【EDH・統率者】妖精の女王、ウーナ-フェアリー帝国の逆襲-【デッキ紹介】

《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae》
 フェアリー(Faerie) ウィザード(Wizard)
(3)(青/黒)(青/黒)(青/黒)
飛行
(X)(青/黒):対戦相手1人を対象とする。色を1色選ぶ。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上からX枚のカードを追放する。この方法で追放された選ばれた色のカード1枚につき、飛行を持つ青であり黒である1/1のフェアリー(Faerie)・ならず者(Rogue)クリーチャー・トークンを1体生成する。
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今回ご紹介するのはフェアリーの長たるウーナです!
小型のフェアリーでは規格外のサイズであり、飛行という回避能力も相まってなかなかの戦闘能力を持ちます。
しかし、その真価は起動能力にあり!
テキストにはなにやら色々と書いてありますが、

『無限マナを生み出せば勝ち』

って書いてあります!
なので無限マナを生み出すべく全つっぱしたデッキがこれだ!
※このデッキリストは友人に許可をもらって掲載させてもらいました。ありがとう!

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デッキリスト

<General:1>

《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae》

<land:37>
6:《島/Island》
6:《沼/Swamp》
1:《汚染された三角州/Polluted Delta》
1:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1:《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
1:《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1:《湿った墓/Watery Grave》
1:《窪み渓谷/Sunken Hollow》
1:《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
1:《汚れた島/Tainted Isle》
1:《涙の川/River of Tears》
1:《沈んだ廃墟/Sunken Ruins》
1:《統率の塔/Command Tower》
1:《マナの合流点/Mana Confluence》
1:《反射池/Reflecting Pool》
1:《イス卿の迷路/Maze of Ith》
1:《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1:《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
1:《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》
1:《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1:《不毛の大地/Wasteland》
1:《露天鉱床/Strip Mine》
1:《幽霊街/Ghost Quarter》
1:《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》
1:《陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers》
1:《発明博覧会/Inventors’ Fair》
1:《埋没した廃墟/Buried Ruin》

<Creature:6>
1:《歩行バリスタ/Walking Ballista》
1:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
1:《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》
1:《粗石の魔道士/Trinket Mage》
1:《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir》
1:《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》

<Spell:29>
1:《神秘の教示者/Mystical Tutor》
1:《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
1:《むかつき/Ad Nauseam》
1:《Demonic Consultation》
1:《発明品の唸り/Whir of Invention》
1:《天才のひらめき/Stroke of Genius》
1:《時を越えた探索/Dig Through Time》
1:《暗黒の儀式/Dark Ritual》
1:《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
1:《否定の契約/Pact of Negation》
1:《白鳥の歌/Swan Song》
1:《秘儀の否定/Arcane Denial》
1:《対抗呪文/Counterspell》
1:《マナ吸収/Mana Drain》
1:《交錯の混乱/Muddle the Mixture》
1:《不許可/Disallow》
1:《意志の力/Force of Will》
1:《残忍な切断/Murderous Cut》
1:《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
1:《Demonic Tutor》
1:《伝国の玉璽/Imperial Seal》
1:《闇の誓願/Dark Petition》
1:《加工/Fabricate》
1:《作り直し/Reshape》
1:《Transmute Artifact》
1:《アーギヴィーアの修復術/Argivian Restoration》
1:《Reconstruction》
1:《意外な授かり物/Windfall》
1:《滅び/Damnation》
1:《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》

<Enchantment:5>
1:《リスティックの研究/Rhystic Study》
1:《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》
1:《ネクロポーテンス/Necropotence》
1:《Copy Artifact》
1:《Power Artifact》

<Artifact:21>
1:《水蓮の花びら/Lotus Petal》
1:《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
1:《オパールのモックス/Mox Opal》
1:《魔力の墓所/Mana Crypt》
1:《太陽の指輪/Sol Ring》
1:《魔力の櫃/Mana Vault》
1:《厳かなモノリス/Grim Monolith》
1:《威圧のタリスマン/Talisman of Dominance》
1:《友なる石/Fellwar Stone》
1:《ディミーアの印鑑/Dimir Signet》
1:《統率者の宝球/Commander’s Sphere》
1:《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》
1:《連合の秘宝/Coalition Relic》
1:《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot》
1:《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》
1:《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
1:《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
1:《通電式キー/Voltaic Key》
1:《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
1:《巻物棚/Scroll Rack》
1:《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》

フェアリー王国建国計画.潤沢なマナを用意せよ!

(X)(青/黒):対戦相手1人を対象とする。色を1色選ぶ。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上からX枚のカードを追放する。この方法で追放された選ばれた色のカード1枚につき、飛行を持つ青であり黒である1/1のフェアリー(Faerie)・ならず者(Rogue)クリーチャー・トークンを1体生成する。

この能力は、

  1. ライブラリー破壊
  2. トークン生成能力

この二つの能力がガッチャンコした能力と言えます。
しかも、ライブラリー破壊は墓地ではなく追放されるので、再利用される心配がないという完璧仕様。
くわえて(X)を含む起動能力なので、無限マナを注ぎ込めばそれだけでゲームエンド!
起動コストにタップを含まない即効性も相まって、非常に強力な能力です!

ただし、トークンを生成するためには、追放された『カードの色』が、能力起動時に選んだ『カードの色』と一致していなければいけません
統率者戦では、ジェネラルでデッキの色が一発で分かるのはいいのですが、色のないアーティファクトや土地がめくれてしまう、2色以上であればハズレ色がめくれてしまうなど、スカってしまうこともしばしば。
※とはいえ単色であればかなりリスクが少ないので、対戦相手の中に1人でも単色がいればその相手を選ぶと良いでしょう!

というわけでトークン生成能力はハズレてしまうリスクが高いので、あまり当てになりません。おまけくらいで考えるがよろし!
ライブラリー破壊能力で勝てるために、無限マナのパーツを揃えます!


《厳かなモノリス/Grim Monolith》
スーパーマナファクト。無色とはいえ3マナを捻出するのは暴力的。


《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》
厳かなモノリスの修正版。とはいえやはり暴力的。


《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》
起動能力をコピーしてくれるアーティファクト。やや癖が強いものの能力は強力。


《Power Artifact》
アーティファクトの起動コストを少なくしてくれるエンチャ。いかにもコンボパーツといったところですね!

これらのカードを組み合わせるとなんと無限マナが発生!
その手順というと、

《ブライトハースの指輪》の場合

  1. 《厳かなモノリス》か《玄武岩のモノリス》(以下モノリス)で(3)マナを生む。
  2. (3)マナを支払い《モノリス》のアンタップ効果を起動。
  3. (2)マナを支払い《ブライトハースの指輪》の誘発効果で、アンタップ能力をコピー。
  4. (3)+(2)マナで《モノリス》が2回アンタップ可能に。
  5. 《モノリス》から2回マナを出せるため(6)マナが捻出可能に。
  6. 発生マナ(6)-必要マナ(5)=(1)マナ増加。
  7. 以下繰り返しで無色無限マナ。

《Power Artifact》の場合

  1. 《Power Artifact》と《モノリス》を場に揃える。
  2. 《Power Artifact》の効果により《モノリス》のアンタップ能力の起動コストが2軽減される。
  3. 起動コスト(3)から起動コスト(1)になるため、無色(2)マナが増加。
  4. 以下繰り返しで無色無限マナ

これらのコンボにより、ウーナに注ぎ込める無限マナを生み出すことができます!
ただし、ウーナの起動能力コストには青マナないし黒マナが必要となるため、それらを用意する必要がある点にはご注意を!
せっかく無限マナが出るにも関わらず、全員を倒し切れない、なんて自体になると残念極まりません!
少なくとも青か黒が3マナ(対戦相手が3人なため)が捻出できる場面でコンボに突入したいところですね。

決め筋はこの2つコンボ。
強力なのは、2枚コンボという点でしょう。無限マナさえ出してしまえば、あとはジェネラルだけでなんとでもなるのも安心感があります。
しかし、ウーナ自身はドロー能力もサーチ能力もありません。これらのコンボパーツを自力で揃える必要があります。

どっこいここは色が強い!

青はドロー&アーティファクトの色、黒は万能サーチの色と、パーツ集めにおいては最強色の二つが組み合わさり最強に見える!

ということでここからは数の暴力で、ひたすらに必要パーツのサーチをぶっこみます!

フェアリー王国建設計画.宝物を集めよ!


《Transmute Artifact》
最高レベルのアーティファクトサーチカード。お値段も最高レベル。


《発明品の唸り/Whir of Invention》
即席持ちのアーティファクトサーチ。召喚の調べのようなカードですね。うーん便利。


《交錯の混乱/Muddle the Mixture》
スペルそのものは打ち消しですが、その本領は変成にあり! 腐りにくいのが良いですね!


《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》
え、テゼレット? あいつならいま橋になってるよ。


《頭蓋骨絞め//Skullclamp》
はい来た極悪ドローカード。適当に生成したトークンのド頭を無慈悲に絞めましょう。女王なので許されます。

これらのカードを使って必要な宝物を集めましょう!
コンボパーツなので、出来るだけ決められる瞬間まで温存したいところですが、モノリスたちは単体性能も高く、序盤のマナ加速にはぜひ使いたい。
とはいえ、この統率者とモノリスを見れば、その意図は一目瞭然。
総員からアーティファクト除去が襲い掛かるでしょう。
あっさりとぶっ壊されることで請け合いです。

だがしかし! ぶっこわされてしまったのなら、回収すればよいのです!


《アーギヴィーアの修復術/Argivian Restoration》
墓地にあるアーティファクトを手札に戻せます。やや色拘束が厳しいものの、制限なく戻るので優秀。


《埋没した廃墟/Buried Ruin》
上記カードの能力を内蔵した土地。妨害されにくいのがグッド。ただし使い切りなのでマナの計算にはご注意を。


《Copy Artifact》
正確には回収カードではありませんが、モノリスなどは他のプレイヤーも使っている場合が多いので狙いうちしてやりましょう!

プレイングガイド

コンボを完全に中心としたデッキリストですが、ウーナは早い段階で唱えてしまった方が良いでしょう。
マナが余ったときや、相手がなにか怪しい動きをしたときに少ないマナでも能力を起動して妨害するのも大事なプレイングです。
トークンがブロッカーにもなるので、惜しげもなく能力を使ってしまいましょう!

プレイングの流れ

  1. マナファクトによるマナ加速で基盤を整える。
  2. カウンターなどで相手を妨害しつつパーツを集める。
  3. ウーナを唱えてさらなる準備。
    隙があればトークンを生成してしまいましょう。チャンプブロッカーとしても役に立ちます。兵隊は働くのだ!
  4. バサルトブライトなどの無限マナでファイア!

勝ち筋

  1. ウーナビーム
    《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae》+【バサルトブライト】
    ⇒無限マナからの無限ライブラリーアウト
  2. バリスタキャノン
    《歩行バリスタ/Walking Ballista》+【バサルトブライト】
    ⇒無限マナからの無限ダメージ
    ※ウーナが除去されて追加で唱えられない場合などの補助勝ち筋

苦手

ほぼすべての勝ち筋に起動能力が絡んでいるので《呪われたトーテム像/Cursed Totem》《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》などは天敵中の天敵です。
《真髄の針/Pithing Needle》で《モノリス》の刺されると、マナは出ますがアンタップする能力が封じられるので無限マナが発生させられなくなります。
青黒は場に出たアーティファクトを触るのが非常に難しい色なので、これ一枚で完封される危険があります。マストカウンターの見極めを!

まとめ

お付き合いいただきまして、ありがとうございます。
能力が強力なのもさることながら、イラストアドも半端ないのウーナ。
挙動がやや遅いものの、必要なパーツが少なく、固有色も強い女王様ですので、ぜひ触ってみてください!
デッキの型としては、このようなコンボ中心型も強いですが、トークン戦略型やグッドスタッフ型なども選択できるのも魅力ですね!

では次のジェネラルでお会いしましょう!
素敵な統率者ライフを!

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