Concept -コンセプト-
冒険者となって邪悪なドラゴンを倒せ!
マップを旅して経験値やアイテムを集め、ドラゴンに挑戦しよう。
協力型ボードゲームに触れてみたい人、RPG、TRPGが好きな人にはオススメです。
複雑なルールはなく、ダイスを使ったシンプルなプレイ感が気持ちがいいゲームです。
拡張パックも多く初心者からゲーム好きまで楽しめます!
Introduction -ゲーム情報-
作者:KTR
プレイ人数:2~5人
プレイ時間:30~60分
パッケージ内容:
- メタル製ミニチュア 5体
- キャラクターシート 5枚
- ゲームボード 1枚
- トークンシート 1枚
- ダイス 13個
- タブレット 16個
- チャートシート 1枚
- ルールブック 1冊
Components -コンポーネント-
ゲームボード。A4サイズでちょっと小さめ。それでもしっかり旅ができる!
キャラクターシート。5キャラあります。
プリンスが切れてしまいました。
タイルやチップ類のコンポーネント。クエストをクリアしてアイテムをゲットだ!
ミニチュアはすべて金属製! 手に取って動かしたくなります。タブレットも綺麗です。
グラディエーターとハンターのミニチュア。精巧にできてます!
コンポーネントはどれも綺麗な仕上がりになっていて触ってるだけでも楽しいですね。
とくにミニチュアはかなり精巧に出来ていて、動かしたくなること間違いなし!
マップもお手軽なサイズで、パッケージすべて込みでもあまり重くありません。
ただし、サイコロやタブレットの数が多く、プレイ中もよく使うので紛失には注意です。
Rule –ルール・遊び方–
◇Flow -ゲームの流れ-
ドラスレの勝利条件はいたってシンプル。
- マップを旅して<冒険フェイズ>
- ドラゴンを討伐する!<決戦フェイズ>
目的がひとつとはっきりしているので、非常にわかりやすくプレイできます。
ただし、ドラゴンと対決するにはいくつかの条件が-
①クエストをすべてクリアして、万全の状態でドラゴンに挑む。
②ドラゴンに気配を察知されて(ランページ)不意打ちをうけてしまう。
このどちらかを満たしたとき【決戦フェイズ】へと移り、対決できるのです。
ですが冒険に出発するまえにはしなければならないことが。
まずは<準備>をしましょう!
<準備>
【キャラクターの準備】
- キャラクターを選択します。
①グラディエーター:攻撃型。応用は効かないが攻撃力に優れる。<決戦フェイズ>で大活躍
②パラディン:防御型。体力と応用力に秀でており、防御力が高い。いると安心!
③ハンター:バランス型。走・攻・守どれもばっちりの優等生。スキルも便利。
④プリンス:変則型。部下に戦わせるというスタイル。クセがあるものの使いこなせば強力!?
⑤ニンジャ:移動型。圧倒的移動力でマップを駆け抜けます。森にいると大喜び。
※これらのキャラクターはランダム、もしくは相談して決められます。卓に合わせて決めよう。
※五人でプレイすることをオススメします! ロールプレイと難易度的にも多い方が楽しいです。 - キャラクターのステータスに応じて、キャラクターシートにタブレットをおいていきます。
※体力、リソース、経験値にそれぞれ色の違うタブレットをおきます。色はなんでもオッケー。 - マップの『街』(左手前のエリア)にミニチュアを配置します。
※街は三つしかエリアがありませんが、一つのエリアに複数体ならべられます。
【マップの準備】
- 報酬タイル(裏が緑色)を裏のままにしてよく混ぜます。全部で五つです。
マップの<山>ゾーンに配置します。これをクリアしていくのが旅の目的の一つです。 - クエストタイルを裏のままにしてよく混ぜます。七つあるうちの五つを使います。
報酬タイルの上に、クエストタイルを配置します。二つは余り。見ないように!
※どこにどんなクエストがあるかわからないようにするためです。 - 街から一番遠い山のクエストをオープン。
※これだけ初期にどんなクエストかわかります。クエスト内容を確認して作戦を立てよう! - ドラゴン(右側のイラスト)の○の一番下に赤いタブレットを置きます。
※タブレットが最後まで到達すると強制的にドラゴンとの決戦に入ってしまいます。
では次に<冒険フェイズ>での流れをご紹介します!
<冒険フェイズ>
冒険フェイズで行うことは以下のアクションです。
・1のアクションは必ず行います。
・2以降はプレイヤーが一つ選びます。ただし必ずどらかを選ばなければいけません。
◇2以降のダイスロールでは特殊な処理をします。
「4~」:成功! 成功数1を獲得します。
「~3」:失敗! 成功数は得られません。
「6-」:クリティカル! 追加のダイスを振ります。追加ロールでは「2~」で成功です。
「1-」:ファンブル! 大失敗! 成功数を1減らします。マイナスにもなります。
- まず【移動】のロールを行います。
※それぞれのキャラの移動に示された個数だけダイスがふれます。
※出目によってマップ内で行動できるエリアが異なります。
「1-」:移動できません。
「2~」:街・村・街道
「4~」:森
「6-」:ドラゴンが冒険者の気配を察知します。危険!
※6の出目が出てしまうと、右のドラゴンの赤いタブレットを一つ上に進めます。
※ドラゴンからの不意打ちが発動することも。もし発動したときは先に処理します。 - 隣接しているクエストタイルを開くかどうか選びます。【調査】
※隣接しているコマだけが開けます。すでに開いたコマは開けません。 - 開いているクエストに挑むかどうか選びます。【挑戦】
※クエストにはそれぞれのステータスを参照します。得意分野を選んでクリアしよう!
※クエストをクリアするには、書かれている数字以上の個数のダイスを成功しなければいけません。
※隣接しているコマに他のキャラクターがいるとき、一緒にクエストに挑戦できます。
※クエストをクリアすると有利なアイテムや条件を獲得できます。 - 平地・森にいるとき【冒険】を選べます。
※クエストを【挑戦】せず【冒険】を選択することもできます。
※ロールの成功数によって経験値が得られます。得られないことも! - 街・村にいるとき【休息】を選べます。
※休息すると、体力を2回復できます。早めの回復が吉ですよ!
<冒険フェイズ>では積極的にクエストをクリアしましょう。
多くの経験値を獲得し、キャラクターを強化しなければドラゴンを倒すのはかなり難しいです。
さらに!
<冒険フェイズ>でいずれかのキャラクターが死亡してしまった場合、ゲームに敗北してしまいます!
※復活措置はありますがリスクあり。できるかぎり避けましょう!
この<冒険フェイズ>で、
- すべてのクエストをクリアする→有利に<決戦フェイズ>へ
- 【移動】で6出目をだし続ける→不利に<決戦フェイズ>へ
移行することができます。
では<決戦フェイズ>の流れを紹介!
…といいたいところですが、<決戦フェイズ>はものすごくシンプル。
戦闘の数値だけダイスの数を参照し、ひたすらドラゴンにダメージを与えていくだけ!
細かいルールはありますが、それは実際のプレイをしてみてください!
RPGゲームを実体験しているようなプレイ感が味わえますよ!
◇Advice -アドバイス-
プレイ人数は五人がオススメです。
それぞれの得意分野がことなるので全員が揃ってはじめてバランスのいいパーティーが組めます。
さらには、ドラゴンがとにかく強い!
二人、三人でプレイしたときは、まだ一回もドラゴンを撃破したことがありません…(出目の影響もある、と思いたいですが…)
五人で協力して、邪悪なドラゴンを撃破しましょう!
(個人的にはグラディエーターが好みです。脳筋バンザイ!)