【EDH・統率者】薄暮薔薇、エレンダ-Blod The First Vampire-【デッキ紹介】

《薄暮薔薇、エレンダ/Elenda, the Dusk Rose》
(2)(白)(黒)
吸血鬼(Vampire) 騎士(Knight)
絆魂
他のクリーチャーが1体死亡するたび、薄暮薔薇、エレンダの上に+1/+1カウンターを1個置く。 薄暮薔薇、エレンダが死亡したとき、絆魂を持つ白の1/1の吸血鬼(Vampire)クリーチャー・トークンをX体生成する。Xは、薄暮薔薇、エレンダのパワーに等しい。
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イクサランで登場した伝説の吸血鬼《薄暮薔薇、エレンダ/Elenda, the Dusk Rose》デッキをご紹介します!
元々は人間だった彼女は《不滅の太陽》を奪い返すために吸血鬼となり、数百年の探索の末、オラーズカに眠るそれを発見しました。
なかなか波乱万丈な人生(吸血鬼生?)をすごした彼女ですが、その能力はイクサラン吸血鬼の元締めに相応しい能力です。
好みのトークン生成能力なのですが、今回はパンプアップ能力にデッキを集中させたいと思います!
では早速デッキリストから!

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デッキリスト

<General:1>
1:《薄暮薔薇、エレンダ/Elenda, the Dusk Rose》

<Land:31>
1:《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1:《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》
1:《統率の塔/Command Tower》
1:《真鍮の都/City of Brass》
1:《マナの合流点/Mana Confluence》
1:《色あせた城塞/Tarnished Citadel》
1:《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》
1:《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》
1:《反射池/Reflecting Pool》
1:《湿地の干潟/Marsh Flats》
1:《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1:《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
1:《汚染された三角州/Polluted Delta》
1:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1:《乾燥台地/Arid Mesa》
1:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1:《Scrubland》
1:《神無き祭殿/Godless Shrine》
1:《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
1:《孤立した礼拝堂/Isolated Chapel》
1:《秘密の中庭/Concealed Courtyard》
1:《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》
1:《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
1:《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg,Tomb of Yawgmoth》
4:《沼/Swamp》
3:《平地/Plains》

<Creature:36>
1:《ブラッド・ペット/Blood Pet》
1:《Basal Thrull》
1:《Soldevi Adnate》
1:《血の臣下/Blood Vassal》
1:《基底スリヴァー/Basal Sliver》
1:《つややかな雄鹿/Burnished Hart》
1:《屍肉喰らい/Carrion Feeder》
1:《臓物の予見者/Viscera Seer》
1:《肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder》
1:《無慈悲な処刑人/Merciless Executioner》
1:《疫病造り師/Plaguecrafter》
1:《苦痛の公使/Minister of Pain》
1:《叫び大口/Shriekmaw》
1:《骨砕き/Bone Shredder》
1:《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》
1:《血の芸術家/Blood Artist》
1:《ファルケンラスの貴族/Falkenrath Noble》
1:《ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat》
1:《マラキールの解体者/Butcher of Malakir》
1:《古の法の神/Kami of Ancient Law》
1:《無私の霊魂/Selfless Spirit》
1:《心優しきボディガード/Benevolent Bodyguard》
1:《雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer》
1:《アカデミーの学長/Academy Rector》
1:《アンデッドの大臣、シディシ/Sidisi, Undead Vizier》
1:《魂の収穫者/Harvester of Souls》
1:《不気味な腸卜師/Grim Haruspex》
1:《無慈悲な略奪者/Pitiless Plunderer》
1:《目覚ましヒバリ/Reveillark》
1:《霊体の先達/Karmic Guide》
1:《トリスケリオン/Triskelion》
1:《歩行バリスタ/Walking Ballista》
1:《不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowed》
1:《オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers》
1:《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》

<Spell:11>
1:《暗黒の儀式/Dark Ritual》
1:《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
1:《弱者選別/Culling the Weak》
1:《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1:《流刑への道/Path to Exile》
1:《名誉回復/Vindicate》
1:《毒の濁流/Toxic Deluge》
1:《Demonic Tutor》
1:《悪魔の意図/Diabolic Intent》
1:《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
1:《悟りの教示者/Enlightened Tutor》

<Enchantment:7>
1:《永劫の輪廻/Enduring Renewal》
1:《ネクロポーテンス/Necropotence》
1:《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》
1:《墓穴までの契約/Grave Pact》
1:《エレボスの指図/Dictate of Erebos》
1:《殉教者の結合/Martyr’s Bond》
1:《冥府への貢ぎ物/Infernal Tribute》

<Artifact:15>
1:《太陽の指輪/Sol Ring》
1:《魔力の墓所/Mana Crypt》
1:《魔力の櫃/Mana Vault》
1:《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
1:《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
1:《連合の秘宝/Coalition Relic》
1:《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》
1:《虹色のレンズ/Prismatic Lens》
1:《オルゾフの印鑑/Orzhov Signet》
1:《友なる石/Fellwar Stone》
1:《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot》
1:《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》
1:《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》
1:《屍賊の死のマント/Nim Deathmantle》
1:《頭蓋骨絞め/Skullclamp》

我命我ものと思わず

他のクリーチャーが1体死亡するたび、薄暮薔薇、エレンダの上に+1/+1カウンターを1個置く。

死亡によりエレンダはにょきにょき大きくなります。
とはいえエレンダ自身には除去能力がないので、いろいろなカードでサポートしてあげましょう!


《肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder》
布告除去内蔵の生物。自分自身をサクることもできます。ぶよぶよ。


《無慈悲な処刑人/Merciless Executioner》
上記の同型。違うのは部族くらいなもん。転生?


《疫病造り師/Plaguecrafter》
上記の最新系。かなりパワーアップしてますね。生物はここまで強くなった。


《苦痛の公使/Minister of Pain》
マナクリを焼き払う装置。<濫用>は自分自身でも可能なのでムダがない!

これらを使って生物を除去しましょう!
そのたびにエレンダがデカくなります。
特に単品ジェネラルは狙い目です。《霧を歩むもの、ウリル/Uril, the Miststalker》などの除去耐性持ちの殴りジェネラルでさえ、生け贄には無力!
とにかくボードコントロールにつとめるべし!

死亡したり、自ら墓地に行くカードを多く採用するので、それらの価値をさらにアップさせましょう。


《墓穴までの契約/Grave Pact》
自分の生物が死亡するたび、対戦相手に生け贄を強要します。大顰蹙間違いなし!


《エレボスの指図/Dictate of Erebos》
瞬速つきの《墓穴までの契約》。タイミングよく出して相手に大損害を与えてやりましょう!


《マラキールの解体者/Butcher of Malakir》
歌って踊れる《墓穴までの契約》。マナコストは重いですがフライヤーがエライ。


《殉教者の結合/Martyr’s Bond》
白くなったらパーマネントになった! フェッチを切るとナチュラル土地破壊に。

これらの置物を使って、どんどん生け贄に捧げさせましょう。
自主的に生け贄に出来る生物を合わせて使うことで、さらなるアドバンテージを生み出します!


《古の法の神/Kami of Ancient Law》
《啓蒙》が内臓されたスピリット。マナコストがかからず、インスタントタイミング可がナイス。


《心優しきボディガード/Benevolent Bodyguard》
サクることでプロテクションをつけてくれます。他を守りつつ、相手を除去しましょう!


《無私の霊魂/Selfless Spirit》
こちらは破壊不能を付与。飛行が地味ながらもいい仕事をします。


《つややかな雄鹿/Burnished Hart》
マナコストはかかるものの、土地が探せるいかした鹿。デッキの色的に土地加速は貴重。

これらのカードとサクリ誘発置物を使えば、どんどんアドバンテージ差が開きます。
特に除去しにくい神やその他破壊不能持ちのクリーチャーでさえ除去できるのが最大の利点です。エルドラージさえ無力!

周囲を巻き込んで死亡カウントを増やすことでエレンダが巨大化します。
更地を巨大エレンダが突っ走れば、ジェネラルダメージでの勝利もそう難しくありません。
ただし、対戦相手から妨害や除去がずばずば飛んできて、アドバンテージを喪失することは間違いありません。
失ったアドバンテージを回復しつつ、本命のコンボを狙っていきましょう。

御下命いかにても果すべし


《永劫の輪廻/Enduring Renewal》
クリーチャー回収の置物。かなり変わった挙動をするのですがその役目とは…

《永劫の輪廻》による無限ループコンボを搭載します!
このカードの相棒となるのは、


《ブラッド・ペット/Blood Pet》
自分自身をサクることで黒マナが発生します。七版の絵柄の方が好き。

ぺブルスコンボ

  1. 《永劫の輪廻》がある状態で《ブラッド・ペット》を生け贄にし、能力を起動し(黒)を出す。
  2. 《永劫の輪廻》の効果が誘発し、墓地にいくはずの《ブラッド・ペット》が手札に戻る。
  3. 浮いている(黒)を使い《ブラッド・ペット》を唱える。
  4. 以下繰り返し。

これを繰り返すことにより、エレンダ無限パンプが可能になります。
《墓穴までの契約》があれば更地になるので、ムキムキになったエレンダで殴り込みましょう!
ちなみにこの挙動は《歩行バリスタ》X=0でも可能です。なんでもできるなコイツ…
これらのカードを組み合わせると無限ドローor無限ドレインor無限マナが成立します!


《魂の収穫者/Harvester of Souls》
死亡するたびにドローが誘発するデーモン。接死つき。相手が死亡しても誘発します。


《不気味な腸卜師/Grim Haruspex》
変異のオマケつき。ただしこちらは自分の場のみ。コンボに入ったら同じことですが!

我らドレイン三人衆!
《血の芸術家/Blood Artist》
《ファルケンラスの貴族/Falkenrath Noble》
《ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat》

いずれかが場に一緒にいれば、無限ドレインが成立、そのまま勝利です!


《無慈悲な略奪者/Pitiless Plunderer》
自身のクリーチャーが死亡すると宝物を見つけてきてくれます。コンボパーツでなくとも使いやすい!

墓地利用、死亡起因などで構成されるこのデッキ、相性の良いコンボがもうひとつ!

ヒバリコンボ

  1. 《目覚ましヒバリ》を場に《霊体の先達》を墓地に用意しておく。
  2. サクリ台によって《目覚ましヒバリ》を生け贄に捧げる。
  3. 《目覚ましヒバリ》のBIG能力が誘発。《霊体の先達》を対象とする。
  4. 能力が解決し《霊体の先達》が場に戻る。
  5. 《霊体の先達》のCIP能力が誘発。《目覚ましヒバリ》を対象とする。
  6. サクリ台を起動し《霊体の先達》を生け贄に捧げる。
  7. 以下繰り返し。

上記の手順で無限ループ、無限サクリ台起動が可能です。
死亡が絡むコンボなのでやはりエレンダは無限パンプ。ドレイン三人衆がいれば、それだけで勝利です。


《冥府への貢ぎ物/Infernal Tribute》
パーマネントをワンドロ―へと変換してくれます。カーミックコンボとの相性抜群!

サクリ台が《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》だった場合、上記カードを絡めれば無限ドローが成立します。デッキから無限マナの注ぎ先をサーチしてフィニッシュ!
注ぎ先は無論《歩行バリスタ》です。もうあいつ一人でいいんじゃないかな…

さらにエレンダを絡めたもう一つの無限ループコンボを搭載しましょう!

死して屍拾う者なし


《屍賊の死のマント/Nim Deathmantle》
悪だくみによく使われる装備品。強化とゾンビ化はオマケです。

薄暮薔薇、エレンダが死亡したとき、絆魂を持つ白の1/1の吸血鬼(Vampire)クリーチャー・トークンをX体生成する。Xは、薄暮薔薇、エレンダのパワーに等しい。

エレンダにはもう一つの能力があります。
彼女が死亡したことにより、パワーに等しい数のトークンを生成します。
この能力は統率領域に戻ってしまうと誘発しないので注意しましょう!
2020年のルール改定により、死亡後に墓地に領域移動し、その後、状況起因処理により統率領域に戻ることが可能となりました!
つまりどういうことかというと、

死亡誘発をさせてから統率領域に戻れる!

いままで誘発させにくかった能力もバンバン誘発させてやりましょう!
恐れることなく巨大化し、それに恐れをなしたプレイヤーからの妨害さえも実質アド。
さらにこれらのコンボを突っ込んで完璧です。その名も――

エレンダ無限転生!

  1. 《薄暮薔薇、エレンダ》とクリーチャー1体と《屍賊の死のマント》と《アシュノッドの供犠台》を場に揃える。
  2. エレンダに《屍賊の死のマント》を装備する。
  3. 《アシュノッドの供犠台》を起動し、クリーチャーを生け贄にし(◇)(◇)を生む。
  4. 《薄暮薔薇、エレンダ》の能力が誘発。+1/+1カウンターが乗る。
  5. 《アシュノッドの供犠台》を起動し、エレンダを生け贄にし(◇)(◇)を生む。
    ※この際に統率領域に戻さないこと。能力が誘発しません。
  6. 《屍賊の死のマント》の能力が誘発。(◇)(◇)(◇)(◇)を使い、エレンダを場に戻す。
  7. エレンダが死亡したことにより、能力が誘発。パワーが4のため4体の吸血鬼トークンが生成される。
  8. 吸血鬼トークンを《アシュノッドの供犠台》でマナに変換する。
  9. 以下繰り返し。

これにより無限トークンと無限マナが成立!
これと死亡誘発パーマネントを組み合わせれば無限に誘発し、勝利をもたらしてくれるでしょう!
スタックで墓地やエレンダを抜かれると不発となるので気をつけましょう!

プレイングガイド

プレイングの流れ

  1. マナ加速から《薄暮薔薇、エレンダ》を場に出す。
  2. 布告除去などを使って場のクリーチャーをお掃除する。
  3. パワーアップエレンダで殴り込む。
  4. 倒し切れなければ無限コンボで仕留める!

勝ち筋

  1. どつく
    《薄暮薔薇、エレンダ/Elenda, the Dusk Rose》+布告除去勢
  2. ぺブルス
    《永劫の輪廻/Enduring Renewal》+《ブラッド・ペット/Blood Pet》+死亡誘発
  3. カーミックコンボ
    《目覚ましヒバリ/Reveillark》+《霊体の先達/Karmic Guide》+サクリ台
  4. エレンダ無限転生
    《薄暮薔薇、エレンダ/Elenda, the Dusk Rose》+《アシュノッドの供犠台/Ashnod’s Altar》+《屍賊の死のマント/Nim Deathmantle》

苦手

墓地対策は要注意。コンボに入れなくなります。
色的に置物に触るのはそこまで得意ではないので、万能除去や置物除去はタイミングを見極めましょう。むやみに使うと詰む危険性あり!

またデッキの方向性的に《鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons》は天敵中の天敵。除去機能がほとんど効かない上に空からマウントを取られてしまいます。

その他の生物デッキ相手には滅法強いのですが、呪文を主体とするデッキ、とくに青系全般にはほぼ無力です。
周りのプレイヤーを唆して率先して青を倒しましょう!

まとめ

イクサランの吸血鬼、その元締めたるエレンダデッキ、いかがでしたでしょうか。
《墓穴までの契約》はド派手かつ拘束力が強く、全員からのヘイトを買うこと間違いなしですが、一度張れば盤面における主導権は握ったも同然!
エレンダとの組み合わせで巨大化した彼女でぶん殴ってやりましょう!

コンボは全体が一波乱起こって、みんなの体力が落ちた瞬間にズバっ!
色的に呪文の空中戦にはほぼ参加できないので、良い意味で無視されので、虎視眈々とチャンスを待ちましょう!

ではでは次のジェネラルでお会いしましょう!
素敵な統率者ライフを!

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