るだけ!
白相手では追放除去があって分が悪いですが、破壊を主とする黒や火力や格闘によるダメージ除去をする赤と緑相手には極悪な性能を発揮してくれることでしょう!

②空から殴れ! カウンター殴りデッキ!<(緑)(白)(青)>

【共闘】《オジュタイの龍語り、イーシャイ/Ishai, Ojutai Dragonspeaker》

アゾリウスカラー(白青)のイーシャイは相手の呪文に反応してパワーアップしてく能力と飛行という回避能力を持ち合わせた中長期戦に強い殴りジェネラルです。
青を含むことで苦手な追放除去などに対応することが可能となり、安定したクロックを刻めるようになります。
能動的に打点を上げるのは、上記のアキリに比べると大変ですが、じっくりと構えながら、それでいて要所で殴りつけるという重心の低い戦い方が好みの方にはイーシャイはオススメできる共闘相手となってくれそうです。

さらにはバントカラーには【賛美】というキーワード能力があり、これは単独で攻撃すると横に存在するクリーチャーの数だけパワーを上げてくれるというものであり、飛行クロックであるイーシャイとの相性は抜群です!
まだ統率者ダメージには余裕があるな、と油断しているプレイヤーを一撃で切って落としてあげましょう!

カード

《綱投げ、アキリ/Akiri, Line-Slinger》 <(赤)(白)>

《オジュタイの龍語り、イーシャイ/Ishai, Ojutai Dragonspeaker》 <(白)(青)>

《ケッシグのレインジャー、ハラナ/Halana, Kessig Ranger》

ケッシグのレインジャー、ハラナ/Halana, Kessig Ranger
(3)(緑)
人間(Human) 射手(Archer)

到達
他のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは(2)を支払ってもよい。そうしたとき、クリーチャー1体を対象とする。その戦場に出たクリーチャーはその対象としたクリーチャーに、自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

3/4

特徴

イニストラードで人外ハンターを生業としている人物であり、今回登場した《ケッシグの罠師、アレイナ/Alena, Kessig Trapper》とはパートナーの関係。

味方が増えたときに、2マナ支払うことで他の相手にそのパワー分のダメージを与える能力を持ちます。アレイナがいればマナの支払いをスムーズに行うことができるので相性はばっちり。
ハラナ本人のスペックも悪くなく、2体が揃うとかなりの盤面精圧力を発揮してくれそうです!

相性の良い戦略・共闘

戦略

①グルールファッティー叩きつけ戦略!<(赤)(緑)>

【共闘】《ケッシグの罠師、アレイナ/Alena, Kessig Trapper》

もちろんここはパートナーであるアレイナを共闘相手に選ぶとヨシ!
グルールカラーのファッティーは優秀なものが多く、2マナの支払いもそれほど困難ではありません。格闘であれば、jumpstartで登場した《不吉な狩猟のニース/Neyith of the Dire Hunt》などでアドが稼げますが、ハラナの場合はより強い一方的格闘。微妙に噛み合いません。残念!

とはいえ緑は昨今かなり器用でありアドバンテージを稼ぐのもそれほど大変なことではありません。アレイナのマナサポートも併せて素早くデカブツを展開し、敵を制圧してやりましょう!
《自由なる者ルーリク・サー/Ruric Thar, the Unbowed》などを最速降臨できれば、ガチデッキ相手でも対等に渡り合える可能性があります。蹂躙するのだ!

②緑単ストンピィ!<緑>

【共闘】《東の樹の木霊/Kodama of the East Tree》

今回一緒に登場した木霊は、非常に強力な踏み倒し能力を持っています。
ファッティが場にでれば、手札のファッティをさらに引き連れることができるので、2度の誘発が見込めます。小粒の相手やシステムクリーチャーが相手だった場合、ただそれだけでかなり苦しいゲームを強いることが可能であり、そのまま轢いてしまうことさえ可能!

デッキの方向性として手札がアホほど枯れるので、それを補充する手段を厚めに採用しておくと良いでしょう! ドローは大いに越したことはない!

共闘

《ケッシグの罠師、アレイナ/Alena, Kessig Trapper》 <赤>

《東の樹の木霊/Kodama of the East Tree》 <緑>

《回収の接合者、イチ=テキク/Ich-Tekik, Salvage Splicer》

回収の接合者、イチ=テキク/Ich-Tekik, Salvage Splicer
(4)(緑)
人間(Human) 工匠(Artificer)

回収の接合者、イチ=テキクが戦場に出たとき、無色の3/3のゴーレム・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
アーティファクトが1つ戦場から墓地に置かれるたび、回収の接合者、イチ=テキクの上に+1/+1カウンターを1個と、あなたがコントロールしている各ゴーレムの上に+1/+1カウンターをそれぞれ1個置く。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

1/1

特徴

ヴォリンクレックスの従者的なポジションにいる伝説の人間であり、ゴーレム愛好家。

CIPでゴーレムを生成し、アーティファクトが戦場から墓地に行くと自分とすべてのゴーレムに+カウンターを置いてくれる能力を持ちます。
なんらかのゴーレムに不死を付与して、サクリ台があれば無限コンボが成立!
またCIP持ちの宿命として出し入れ系統のコンボとの相性も抜群です!
それらのコンボを目指すデッキもよし、ひたすらゴーレム&アーティファクトを投入したフレーバー満載のデッキも楽しそうです!

相性の良い戦略・共闘

戦略

ゴーレム反復横跳びデッキ!<(黒)(赤)(緑)>

【共闘】《激情の薬瓶砕き/Vial Smasher the Fierce》

CIPでゴーレムを生成する能力を活かして、これを利用したコンボを採用しましょう!
《屍賊の死のマント/Nim Deathmantle》があれば、無限に反復横跳びさせることが可能です!

  1. 《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》と《屍賊の死のマント》を場に揃える。
  2. 《回収の接合者、イチ=テキク》を場に出す。CIPが誘発。ゴーレムトークンを生成する。
  3. 《アシュノッドの供犠台》を起動。コストはゴーレムトークンにし(◇)(◇)を生み出す。
    つづいて《回収の接合者、イチ=テキク》を対象とし《アシュノッドの供犠台》を起動する。
  4. 生け贄に捧げられたことにより《屍賊の死のマント》が誘発。
    先ほど発生した(◇)(◇)を合わせて4マナを支払う。
    イチ=テキクが場に戻る。
    ※《アシュノッドの供犠台》の能力はマナ能力ではないので、解決前のこの時点では、イチ=テキクの生け贄からマナは発生していないため別のマナを支払う必要がある。
  5. イチ=テキクのCIPがふたたび誘発し、ゴーレムトークンを生成する。
    さきほどの供犠台の起動により(◇)(◇)が生み出される。
  6. ゴーレムトークンを生け贄に捧げ(◇)(◇)が生み出される。
    ※合計(◇)4マナ。
  7. 以下繰り返しで無限出し入れと他のゴーレムの無限パンプアップが成立。

隣に《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus》がいれば無限攻撃力による無限毒パンチ!
いつものドレインクリーチャーがいれば勝ち!

ジャンドカラーなのでこれ以外にもミケウスを利用したコンボや恐喝者による無限なども組み合わせるといろいろな角度からコンボを決めることができるので、環境や好みによって選択すると良いでしょう!

もちろんコンボに偏らずとも、アーティファクトクリーチャーやゴーレムなどを主要な戦い方にしてもオッケー!
ゴーレムではありませんが《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》などは接合などとも相性がいいのでぜひ採用したいカードですね!

共闘

《激情の薬瓶砕き/Vial Smasher the Fierce》 <(黒)(赤)>

《ジョラーガの酋長、ヌーマ/Numa, Joraga Chieftain》

ジョラーガの酋長、ヌーマ/Numa, Joraga Chieftain
(2)(緑)
エルフ(Elf) 戦士(Warrior)

あたなのターンの戦闘の開始時に、あなたは(X)(X)を支払ってもよい。そうしたとき、望む数のエルフを対象とする。それらの上に+1/+1カウンターX個を望むように割り振って置く。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

2/2

特徴

ジョラーガのトップであり、ニッサを追い出した張本人(!)
イラストをぱっと見ると捥が四本あるように見えるのは自分だけ?

エルフらしいエルフを強化するエルフです。XXの支払いを求めるため、一気に強化するにはけっこう骨が折れますが、そこはエルフのお家芸であるマナ能力でジャンジャン支払いっちゃいましょう。
エズーリなどの全体強化能力持ちのジェネラルもいますがプラスカウンターという違いがあり、こちらはどちらかといえば中長期戦に強いイメージ。
エルフは黒にも分布されているので、そういったカラーを足してエルフ軍団を作りつつ、対応力をアップさせるのも良さそうですね!

相性の良い戦略・共闘

戦略

①アドバンテージ+コンボ戦略!<(白)(黒)(緑)>

【共闘】《織り手のティムナ/Tymna the Weaver》

黒いエルフを加えつつ、最速でティムナを放り込みアドを稼ぎましょう!
小粒のエルフ軍団であってもティムナの能力があれば即座にアドマシーンに早変わり。
エルフの数が揃ったところで無限マナコンボを炸裂させます!
このカラーで採用しやすいコンボといえばやはり<エターナルデボーテ>でしょう!

  1. 《献身のドルイド/Devoted Druid》と《療治の侍臣/Vizier of Remedies》を場に揃える。
  2. 酔っていない《献身のドルイド》から緑マナを生み出す。
  3. 起動能力を起動。アンタップする。《療治の侍臣》の能力により-カウンターが置かれない。
  4. 以下繰り返しで緑無限マナ。

防御プレイヤーの防御クリーチャー以上の数のエルフが並べばそのまま殴り勝利!
ただし序盤にあまりにもエルフを広げすぎてしまうと流されたときに大変なことになるので、ほどほどにしましょう!
赤も青も触っていないので空中戦とは無縁になってしまいますが、それは他のプレイヤーに任せてポカポカ殴りつづけて潰してやりましょう!

②トークン+アドバンテージ+コンボ戦略!<(赤)(緑)>

【共闘】《血を蒔く者、ターナ/Tana, the Bloodsower》

色がかぶっているのがちょっともったいない気もしますが、それを補ってあまりあるほど直感的にシナジーのある組み合わせ。
ターナはエルフなので、ヌーマと一緒にいればどんどん大きくなってつぎつぎトークンを生成してくれます。
《頭蓋骨絞め/Skullclamp》などの装置を使ってアドバンテージを稼ぐもよし、バーランを放って一気にダメージをたたき出すもよし!

コンボはやはり<波止場の恐喝者コンボ!>
この色では《ティムールの剣歯虎/Temur Sabertooth》と一緒に揃えば無限宝物トークンです。宝物トークンの良いところは、戦闘開始に入ったときであってもマナが生み出せる点にあります。
《ティムールの剣歯虎》のギミックは何度も場に出す必要があるので、ソーサリータイミングでの無限コンボ挙動になってしまいますが、その結果として宝物トークンという形でマナがストックされるので問題なくヌーマの能力を起動させることができるのです!

共闘

《織り手のティムナ/Tymna the Weaver》 <(白)(黒)>

《血を蒔く者、ターナ/Tana, the Bloodsower》 <(赤)(緑)>

《すべてを取り込むもの、スラーク/Slurrk, All-Ingesting》

すべてを取り込むもの、スラーク/Slurrk, All-Ingesting
(5)(緑)
ウーズ(Ooze)

すべてを取り込むもの、スラークは、+1/+1カウンターが5個置かれた状態で戦場に出る。
すべてを取り込むもの、スラークか、他の、あなたがコントロールしているクリーチャーが1体死亡するたび、それの上に+1/+1カウンターが置かれていた場合、あなたがコントロールしていて+1/+1カウンターが置かれているクリーチャーの上に+1/+1カウンターをそれぞれ1個置く。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

0/0

特徴

どこぞの寺院に住み着いたはた迷惑なウーズ。
名前かぶってんじゃん! と思った人は自分だけではないはず…スーラク?

いかにもウーズな+カウンターに関係する能力。
+カウンターが乗ったスラークか他のクリーチャーが死亡したときに、+カウンターが置かれている別のクリーチャーにばら撒いていくというもの。
縦に伸ばすカウンターではなく、横に広げていくタイプのカウンター戦略になるデザインとなっていますね。
リミテッド的な感覚でいえば《真面目な祭儀師、アルハール/Alharu, Solemn Ritualist》との組み合わせは強烈です。
お互いの能力がかみ合っているのでピックできたら強そうですね!

相性の良い戦略・共闘

戦略

プラスカウンター軍団! ヒュージリーダーズでどうぞ!<(白)(黒)(緑)>

【共闘】《魂の守護者、ラーボス/Ravos, Soultender》

クリーチャーの再利用が可能なラーボスは、死亡を要件とするスラークとの相性はばっちり。しかし両方とも5マナ以上の統率者になるので非常に重い!

なのでこの組み合わせは、共闘ができるヒュージリーダーズとして組むのが楽しそうです!
5マナ以上のカードのみで構成される特殊統率者戦であるヒュージリーダーズはド派手は動きが魅力。
その点でいえば、プラスカウンターの申し子であるハイドラたちが活躍するには最高の環境でしょう!
まったくハイドラの要素のない統率者ではありますが、デッキ全体のシナジーは抜群です!
《議事会の合唱者/Chorus of the Conclave》などのクリーチャーでバックアップしてあげるとさらに怪獣軍団が生み出されること間違いなし!

共闘

《魂の守護者、ラーボス/Ravos, Soultender》 <(白)(黒)>

《ワイアウッドの呼び手、ギランラ/Gilanra, Caller of Wirewood》

ワイアウッドの呼び手、ギランラ/Gilanra, Caller of Wirewood
(2)(緑)
エルフ(Elf) ドルイド(Druid)

(T):(森)を加える。あなたがこのマナを支払って点数で見たマナ・コストが6以上の呪文を唱えたとき、カードを1枚引く。

共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

1/2

特徴

あちこちに散らばって生活に困っていたエルフたちをワイアウッドに招き、安定した生活を提供した素晴らしい人格者のエルフ。

『点数で見たマナコスト6以上』を参照するプチサイクル、というかシナジーの中の一枚であり、生み出したマナを利用すると1ドローできる能力を持ちます。
ギランラで無限マナを生み出し、マナコスト6以上のクリーチャーを出し入れできれば無限ドロー……ですがその手間を考えるとさほど強いコンボにはなりそうにありません、うーん。《パラドックス装置/Paradox Engine》があれば……!

相性の良い戦略・共闘

戦略

無限クラーケンびたんびたんストームデッキ!<(緑)(青)>

【共闘】《月のクラーケン、ブリネリン/Brinelin,the Moon Kraken》

同じく登場した点数で見たマナコスト6以上を参照するクラーケン、ブリネリンのバウンス能力を活かしたコンボを搭載しましょう!
ギランラを含めたマナクリチャーが8体(!)が必要になりますが、一応実現可能です!

  1. 酔っていないギランラを含めたマナクリーチャー8体を場に揃える。
    ※もしくは8マナ以上が出せるマナクリでも可能。
    《ティタニアの僧侶/Priest of Titania》など。
  2. 《侵入警報/Intruder Alarm》を場に出す。
  3. マナクリーチャーから8マナ以上を生み出す。
    このマナで《月のクラーケン、ブリネリン》を唱える。
  4. 《ワイアウッドの呼び手、ギランラ》の能力が誘発。カードを1枚引く。
  5. ブリネリンの能力と《侵入警報》の二つが誘発する。
    好きな方から解決する。
    ・ブリネリンを手札に戻す。
    ・すべてのマナクリをアンタップする。
  6. アンタップされたマナクリからふたたびマナを出す。
  7. 手札に戻ったブリネリンを唱える。
  8. 以下繰り返しで無限ドローが成立。
    マナクリが9マナ以上出せれば無限マナも成立。

マナクリ8枚以上というハードルはあるものの、後半ではあまり引きたくないカードがコンボパーツになるのは気分的には安心します。
必要なパーツは実質《侵入警報/Intruder Alarm》のみなので、決まるときは案外あっさり決まる!?

《ラノワールの憤激、フレイアリーズ/Freyalise, Llanowar’s Fury》でマナクリを水増ししたり、土地を起こすタイプのマナクリを利用したり、一気にマナを生み出せる《ティタニアの僧侶/Priest of Titania》で少ない数で済ますなどの工夫が必要ですが、うまくはまれば統率者からすべてのコンボが成立するため積極的に狙っていきたいですね!
あとはデッキに入っている無限のパーツを引き込むか、特殊勝利で締めましょう!

共闘

《月のクラーケン、ブリネリン/Brinelin,the Moon Kraken》 <青>

※《虹色の笛吹き/The Prismatic Piper》については、リミテッドの色足しカードとしての役割が強いためここでは割愛させて頂きます。

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