EDH<統率者戦>の基本

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こんにちは! はじめまして、ゲームカフェ-Time Walk-の店長です。
「統率者って聞いたことはあるけど、どんなもんかわからない」
「ルールがちょっといまいちはっきりしないなぁ」
といったプレイヤーのかたに基本的なルールや約束事などをご紹介したいと思います。
スタンダードやモダンなどの構築戦の経験者はもちろんのこと、ドラフトやシールドなどリミテッドの愛好家の方にもきっと楽しんでもらえる素敵なフォーマットですので、ちょっとでも気になっている方はぜひプレイしてみてください!

<構築上のルール>

統率者戦の特徴はなんといっても多人数戦。1対1で戦うこともできますが、3~4人が集まって勝敗を競います。ルール上何人であっても戦うことはできます。百人統率者戦、なんてこともできちゃったりします。
ただ多すぎても少なすぎてもバランスが取れないので、やはり四人がベストな人数でしょう!
みんなでワイワイしながらプレイするのは構築戦とは違った楽しみが味わえます。
雰囲気としてはやっぱりボードゲームに近いものを感じますね

そんな統率者戦ですが、いくつか構築において、そしてプレイにおいてルールが異なる点があります。
デッキ構築のルールが違う、というとなんだか難しそうに聞こえますが、慣れてしまえばなんてことはありません。以下にいくつかのポイントをご紹介します!

《統率者》

  • デッキは、自分が選んだ伝説のクリーチャー1枚を統率者とし、それを含む100枚。統率者として選択できるプレインズウォーカーも存在する。
  • 統率者は【統率領域】と呼ばれる場所におき、すべてのプレイヤーに公開する。
  • 統率者は自分のターンであればいつでも唱えることができる。
    ※唱えられるタイミングのときのみ。瞬足持ちのクリーチャーであればインスタントタイミングで唱えられます。
    ※相手のターンでは唱えられません。【統率領域】の統率者は、なくならない手札とイメージするとわかりやすいかもしれません。
  • 戦場にある統率者が戦場から離れるとき【統率領域】に戻ることを選べる。
    ※墓地、追放領域、手札、デッキなどどの領域に行く場合でも選択できます。
    ※戻らずに墓地や手札に行くこともできます。リアニメイトやコンボを狙うときには積極的に戻ることもしばしば。
  • 唱えられた統率者をふたたび唱えるとき、追加で(2)支払わなければならない。【統率領域】に戻る度にこの追加コストは累積する。
    ※一回目のキャスト→通常のコスト
     二回目のキャスト→通常コスト+(2)
     三回目のキャスタ→通常コスト+(2)(2)
     以下繰り返し

《ハイランダー》

  • デッキに入れられるカードは基本土地をのぞいて各種一枚ずつのみ。
    ※特殊土地(フェッチランド、フィルターランドなど)はそれぞれ一枚ずつ。
    ※カードの効果でこれを破っているものは複数枚入れることができます。(例:影生れの使徒/Shadowborn Apostle)

《固有色》

  • デッキに入れられるカードは、統率者の固有色(マナコストに含まれる色、あるいはテキストの中に書かれている色)のみ。
    ※単色のマナコストしか持たない統率者のデッキであれば、その色のみのカードしかいられません。
    ※テキストの中に色マナが含まれている場合、その色も固有色とします。
    (例:死に微笑むもの、アリーシャ/Alesha, Who Smiles at Death
    Alesha-Who Smiles at Death-
    アリーシャの場合、固有色は赤・黒・白の三色となります。

<プレイ上のルール>

  • 初期ライフは40点。0になった時点で敗北。ゲームから脱落します。最後まで残ったプレイヤーが勝利です。
  • 通常のライフダメージとは別に「統率者ダメージ」という概念が存在します。
    一つの統率者から20点を超えるダメージ(つまり21点以上)を受けても敗北します。
    注意点は、一人の統率者から一つの統率者ダメージをカウントする点です。
    なので四人対戦では、三つの統率者ダメージを計算しなければいけません。メモがあると便利です。
  • 毒カウンターは通常のゲームと同じようにカウントします。毒カウンターが10点貯まれば敗北です。
  • マリガンはバンクーバー・マリガン(構築戦と同じ)で行います。ただし、最初のマリガンだけは一枚減らずにハンドが七枚からスタートできます。その場合は占術は行えません。

<禁止カード>

統率者戦ではアンヒンジド・アングールドなどを除くほぼすべてのブロックのカードが使用可能です。あのヴィンテージで使えるカードまで扱えるのでその自由度はトップクラスです。

ただし、統率者戦で独自に禁止されているカードもあります。

  • Ancestral Recall
  • 天秤/Balance
  • 生命の律動/Biorhythm
  • Black Lotus
  • 陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion
  • チャネル/Channel
  • 合同勝利/Coalition Victory
  • 引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn
  • 上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant
  • Fastbond
  • けちな贈り物/Gifts Ungiven
  • グリセルブランド/Griselbrand
  • カラカス/Karakas
  • トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest
  • Library of Alexandria
  • 限りある資源/Limited Resources
  • Mox Emerald
  • Mox Jet
  • Mox Pearl
  • Mox Ruby
  • Mox Sapphire
  • 一望の鏡/Panoptic Mirror
  • 絵描きの召使い/Painter’s Servant
  • 原始のタイタン/Primeval Titan
  • クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix
  • 繰り返す悪夢/Recurring Nightmare
  • ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary
  • 隔離するタイタン/Sundering Titan
  • 星の揺らぎ/Sway of the Stars
  • 森林の始源体/Sylvan Primordial
  • Time Vault
  • Time Walk
  • 修繕/Tinker
  • トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy
  • 企業秘密/Trade Secrets
  • 激動/Upheaval
  • 世界火/Worldfire
  • ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth’s Bargain

これらのカードは基本的には使用しないことが推奨されています。
ですが、統率者戦はカジュアルフォーマットなので対戦相手が同意すればこれらのカードを使うこともできます! 無制限EDH、なかなか禍々しいデッキができそうです笑。
自分たちで独自の禁止カードを作って、専用にカスタマイズされた環境で遊ぶのも自由で、こんなラフさも統率者戦の良い所だと思います。

以上で基本的な統率者戦のルールのご紹介は終了です。

押さえるポイントは、

①統率者(伝説クリーチャー)
②色が制限
③ハイランダー(それぞれ一枚だけ)
④100枚デッキ

の4つ。それさえ押さえていればあとは自由。
統率者戦は、創意工夫でどんなデッキでも作れてしまう、アイデア次第で無限に遊べる懐の広い素敵なフォーマットです。怖がることはありません。どんなデッキでも良いのです。自分のアイデアと直感、そして溢れんばかりの愛をこめて、自分だけのデッキを作りましょう!

100枚の魔導書を携えて、貴方の参戦をお待ちしております!

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