【統率者・EDH】無限コンボ集『無限トークン』編【コンボ紹介・解説】

統率者戦・EDHで採用できる無限トークンコンボをご紹介します。
厳密には”無限”はできないので任意のトークンを生成できるコンボになりますが、200兆体くらい生成すれば十分でしょう!

無限トークンの場合には他にギミックがなければ勝つために「攻撃」をしなければならず、その点において他のコンボと比べて確実性に劣る面があります。速攻がつけられる無限トークンはそれだけでぐっと価値が高い!
しかしコンボに必要なパーツ枚数が少ない傾向にあるので決まるときはあっさりと決まるのも特徴です。
クリーチャーによる組み合わせであるケースが多く、2枚一気に揃えられるカードから成立することもしばしば。

統率者でも無限トークンをフィニッシュ手段にしているものもあり、自身が採用していなくとも覚えておくだけでマスカンや防ぐべきタイミングを知ることが出来るようになりますよ!

また無限トークンと合わせてサクリ台を利用すると、無限にサクリ台の能力を起動できます。
攻撃を挟まずにフィニッシュしたい、サクリ台を多めに積んでいるデッキ、などではこれらの組み合わせも考えておくと良いでしょう!

サクリ台については以下のページをご参考ください。

関連記事

特定のパーマネントをサクる――生け贄に捧げることで能力を起動するパーマネントのことを俗にサクリ台と呼びます。この用途は多岐に渡り、起動能力を起動するだけではなく、無限トークンのためであったり、無限死亡を誘発させたり、無限ドローの要因にな[…]

スポンサーリンク

キキジキコンボ

カードタイプ

クリーチャー&クリーチャー/エンチャント

コンボパーツ

《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》

鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker
(2)(赤)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin) シャーマン(Shaman)

速攻
(T):あなたがコントロールする、伝説でないクリーチャー1体を対象とする。それが速攻を持つことを除き、それのコピーであるトークンを1体生成する。次の終了ステップの開始時に、それを生け贄に捧げる。

2/2

《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》

士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts
(4)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)

速攻
士気溢れる徴集兵が戦場に出たとき、パーマネント1つを対象とする。あなたはターン終了時までそれのコントロールを得る。そのパーマネントをアンタップする。それはターン終了時まで速攻を得る。

3/3

コンボの挙動

  1. 《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》と《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》を場に出す。
  2. 《鏡割りのキキジキ》をタップして能力を起動。
    対象は《士気溢れる徴集兵》
  3. 《士気溢れる徴集兵》のコピー・トークンが生成される。
  4. 《士気溢れる徴集兵》の能力が誘発。
    対象は《鏡割りのキキジキ》
  5. 《鏡割りのキキジキ》がアンタップされる。
    ふたたび能力が起動できる状態になる。
  6. 以下繰り返しで速攻を持った《士気溢れる徴集兵》トークンの無限生成が成立。

キキジキコンボの特徴

強力なコピー能力を持ったゴブリン《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》を利用した無限トークンコンボです。色拘束が厳しく5マナと重いものの、その能力の強さゆえに様々なフォーママットで活躍しています! コンボの特徴としては――

コピートークンに速攻がつくためすぐに殴れる

コピーしたクリーチャーには速攻が付与されるため、コンボが成立すればすぐに戦闘に入ることが可能です。
たとえ無限にトークンが生成できても、酔っていては対戦相手を仕留められません。
着地誘発や致命的なサクリ台がなくても、勝ちに行けるという無限トークンコンボの点で非常に優秀。

キキジキ自体に速攻があるため速効性がある

トークンのみならず、キキジキそのものに速攻があるためすぐに起動まで持っていけるのが魅力。
ソーサリータイミングの除去の的になりにくいというだけでもコンボの成功率を上げてくれます。
リアニメイトやライブラリーからの直接呼びだしでもコンボに繋げられるため、アクセス手段の豊富さにも貢献しています。

カードパワーが高く単体でも使いやすい

コピー能力そのものが非常に有用性が高く、強力なCIPを使い回すだけでもお得。伝説のクリーチャーをコピーできないため、統率者がコピーできないのはデメリットですが、それを補ってあまりあるカードパワーを持ちます。

サーチしやすい

パワーが2、ゴブリン、という赤にとってサーチしやすい要素が満載。さらにはクリーチャーであるので緑を含んでいればさらにサーチが容易になります。
《歯と爪/Tooth and Nail》があればコンボパーツが同時に揃ってしまうので勝ち!

代用品が多い

キキジキも、その相棒になるカードもそれぞれ代用品があるためコンボの派生がしやすいのも特徴です。
限定品によるコンボは片方でも潰れてしまうと決められないリスクがありますが、代用品があればその心配も軽減されるというもの。ハイランダーの統率者では代用品が豊富、というだけでもかなりの価値があります。

キキジキコンボを採用しやすい統率者

  • 《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》
    赤単で採用できるコンボパーツがあればそのまま無限トークンコンボ。勝ち!
  • 固有色に赤緑を含むクリーチャー主体のデッキ

代用可能なカード

上述の通り、どちらの部品であっても代用できるカードが豊富に存在します。さらには赤のみならず他の色に渡っても代用できるため、広い固有色でこのコンボを採用することが可能です。

強制的な勧誘者/Coercive Recruiter
(4)(赤)
クリーチャー — オーク(Orc) 海賊(Pirate)

強制的な勧誘者か他の海賊(Pirate)が1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それのコントロールを得る。そのクリーチャーをアンタップする。ターン終了時まで、それは速攻を得て、それの他のタイプに加えて海賊になる。

4/3

《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》とほぼ同じ能力を持つ新手の海賊。自分自身を対象に取れるので、疑似的な速攻を持っているように運用できます。マナ域も同じなので使い勝手はほぼ一緒。
ただしパーマネントではなくクリーチャー限定なので注意です!

欠片の双子/Splinter Twin
(2)(赤)(赤)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは「(T):それが速攻を持つことを除き、このクリーチャーのコピーであるトークンを1体生成する。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。」を持つ。

エンチャントされたクリーチャーを《鏡割りのキキジキ》にしてしまうエンチャント。
CIPでアンタップするクリーチャーにエンチャントすることで、起動→アンタップ→起動→アンタップを無限に繰り返すことが可能です。

修復の天使/Restoration Angel
(3)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)

瞬速
飛行
修復の天使が戦場に出たとき、あなたがコントロールする天使(Angel)でないクリーチャー1体を対象とする。あなたはそれを追放し、その後そのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻してもよい。

3/4

白のブリンク天使。CIPで自分がコントロールするクリーチャーを一時的に追放します。天使以外なので、自分自身はブリンク不可。(できたら無限ブリンクになってしまう!)
コンボの手順は大元とほとんど同じ。
ブリンクされることによって、アンタップ状態で《鏡割りのキキジキ》が場に戻るので無限起動からの無限トークンが成立します。白には同じく代用できるカードがあります。以下の通り。

  • 《村の鐘鳴らし/Village Bell-Ringer》
    CIPで自分の場のクリーチャーをすべてアンタップ。
  • 《守護フェリダー/Felidar Guardian》
    CIPでパーマネントをブリンク。
やっかい児/Pestermite
(2)(青)
クリーチャー — フェアリー(Faerie) ならず者(Rogue)

瞬速
飛行
やっかい児が戦場に出たとき、パーマネント1つを対象とする。あなたはそれをタップまたはアンタップしてもよい。

2/1

《ぐるぐる/Twiddle》を内蔵したフェアリー。瞬速を持つため奇襲性に優れたカードです。能力の汎用性が高く、コンボでなくとも状況に合わせて放り込むと良いでしょう。場にさえあれば、あとだしの《鏡割りのキキジキ》でコピーすれば無限トークン!
同じような能力を持つ《詐欺師の総督/Deceiver Exarch》でも同様のコンボが可能です。

侵入警報/Intruder Alarm
(2)(青)
エンチャント
クリーチャーは、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
クリーチャーが1体戦場に出るたび、すべてのクリーチャーをアンタップする。

アンタップ条件が変更されるエンチャント。しばしばコンボパーツとして使用されます。ただし対戦相手にも影響を及ぼすため予想外の友情コンボが発生することもしばしば。取り扱いには注意!
《侵入警報》がある状態で、任意のクリーチャーをコピーすると、そのたびにキキジキがアンタップされるので無限にコピー可能です!

対処方法

キキジキを除去する

起動能力に対応してキキジキをコピーすれば、能力の連鎖が発生しないのでコンボが途切れます。
すぐに除去するのではなく、コピー先を指定してから除去すると良いでしょう。
先に除去を当ててしまうと、他のアドが取れるクリーチャーをコピーする猶予が発生してしまうためです。

コピー先を除去する

クリーチャーを利用しているコンボなので、コピー先にになるクリーチャーが除去されてもコンボは不成立。
怪しいクリーチャーが場に出ている際には遠慮なく潰してしまいましょう!

能力を封じる

起動能力やCIPを利用しているので、これらの能力を封じることでコンボを抑制することが可能です。起動、着地、どちらが封じられても厳しいので自分に影響が薄い妨害置物を選択すると良いでしょう!

スポンサーリンク

二重詠唱の魔道士コンボ

カードタイプ

クリーチャー&スペル

コンボパーツ

《二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage》

二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage
(1)(赤)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

瞬速
二重詠唱の魔道士が戦場に出たとき、インスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とし、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。

2/2

《双つ身の炎/Twinflame》

双つ身の炎/Twinflame
(1)(赤)
ソーサリー
奮励 ― この呪文を唱えるためのコストは、2つ目以降の対象1つにつき(2)(赤)多くなる。
あなたがコントロールする望む数のクリーチャーを対象とする。それら1体につき、それが速攻を持つことを除きそれのコピーであるトークンを1体生成する。次の終了ステップの開始時に、それらのトークンを追放する。

コンボの挙動

  1. 自分の場に対象に取れるクリーチャーを1体以上用意し、赤5マナを確保する。
  2. 《双つ身の炎/Twinflame》を上記クリーチャーを対象に唱える。
  3. 《双つ身の炎》が解決前に《二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage》を唱える。
    CIPが誘発。コピーの対象は《双つ身の炎》
  4. コピー《双つ身の炎》を解決。
    対象は《二重詠唱の魔道士》
  5. 《二重詠唱の魔道士》のコピーが生成される。
    場に出たことによりコピー《二重詠唱の魔道士》の能力が誘発する。
  6. スタック上の《双つ身の炎》をコピーする。
  7. 以下繰り返しで無限コピートークン生成が成立。

二重詠唱の魔道士コンボの特徴

歌って踊れる《余韻/Reverberate》こと《二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage》を利用した無限トークンコンボです。

《二重詠唱の魔道士》の汎用性が高い

赤が得意な呪文コピー能力ですが、対青の状況などでは重宝します。相手のカウンター呪文をコピーしてあげれば疑似的なカウンターとしても運用できるため、使いどころがピタッとはまるとすさまじい威力を発揮します。
赤ダブルシンボルを構えていなければいけませんが、赤単色であれば問題なし!

コピートークンに速攻がつくためすぐに殴れる

《双つ身の炎》によってコピーされたトークンには速攻が付与されるためそのまま殴り込みに行けるのがメリットです。
無限体の魔道士で殴り倒してやりましょう!

赤単色で成立する

肝心要の《二重詠唱の魔道士》とその相棒になるカードはほとんどが赤で完結するため赤単色の統率者でも採用できるのが特徴です。
デッキでも浮きにくい性質のものなので、勝ち筋が薄いと感じたときには採用しやすいコンボでもあります。

二重詠唱の魔道士コンボを採用しやすい統率者

  • 《嵐呼びのカラマックス/Kalamax, the Stormsire》
    《二重詠唱の魔道士》のコピー能力と相性がよく、自然に採用可能。
  • 《二つ反射のリクー/Riku of Two Reflections》
    コピーを主体にするデッキの関係上、コピーカードを採用しやすい。
  • 呪文を主体にする赤を含む統率者

代用可能なカード

クリーチャーをコピーし、なおかつ速攻を付与するカードであれば代用可能となります。赤単色では以下のカードがそのまま代用品に。

熱の陽炎/Heat Shimmer
(2)(赤)
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とする。それが速攻と「終了ステップの開始時に、このパーマネントを追放する。」を持つことを除き、そのクリーチャーのコピーであるトークンを1体生成する。

《双つ身の炎》に比べて1マナ重いものの、対戦相手のクリーチャーもコピーできるコピー呪文。対戦相手のクリーチャーがコピーできるため、自分の場にクリーチャーがいなくてもコンボに入れるのがメリットです。
挙動そのものはまったく同じであり速攻がつくためすぐに戦闘に入れます。200兆ほどトークンを生成してぶん殴りに行きましょう!

対処方法

《二重詠唱の魔道士》を除去する

《二重詠唱の魔道士》の能力にスタックする形でこれを除去すると、コピーされる本体がないため無限コピーが成立しません。もっともスマートな対処方法です。
ただし赤を含むコンボなので《偏向はたき》などには注意が必要です。

コピー呪文を打ち消す

こちらもスマートな解決方法。コピーする呪文そのものがなくなれば、もちろん無限トークンは成り立ちません。青を含むデッキであればさくっとカウンターしてしまいましょう!

CIPを無効化する

《二重詠唱の魔道士》の能力は着地時に誘発するタイプの代物なので、これそのものがなくなってしまえば当然コンボにはなりません。
アーティファクトや白の統率者では意識しておくと良いでしょう!

  • 《倦怠の宝珠/Torpor Orb》
    妨害置物。CIPをかき消します。

スポンサーリンク

リスクラフト

カードタイプ

エンチャント&エンチャント

コンボパーツ

《大地の知識/Earthcraft》

大地の知識/Earthcraft
(1)(緑)
エンチャント
あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャーを1体タップする:基本土地1つを対象とし、それをアンタップする。

《リスの巣/Squirrel Nest》

リスの巣/Squirrel Nest
(1)(緑)(緑)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(土地)
エンチャントされている土地は「(T):緑の1/1のリス(Squirrel)・クリーチャー・トークンを1体生成する。」を持つ。

コンボの挙動

  1. 基本土地に《リスの巣/Squirrel Nest》をエンチャントする。
  2. 《大地の知識/Earthcraft》を場に出す。
  3. エンチャントされた土地の能力を起動。
    リス・トークンを生成する。
  4. 《大地の知識》の能力を起動。
    生成されたリス・トークンをタップし《リスの巣》をエンチャントした土地をアンタップする。
  5. 以下繰り返しで無限トークンが成立。
    ※ただし、すべてのトークンがタップ状態になる。

リスクラフトの特徴

しばしば悪用される緑のエンチャント《大地の知識/Earthcraft》を利用した無限トークンコンボです。リスまみれ!
上述のように無限にトークンを生成できるものの、すべてタップ状態になってしまうためにフィニッシュ手段にはいくつかの工夫が必要となります。メリットとしては、

《大地の知識/Earthcraft》が使いやすい

タップアウトレットであるため速攻を必要としない点が非常に強力です。
このカードを採用している場合には、土地エンチャント系を出来るだけ基本土地につけてあげると良いでしょう。コンボが成立していない状態でもマナ加速として活用可能です!
トークンを生成するタイプの統率者では非常に頼もしいギミックとして機能してくれます。

共通するカードタイプであるためサーチ手段を共有できる

コンボに必要なパーツが両方ともエンチャントであるためサーチカードを共有できるのが利点の一つです。
別々のサーチ手段を求められると、一つはハンドにあるけど、もう一方のサーチカードじゃない……といったミスマッチが発生しますが、共通していればそういった心配はありません。
ただしエンチャントは他のカードタイプに比べてサーチしにくいので万能サーチなどに頼れると安定感がアップします。

緑単色で採用可能

固有色が緑のみで成立してくれるので、タッチ緑でも採用できる利点があります。ただし《リスの巣》はダブルシンボルと若干重ためなのでマナ基盤には注意が必要になります。とはいえ4、5色とかでない限りはなんとかなるでしょう!

代用品が他の色に存在する

以下にご紹介するように、他の色でも代用できるカードがあるので色を増やしたときにパーツを増量できるメリットがあります。

なんらかのフィニッシュ手段が必要になる

無限にトークン生成できるものの、すべてがタップ状態になってしまうため何らかのフィニッシュ方法が必要になります。
ダメージなど勝利できるタイプのサクリ台を用意できればそのまま無限起動で勝利!
《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge》などの火力がありますが、これは固有色が異なるため採用できる統率者が限定されます。
インスタントタイミングでコンボが決められれば直前のターンに無限トークンを生成し、自分のターンで召喚酔いがとけて殴りに行けます!

リスクラフトを採用しやすい統率者

  • 《野生の意志、マラス/Marath, Will of the Wild
    《大地の知識》と相性が良く、トークン戦略を基本とするためカードが浮かないメリットあり。
  • トークン戦略をメインとする統率者
  • エンチャント戦略をメインとする統率者

代用可能なカード

《大地の知識》についてはほぼ唯一無二のカードですが《リスの巣》についてはいくつか代用品が存在します。色が異なるため別の複数の固有色ではパーツの水増しにぜひ!

聖なるメサ/Sacred Mesa
(2)(白)
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、ペガサス(Pegasus)を1体生け贄に捧げないかぎり、聖なるメサを生け贄に捧げる。
(1)(白):飛行を持つ白の1/1のペガサス・クリーチャー・トークンを1体生成する。

起動能力でペガサス・トークンを生成できるエンチャント。デメリットが存在しますが、出したターンには勝ちに行くので気にしない!
《大地の知識》とコンボするためには、土地から白を含む2マナがでるような状態にしなければならないので注意です。
《楽園の拡散/Utopia Sprawl》などを使えばそれほど難しくはないのでマナ基盤の構成には気を付けておくと良いでしょう!

ゴブリンの巣穴/Goblin Warrens
(2)(赤)
エンチャント
(2)(赤),ゴブリン(Goblin)を2体生け贄に捧げる:赤の1/1のゴブリン・クリーチャー・トークンを3体生成する。

ゴブリン2体からゴブリン3体を生み出すエンチャント。食ってやがる……
あらかじめゴブリンを用意しなければならない関係上、ゴブリンデッキや、ゴブリントークンデッキなどで使用すると良いでしょう。
《略奪の母、汁婆/Wort, the Raidmother》などは色・戦略ともに合致するため、これを統率者にしたときにはぜひ採用したいですね!

対処方法

エンチャントを破壊する

主要なコンボパーツがすべてエンチャントであるため、置物破壊でコンボを止めることが出来ます。
クリーチャーとことなり回収が難しいので遠慮なくぶち壊してしまいましょう。とくに《大地の知識》はコンボ関係なく優良なエンチャントなので問答無用でぶち壊しましょう!

土地を破壊する

リスの場合には土地にエンチャントしなければならないので、土地破壊&コンボ阻止と得られるメリットが大きい! 裏を返せば破壊されにくい土地を選んでエンチャントすると良いでしょう。
《露天鉱床》はあと腐れなくぶち壊せるのでオススメ。

全体にマイナス修整をかける

どのパーツでも生成されるトークンが貧弱なのでマイナス修整を常時かける能力で溶けてなくなります。
《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》などは盤面への影響力も高くコンボを妨害するにもベストカード。

スポンサーリンク

ゴンドコンボ

カードタイプ

クリーチャー&エンチャント

コンボパーツ

《ゴンドの存在/Presence of Gond》

ゴンドの存在/Presence of Gond
(2)(緑)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは「(T):緑の1/1のエルフ(Elf)・戦士(Warrior)クリーチャー・トークンを1体生成する。」を持つ。

<クリーチャーの着地でアンタップするクリーチャー>

深夜の護衛/Midnight Guard
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
(2)(白)

他のクリーチャーが1体戦場に出るたび、深夜の護衛をアンタップする。

2/3

コンボの挙動

  1. <クリーチャーが着地することでアンタップするクリーチャー>を場に出しておく。
    ※ここでは《深夜の護衛/Midnight Guard》とする。
  2. 上記クリーチャーに《ゴンドの存在/Presence of Gond》をエンチャントする。
  3. 付与された能力を起動する。
    エルフ・戦士・トークンが生成される。
  4. クリーチャーが場に出たことにより《深夜の護衛》の能力が誘発する。
    タップ状態からアンタップ状態に。
  5. 以下繰り返しで無限起動、無限トークンが成立。

ゴンドコンボの特徴

クリーチャー生成能力を付与するエンチャントと、それに反応してアンタップする能力を組み合わせることで無限にトークンを生成するコンボです。
すべてコモンのカードで成立するためパウパーでも活躍しています。
生成されたトークンには速攻が付与されないため、勝利するためにはいくつか工夫が必要になりますが、以下のような利点があります。

2枚コンボなので成立しやすい

コンボの強度を計るうえで外せないのがコンボパーツの枚数です。無限トークンに必要なパーツ数は比較的少ない傾向にありますが、こちらのコンボもそのご多分に漏れず2枚で成立。決めやすい!

コモンカードだけで成立するので入手しやすい

前述の通りコンボに必要なパーツがすべてコモンなため安価で組むことが可能です。いくら強いコンボといえども青天井に高いカードを突っ込むことはなかなか難しいのが実情です。安価というのはそれだけでも価値がある!

白を含んでいるためサーチしやすい

白はエンチャントをサーチするのに長けているカラーです。オーラということもあってさらにサーチ手段は豊富!

ゴンドコンボを採用しやすい統率者

  • エンチャントをメイン戦略する統率者
  • 《ピレアス号の艦長、シオーナ/Siona, Captain of the Pyleas》
    色と戦略の方向性が合致するため自然に採用可能。

代用可能なカード

クリーチャーが着地するとアンタップする能力を持っていればオッケーなのでいくつかの代用品が存在します。

陽光弾の軍団兵/Sunstrike Legionnaire
(1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)

陽光弾の軍団兵は、あなたのアンタップ・ステップにアンタップしない。
他のクリーチャーが1体戦場に出るたび、陽光弾の軍団兵をアンタップする。
(T):点数で見たマナ・コストが3以下のクリーチャー1体を対象とし、それをタップする。

1/2

マナを必要としないタッパー。マナクリやタップの起動能力を持つクリーチャーをアップキープにタップしてやるといい具合に嫌がらせできるます。ふふふ。
自力ではアンタップせず、他のクリーチャーが場に出ることでアンタップするためコンボにピッタリ。

侵入警報/Intruder Alarm
(2)(青)
エンチャント
クリーチャーは、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
クリーチャーが1体戦場に出るたび、すべてのクリーチャーをアンタップする。

すべてのクリーチャーを<クリーチャーが着地するとアンタップする>状態に変貌させてしまうエンチャント。
遠まわしな妨害になり得る反面、思わぬところで友情コンボをかましてしまう危険性があるので注意です。

対処方法

クリーチャーを除去する

オーラを使用したコンボなのでクリーチャーを除去するのが一番手っ取り早い手段になります。
損失が大きいので、除去られた側の精神的ダメージもデカい!
何らかの方法で呪禁をつけられると非常に厄介なので、インスタントタイミングで撃てる全体除去などがあると安心です。

クリーチャーの起動能力を封じる

《ゴンドの存在》はエンチャントしたクリーチャーに起動能力を付与するオーラなので、起動能力が封じられればそのままコンボは不成立です。咎めるべし!

スポンサーリンク

拷問生活コンボ

カードタイプ

クリーチャー&エンチャント

コンボパーツ

《拷問生活/Tortured Existence》

拷問生活/Tortured Existence
(黒)
エンチャント
(黒),クリーチャー・カードを1枚捨てる:あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。

《骨たかりの守銭奴/Bone Miser》

骨たかりの守銭奴/Bone Miser
(4)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) ウィザード(Wizard)

あなたがクリーチャー・カードを1枚捨てるたび、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
あなたが土地カードを1枚捨てるたび、(黒)(黒)を加える。
あなたがクリーチャーでも土地でもないカードを1枚捨てるたび、カードを1枚引く。

4/4

《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》

ドライアドの東屋/Dryad Arbor
マナコストなし
土地 クリーチャー — 森(Forest) ドライアド(Dryad)

(ドライアドの東屋は呪文ではなく、召喚酔いの影響を受け、「(T):(緑)を加える。」を持つ。)

1/1

コンボの挙動

  1. 《拷問生活/Tortured Existence》と《骨たかりの守銭奴/Bone Miser》を場に揃える。
  2. 墓地にクリーチャーを1体以上用意しておく。
  3. 《拷問生活》を起動。
    手札から《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》を捨て、墓地のクリーチャーを対象にして手札に加える。
  4. 土地でありクリーチャーであるカードが自分の手札から捨てられたため《骨たかりの守銭奴》の能力が誘発。
    ・2/2のゾンビ・トークンが生成される。
    ・(黒)(黒)が生み出される。
  5. 《拷問生活》を再び起動。
    さきほどの黒マナを使い、手札に回収したクリーチャーを捨て、墓地の《ドライアドの東屋》を手札に加える。
  6. クリーチャーであるカードが自分の手札から捨てられたため《骨たかりの守銭奴》の能力が誘発。
    2/2のゾンビ・トークンが生成される。
  7. 以下繰り返しで無限ゾンビ・トークンが成立。

拷問生活コンボの特徴

パウパーで活躍しているエンチャント《拷問生活》を活用した無限トークン・コンボになります。パーツは3つとやや多いものの、場に揃えなければならないのは2つを標準的。緑を含んでいるためクリーチャーをハンドに加えるのはさほど難しくありません。

《拷問生活》はユーティリティーカードとして使える

手札を墓地を入れかえる能力を持つ《拷問生活》ですが、クリーチャー主体のデッキではかなり有用性の高いエンチャントです。
中盤以降で不要になりがちなマナエルフなどをもっと価値のあるカードに変えられたりとデッキ全体の安定化に貢献します。コストも置くのも軽いのが良い!

マナと手札が潤沢なら除去を回避できる

コンボを止めようと除去を繰り出しても、その上から再度起動してしまえば、除去の上から無限コンボを決められます。ただし手札をコストとするため複数枚なければ《拷問生活》を起動できない点には注意です!

《骨たかりの守銭奴》が重い

デザイン源となっている《無駄省き》に比べると5マナと重量級なのがネック。黒を含んでいるのでリアニメイトするなどの方法もありますが、このカードよりももっと有用性の高いリアニメイト先が沢山あるので勿体ないのも事実です…

拷問生活コンボを採用しやすい統率者

  • クリーチャー主体の黒緑の統率者
  • 墓地利用がメイン戦略の統率者

代用可能なカード

それぞれの能力、条件が重なっていないと成立しないため代用品になるカードは見当たりません。
今後、土地でありクリーチャーであるカードが増えたとすればこのギミックはそのまま流用可能です!

対処方法

コンボパーツを除去する

パーマネントに依存するコンボなので、どちらかでも除去できれば問題なくコンボを途切れさせることが可能です。
ただマナが潤沢な状態だと対応されてしまうため、どちらかのパーツが場に出ているときに予め除去しておくのは重要です。
あるいはスタックを用いさせない【刹那】呪文で対処するのも良いでしょう!

墓地のカードを追放する

墓地のカードを回収し、それをループするコンボであるため墓地そのものを封印、追放してしまえばコンボは不発になります。
《虚空の力線/Leyline of the Void》は《拷問生活》そのものに対してもクリティカルなカードになるためベストカード。《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》などのピンポイントな墓地追放カードも有効です。

スポンサーリンク

エターナルジェイス

カードタイプ

プレインズウォーカー&エンチャント

コンボパーツ

《狡猾な漂流者、ジェイス/Jace, Cunning Castaway》

狡猾な漂流者、ジェイス/Jace, Cunning Castaway
(1)(青)(青)
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)

[+1]:このターン、あなたがコントロールしている1体以上のクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。
[-2]:「このクリーチャーが呪文の対象になったとき、これを生け贄に捧げる。」を持つ青の2/2のイリュージョン(Illusion)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
[-5]:それらが伝説でないことを除き、狡猾な漂流者、ジェイスのコピーであるトークンを2体生成する。

3

《倍増の季節/Doubling Season》

倍増の季節/Doubling Season
(4)(緑)
エンチャント
いずれかの効果があなたのコントロール下で1個以上のトークンを生成する場合、代わりにそれはその2倍の数を生成する。
いずれかの効果があなたがコントロールするパーマネントの上に1個以上のカウンターを置く場合、代わりにそれはその2倍の数をそのパーマネントの上に置く。

コンボの挙動

  1. 《倍増の季節/Doubling Season》を場に出しておく。
  2. 《狡猾な漂流者、ジェイス/Jace, Cunning Castaway》を場に出す。
    《倍増の季節》の効果により忠誠カウンターが6個置かれた状態で場に出る。
  3. 《狡猾な漂流者、ジェイス》の-5能力を起動。
    コピー《狡猾な漂流者、ジェイス》を生成する。
    これも《倍増の季節》の効果により2体生成される。
    それぞれをコピーA、コピーBとする。
  4. コピーA《狡猾な漂流者、ジェイス》の-5能力を起動。
    同じくコピーA-AとコピーA-Bを生成する。
  5. コピーB《狡猾な漂流者、ジェイス》の-2を起動。
    2/2のイリュージョン・トークンを生成する。
  6. コピーA-Aは-5、コピーA-Bは-2を起動する。
  7. 以下繰り返しで無限ジェイス、無限トークンが成立。

エターナルジェイスの特徴

イクサランに漂流した記憶喪失のジェイス《狡猾な漂流者、ジェイス》と、プレインズウォーカーの奥義デッキ御用達のエンチャント《倍増の季節》を利用した無限トークンコンボです。

絵面最高に面白い

無限にジェイスが増殖する、という文言だけでも十分面白いコンボです。速攻がないためすぐに勝ちにはいけませんが、場の盛り上がりはいうまでもなく最強です!

それぞれのパーツが揃えにくい

エンチャントとプレインズウォーカーはそれぞれサーチがしにくいカードタイプなのでコンボが成立させにくいという弱点があります。
また《倍増の季節》はいかにもコンボをします、と宣言しているようなパーマネントなので対戦相手からの警戒心も引きつけてしまいゲームを展開しにくくなるリスクもあるので注意です。

マナカーブが合わない

5マナの《倍増の季節》から3マナの《狡猾な漂流者、ジェイス》を繰り出すコンボなのでどうしても動きがちぐはぐになりがちです。
《狡猾な漂流者、ジェイス》をあらかじめ出しておいて忠誠度能力を起動して奥義が撃てるところまでカウンターをためることも出来ないこともありませんが、多人数である統率者戦においてプレインズウォーカーを守り切るのは至難の業。覚悟を持ってコンボに挑みましょう!

エターナルジェイスを採用しやすい統率者

  • 《法務官の声、アトラクサ/Atraxa, Praetors’ Voice》
    フレンズデッキの猛者。《倍増の季節》をナチュラルに投入できるうえに色もあう。入れるべし!

代用可能なカード

どちらとも能力が唯一無二であるため代用品は見当たりません。また《倍増の季節》のカジュアル人気が高く値が張りがちなカードであるため入手しにくい弱点があります。お財布と相談だ!

対処方法

パーマネントを除去する

インスタントタイミングではコンボが始動できないため、圧倒的に除去に弱いコンボです。また生成されたトークンも速攻を持たないため、ターンをまたいだときに全体除去を放り投げられると更地になってしまいます。
ジェイストークンが無限に展開されていますが、単体ではほとんど役に立たないため問題ないでしょう!

ジェイスを封じる

《真髄の針》などでジェイスの起動能力を封じてしまえば能力を起動できないためコンボに入れなくなってしまいます。《ファイレクシアの破棄者》でもオッケー。
ただこれらのカードはソーサリータイミングでの妨害になるのでコンボプレイヤーのターンでは妨害できない点には注意です!
《不滅の太陽/The Immortal Sun》はプレインズウォーカー全体に影響を与えるカードであるため妨害カードとしては最適。自分も使えなくなるのでプレインズウォーカーを使用しないデッキで採用すると良いでしょう!

スポンサーリンク

コピーキャット

カードタイプ

プレインズウォーカー&クリーチャー

コンボパーツ

《サヒーリ・ライ/Saheeli Rai》

サヒーリ・ライ/Saheeli Rai
(1)(青)(赤)
伝説のプレインズウォーカー — サヒーリ(Saheeli)

[+1]:占術1を行う。サヒーリ・ライは各対戦相手にそれぞれ1点のダメージを与える。
[-2]:あなたがコントロールするアーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とし、それの他のタイプに加えてアーティファクトであることを除き、それのコピーであるトークンを1つ生成する。そのトークンは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。
[-7]:あなたのライブラリーから異なる名前のアーティファクト・カード最大3枚を探し、それらを戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。

3

《守護フェリダー/Felidar Guardian》

守護フェリダー/Felidar Guardian
(3)(白)
クリーチャー — 猫(Cat) ビースト(Beast)

守護フェリダーが戦場に出たとき、あなたがコントロールする他のパーマネント1つを対象とする。あなたはそれを追放してもよい。そうしたなら、その後そのカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。

1/4

コンボの挙動

  1. 《サヒーリ・ライ/Saheeli Rai》を場に出しておく。
  2. 《守護フェリダー/Felidar Guardian》を場に出す。
    ※1、2は順不同。上記例で以下の手順。
  3. 《守護フェリダー》の能力が誘発。
    対象は《サヒーリ・ライ》を一時的追放し、場に戻す。
  4. 《サヒーリ・ライ》の-2能力を起動。
    対象は《守護フェリダー》
    速攻を持つコピー《守護フェリダー》トークンを生成する。
  5. コピー《守護フェリダー》トークンが場に出たことにより能力が誘発する。
    対象は《サヒーリ・ライ》
  6. 《サヒーリ・ライ》が一時的追放をされ場に戻す。これにより忠誠カウンターが3に戻る。
  7. 以下繰り返しで無限トークンが成立。

コピーキャットの特徴

まさかのプロダクトのミスにより当時のスタンダードで隆盛してしまった無限トークンコンボです。
たったの2枚コンボでなおかつ両方のパーツが使いやすいということもあり『新しい双子コンボ』とまで称されたコンボです。

それぞれのパーツの有用性が高い

《サヒーリ・ライ》のクリーチャーのコピーを作り出す能力は、優秀なCIPが大量に存在する統率者戦において非常に有用です。
アーティファクトまでコピーできるため場合によってはマナのサポートにも使用可能。
《守護フェリダー》のブリンクはパーマネントを対象に出来るため扱いやすいさはぴか一。土地もブリンクできるので複数マナが出る土地をちらつかせればちょっとしたフリースペルのように扱うことも可能です。

どちらから出してもオッケー

《サヒーリ・ライ》の能力の特性ゆえにどちらが先にあっても問題なくコンボに突入できます。
同時に出す必要もないため、ユーティリティーパーツとして運用しながら、突然フィニッシャーへと変貌します。速攻を持ったコピーであるためコンボが成立すれば即座に殴りに行けるのも良いですね!

コピーキャットを採用しやすい統率者

  • 固有色が青赤白でCIPクリーチャーを活用するデッキ

代用可能なカード

別に紹介した<キキジキコンボ>の相方として《守護フェリダー》が使用できます。同じくコピーを利用しており、固有色が同じなので、このコンボを採用している場合には《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》も採用すると良いでしょう!
また全く同じ挙動とはいきませんが、以下の代用品にて無限にコンボパーツ同士をブリンクすることは可能です。

運命を変える者、アミナトゥ/Aminatou, the Fateshifter
(白)(青)(黒)
伝説のプレインズウォーカー — アミナトゥ(Aminatou)

[+1]:カードを1枚引き、その後あなたの手札からカード1枚をあなたのライブラリーの一番上に置く。
[-1]:あなたがオーナーである他のパーマネント1つを対象とする。それを追放し、その後それをあなたのコントロール下で戦場に戻す。
[-6]:「左」か「右」のいずれかを選ぶ。各プレイヤーはそれぞれ、その選ばれた方向にいる次のプレイヤーがコントロールしていて、土地でなく、運命を変える者、アミナトゥでもないパーマネントすべてのコントロールを得る。
運命を変える者、アミナトゥは統率者として使用できる。

3

統率者2018で登場した、統率者として指定できるプレインズウォーカーの新顔。-1能力にてブリンクが発生します。《守護フェリダー》をブリンクすれば無限にお互いをブリンクし続けられます。
しかしそれだけでは何も起こらないので何らかの誘発能力を持つクリーチャーを一緒に並べる必要があります。
《魂の管理人/Soul Warden》などがいれば無限ライフです!

対処方法

パーマネントを除去する

コンボに必要なパーツが両方ともパーマネントなので除去してしまえばコンボは不成立です。
プレインズウォーカーの忠誠能力なのでソーサリータイミングでしかコンボが組めないので除去する隙は多いコンボと言えます。
しかし固有色に白を含んでいるため《沈黙/Silence》などを撃たれると面倒なことになるので気を付けましょう!

プレインズウォーカーの能力の起動を封じる

起動能力を封じる《真髄の針》《ファイレクシアの破棄者》に加えて、プレインズウォーカーをピンポイントで封じ込める《不滅の太陽/The Immortal Sun》なども有効な妨害手段です。

スポンサーリンク

当サイトはファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。
ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。cWizards of the Coast LLC.
最新情報をチェックしよう!